コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- ある男の子と女の子の話【短編集】参照300感謝!
- 日時: 2016/01/05 19:55
- 名前: 希柳 (ID: pR7JxfSl)
幸せの形は人それぞれ
愛する形も人それぞれ
でもね、人を愛する気持ちは同じだと私は思う。
私は私の筆で道を描く。
不可能なんていわせない。
ウサギの素顔 >>1
ドがつく二人 >>2
彼と彼女の日常会話 >>3
気持ちの答え >>4
好きな人 >>5
幼馴染の立場 >>6
愛=鎖 >>7
鎖=愛 >>8
僕がピエロになった夏 >>9
イジョウアイ >>10
イジョウアイ【挑戦状】 >>11
【参照200突破記念】女子会 >>12
- 鎖=愛 ( No.8 )
- 日時: 2015/11/16 00:21
- 名前: 希柳 (ID: yLYdLExj)
知ってるんだ。
君がもう僕になんの感情も抱いてないこと。
いつからか
「愛してる」
そう言って何も返してくれない君に気づいていた。
愛してるというたびに君の顔が歪んでいることに気づいていた。
でもやっと君を手に入れたんだ。
離すことなんてできない。
できないんだよ。
分かってる。
君にとって愛してるっていう言葉が鎖になっているってこと。
だから僕は君を縛るために今日も言う。
「愛してる。」
あぁなんて寂しい言葉なんだろうか。
fin.
- 僕がピエロになった夏 ( No.9 )
- 日時: 2015/12/05 19:22
- 名前: 希柳 (ID: yLYdLExj)
ミーンミンミンミン
蝉が鳴いている。
あぁ、あの日もそうだった。
雲ひとつない快晴の空と辺りに響く蝉の声。
忘れるなとでもいうように暑い日差しが僕をさす。
あの日から10回目の夏がきた。
何も変わらない。
瞼を閉じれば生々しくその時の君の顔に声に、眩しい空に夏のにおいを思い出すことができる。
『私はなんで生きてるのかしら。』
自嘲しながら薄く笑った君の顔。
『ねぇ、そう思わない?』
ユラユラと不安定に揺れる君の体。
『皆が笑ってても私は笑えない。皆が泣いてても私は泣けない。皆がなにをしてても私は何も感じられない。』
学校の屋上の柵の向こう側でこっちを見てる君。
『ナギにはきっとわからないだろうね。』
僕にむかって言った声はなんの感情も含まれていなくて。
『ーーーーーー。』
傾いていく君をなにもできずに見ていた。
グシャ
下の方で肉が潰れた音がする。
キャー!
誰かの叫び声がする。
空は相変わらず快晴のまま。
ねぇ、レイ。
君は僕にはわからないって言ったでしょう?
今わかったよ。君が感じていた事が。
だって悲しくないんだ。
入学式から今まで仲良くて、大好きだった君が今、僕の目の前で消えていっても何も感じないんだ。
涙も出ない。
「可笑しいな。」
あぁ。
誰かがくる足音がする。
泣かなければ。
泣かなければ。
気づかれてしまう。
ばれてしまう。
泣かなければ。
他人を騙し、自分も騙すように感情を操らなければ。
わかったよ。
君の最後の言葉。
『ー私はピエロになることに疲れたわ。』
そう言った君思いが。
ミーンミンミンミン
蝉はなき続ける。
ピエロが死んだ日、僕はピエロになった。
誰にもばれぬように、怪しまれぬように
今日も僕は感情を操るのだ。
それから10年。
君が死んで僕がピエロになったあの日から10年。
何も変わらない。
僕は今日も騙しながら生きていく。
fin.
- イジョウアイ ( No.10 )
- 日時: 2015/12/09 22:49
- 名前: 希柳 (ID: yLYdLExj)
ある一軒家に男性と少女が住んでいました。
彼女は彼を「トワ」と呼び、
彼は彼女を「ミワ」と呼んでいました。
二人は深い愛で繋がっていたものの彼の愛しかたは“異常”という言葉があてはまりました。
彼は異常に彼女をアイシテいました。
あるとき、彼は彼女に言いました。
「いいかい、ミワ。僕が良いと言わないかぎり君は何も食べてはいけないよ?」と。
彼女は「わかったよ、トワ。」と言ったものの空腹には耐えられませんでした。
彼は自分が作ったもののときしか、食べていいと彼女に言いませんでした。
2日ぐらい、彼女は食べられない日が続きました。
彼女は我慢の限界でした。
そして給食を半分食べてしまった時、彼はものすごく彼女を怒りました。
「お前は悪い子だ。お仕置きが必要だな。」
そう言うと彼は彼女を地下の部屋に閉じ込めてしまいました。
それから彼女は1週間何も食べられない日々が続きました。
感じたことのない苦痛に彼女は戸惑い、頭が可笑しくなりそうでした。
その1週間の間、彼は彼女の前で食事をとり続けました。
彼女を見つめながら毎日1週間もの間、彼女の前で食べ続けました。
そして1週間がすぎ、食事を食べようとした彼女は食べ物を体が受けつかなくなっていることに気がつきました。
食べては胃が暴れだし、喉まで酸っぱいものが込み上げてくる。
彼女は絶望を味わいました。
そんな時、彼は彼女に紙とペンを渡しました。
彼女は絵を描くことが好きだったのです。
それから彼女は絵を描くことに集中し、毎日を暮らしていました。
ある日、彼女は彼に言いました。
「数字が大きいっていうことは愛が深いってことなのよ」と。
彼はその意味を理解することができませんでした。
次の日、いつものように彼が彼女の描いた絵を見ようとしたら紙には大量の数字がかかれていました。
【55 1 582 54 1 5846………】
数字は長く続いていました。
それから毎日紙には大量の数字が書かれるようになりました。
5枚になった頃でしょうか。
6枚目には数字ではなく、こうかかれていました。
【“愛”はなくならないで“愛”までいくともっと深くまた愛す。】
彼はこの手紙をみた時、今までの数字の意味がわかりました。
彼は彼女をみてうなずき、6枚目の紙に数字を書き、
「そうか。ミワは英語が好きだったね。」
そう呟きました。
2ヵ月後、近所の人たちから、隣の家から血生臭いにおいがする。という苦情がでたため、注意をするために警察はある一軒家に入りました。
明かりもなにもつけてなく、臭いが部屋中に充満していました。
吐きそうになるのをおさえ、警察は階段を降りていきました。
降りた先の扉は開いており、部屋には2体の死体がありました。
2体とも胸に何かが刺さったあとがあり、近くには包丁が置かれていました。
fin.↓↓↓↓
【挑戦状】次の記事に、5枚の紙に書かれた数字と彼が6枚目に書いた数字を書きます。
暗号を解いてみてください。
ヒントは物語にかくされています。
二人は何を思い*んでいったのか。
数字の意味とは?
どうか、挑戦状を受け取ってくださると光栄です。
- イジョウアイ【挑戦状】 ( No.11 )
- 日時: 2015/12/09 23:03
- 名前: 希柳 (ID: yLYdLExj)
☆1枚目
【55 1 582 / 54 1 5846 55 583 53 / 58484 5841 5847 / 582 5841 5845 5846 / 2 58484 / 5846 54 51 / 58482 5841 5844 581 4 / 1 583 4 / 1 582 / 581 5841 58481 55 583 53 / 582 5841 5845 5846 / 2 58484 / 5846 54 51 / 58482 5841 5844 581 4 / 58487】
☆2枚目
【55 / 581 5841 58481 51 / 58484 5841 5847 / 582 5841 5845 5846 / 2 58484 / 5846 54 51 / 58482 5841 5844 581 4 / 1 583 4 / 54 1 5846 51 / 582 5841 5845 5846 / 2 58484 /5846 54 51 / 58482 5841 5844 581 4 / 58487】
☆3枚目
【55 / 1 582 / 582 1 4 / 58486 / 1 583 4 / 55 / 581 5841 58481 51 / 58484 5841 5847 / 58487】
☆4枚目
【55 52 / 55 1 582 / 57 55 581 581 51 4 / 2 58484 / 58484 5841 5847 / 58486 / 55 1 582 / 54 1 5842 5842 58484 / 58487】
☆5枚目
【582 58484 / 5841 583 581 58484 / 4 51 1 5844 / 5842 51 5844 5845 5841 583 / 58487 / 5842 581 51 1 5845 51 / 57 55 581 581 / 582 51 / 2 58484 / 58484 5841 5847 5844 / 54 1 583 4 / 58487】
★彼が6枚目に書いた数字
【55 1 582 / 581 5841 58481 55 583 53 / 58484 5841 5847 / 582 5841 5844 51 / 5846 54 1 583 / 51 58481 51 5844 58484 5841 583 51 / 58487 / 55 / 4 5841 / 583 5841 5846 / 5845 51 5842 1 5844 1 5846 51 / 58484 5841 5847 / 58487】
分かった方はコメントにどうぞ!
悪コメはやめてください!
気に障ることがありましたら理由次第で削除いたしますので言ってください。
- 【参照200突破記念】女子会 ( No.12 )
- 日時: 2016/01/04 00:55
- 名前: 佑 (ID: pR7JxfSl)
!注意!
これは突破記念に書いたもので本編とは関係ないです。
しかも死んだ人がよみがえったりしてます(笑)
では、どうぞ!
〜ある日のコト〜
?「はーい!さぁさぁやってまいりましたっ!女子会!なんと作者は今までのキャラの女子全員で女子会をやらせるみたいだよ!」
?「きちんと書けんのかしら。」
?「さぁさぁ今回司会を務めますのは!ウサギの素顔に出てくる女子と、ドがつく二人に出てくる女子です!」
ド「名前がないの不便ね。」
ウ「作者が名前考えるのめんどくさかったんだって(笑)」
ド「ちっ。」
ウ「舌打ちとは…、さすがドsちゃん。ま、名前は置いといて今回出席するこの紹介から始めるよ!」
ド「テンションがうざいわ、あんた。」
ウ「まず最初は、彼と彼女の日常会話に出てくる女子でーす!」
彼「しくよろ!名前はないよ!」
ド「えー、続いて、気持ちの答えに出てくる笹塚捺さん。」
気「初めまして、捺です。」
ウ「はい、言いたいことはわかるけど次いきましょー!次は好きな人に出てくるポエマーだよ!」
好「ポエマーって紹介は失礼よ!」
ド「ポエマーは置いといて続いて、幼馴染の立場に出てくる女子。」
幼「よろしく」
ウ「次は、愛=鎖に出てくる女子だね!」
愛「よろー」
ド「続いて、僕がピエロになった夏に出てくる死んだはずのレイさん。」
僕「あの、死んだはずはいらないんじゃ。」
ウ「最後は、イジョウアイに出てくるミワちゃんだね!」
イ「よろしくお願いします。」
ド「多すぎるわ。」
ウ「紹介が途中で飽きっちゃったしね!」
彼「てか質問いいかしら。」
ウ「はいどぞ彼ちゃん!」
彼「なんで3人は名前がついてあるの?」
ド「ほんとよね。捺とレイとミワだっけ?」
好「確かに。でもフルネームがあるのは笹塚ちゃんだけよね。」
気「ですね。幼馴染との恋なんで名前あった方がいいんじゃないですかね。」
彼「そんなことよりさー」
僕「いや彼ちゃんが言い出しっぺだよね?」
彼「なんでレイさんとミワちゃん生きてるの?」
イ「さぁ?大人の事情じゃないですかね。」
ウ「作者の都合だってー。」
幼「その前になんでいきなり女子会なんて始めるの。」
ド「あー、参照200突破記念らしいよ。」
ウ、彼、「200!?」
気「おー、おめ“ど”とうございます!」
好「えっ!私のあのポエムが200人以上の人に見られたってこと!?」
幼「おめでとうございまーす」
愛「おめ!」
僕「へー、すごいじゃない」
イ「すごーい。」
ウ「司会者の私でも知らんかったよ!じゃ、とりあえず言っときましょー!」
ウ、ド、彼、気、好、幼、愛、僕、イ「参照200突破感謝です!」
ウ、彼「決まった!」
ド「(あぁ、似てるバカが二人いる。)」
僕「で、なんか話す内容とかあるの?」
ウ「それなんだけど、それぞれの作品にコメントだってー。」
気「そうなんだ!じゃあまずは、ウサギの素顔から?」
ウ「私のからか。緊張すんね!」
ド「ウサギの素顔は、リア充してんなって感想につきるわね。」
彼「それ分かる!なんだコイツら!って思ったー!」
イ「でも、あれが愛なら刺激が足りないな。」
僕「ミワちゃんはそうかもね……。」
愛「でもお互いがお互いを思ってていいんじゃないかな。」
幼「そう?あんなの付き合ってもすぐ別れるわ。」
好「でも片想いよりはマシよ!」
ド「そうね。いきなりポエム書くのよりはマシね。」
好「……やめて。結構気にしてるんだから。」
ウ「皆、私たちに好きとかそんな感情はないからね!?」
彼「はい、嘘つきはほっといて次いきましょー!」
幼「次はドsちゃんか。」
イ「あれもリア充だったよね。刺激はウサギの素顔よりはあったけど。」
好「あれはあれでなんか愛仕方がズレてたような……。」
僕「まぁ主人公なだけよくない?」
愛「そっか。僕が(以下略)は主人公じゃないのかw」
彼「二人とも性格にてるからお似合いだったよ!」
気「確かに似てたよねー!なんか大人な恋って感じ!」
ド「アンタ大人な恋みたことないでしょ、絶対。」
幼「ウサギの素顔とリア充ってとこは似てたよね!」
ウ「私たちはリア充じゃないってば!」
ド「次は彼ちゃんね。(スルー)」
ウ「スルーされた。あ、でも私はあの感じ好きだな!」
イ「会話のキャッチボールができてなかったよね。」
気「ちょっと男の子がふべんだったな。」
愛「それを言うなら不憫ね。まぁ、でも楽しそうだったなぁ。」
ド「私が男だったら一発殴ってたけどね。」
幼「こわー。でもあんなに仲がいいのは純粋にうらやましいかな。」
僕「私は何も感じなかったけど、まぁよかったんじゃない。」
好「僕さん!最初のいりますかね?ま、私は微笑ましかったにつきるな。」
彼「ま、私今リアルを充実してるんで(笑)」
ウ「リア充はほっといて次いこ!」
気「ウサギちゃんが言わないでよ(笑)えーと次は私のやつだね!」
ド「名前がついてんのが果てしなくうざい。」
好「ドsちゃん。それ感想なの?私は幼馴染で恋はいいと思う!」
幼「私は幼馴染を振ったしなんともいえないけどねー。」
僕「幼馴染の恋か。憧れはあるよねぇー。」
イ「私は刺激がある方が憧れる。」
ウ「ミワちゃんはね。幼馴染ほしかったなー!」
愛「ウサギちゃんはいるでしょ、彼氏。」
ウ「いないってば!」
彼「私と同じリア充!今のところみーんなリア充だね!」
好「なに?私にケンカ売ってるの?」
ド「あぁ。あんたのはポエムで報われなかったものね。」
イ「ドンマイ、好きさん。」
愛「うん、でも、ほら!すぐ新しい人みつかるよ!」
僕「あの恥ずかしいポエムは黒歴史ね(笑)」
ウ「そーゆーときもある!落ち込まないで!」
彼「も〜一回見てこようかな(笑)」
好「お願いやめて!」
幼「好きさん必死すぎ!」
気「リア充でごめんね(笑)」
好「あー!もういいわ!次は幼いちゃんよ!」
幼「あれなんで私にも名前くれなかったのかしら。」
ウ「てか幼いちゃんモテモテだったよね!」
気「もうすぐ幼馴染の恋にいったのにね。」
ド「わたしからしたらいい選択ね。告白もできない男子なんてクソよ。」
イ「厳しいですね、ドsさんは。私もそうだと思いますけど。」
彼「でもありがちな話だったよねー」
好「まぁ言われればねー。」
愛「捺ちゃんの方がありがちだと思うけど…」
僕「とりあえずあなたもリア充ね。さっさと次いきましょ。次は愛ちゃん」
愛「あ、私かー。」
ド「でもあれは振るならふりなさいよって話なのよ。」
イ「でも縛り付は悪かないですね。」
気「イーちゃんなんか違う話になってない?」
ウ「愛されてんねー」
僕「男もなかなかやるわよね。自分視点のもあるし」
幼「そこなの?でも結局どうなったの?」
好「別れたんじゃないかしら。」
彼「好きさんの願望は聞いてないよ。でも別れたのかね?」
愛「え?今じゃラブラブに元通りだよ?」
ウ「…次は僕ちゃん!」
僕「私か。私は恋愛要素ないわね。」
ド「でもずっと好きだった君がって言葉なかった?」
彼「あ!あったかも!」
好「あれは微妙なせんよね。」
幼「でも、この短編集は恋愛なんで恋がなきゃダメじゃないですかね?」
イ「そういえばそうかもね。」
ウ「確かに!」
愛「れ、恋愛にしときましょ!」
気「(作者恋愛ってこと忘れてたな。)」
僕「まぁいいや。次いこっか。次が最後でイーちゃんだね!」
イ「私?」
ド「てかさ、なにあの挑戦状って。」
ウ「それね!作者調子乗ったよね!」
愛「内容も内容だし…作者は何をしたかったの?」
好「でもまさか最後死んじゃうなんてなー」
幼「私は何となくわかってたよ。」
僕「わかりやすかったよね。」
彼「そういえば作者暗号作るの疲れたって言ってたよね!」
気「あれだれかやってくれた人いたの?」
イ「一人もいないって嘆いてたよ。」
ド「調子乗ったからよ。」
ウ「ま、ショーがないよね(笑)」
女子会は次の日まで続いた。
ちなみに…
ウサギちゃんは女子会の次の日に付き合いましたとさ(笑)
fin.
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