コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

世界終了ハウマッチ!?
日時: 2015/10/28 20:57
名前: 彩都  

初めまして、彩都(サイト)と申します。
四作目です。
帰宅途中に思い付いた五分クオリティです。
気楽にお読み下さい。

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Re: 世界終了ハウマッチ!? ( No.281 )
日時: 2018/08/05 22:58
名前: 彩都  

「あっ」
「あっ」
「あっ」
「あっ(はぁっ?)」
祐介、春華、先宮さん、アリスの言葉が重なった、そして、春華は急いでハッとして、スマホを確認する、スマホの時間を確認し、『最初に入ったのはー』と、考える。
「……何、涼んでるんですか……?」
祐介はそう言って、その場で呆れる、もう呆れるしかない、何故なら、『暑い自分達に対し、呑気に冷たいドリンクを飲んでいる』からだ──流石にアリスは『冷房魔法』を使っているから、抜きにするとしても──流石に『ゴールしたから、冷たいジュースでも飲んで待ってるよー』の、一言でも欲しかった所だ、だが、この意見は祐介だけの意見なので、言っても無駄だろう。
「……おじさん、ジュース飲みたい(いいでしょ?)」
最初に口火を切ったのはアリスだった、アリスのその発言を受けて、先宮さんは『あ、あぁ』と、頷いて、自販機の前に立つ、すると、先宮さんは祐介に『祐介君、何が飲みたい?』と、発言した、あまりにも不意の質問により、祐介は『あっ!?えっと……スポドリで……』と、返答した。
「スポドリね……アリスちゃんは何が飲みたい?」
「私?私は炭酸水がいいなぁ(冷たく刺激があるのが良い)」
「えっ?炭酸水?……まるで、お年寄りみたいな発言だなぁ……まぁ、いいけれど……」
先宮さんはそう呟いて、スポドリ、炭酸水を購入し、祐介、アリスに渡す、祐介は『有難う御座います』と、発言し、スポドリを飲む、アリスは『有難うー(美味そう)』と、言って、炭酸水を飲む、祐介はスポドリを飲んで、『矢張り体に染み渡るなぁ』と、思い、先程迄の考えを消す事にした、そして、アリスも炭酸水を飲んで、『うーわ、体に炭酸の刺激が染み渡るぅ!(最高だぁ!)』と、思う。
「さ、さて、一応勝負していたもんな、春華は!そ、それで!?俺達ペアと祐介君ペア、どっちが勝利したんだ!?」
そう言う先宮さんに対し、春華が『うぅむ……』と、唸りながら発言する。
「勝者は……祐介君ペア……流石に一分遅かったら、私達の勝利だったんだけどなぁ?」
「成程、ギリギリ勝利したって事かぁ」
「へぇ、凄い、私達……(やったぜ)」
春華の発言を受けて、祐介、アリスが喜ぶ、そして、先宮さんが『マジかぁ……』と、溜息を吐いて、悔しがっていた。
「それにしても、ギリギリの勝負だったわ、うーん、少し悔しいけれど、仕方無いわね」
「そうだね、それにしても、此処の中、暑くなかった?すっごく汗掻いたわぁ……」
「あっ、それ分かるぅ!暑いから、こうやって、涼んでいたんだぁ、流石にクーラー効いて欲しい……」
そう言う春華に対し、『分かる(分かるでほんま)』と、アリスが頷く。
「本当に暑かったよねぇ?流石に熱中症で倒れそうだったよ……(酷(こく)い酷(こく)い)」
「へぇ、そりゃ、そんな格好しているからでしょうよ……?まぁ、それにしても、熱中症にならなくて安心ね」
「うん、本当だよぉ?(マジ勘弁)」
アリスは春華にそう言って、春華の隣に座って、炭酸水を飲み続ける、相当暑かったんだな?『冷房魔法』でも、流石に『体の中』迄は冷やせなかったか……祐介はそう思いながら、ゆっくりと、涼しんだ──

「さて、どうしよう?これから?」
そう言って、先宮さんが頭を掻く、すると、春華がパンフレットを拡げ、とある部分を指差した。
「これはどう?『殺人事件の館(やかた)』っていうイベントは?お父さんなら、こういう事件系統、簡単だよねぇ?」
「え゛っ!?」
春華の、春華の突然な発言に父、先宮さんは衝撃を受ける、流石に本職だから、遊びみたいなアトラクションに本気に、ガチになってはいけないって……先宮さんはそう思いながら、冷や汗を掻く、そして、アリスがトドメを指す。
「ふむふむ、つまり、春華お姉ちゃんは本職であるお父さんと勝負したいって事だね!?(そうでしょ!?)」
「おぉっ!さっすがアリスちゃん!話がわっかるぅ!」
「でしょー!?(えへへー)」
「えぇっ!?」
先宮さんは同調する春華、アリスを見て、衝撃を受ける、さ、流石に本職だし……先宮さんはそう思い、祐介に目線を送る、すると、祐介は『あっ、厄介事を話されるな?まぁ、仕方無いか』と、判断し、先宮さんの隣に移動し、小声で『何ですか?』と、返答する。
「ゆ、祐介君は、春華達の意見に賛同するか?お、俺としては矢張り本職だし、勝てないと思うんだが……?」
「うーん、どうでしょう……?分からない振りを続けるっていう作戦は少々きつかろう……ど、どうしましょう?俺としては、『手を抜いて楽しむ』っていう方法をとりますが……?」
「な、成程、手を抜く、かぁ……」
先宮さんは小声で祐介と会話し、静かに納得する、ふむ、確かに本職だから、手を抜かないといけないのは分かる、で、でも!本職だからこそ『本気で戦いたい』っていう思いも有る!で、でも、手を抜かないといけない……い、一体どうすれば……!?先宮さんはその場で少々考え、静かに考える、そして『流石にイベントだし、簡単だよなぁ?それなら手を抜いても良いか』と、判断し、春華達と勝負する事を考える。
そして先宮さんは仕方なく、『手を抜く』事にし、『わ、分かったよ、戦えばいいんだろう?』と、発言した──

Re: 世界終了ハウマッチ!? ( No.282 )
日時: 2018/08/08 22:56
名前: 彩都  

「よ、よし、『殺人の館』へと向かおうか、春華、案内宜しく」
「あっ、うん」
仕方なく折れた先宮さんはそう言って、さっさと、事件を解決すべく、春華達を急かす、すると、春華が『うーわ』と、落胆する。
「ど、どうしたんだ春華?そおんな声を出してぇ?」
巫山戯る様に言う先宮さんに対し、春華が『案外遠い』と、発言する。
「へぇ、案外遠いのか、ふむ、時間はあるし、大丈夫じゃないか?」
「確かに」
「そうだねぇ?(だよねー)」
春華の発言に対し、先宮さん、祐介、アリスが返答する、そして、春華が『そ、そう?』と、言い、立ち上がって、指で場所を示し、発言した。
「それじゃあ、さっさと行きましょうか」
「あぁ」
春華はその場で、飲み物を全て飲み切り、ゴミ箱に捨てて、迷路の部屋を出る、祐介達も飲み干して、走って、春華の後を追う──

「それにしても、先宮さんはどんな事件を扱っているんです?誘拐?殺人?それとも、犯人捜査?」
走っている途中、祐介が先宮さんに言う、先宮さんは静かに返答する。
「えっ?あぁ、殺人事件だな?大まかに言えば、密室とか、怨恨の殺害とか、色々あるけど、俺の場合は頭が悪いから、力仕事が多いな?例えば現行犯逮捕とか、犯人の家に突入して、手錠をかけたりとか?」
「成程……じゃあ、犯人逮捕以外に何もしないんですか?」
「するにしてもパトロールぐらいかなぁ?俺は基本的に事件を解決する方じゃなくて、逮捕して捕まえる方だから……」
「へぇ……」
祐介は先宮さんの説明を受けて、『成程なぁ』と、思う、それにしても、それって、、案外大変な奴だよなぁ?祐介はそう思いながら、春華を見た。
「もうすぐ辿り着くよぉ」
「分かったぁ」
「へぇ、案外近く感じるなぁ?」
「つ、疲れた……(地味に遠い)」
先宮さんの会話が終わった後、春華が場所の距離を言う、祐介、先宮さん、アリスが反応する、そして走り続けて、軽く五分が経った、すると急に春華が立ち止まり、一点を指差し、『此処だよ!』と、言う。
「……へぇ、本当に館なのかぁ」
「えぇ、そのようね……」
「それにしても、どんなトリックがあるだろうか?どんな謎解きがあるだろうか?」
「さぁ?それは見て見ないと分からないわよ?」
「まあ、そうだよなぁ……?」
春華は祐介の発言に返答し、そして、祐介達四人は『殺人の館』へと、突入した──

「いらっしゃいませぇ、ようこそ『殺人の館』へ?えーと、お客様は何名で?」
「四名、大人三枚、ガキ一人」
「分かりましたぁ」
先宮さんが受付嬢にお金を払って、チケットを受け取る、そしてチケットを祐介達三人に配る。
「この『殺人の館』は初めてですか?」
「初めてだ、全員」
「そうですか、分かりました、それでは、説明します……」
受付嬢はそう言って、少しくしゃくしゃになった説明書を見せて、祐介達四人に説明する。
「まず、どんな殺人事件を解きたいかにも寄ります、此処は何種類かの殺人事件があります、密室殺人、自殺に見せた他殺、館の中の殺人事件、事故死に見せた殺人等、色々な殺人事件の部屋があります、そして、どれか一つの部屋を選択し、挑んで下さい、見事事件を解決されると、殺人事件解決成功と、なります、此処で質問はありますか?」
「そうだなぁ……登場人物は部屋によってまちまち?」
「はい、まちまちです、他に質問は?」
「……一応、その部屋の中でトリックは完成しているんですか?何か部屋を出て、証明とかは……?」
「そんな探偵番組、探偵漫画みたいな事はしなくても良いです」
「成程」
「それでは、他に質問は?」
「えーとねぇ、このトリックとかって、私達、小さい子でも解けるの?(どーなのー?)」
「さぁ?流石に察しの良い子なら、、解けるのでは無いでしょうか?検証をしたかったんですが、生憎小さい子が居らず、今迄に体験した子から言わせて貰いますと、『簡単だった』、『難しい』、『解けない、時間制限め』と、言っておりました」
「時間制限?何それ?」
「あぁ、次の参加者の為に時間制限があるんですよ、だから、その時間制限以内に回答し、推理をして、解いて欲しいんです」
「成程……えっと、質問、どれが一番簡単です?」
「……ノーコメントです」
祐介がそう言うと、受付嬢は無言を貫いた、成程、流石にそれは言えないか、先宮さんはそう思い、『それじゃあ、簡単に解ける密室殺人事件でもしようか』と、発言する。
「……密室殺人ですね?分かりました、それでは、奥に進んでください、看板の通りに進んでもらえると、すぐに到着します」
「成程……有難う御座います」
「いえいえ?それでは、頑張って、密室殺人を解いて下さい、ご健勝を」
受付嬢はそう言って、頭を下げる、ふむ、密室殺人かぁ、石動先生でも密室とか、推理作品は描いていないから、解けるかどうかは不安だ、祐介はそう思いながら、先に進む先宮さん、春華、アリスの後を追う──祐介達四人が密室殺人を解けるかは、密室殺人の難易度による──

Re: 世界終了ハウマッチ!? ( No.283 )
日時: 2018/08/11 22:57
名前: 彩都  

祐介達四人は看板にそって、前に進んでいく、すると、目の前に四つの部屋があった、一番左端は『密室殺人の部屋』、その隣は『入水(じゅすい)殺人の部屋』、次に『火あぶり殺人の部屋』、そして一番右端に『アナフィラキシーショック殺人の部屋』と、書いてあった、その前に一番右端の『アナフィラキシーショック殺人の部屋』って何なんだよ?と、四人は思ったが、その前に、一番左に存在している『密室殺人の部屋』を攻略しなきゃならない事を思い、少しドキドキしながら、道を逸れ、『密室殺人の部屋』に突入した。
「えぇと……此処で良かったかな?」
「うん、此処だろうね?」
「ってか、何でカキ氷を配布している訳……?(不思議)」
「そりゃ、部屋の中が暑いからかぁ?」
アリスの発言に首を傾げる祐介、すると、かき氷を作っているお姉さんが四人にカキ氷を渡す、カキ氷にシロップは掛かっていない。
「お客様は『密室殺人の部屋』に向かう方ですか?それなら、これをどうぞ」
「あっ、はい、有難う御座います……」
「有難う御座います……」
「美味そう(でも、シロップが……)」
「えっ?いいんですか?これを貰っても?」
「いいんですよ、何故ならこれはカキ氷屋の氷室(ひむろ)さんが『推理している間、頭を冷やして、問題を解いて下さい』って、意味で渡しているので」
「なぁるほど……」
「後、シロップは御自由にお使い下さい!」
「ほう、シロップは自由、と……それじゃあ、早速使おうか」
「そうだねぇ」
祐介はカキ氷を渡したお姉さんに話を聞き、成程と思って、カキ氷にシロップをかける、祐介はブルーハワイ味のシロップを、春華はイチゴ味のシロップを、先宮さんは甘い練乳のシロップを、アリスはメロン味のシロップをかけて、カキ氷を食べる、そして四人はお姉さんの案内で、『密室殺人の部屋』へと、入室した──

『ど、どういう事ですか、これは……!?』
『ど、どうしたんですか!?って、これは……殺人事件!?まさか貴方が……!?』
『し、知るか!?私が来た時にはもうこんな状態に……!?』
『私も知りませんよ!?私は氷室さんと共に来たから……』
『そ、そうだそうだ!私は伊豆垣さんと今さっき、此処に来たばっかだ!多分推理作品で言うなら、第一発見者の萱流さんが犯人だろう!?』
『ちょっと待って下さいよ!?私も今さっき来た時にこのような状況になっていたんです!だから、私は犯人ではありません!私が此処に入室する前に事件は起きていた!』
『嘘吐け!!どうせ犯人だから、言い訳をして、逃げようとしているんだ!伊豆垣さん、一緒に捕まえましょう!』
『は、はい!氷室さん!』
こうして、第一発見者である萱流さんは捕まってしまった、果たして萱流さんが被害者を殺害したのか、もしくは、それ以外なのか?さぁ、君達が謎を解くのだ!

「……成程、つまり、犯人はこの三人の内、どちらかって事か?」
「うーん、共犯の可能性もありますねぇ?」
「でも、密室でしょ?普通密室って、ペアでするの?」
「うーん、どういう内容だ……?(さっぱり分からない)」
祐介達四人は密室事件が起きる時の映像を見て、首を傾げる、そして、頭上で、『推理スタート!』と、声が聞こえ、とりあえず動く事にした。
「よ、よし、それじゃあ、分かれて、色々な人から話を聞こう!」
「あ、はい!」
「うん!」
「OK!(分かった!)」
先宮さんの発言を受け、祐介、春華、アリスは三人の犯人候補に話を聞きに行った、そして先宮さんは遺体を確認する──

まず、祐介は萱流さんに話を聞く事にした。
「え、えーと、お話良いですか?」
「お話?あぁ、事件の事かい?あぁ、いいよ、何でも聞いてくれ、私は無実だからね?」
「じゃ、じゃあ、お名前を先に伺っても?」
「私?私は萱流 惣一(かやながれ そういち)、氷像を作る仕事をしている」
「氷像?氷像って、氷の像って事ですか?」
「あぁ、そうだ、今回依頼があって、依頼者のこの部屋に来たんだ、んで、どんな氷像にするかってのも話を聞かないといけないからね、だから来たんだけど……まさか、依頼者が死んでいるとは、ねぇ……不謹慎だけど、初めて死体を見て、ドキッとしたよ、『人って本当に死ぬんだ』ってねぇ……おっと、やっぱり不謹慎だったか?」
「い、いえ、不謹慎では無いと思いますよ?『それ』って人間の半数以上が抱く疑問……というか、思いなんじゃないですかねぇ?っと、何はともあれ、お話有難う御座います」
「あぁ、頑張って私に無罪を叩きつけてくれよ?」
そう言って、萱流さんは祐介に手を振った、それにしても、犯人は一体誰なんだろう?祐介はそう思いながら、顎に手を当てる、流石に萱流さんは犯人じゃないよなぁ?だって、あんなに軽やかな言い返しだしねぇ?自分なら犯人とは思わない……っと、危ない危ない、忘れてた、一人で犯人を当てかけていた、まだ二人の意見を聞いていないのに……祐介はそう思いながら、アリス、春華の事情聴取を待った──さぁ、どんな意見が飛び交うのか、それは祐介には分からない──

Re: 世界終了ハウマッチ!? ( No.284 )
日時: 2018/08/12 23:08
名前: 彩都  

「えーと……あのぉ、お話、というか、事情聴取?ってのを行いたいんですが、お話、大丈夫ですかぁ?」
「ん?あぁ、大丈夫だが?えーと、君は?」
「私は探偵の先宮 春華(さきみや はるか)です、えーと、お兄さんの名前は?」
「私か?私は伊豆垣 京都(いずがき みやこ)と言う、京都と書いて、『みやこ』ってんだ、中々に珍しい名前だろう?」
「あ、あはは……確かに……それで、お話良いですか?」
「あー、そういう話だったな、忘れていた、すまんすまん、それで、何が聞きたいんだ?」
春華は伊豆垣さんに話しかける、そして、少しおちゃらけた伊豆垣さんに対し、少し安堵して、伊豆垣さんの話を聞いた。
「そうだなぁ?何処から話をされたい?」
「えぇと……それでは、此処に来た話を」
「分かった……えーと、私の職業はドライアイス屋だ、んで、私はドライアイスの受注を受け、此処に来たんだ、すると、彼の悲鳴が聞こえて、なぁ?だから、近くに来ていたあの小太りのおっさんと共にこの部屋に来たんだ、すると、あの縦に細い青年が被害者を見て、悲鳴を上げたっぽい、んで、あの小太りのおっさんが縦に細い青年を犯人に指名したって所、かな?生憎私は犯人とか興味が無いんだ、依頼があって此処に来ただけで、殺人事件に巻き込まれるのはもってのほかだからねぇ?……それで、他に聞きたい事は?」
「え、えと……貴方は悲鳴を聞く前は、何処に居たんですか?」
「えっ?あぁ、客間のドアの前だよ、一応メイドさんに『御主人様を呼んで来ますので、客間に案内します、客間で休憩しておいて下さい』って言われたからな?因みに依頼者である御主人様はメイド長以外のメイドとはあまり関わりたくないらしいから、私を案内したメイドはメイド長を探しに行ったらしい……だから、メイドやメイド長はこの事件の事を知らない、そして、私が客間の部屋に入ろうとした時に、この縦に細い青年の悲鳴が聞こえて、すぐさま悲鳴の方に来たって訳、これでいいかな?」
「あ、有難う御座います!御協力、感謝します!」
「いやいや?これ位は普通だ、探偵さん、私は無実だ、だから、さっさと、この事件を解決してくれよ?」
「あっ……はい!」
春華は伊豆垣さんにそう言われ、頭を下げてから、伊豆垣さんの前を離れた──とりあえず、祐介君の所に向かおう、春華はそう思いながら、祐介の所へと移動する──

「ねぇねぇ、お話いいー?(ちょっと聞きたい事があるんだけど?)」
アリスはそう言って、小太りのおっさん、氷室に話しかける。
「んっ?何だ君は?話?何だ?手短に済ませよ?」
氷室はそう言って、アリスを睨むが、アリスは静かに頭を下げた。
「カキ氷、有難う!美味しかったぁ!(うめぇ)」
「えっ?あっ、うん……有難う?そ、それで?話はそれだけかい?」
カキ氷の感謝をされ、少し笑顔になる氷室、だが、次の瞬間、話は変わった。
「んっ?いや、それもそうなんだけど?他にも聞きたい事があってね?事件って、どうやって起きたの?(よく分かんない)」
「えぇー、大まかに言えば、あの細長いお兄さんが悪いんだよ?あの細長いお兄さんが殺したんだよ、人を」
「へぇー……で、その時、おじさんは何処にいたの?(何処?)」
「えっ?私かい?私は外でカキ氷を配っていたんだ、ほら、玄関にお姉さんがいたでしょ?あれ、私の仕事仲間なんだ」
「へぇ、成程ぉ……あっ!そういえば、おじさんの名前聞いていない!おじさん、名前は!?(完全に忘れていた!)」
「えっ?今更!?え、えーと、私の名前は氷室 零次(ひむろ れいじ)っていう名前なんだ、君は?」
「私?私はアリス・マーマリアって名前なの!」
「へぇ、ハーフ?」
「いや?両親外国人だし、生まれも育ちもおじさんから見たら、外国だよ(ハーフとは失敬な)」
アリスはそう言って、頬を膨らませる、日本では、外国人と日本人の息子娘を『ハーフ』と、呼んだりするが、実際国際的な見方をすれば、『ハーフは差別用語』なのである、なので、本来だと、『ダブル』と、言った方がいいのだ、小太りのおっさん故、『ハーフは差別用語』という事を知らない、なので、遂、『ダブルの事をハーフと言ってしまった』のだ、それにアリスは少し怒ったのだ。
「成程なぁ?それにしても日本語が流暢だなぁ?それは何か日本語習ったの?」
「別に?何時の間にか覚えた、軽く五ヶ国語は喋れるよ(日本語、ロシア語、ラテン語、英語、フランス語の五ヶ国)」
「えっ?最近のハーフってそんなに出来るんだ……」
氷室さんは結構衝撃を受けた、すると、また『ハーフ』と聞こえたので、アリスは言う。
「だーかーらー!ハーフじゃなくて、『ダブル』って言えって!全国のダブルの人に失礼だよぉ!(もう離れる!)」
アリスはそう言って、春華、祐介が立って、喋っている所へと向かう、氷室さんは、『自分、何かした?』と、首を傾げながらキョトンと、目をまん丸にした。
全く……日本人失礼!アリスはそう思いながら、大きな溜息を吐いて、祐介達の所へと戻る──祐介、春華、アリスの三人が遂に集う、一体全体どんな話があるか、三人が話さない事には分からない──

Re: 世界終了ハウマッチ!? ( No.285 )
日時: 2018/08/15 22:34
名前: 彩都  

「おっ?来た来た」
「本当ね」
祐介の言葉を聞いて、春華が反応する、そして、マリアが『?(どうした?)』と、首を傾げる。
「ど、どうしたの?私を待ってたの?(マジ?)」
「あぁ、待ってたんだよ、のんびりとなぁ?それで、話し合いをしようぜ?誰が犯人なのか?」
「そうね、その方がいい、それじゃあ、私から言うわね」
そう言って、春華が先に言う。
「えーと……伊豆垣さんは、ドライアイス職人で、ドライアイスの発注があってこの館に来た、そして、客間で待機しようとしていると、悲鳴が聞こえて、あの小太りのおじさんと共に向かった、ってさ?」
「成程……それじゃあ、犯人はあの細い男性って事か……」
「そのようだね……私も『細い男性が犯人だ』って言ってたし(あの野郎、ダブルの事を……)」
祐介とアリスは犯人を細い男性、萱流さんを犯人にする、すると、『ちょっと待てよ?』と、祐介が言う。
「流石に早計かもしれないな?だって、萱流さんは『死体を見るのは初めて』って言っているのを思い出したから……多分違うかもしれない……」
祐介がそう言うと、アリスがツッコむ。
「お兄ちゃん、それは『自分で殺した死体を見るのは初めて』って事じゃない?もしくは『殺された後の死体を見るのは初めて』、とか?それを考えるにしても、後者は有り得ないだろうねぇ……(よって、犯人は萱流!)」
「だ、だよなぁ……」
アリスの発言を受け、静かに納得する祐介、そして次にアリスの話を聞く事にする。
「そ、そういえばアリスちゃんは?どんな話が聞けたの?」
「んー?私かぁ?そうだなぁ?あの細い男性が犯人って言ってた、後はダブルの事とか(あー、腹立つ)」
「だ、ダブル?何だそりゃ?アイスの事か?」
アリスのダブル発言に首を傾げる祐介、すると、春華が言う。
「えっと、それって、日本で言うハーフって奴よね?ハーフが差別的だって言われてるから、ダブルって言い方を……」
「おぉー?春華お姉ちゃん、よく知ってるねぇ?そうそう、そう言う事ぉ(大正解)」
「へぇ、ハーフをダブルねぇ……でも、言い方的に、少し混乱するな?それならミックスとかの方が良いんじゃねぇ?」
祐介がそう言うと、アリスが言う。
「んー?それでもいいよ?でも、出来るだけハーフは使うなって言いたいんだ(んだんだ)」
「ほぉー、そう言うのって、案外ヘイトが溜まるもんなのかぁ……」
祐介はアリスの発言を受けて納得する、そして、祐介、春華、アリスの三人は細長い男性こと、萱流さんを犯人に仕立て上げる──萱流さんが犯人かどうかは、三人共、分からない──

「…………」
先宮さんは静かに遺体を見る、この遺体……『頭が少し潰れている』な?一体どう言う事だ?これは『鈍器のような硬い物で頭部を攻撃された』な?先宮さんはそう思いながら、首から下を確認する、首から下は……何も起きていないな?……と言う事は『頭部の損傷で死んだ』って事か、先宮さんはそう判断し、顎に手を当てる。
「ふむ……他に目立った外傷は無いな、それじゃあ、頭部を攻撃されて死んだって事で良いか」
先宮さんはそう呟いて、祐介達三人を見る、わいわいと、会話している、よし、何とか集まっているし、情報を集めよう、先宮さんはそう思い、三人に声をかける。
「おぅい!?三人共ぉ?ちょっと来ぉい?」
「えっ?先宮さん?急にどうしたんだろ……?」
「お父さん……?もしかして犯人が分かったのかなぁ?」
「先宮のおじさん?どうして私達を呼ぶんだろ……?(不思議だなぁ?)」
三者三様呟いて、三人は先宮さんの許に移動する、そして、先宮さんが言葉を発す。
「えーと……お前等三人、話を聞いてきたか?」
「あぁ、聞いてきましたよ、犯人は細長い男性の萱流さんです」
「そうですそうです!絶対犯人は萱流さんです!」
「そーだそーだ!絶対萱流だぁ!(ぜってぇだぁ!!)」
「…………えっ?」
まさかの犯人断定に驚愕する先宮さん、そして、三人に問う。
「ど、どうして萱流って人が犯人なんだ?」
「そりゃあ、春華ちゃん、アリスちゃんの話を聞いた人がそう言っているから……」
「そりゃそうじゃない?萱流さんが第一発見者なんだから?その可能性が高いわよ?」
「うんうん、そうだよねぇ?(だよねぇだよねぇ?)」
「…………」
…………マジかぁ、流石に此処迄純粋だとはぁ!?先宮さんはそう思いながら、三人に正論を言う。
「えーと?仮に犯人だとして、どうやって犯行を及んだんだよ?」
「そんなの簡単じゃないですか!ナイフでぐさー!と!」
「えっ?私はてっきり首締めで死んだのかと……」
「私は毒殺で殺したのかと……(正解はどっち?)」
「…………正解は『鈍器で頭を一発』だ、多分鈍器のような何かで犯人は被害者の頭を狙ったんだろう、だから、お前等の考えは無効だ」
「えぇっ!?」
「何ですって!?」
「マジかよぉ……!?(えぇー?)」
「お、お前ら……?」
まさか、三人共使えないとは……先宮さんはその場で呆れてしまう、さぁ、一体どうしようかなぁ……?先宮さんはそう思いながら、頭に手を当てた──

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