コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

世界終了ハウマッチ!?
日時: 2015/10/28 20:57
名前: 彩都  

初めまして、彩都(サイト)と申します。
四作目です。
帰宅途中に思い付いた五分クオリティです。
気楽にお読み下さい。

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Re: 世界終了ハウマッチ!? ( No.233 )
日時: 2018/04/15 22:45
名前: 彩都  

自分が内心春華ちゃんにドキドキしていると、先宮さんが、『おぅい?祐介くーん?』と言うので、『は、はい!』と返答する。
「どうしたんですか?」
「お、おぅ……元気な返答だなぁ……なぁ、次は何処に行く?俺は休憩したいんだが……」
「私、もう少し、乗りたい!色々な場所に乗りたい!色々な場所に再度乗りたい!(乗ろうよ!)」
「私もアリスちゃんと一緒ですねぇ、もう少し乗りたいです」
「…………」
うーん、先宮さんの手を取りたいけど、アリスちゃんは遊びたい盛りだからなぁ……どうしようか……祐介がそう考えていると、アリスが指を指す。
「あー!あれがいいー!(乗りたーい!)」
「えっ?あれ?」
祐介がそう言って、アリスが指を指す方向に顔を向ける、すると其処には『水上アトラクション』があった、祐介は『冷たそうだ』と判断するが、アリスちゃんからしてみれば、『涼しい』のかもしれない、と判断した。
「えっ?それでいいのか、アリスちゃんよ?」
そう言う先宮さんに対し、『うん!(これが良い!)』と返答するアリス、先宮さんは『分かった分かった、じゃあ、このアトラクションが終わったら、休憩な?』と発言し、『分かったー!(楽しもう!)』と叫ぶ。
「……という事で、二人共すまんな」
「いえいえ、俺は大丈夫です、でも、このアトラクション、面白そうだなぁ」
「そうですねぇ……私も大丈夫だよお父さん、このアトラクション面白そうだし」
「そ、そうか、すまんな……よし、このアトラクションに向かうぞー!」
先宮さんが右手を上げて、水上アトラクションの方へ走って向かう、自分と春華もお互い見合って、『アハハ……』と笑うしかなかった──

「折角の休日、心の底から楽しまないとなぁ」
そう言う春華を見て、祐介は静かに言う。
「確かにね」
「お父さん、今月最初の休みなんです、だからアリスちゃんや私を楽しませようと無茶してる」
「…………」
「多分今日動き過ぎて、明日壊れて欲しくないですし……出来るだけ動きは制限して欲しいですが……本人は聞きそうに無いですね」
「……そうだね、少しでも楽しもうとしている、いや、俺達三人を楽しませようと思ってる、そんな感覚がずしずし、ひしひし伝わってくるよ、確かに明日筋肉痛で壊れて欲しくないね」
「そう……ですよね、矢張り、祐介さんも男だから、分かるんですか?お父さんの事?」
「……さぁ、どうだろう?話の中で理解しただけだし……でも、春華ちゃんの言葉には同意しただけ、でも、このアトラクションを終わらせたら休憩するだろうし、心配は無用じゃない?案外大人って頑丈だし」
「そ、そうですか……そう言えば、祐介さんのお父さんは……?」
水上アトラクションの列で待っている間、自分と春華ちゃんは他愛も無い会話をする、そして自分は淡々と解答する。
「……父さんかぁ……知らない、どんな仕事をしているか、どんな仕事内容か、知らない、ってか、基本的に父さんは帰ってこない程忙しい仕事をしているらしいよ、母さんの話だけど」
「そ、そうなんですか……それはゴメンなさい……」
「いや、謝らなくてもいいよ、別に慣れっこだ」
「な、慣れっこって……」
「別段帰ってこなくても良い、半年、一年に一回は絶対帰ってきているし、だから……寂しいとは思っても、『俺達の為に頑張ってくれている』って思えるし……たまには、寂しいけれどね」
「そ、そうなんですか……大変ですね、祐介の家庭は……」
春華ちゃんがそう言うと、先宮さんが言う。
「た、確かにあの母親と一緒に暮らすと、身長の事で大変だな……」
「あぁー、それもありますね、でも、台を使って、高さを補っていますし、自分が呼ばれる事はあまり無いですね──あるとしても、電球交換とか、ですかね──」
「えっ?祐介君のお母さんって低いの?どれだけ?」
「えっ?あぁー……どれだけだ、祐介君?」
春華ちゃんが聞く、すると先宮さんが答えようとする、だが、思いつかず、自分にバトンタッチする。
「……写真、見れば分かるよ」
自分はそう言って、スマホを起動し、春華ちゃんに小学校に入学した時の自分の写真を見せる。
「へぇ、祐介君の小学校入学時代かぁ……さぞかし可愛いんだろうなぁ……」
そう言って、写真を見せると、春華ちゃんは絶句していた、勿論先宮さん本人もだ。
「えっ?祐介君、この隣の小さいのは妹さん?」
「いや、母さんだけど?」
「……マジ?」
「マジだぜ、春華」
「マジだよ……」
春華ちゃんの発言に対し、自分と先宮さんが言う、すると先宮さんの隣のアリスちゃんが自分に言う。
「私も見たーい(見たーい)」
「えっ?アリスちゃんも?」
振り向いたアリスちゃんが言う、仕方なく、自分はアリスちゃんも写真を見せる。
「……えっ?お兄ちゃん、お母さんってこんなに小さかったっけ?(これマジ?)」
「うん、小さかった」
「…………(マジかよ)」
アリスちゃんは小声で、『マジか……』と発言し、驚愕する、すると、アリスちゃんが声を出した。
「あっ!もうすぐ私達の番だ!(はやーい!)」
「おっ、もうか」
スマホを見ていたアリスちゃんがふと、横目で確認する、そのアリスの発言に先宮さんも確認する。
そして列は解消されていき、次は自分達四人の番になる、さぁ、どんなアトラクションか?自分はそんな事を思いながら、アトラクションに乗り込む事を考える──

Re: 世界終了ハウマッチ!? ( No.234 )
日時: 2018/04/18 22:45
名前: 彩都  

『ウォーターサヴァイヴァル』、そんな水上アトラクションに乗り込もうとする祐介達四人、するとアリスちゃんが祐介達三人に言う。
「あっ、三人共どうする?(どうする?)」
「ど、どうするって何がだ?」
「防水対応(水上アトラクションだし、防水しないとね?)」
「えっ?俺は濡れても良いけれど……春華や祐介君はどうだ?」
「えっ?俺も水に濡れても大丈夫ですよ?でも、春華ちゃんはどうだろう?服が濡れて、服が透けて、下着が丸見えになるかもしれないぜ?」
祐介の発言を受けて、『確かに……』と先宮さんが言う、そんな二人に対し、頷いて、『それもそうですね』と春華が返答する。
「それじゃあ、防水宜しくね、アリスちゃん?」
「おっけー!(『防水魔法』、発動!)」
アリスは杖を振る、それだけして、マントの中に杖を収納する。
「はい、これで『防水魔法』が発動した、軽く三十分は体が水分を弾き、衣類も傘の様に水分を弾くよ」
「おぉっ……す、凄い……!」
祐介はそう言って、『魔法』の便利さに驚愕する、すると『それではアトラクションが始まりますので、準備を御願いしますー』と言われる、遂に『ウォーターサヴァイヴァル』が始まる、一体どんなアトラクションなのか、祐介は内心ドキドキした──

そして祐介達四人は目の前に現れた乗り物に乗って、『ウォーターサヴァイヴァル』を楽しもうとする。
「一体どんなアトラクションなんだろう、『ウォーターサヴァイヴァル』は?」
「えーと……大まかに言えば、『『ウォーターサヴァイヴァル』は船に乗って、水上戦を楽しむアトラクションです。洞窟に隠れて、休もうとすると、洞窟の中から海賊が! その海賊を退けて、洞窟から脱出し、無事に生還出来るか!?』っていうアトラクションですね、個人的な感想では、『結構激しいアトラクションかな?』って思います」
春華ちゃんが祐介に向かって言う、祐介は『成程……』と思い、少し理解する。
「それにしても、水上アトラクションだからって、アリスちゃんは態々『防水魔法』を発動するなんて……早とちりし過ぎじゃないか?」
「お兄ちゃん、もしかしてこのアトラクション、『ウォーターサヴァイヴァル』を知らないの?(本当に知らないの?)」
「へっ?知らないって……もしかしてアリスちゃんは知っているの?」
「し、知っているも何も、有名じゃないか、このアトラクション、『ウォーターサヴァイヴァル』は?テレビでも、『冷たい水上アトラクション! 『ウォーターサヴァイヴァル』!』って言ってたじゃぁん?(本当に知らないんだぁ)」
「そ、そうなんだ……俺、この『安瀬パーク』の事、一つも知らないしなぁ……?」
アリスの発言に静かに返答する祐介、すると乗組員が乗り込んで、マイクを持ち、挨拶をする。
「はい、今日はこの水上アトラクション、『ウォーターサヴァイヴァル』にお越しいただいて誠に有難う御座います!私はこの船の案内人、ジョージと申します!それでは、今日の船も楽しく進みましょう!」
「ほえぇ、こういう仕組みなんだぁ……」
祐介が感心していると、先宮さんが言う。
「な、なぁ、アリス?す、すまないが、今、『防水魔法』は使えるか?」
「使えるけど……何?(どうしたの?)」
「お、俺……怖気ついちまって……すまんが『防水魔法』一つ、使ってくれないか?」
「…………(…………)」
アリスはジト目で先宮さんを見て、マントから杖を取り出し、先宮さんに『防水魔法』を発動する。
「あ、有難うアリス……」
身を振るわせる先宮さんを見て、まだジト目を続けるアリス、すると乗組員が言う。
「ふむ、今日の海は大丈夫だ……皆さん、気をつけて下さいね?最近海賊がこの辺をうろうろしていたり、鮫がここら辺を泳いでいたりしますし……って、うわぁ!?」
乗組員の叫び声を聞いて、その方向に顔を向けると、其処には水上に現れる潜水艦が現れた。
『がーっはっはっー!お前達ぃ!目の前に良い奴隷、人質、下僕がいるぞぉ!捕まえて売っちまうぞぉ!』
「う、うわぁ!海賊ヴァイキングだぁ!み、皆ぁ!にっげろー!」
乗組員の発言で、船が右へ左へ、潜水艦からの砲台を避けて行く、右へ左へ避ける度に横から水飛沫が起き、服に掛かる、だが、祐介以外のアリス、先宮さん、春華ちゃんはアリスの『防水魔法』を使用しているので、そもそも濡れないし、水にかかっても、すぐに弾いてしまう、水に掛かるのは祐介のみ、そしてそんな祐介は水の冷たさに少し驚愕する。
「うぉっ!冷てぇ!」
「だ、だから言ったのに……」
「こ、こんなにも冷たいとは思っていなかったんだよぉ!」
祐介は春華の発言にツッコミを入れる、そして乗組員が言う。
「はぁはぁ……何とか助かった……と、とりあえず、あそこの洞窟で休憩をしよう!」
そう言って、乗組員の支持で船は洞窟内へと突入する、洞窟内は暗いだろう、と思っていたら、松明(たいまつ)の光があり、明らかに人がいる雰囲気だった。
「あっれぇ?どうして洞窟に松明(たいまつ)が……?不思議だなぁ?」
そう言う乗組員、『確かに不思議だぁ……』と背後で聞こえる一般客の声、まぁ、初見にとっては不思議だよなぁ?祐介はそんな事を思いながら、海賊が出るのを待つ──

Re: 世界終了ハウマッチ!? ( No.235 )
日時: 2018/04/21 22:07
名前: 彩都  

確か、ここら辺で、海賊が出るんだったな……自分はそう思いながら、静かに待つ、すると乗組員が言う。
「さぁ、ここら辺で休憩でもしようか?すいませんねぇ、今日、海賊が現れるなんて思っていませんでしたし……ってか、此処、何で明かりがあるんだろう?今迄誰か居たのかなぁ?」
まるで棒読みの様に言う乗組員に対し、『確かに驚きましたぁ』と祐介、アリス、春華、先宮さん以外の乗客が言う、はぁ、何も知らない乗客、恥ずかしいぜ、と思っていると、いや、その前に春華ちゃんに教えてもらう迄、自分も初心者だったから、五分五分か。
そんな事を考えていると、近くの水溜りから、先程現れた潜水艦が現れる。
『がーっはっはー!お前達ぃ!よくも俺達のアジトに現れたようだなぁ!今此処で金品を差し出せぇ!』
「えっ!?今さっきの海賊のアジトだったのか!?道理で松明があるんだ……!」
乗組員は急いで走り回って、エンジンを起動し、真っ直ぐ進み、洞窟を抜ける。
「い、いっそいでにっげろー!!」
急に走ったので、水飛沫が此方に掛かる、勿論他の客にも掛かる。
「うぅっ……やっぱり冷たいなぁ……」
「いや、だから言ったじゃないですか、アリスちゃんに『魔法』をかけてもらえば、と……」
「い、いや!でも、男だし、少しは我慢しないと……」
自分はそう言って、顔に掛かった水を拭う、すると春華ちゃんが言う。
「……明日風邪引いても知りませんからね?」
「大丈夫です、毎日健康な肉体なので!」
「……そ、それはどうだかなぁ?」
春華ちゃんはそう言って、額の汗を拭う、そして乗組員が必死に操作して、海賊から離れる。
「はぁはぁ……まさかあの洞窟が海賊のアジトだったなんて……これから洞窟には気をつけなければ……あっ、もう大丈夫ですよ!ここら一帯は自分達のエリアなので!此処から安心です!」
「そうだったのか……安心だぁ」
他の客はそう言って、安堵する、まぁ、これで終わるのなら、自分も安心だ、自分はそう思いながら、息を飲み込んで、安堵する、すると急に冷たい水が頬に当たる。
「なっ、何だ!?」
「た、大変です!渦巻きに飲み込まれてしまいました!い、急いで抜けますので、船にしがみ付いて下さぁい!」
そ、そのオチは聞いていないぞ!?自分はそう思いながら、船にしがみ付いて、揺れを耐える、うぅっ……吐きそう……うぅっ……冷たい……自分がそんな事を思っていると、何時の間にか、水は自分に掛からなくなり、遂にアトラクション終了か、と思っていたら、段々と視界が空に近づいている気がした、いや、違う!『自分達が空に近付いている』んだ!自分はそう判断し、船の下を見た、すると坂みたいなモノが自分達を上に上に上げていた、そして乗組員が『うわぁっ!?』と叫びながら、自分達に大声で言った。
「た、大変です!渦巻きの影響で竜巻が出来て、竜巻に巻き込まれてしまいました!だ、段々と上昇してぇ!」
な、何だと!?そ、そんなの聞いていないぞ!?自分はそう思いながら『おいおいおいおい!?一体全体どうなるんだ!?』と思う、そして、一次的に停止し、一気に下に下がる。
「うわぁぁぁ!?」
一気に下がり、滝から一直線に落ちる感じで落ちてしまう、そして大きく水飛沫が起き、自分に掛かる。
「うわぁぁぁ!?」
あまりの冷たさで祐介は『うわぁぁぁ!?』以外言葉を発する事が出来なくなっていた、そして、乗組員が、『はぁはぁ……た、助かった……?』と言う。
「うわぁぁぁ!?」
「お、落ち着けって祐介君!?もう終わったから!」
「うわぁぁぁ!?……えっ?終わった?」
「うん……」
「はぁはぁ……お、驚きましたね……で、でも、もう戻ってこれたから安心です!それでは、今回の船の旅、お楽しみいただけましたか?」
腕を折り、頭を下げる乗組員、お、面白かったけど、もう少し情報を知っておけば良かった……こ、これから、ちゃんと事前に調査する事は大事だな、自分はそう思いながら、息を漏らした──で、でも、終わったし、安心だぁ……──

「ふぅ、楽しかった!(何だあのアトラクション!?)」
「確かに……何気に楽しかったな、また乗りたいぜ」
「そうですねぇ……」
「…………」
祐介は談笑する三人から離れて、一人、服が濡れた事を考えていた、そして早く乾かないかなぁ、と思っていると、先宮さんが叫ぶ。
「よし!これから飯を食べよう!祐介君もご飯を食べて元気になろうぜ!?」
「……あっ、そうですね、食べましょう」
ワンテンポずれて発言する祐介に対し、アリスが言う。
「……服が濡れて、気分が悪い?(正解?)」
「う、うん……靴が濡れて、歩きにくいみたいな感じだね、でも、服を乾かす『魔法』は無いでしょ?」
「……うん、ないね、でも作れば出来るよ!(安心して!)」
「いや、時間が掛かりそうだし、もういいよ、でも今からはご飯でしょ?少しはウキウキ気分で料理を食べないとね?」
「……そ、そうだね、それもそうだね!(さぁ、ご飯を食べよう!)」
祐介がそう言うと、アリスは静かに頷き、ご飯の事を考える。
……矢張りアリスちゃんはガキだなぁ、祐介はそう思いながら、溜息を吐いて、ご飯を食べるテンションにする──さぁ、どんなご飯を食べようか?そう思いながら、祐介は歩を進める──

Re: 世界終了ハウマッチ!? ( No.236 )
日時: 2018/04/22 21:39
名前: 彩都  

祐介達四人は『安瀬パーク』内の一つのレストラン、『海鮮レストラン シーフーズ』というお店に辿り着く、まぁ、行ったのは先宮さんだが。
「さぁ、『海鮮レストラン シーフーズ』に突入だぁ!」
「おぉー!(行くぜぇ!)」
「そうですね!」
「ちょ、ちょっと待って!?海鮮レストランだって!?」
驚く祐介に対し、三人が首を傾げる。
「どうしたんですか祐介さん?もしかして海鮮系、嫌いでした?」
「お兄ちゃん、好き嫌いはダメだよ?(ダメだぜノットノット)」
「そ、そうなら、場所を変えるが……」
「い、いえ!そうでは無いんです!じ、実は海鮮系は好きです、だから、自分の好きな物を良く知っているなぁ、と思って……」
祐介が三人の言葉に返答すると、三人は、その場で笑う。
「フフッ……ハハハハッ!いやいや!流石にそれは知らないぜ!でも、喜んでくれるなら嬉しいぜ!」
「そうですよ!祐介さんが海鮮系が好きなのは嬉しい事です!実は私達親子も海鮮系が好きなんですよねぇ、だからこのお店を選んだだけで……偶然って凄いですねぇ!」
「お兄ちゃん、炙りサーモンは美味しいよねぇ?(生が好きかな?)」
「そ、そうだったんですか……何か有難いと言うか、安心したと言うか……」
三人の発言に祐介は少し照れてしまう、そして四人は『海鮮レストラン シーフーズ』へと入店する──

「いらっしゃいませぇ!何名様ですかぁ!?」
「えっと、四名で」
「畏まりましたぁ! それでは、お席を案内します!」
可愛い女性の店員に四人は案内されて、大きなテーブル席に案内される、そして可愛い女性の店員は胸ポケットから、手帳のようなモノを取り出し、四人に説明する。
「えー、この『海鮮レストラン シーフーズ』では、バイキング方式を採用しておりまして、色々な海鮮料理が楽しめる様になっております、『エビとイカのパエリア』や『イカ焼』、『海鮮刺身』等も置いてありますので、ご自由にお取り下さい!それでは、ご注文をお伺いします!」
「えーと、まぁ、バイキングを四人分、それで、ドリンクバーってあります?」
「えーと、ドリンクバーは別途料金となっておりますが、お付けしますか?」
「えぇ、少しお待ちを……三人はどうする?俺は勿論付けるが」
「お父さん、私も欲しいよ」
「私もー(欲しいー)」
「えっと……俺は自分で支払いますので、三人とは別で──」
「おいおい?祐介君、流石に俺が払うって?遠慮しなくて良いぞ?」
そう言う先宮さんの発言を受けて、『ほ、本当に良いんですか?』と祐介が返答する。
「あぁ、いいぜ!大体のもんは支払ってやるぜ!何たって、遊園地だからな!」
「……有難う御座います、お言葉に甘えさせていただきますね、周りと一緒で、ドリンクバー付けて下さい」
「はい、畏まりましたぁ!えー、ドリンクバー、バイキングが四名様ずつ、で宜しかったでしょうかぁ?」
「あぁ、それで御願いします」
「それでは畏まりましたぁ!自由なバイキングをお楽しみ下さい」
可愛い女性店員はそう言って、自分達に頭を下げ、適当に去って行く、そして祐介が先宮さんに小声で言う。
「後でお金払いますね」
「い、いや、流石にしなくても良いが……」
「いえ、しておかないと罪悪感で心が潰れそうです……」
「そ、そうか……じゃあ、千円だけ支払ってくれ」
「有難う御座います」
「んー?お父さん達何会話しているのー?」
春華が祐介達の会話に気付いたので、先宮さんが適当に言う。
「んー?何を先に食べるかの会話だよ」
「そうですそうです!海鮮系はとても美味しいですからね!どんな料理があるかわくわくしているんです!」
「……そう、それじゃあ、アリスちゃん、女同士、一緒にバイキングしようねぇ?」
「おー、分かったぁ(行こう行こう)」
アリスはそう言って、春華と共にバイキングへと向かう──そして残った男二人。
「……はぁ、それにしても、海鮮系の料理がこの『安瀬パーク』にあったなんて……驚きです」
「まぁな?あんまり知られていない場所だしな、『安瀬パーク』の料理って、何せあまり全国のテレビではやっていないしな?やるのは基本的に地方系統」
「へぇ、そうなんですか?そもそもテレビを見ないので、知らなかったです」
「おいおい?じゃあ、今迄、どんなテレビを見てきたんだよ?」
先宮さんが祐介に言うと、祐介は『うーん……』と顎に手を当てて考え、発言する。
「ネットの動画とかかなぁ?基本的にテレビでやっている番組って、ネットでもやっているじゃないですか?──公式の方で『見逃し配信!』とか、そんな感じで──だから、テレビを見るよりも、そういうネットで番組を見る方が多いですね、他には、食事やお風呂、ゲーム、パソコンを触ったりして、時間を潰しています、だからテレビってあまり見ないですねぇ……」
「はー……俺等がガキの頃はテレビしか娯楽が無かったからなぁ?最近は凄いぜ……」
「確かにそうですね……」
祐介と先宮さんが時代の話をしていると、春華とアリスが戻ってきた。
「戻ってきましたよー!それじゃあ男性チーム、各々好きな料理を持ってきて下さーい!」
「おーおー!二人はどんなのを選ぶかなぁ?(どんなんだろう?)」
「ふむ、戻ってきたか、それじゃあ、俺達もバイキングしますかぁ」
「そうですねぇ、行きましょう」
アリスと春華、二人が戻ってきたので、先宮さんと祐介は席を離れ、料理を取る事にする──祐介と先宮さんはどんな料理を取るだろうか?それは二人にしか分からない──

Re: 世界終了ハウマッチ!? ( No.237 )
日時: 2018/04/25 22:20
名前: 彩都  

「それじゃあ、祐介君、後で此処で会おうぜ?お前が一体どんな料理を取るか、おぢさんは楽しみだぜ」
「ハッハッハッ、俺も楽しみです、先宮さん」
お互いそう言って、先宮さんと祐介は別れた、そして祐介は一人、お皿を持って、周りを散策していた。
一体どんな海鮮料理を取ろうか?未だアリスちゃんと春華ちゃんのは見ていないから、被らないようにしなければ、そう思いながら、自分は皿一枚を片手にその場で溜息を吐いた。
はぁ、一体どんなのを選べば良いんだよ?何か面白い料理、は無いだろうか?祐介はそう考え、周りを確認する、だが、そんな物、ある筈も無く、祐介はただただその場で溜息を吐くしかなかった。
……適当に取ろう、そう考え、体を匂いの赴くままに進ませた──

ふむ、一体何を食べようか?とりあえず、サーモンとか、マグロを食べたい、そうだなぁ……寿司でもあれば良い、ちらし寿司でも何でも良い、酸味とかがあったらいいよね、先宮さんはそう考えながら、体を動かし、寿司を探す、そして少し進んだ所に寿司コーナーがあった、だが、寿司コーナーは『安瀬パーク』のこのお店の中でも有名な場所、そりゃ簡単に手に入る筈も無く、寿司の皿はもう何も乗っていなかった。
「…………次の、次の料理を探すか」
先宮さんはそう呟いて、適当にまた歩を進める、すると寿司繋がりで『米類が食べたいな』と思い、先宮さんは『パエリア』がある場所を探す、ふむ、パエリアならあるだろ、あの独特な匂いと味は強烈である、よし、取りに行こう、先宮さんはそう考え、パエリアの方向へと向かった──

「……日本人なら、米を食わなければ、そうだろう?日本人の魂を持った自分よ?」
祐介は猫背でそう呟きながら、『とあるモノ』を探していた、その『とあるモノ』とは、『パエリア』の事である、パエリアは生『米』から作る料理、そう、『生』の『米』である、つまり、『日本人の主食である米』を使用した料理である、もうこれは日本料理と名乗っても良いのでは?と思える料理だ、だが、『パエリア』自体、日本語の料理ではなく、『スペイン』の料理である、詳しく説明するならば、『バレンシア』地方というスペイン東部の地域の発祥の料理である、だから日本料理ではなく、『スペイン料理』である、だから、日本料理では無いのだ、幾ら日本人が、『日本の米を使っているんだから日本料理だ!!』と騒ぎ、喚いても、それは『日本の材料を使っている』だけに過ぎない、だから日本料理では無い、そんな事、祐介は当に理解していたが、だが!祐介は日本の男性と日本の女性の子、つまり、『日本人』である、なので、日本人である祐介は無意識に『日本の米』で作られた『安瀬パーク』のレストランのパエリアに、体を『無意識に進ませていた』のである!これは日本人故の行動!日本人故の無意識の行動なのだ!無意識!それはとても恐ろしい行動を生み出す!その恐ろしい行動を生み出した『日本人』という米の食事はいか程に浸透しているか……!?つまり、『日本人はそれ程米と言う食べ物、炭水化物が好き』なのだ!そんな事、祐介は知らないし、先宮さんも知らない……!だが、この世には知らない事もあっても良いので、別に二人は日本人の米好きを知らなくても良い。
そして祐介がパエリアがあるゾーンに無意識に歩いていると、『おい!』と声がした、声の方に顔を向けると、其処には先宮さんが居た。
「あっ、先宮さんだ、こんにちわーっす」
「こ、こんにちわーっすって……お前、何か選んだか?」
「いいえ?何も選んでいませんよ?逆に先宮さんは?」
「……俺も、俺も全然何も選んでいない……」
先宮の発言を聞いた祐介、祐介の発言を聞いた先宮さんは空いた手で、静かに握手した、やっぱり男なんだなぁ、まだ選んでいないかぁ、それが理解出来た時だった、そしてまた会うのも面倒なので、一緒に行動する事にした。
「……さぁ、どうすっかなぁ?別段食べたい物は無いし……祐介君は?」
「俺も……刺身みたいな生物(なまもの)なら食べたいですけれど……でも、そういうのって、バイキングに向いていないから置いていないと思うんです、菌とかの移動もあるし……」
「確かにそれもそう何だがな……でも、刺身とかは言えば作ってくれるんじゃないか?」
「えっ?そうなんですか?」
「どうなんだろう?結構適当に言った」
「えぇっ……?冗談ですかぁ……?」
ジト目で見られる先宮さん、するとアナウンスが始まった。
『いらっしゃいいらっしゃい!今から刺身のバイキングが始まるよぉ!炙りサーモンもあるよ!何もかもあるよ!魚が食べられない方も安心!玉子のお寿司もあるよ!』
と聞こえ、お互い、お互いを見、呟く。
「……どうします?刺身、止めて、寿司にしますか?」
「……お前はどうだ祐介君?俺は賛成だ」
「……先宮さん、そんなの決まっているでしょう?俺も賛成です!!」
「……そうか、やっぱりそうだよなぁ!流石男!」
「……それを言うなら、先宮さんもですよ!」
お互いそう言って、刺身の話から寿司の話に切り替える──祐介と先宮さんは寿司ゾーンへと向かい、寿司を取りに行くが、寿司を無事に取りにいけるかは分からない──

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