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TWINアイドル〜姉妹の秘密〜
日時: 2015/08/17 23:17
名前: 久遠 ◆rGcG0.UA8k (ID: FvYbH6zw)

——TVに映る姿を見て2人は思った

本当にアイドルとしてデビューしたのだと

TVに映ってからの日々は日常をどんどん塗り替えて——
私達はとある人気グループと共演することになる

そして、知られてしまう
私達の秘密を————



閲覧有難うございます
こちらは芸能界関連の恋愛ものとなってます
姉妹の両方をヒロインとする予定で、2人は全然違いタイプなのでどちらかには共感してもらえるかと思っております
文才などはありませんが、どうぞ緩っとお読みください
by久遠

目次
人物紹介>>1
ぷろろーぐ>>2

Page:1



Re: TWINアイドル ( No.1 )
日時: 2015/08/17 17:49
名前: 久遠 ◆rGcG0.UA8k (ID: MLajaLHR)

人物紹介

【ヒロインプロフ】
双葉朱音/ふたばあかね 18/O型
赤茶のミディアムヘアでポニテの時が多い。琥珀色の瞳とほんのり焼けた肌
胸はEカップで可愛い系。身長は160cm
明るく社交的で考えるより行動する方が得意。運動神経に恵まれているが勉学は苦手
歌が音痴なのが悩みで細かい作業が苦手
新人アイドル【音宮朱音】として活動している

双葉碧音/ふたばあおい 20/B型
黒髪ロングでハーフアップにしてる事が多い。眼鏡をかけていて瞳は琥珀色
肌が白く美人系で胸はCカップ。身長は157cm
人見知りで特に男性が苦手、この年までまともに話したことがない
努力家だが体力がなく運動は苦手。歌が上手く楽器などの演奏も得意
【音宮朱音】の裏方担当、音痴な朱音に代わって歌を歌ったり作詞作曲等をしたりする
それ以外の時は朱音のマネージャーとして働いている

【NOWARUメンバープロフ】
夜神雪斗/やがみゆきと 18/A型
白髪で耳にルビーのピアスをつけている。瞳は紅、身長は172cm
やや口が悪い問題児。ただ歌にかける思いは人一倍強く努力も人よりしている
自分に誇りを持っていて妥協出来ない性格、すぐ挫折する奴が理解出来ない
【NOWARUのメインボーカル】で今人気のアイドル
【YUKITO】として活動しており、明るさと無邪気さが武器で時折見せる真剣な表情にファンは夢中だとか

如月溯/きさらぎさく 19/AB型
黒髪ショートでやや天パ。瞳は金色で肌が白く細いスタイル。身長は176cm
天然S、無意識に恥ずかしいセリフを言ってのける隠れS
気分が乗らない時は毒舌になったりも。また何処でも眠れる特技を持つ
【NOWARUの作曲家】だがボーカルでもある
【SAKU】として活動していて作曲意外にも作詞したり、モデルもやってるとか
ただ作詞や作曲は気分が乗らないと出来ないらしい

氷室螢/ひむろけい 24/O型
紅い髪でオールバック。瞳は朱色、身長は180cm
見た目に反し落ち着いた性格でリーダー的存在
容姿から誤解を受けることも多いが、お兄さん的性格である
メンバーで1番力が強く2人を同時に抱えるのも余裕でやってしまう
【NOWARUのリーダー】でありダンスヒッターでもある
【KEI】として活動していて2人の保護者的存在でもある
そのせいか、2人のスケジュールまで把握してるなんてことも

【その他人物】
榊煉/さかきれん 30/AB型
黒髪ポニテで右目下辺にホクロがある。整った顔立ちでモデル並にスタイルがいい
事務所を設立した張本人であり、NOWARUの育て親でもある
知的で温厚な性格に見せかけて実は計算高い一面も……

水原葉月/みずはらはづき 26/A型
薄茶の髪で少しつり目、笑顔が良く似合う
優しく前向きな性格だが何かと苦労が耐えない残念な人
榊に仕える部下で朱音達をスカウトし手助けする

補足……

【NOWARU】
黒い洋風の服を纏ったヴァンパイアがモチーフのグループ
色気ある3人に世の女性は虜になってしまうとか
歌う曲はロックからバラードまで様々、その全てをSAKUが作っているという

Re: TWINアイドル ( No.2 )
日時: 2015/08/17 17:50
名前: 久遠 ◆rGcG0.UA8k (ID: MLajaLHR)

ぷろろーぐ

とある休日のよく晴れた日。
碧音と朱音は2人で服を買いにショッピングモールに来ていた。

「よーっし、今日は沢山買おっと!」
「それはいいけど、お金使いすぎないようにね」

はしゃぐ朱音に対して碧音は苦笑混じりにそう突っ込む。
言い忘れていたが2人は姉妹なのだ、朱音が妹で碧音が姉である。

「分かってるよーっだ! だから早く行こっ!」
「はいはい……って手を引っ張らないでよ!」

碧音の抗議など聞こえないかのように朱音は店内へと足を早めて。
そのまま服を見たりアクセサリーを見たりするうちに時間は過ぎていった。

「うーん、次はどこ見よっかなー」
「朱音、ちょっと待って……休憩しよ?」

何軒もの店を朱音に引かれるままに、3時間以上連れ回された碧音は体力の限界だった。

「もーっ、しょうがないなぁ」

ムゥと頬を膨らませる仕草をする朱音だったが、近くにあったベンチに座る。
それを見て碧音はホッと息を吐いてから朱音の隣に座った。

「ごめんて、でも有難う」
「いいよー、この後もまだまだ付き合ってもらうから!」

そんな会話をしつつ休憩をとっていると、不意にスーツ姿の男性が近づいて。

「すみません、お嬢さん方少しお時間いいでしょうか?」
「えっ」

急に声をかけてきた男に碧音は不信感を抱き困惑する。
それに気づいたのか男は懐から1枚の紙を取り出すと2人にに手渡した。

「芸能プロダクション……?」
「はい、わたくしはそこに務めていまして……お2人をスカウトさせて頂きたく思い声をおかけしました!」

言い切るなり頭を下げる男に碧音はすぐ断ろうとしたが……それよりも先に朱音が立ち上がって、

「あたし、その話詳しく聞きたいです!」
「つまりOKって事ですか! 有難うございます、詳しい事は事務所で話すので……」

と、碧音が何かをいう前にトントン拍子に話は進んで。
ハッとした時には車に揺られて事務所に向かう最中だった。

「あ、あの私はやっぱり……」

無理です、そう続けようとした碧音の腕を朱音が引く。

「お姉ちゃん、これはチャンスなんだよ!」
「チャンス……?」
「だってお姉ちゃん今まで1度だって彼氏とか出来たことなかったし……デビュー出来たら運命の出会いとかあるかもじゃん!」

朱音のいい分に呆気にとられる碧音。
まさか、そんな理由でOKしたというのだろうか。
そう考えて碧音は言葉を失った。

そうこう小声で会話するうちに車は停止して——

「つきました、ここが事務所です!」

言われるままに車から降りた2人の前には10階建て程のビル。
想像よりも遥かに大きかった事務所に碧音は血の気を失い朱音は満面の笑みを浮かべていた。

「中へ案内しますんでどうぞー」

男は言うなり2人をビル内へと案内して、受付で手続きを済ませてエレベーターへ乗り込む。
その間に会話はなく無言のままエレベーターは10階で止まった。

「社長ー新人候補連れてきましたーっ」

意気揚々と言ってからドアを数度たたき、部屋へと入る。
その後から朱音、碧音の順で続いて——

部屋の中央で鎮座する黒髪で整った顔立ちの男性と目が合った。
その瞬間、2人はその男性からいい知れぬオーラを感じて息を呑んだ。

これがTWINアイドル誕生まじかの瞬間である。


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