コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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糖分依存症少女とヤンキーとその他。
日時: 2015/11/30 15:37
名前: melody. (ID: dDPEYPay)

こんにちは、melody.です。

思いつきの作品ですので逃亡、放置にご理解、ご協力お願いします。

怨霊さん全然更新してない気がする…



+attention+
・見切り発車なので、更新は亀ちゃんです。
・作者のメンタルは豆腐です。中傷や嵐はお止めください。
・駄作です。大事なことなのでもう一度言います。駄作です。

*STORY*

Page:1



Re: 糖分依存症少女とヤンキーとその他。 ( No.1 )
日時: 2015/11/30 17:03
名前: melody. (ID: dDPEYPay)

その日、彼女たちは出会った。



「あれ?なんすか、コイツ?」

金髪に鋭い黒の瞳、ジャラジャラと引っ付いたアクセサリーの数々。かっこよく言ってみたが一言で言うと”ヤンキー”だ。同じような格好のヤンキー等が倒れこんでいる少女を囲む。誰かが見てたら即通報な絵面だ。

倒れこんでいる少女は現代で言うと結構特殊な容姿であろう。

ストロベリーブロンドのツインテールに真っ白な陶器のような肌。ちなみに瞳は閉じている為色はわからない。髪色や肌、そしてその整った顔だけ見ればまるで人形だが、服は迷彩柄のパーカーにデニムのジーンズとちぐはぐだ。

「ん…」

少女が小さく呻き声をあげるとヤンキーたちはわあ!と声を挙げて飛びずさる。…それでも不良か。

「お、おいお前!ここは俺等”紅血牙”の陣地だぞ!ホラ!」

ホラ、と言って見せたのは子供が引いたようなぐにゃぐにゃの線。一応境界線のつもりらしい。

少女は一瞬ほけた顔で頭上にハテナマークを浮かべた後きょろきょろと辺りを見回し、そして飴を舐めた。

「えっ?見えなかった!何今の早業!」
「ちょっとうっさいです。お食事中はしーっですよ!」

唇に人差し指を当てて真面目な顔でそう言う少女にヤンキーたちが青筋を建てる。

「もーっ!これ、少ししかないんですからあ!しょうがないですねえ、ほいっ!」

「!!!!???ッッッッッ_____げほ、っごほ、ぐ、なんだこれ」

少女にヤンキーたちが詰め寄ると少女はしょうがないな、とポケットから何かを取り出しヤンキーの開けかけた口に飴を放り込んだ。

放り込まれたヤンキーといえば。

悶絶しのたうちまわる。

口の中が”甘さ”でビリビリと痺れ、頭がくらくらとする。

まさに殺人級の激甘飴。

平然とそれを舐める少女にありえないと顔を向けるヤンキー。

突然のたうち回り始めた仲間に大丈夫か!と詰め寄るヤンキーたち。

「ちょっと来てもらおうか。」


「なんでやねん。あはは、言ってみた!」

Re: 糖分依存症少女とヤンキーとその他。 ( No.2 )
日時: 2015/12/02 16:30
名前: melody. (ID: kS1s3PtF)

「クロエさん、大塚先輩!ヤスッス!大変です!」

紅血牙の基地である廃墟に、少女を背負って駆け込む。

クロエとイチャイチャしていた悠久は怪訝そうな顔をして出迎える。

「ん、博太か…そいつはどうした?」

ヤスという仇名の割には関係ない名前に「ジャパニーズカルチャーですネ!」と意味不明なことをクロエが嬉しそうに言うが、いつものことなのでスルーだ。

ヤスに背負われた少女を見て怪訝そうな顔が一層訝しげになる悠久。一応、目立った外傷はないが、と。

「あ、寝てるだけッス。どうやら疲労が溜まっていたようで…」

よく見ると、むにゃむにゃと口を動かし、表情も幸せそうなので大丈夫なのだろう。

ヤスは起こさないようにそっとソファに寝かせる。見た目にならない優しさだ。

「それで、どうしたんだ?」

そして、ヤスが事の発端を話す。少女の劇甘飴で倒れ伏したタカのこともだ。ちなみにタカの本名は高間蒼というなかなかにかっこいい名前なのだ。

「とりあえず、この子が目覚めるのを待って」
「ふああああ!おはっようごじゃいまひゅ…」

悠久が言おうとすると、ちょうど少女が起きた。


少女への質問合戦が始まった。


+++

「どうしてここにいたんだ?」
「知らなあい」

「あの飴は?」
「あの子が作ってくれたのーとっても甘くてじんわりしておいしいの!それ以外はわかんない!」

「紅血牙のことは知っているか?」
「ナニソレ?」

「名前は?」
「あ、それならわかるよ!ルビイ!羽田ルビイだよ!」

「…覚えていることは?」
「名前と、それと、ぜえったいに糖分をとらないといけないこと!」



「完全に記憶喪失だ。」


悠久達は頭を抱えた。

Re: 糖分依存症少女とヤンキーとその他。 ( No.3 )
日時: 2015/12/02 17:50
名前: マリ ◆4DHqD1HmMo (ID: f2y8EREE)

キャラ使用、ありがとうございます
クロエが動いてる!可愛いです!!

Re: 糖分依存症少女とヤンキーとその他。 ( No.4 )
日時: 2015/12/02 18:20
名前: melody. (ID: dDPEYPay)

マリさん
こちらにもコメありがとうございます。
クロエちゃんむずかすぃ…ああ、文才どっかで売ってないかなあ?
melody.ですたー

Re: 糖分依存症少女とヤンキーとその他。 ( No.5 )
日時: 2015/12/07 13:34
名前: melody. (ID: dDPEYPay)

「あ、起きたんですネ!気分はどうデスか!」

ふぁあああ___と大きな欠伸をして、目尻に涙を溜めつつ、少女は目覚めた。

どうやら自分はかなりの長時間、この粗末なベッドで寝ていたようだ。ペロリと唇を舐めるとポケットから飴を取り出し口に放り込んだ。ふう、と一息つくと先程からキラキラとした目で見てくる少女の方に向く。

「ええと、誰ですか?」
「アタシが立花クロエなのデス!ヨロシクデスネー!」

外国人ぽい変な日本語である。

ゴールドブラウンライトの髪は腰まで。ぱっちりとした透き通った青色のくりくりとした瞳は好奇心旺盛そうだ。顔は非常に整っていて少女並みであった。

そして少女の目線はその豊満な胸元へとおり__

「負けたぁ…!悔しいです…」

いきなり落ち込む少女にクロエは頭上にハテナマークを浮かべる。

「あ、目覚めたかー?」

トントン、と律儀なノックの後に扉が開かれる。

「永久!乙女の部屋に無断で入るなんて!ハレンチ!」

いや、無断じゃなかったし、と永久の顔にはありありと浮かんでいる。

「で!私みたいな美少女をこんな粗末なベッドの上に乗せたのはあなたですか!」


保留


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