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希望秋物語【コメント超募集!】&【参照1000回超感謝!】
日時: 2016/11/09 20:53
名前: 青らりP (ID: xPtJmUl6)

あの時間、
あの場所で、
4人で遊んだ記憶は宝物だよ



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挨拶
どうも、今回から小説を書かせていただく青らりです!まだ低脳で文章力が低い私ですが頑張ろうと思います!よろしくおねがいします!(追記)序盤は台本形式です。申し訳ありません…

登場人物紹介

天咲 彩(12歳)(女子)
少しツンデレな少女。赤い髪が特長。学級委員長を努めている。

柚川 美華(12歳)(女子)
あねご肌で気が強い。青い髪が特長。妹が3人、弟が4人いる。

鈴光 夏(12歳)(女子)
超明るいムードメーカー。緑色の髪が特長。空手を習っている。

夢月 真姫(12歳)(女子)
まったりとした性格のお嬢様。黄色い髪が特長。アメリカ生まれ。

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Re: 希望秋物語【コメント超募集!】&【参照1000回超感謝!】 ( No.84 )
日時: 2016/12/13 20:26
名前: 青らりP (ID: KwIJCRrJ)  

真姫side

皆泣き終えた後、私は3人に事情を説明した。みかたちは「みずくさいな。」「言えばよかったのに」なんて笑って許してくれた。嗚呼、どうしてこんなに彼女たちは優しいんだろう。そんな事を思いながら、「ごめんね。」って笑った。そして、別れの時は来る。


「お嬢様、行きますよー!」

少しイライラ気味な執事から呼ばれる。とうとう時間がきた。

「少しお別れかもね」

極力明るく、元気にそう言う。それを感じとったのか、3人も笑ってた。

「うん、らしいね。」

彩は微笑んでくれた。どうしてそんなに笑ってくれるんだろうな。

「ね、もうちょっと遊びたかったな〜あ、でもまたどこかで会うよね!うん!会おう!」

目をキラキラさせている美華。だよね。また会えるよ。

「体壊すなよ!絶対いつかまたかんけりしよーぜ!」

ニカッと笑いながらそう言う夏。かんけりかぁ、本当に楽しいよねアレ。って、どうでもいいけど。

Re: 希望秋物語【コメント超募集!】&【参照1000回超感謝!】 ( No.85 )
日時: 2016/12/24 16:41
名前: 青らりP (ID: KwIJCRrJ)  

「またね!」

私が出来るだけ笑顔を意識してそう言った。

「またな!」「元気でね!」「またね!」「あっちでもうまくやりなよ!」「ファイツ!」

そしてそう皆が私に言ってくれる、駄目だ、ここにいたら離れられなくなる。私は3人の所から車の方へ駆け出した。

「ありがと〜!」「また会おうぜ〜!」「ぜったいだよ〜!」

車に乗り込むときも、走り出す時も、声はなりやまない。堪えていた涙が溢れ出す。車も走り出す。

「絶対、また会おうね。」

最後にかわしたその約束を心に留めて、私は涙を拭う。そして、窓から

「またね〜!」

そう叫んだ。ありったけの声で。彼女たちが返事する声が聞こえる。姿が小さくなり、みえなくなった。涙は、ただただ流れた。すると、ポケットに違和感を感じた。

Re: 希望秋物語【コメント超募集!】&【参照1000回超感謝!】 ( No.86 )
日時: 2016/12/24 16:56
名前: 青らりP (ID: KwIJCRrJ)  

「なんだろ…」

ポケットの中にあったのは、3枚のハンカチだった。そういえば、さっき最後にくれた物だ。

「あ…」

どのハンカチも、同じ言葉が刺繍してあった。

泣 か な い で 前 向 い て


一枚目、赤い糸で綺麗に刺繍されたピンクのハンカチ、

二枚目、青い糸で丸っこい字で刺繍された水色のハンカチ。

三枚目、緑色の糸で何度も縫い直した後のある黄緑色のハンカチ。

また涙が溢れそうになった。こんなの逆効果なのに。どうしてそんなこと…。でも、気づいた。皆も辛かったんだ。涙を拭って、笑顔になった。そして、呟いた。

「ハンカチは、とうぶん要らないや。」

END.

Re: 希望秋物語【コメント超募集!】&【参照1000回超感謝!】 ( No.87 )
日時: 2016/12/24 17:23
名前: 青らりP (ID: KwIJCRrJ)  

今年の春も、桜の花びらは宙を舞い、ひらひらと落ちていきます。僅かに残る蕾達も、一日でも早く花を咲かせるために輝いています。ほら、ここにも。

○○町立△△中学校入学式にて

「新入生代表、天咲彩。」

「はい。」

彼女もその一人、天咲彩と呼ばれた彼女は、今年この中学校に入学する一年生の一人。凛々しい顔立ちは、大人にも勝る可憐さを誇っています。その上、知恵に恵まれた彼女は、どんな苦しみでも乗り越えるでしょう。

あ、あそこにも。蕾がありますね。


☆☆町立○○中学校入学式にて

「新入生代表。柚川美華さん。」

「はぁい!」

独特な返事をする彼女は、さっきの子の学校と隣の町にある学校の新一年生です。まわりと上手く溶け込める、そんな人です。友達を沢山つくって、楽しい日々を過ごすのでしょうね。


Re: 希望秋物語【コメント超募集!】&【参照1000回超感謝!】 ( No.88 )
日時: 2017/08/07 16:32
名前: 青らりP (ID: KwIJCRrJ)

そして、

△△市立××中学校入学式にて。

「新入生、夢月真姫。」

「はい」

上品で美しいオーラを纏う彼女も、新たな一歩を踏み出した一人。未来への希望に満ち溢れた瞳は、これから先も曲がることのない強い意思を表しています。



そして、最後には。


☆☆町立□□中学校入学式にて。

「新入生、鈴光夏。」

「っ!は、はい!」

少々あどけなさが残る彼女は、ここまで紹介した誰よりこの日を待ちわびていました。へらっとしながらもワクワクを抑えきれないというような輝く瞳は、これからも周りの人々を笑顔にしていくでしょう。


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