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溺死桜*『緒』開始*毎週金曜更新
日時: 2016/09/16 21:29
名前: 織原(元紗悠) (ID: t5agwx1g)

***






『だって俺たちは”たった二人の双子”なんだから』







***




苦しいよ……



寂しいよ……




考えたくなんかないんだよ……





***



初めましてさんは初めまして
織原ひな(おりはら−)ってひとです。
(作者名が違うのはお気になさらずに)
ちなみに姫奈と書いて「ひな」です、きっと。

これはある双子の姉弟の近くて遠い
そんな曖昧で複雑な関係を描いた作品です
ダーク板とか複雑板にいくほど、暗くはならないはずです

《毎週金曜更新予定、前後する可能性あり》


参照3000突破した模様、頑張ります。

目次 ~contents~

第壱章
『双』【花桜】
>>3 >>8 >>10-11 >>14 >>17 >>19 >>24
『緒』【花桜】
>>36 次回更新予定9/23予定


*2016 8/7 連載開始
*2016 8/9 参照500突破
*2016 8/13 参照1000突破
*2016 8/16 参照1500突破
*2016 9/6 復帰&大事な知らせ >>31
*2016 9/6 参照3000突破 >>32

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Re: 溺死桜*作者復活!!&大事な知らせ ( No.32 )
日時: 2016/09/06 21:02
名前: 織原ひな (ID: t5agwx1g)

【参照3000】
お休みしていた時に青い鳥の力で参照がえぐいことになってました。
何はともあれ参照3000なのです。

と、いいつつもこれといって記念に書くものがないのです。
なにせ帰ってきた途端なのですから。

本当に書くことないので主のTwitter垢貼っておきます。
気まぐれで呟いてたりこの小説のリンク貼ったりしてます。
よければどうぞなのです。

織原ひなのTwitter垢

@hina_himemi

余談
ひな「……アクセスのつづり……???」

今もなお正しいのか分かってないご様子。

         英語ができない、織原ひな

Re: 溺死桜*Thanks for 3000 accese!! ( No.33 )
日時: 2016/09/07 10:58
名前: いろはうた (ID: b4ZHknAo)
参照: http://ncode.syosetu.com/n1515cf/

青い鳥の力(笑)
そっか!!
青い鳥の力を借りればいいんですね!!
いろはうた、真似させてもらおうかな……?笑


なにはともあれ参照3000おめでとう!!
いろはうたなんか遠く及ばない数です……
それだけたくさんの人が見ている
素敵な小説なんだね〜〜〜(^^)



これからも頑張ってください!!

Re: 溺死桜*Thanks for 3000 accese!! ( No.34 )
日時: 2016/09/08 20:51
名前: 織原ひな (ID: t5agwx1g)

いろはちゃん

青い鳥は偉大なのだよ!!!
とはいえ、これからの布石打ちにはいいかもね、形にもなるし。

まあ青い鳥のおかげで参照増えただけだけどねw
でもこれから更新していってコメントさらに貰えるように頑張るよ!

コメントありがとう!!


織原ひな

Re: 溺死桜*Thanks for 3000 acces ( No.35 )
日時: 2016/09/12 19:12
名前: 織原ひな (ID: t5agwx1g)

金曜日の更新できなくてごめんなさい!
突然の体調不良で更新できなくていました

今週の更新は体調崩さないようにちゃんと整えておくのでよろしむお願いします!!

Re: 溺死桜* ( No.36 )
日時: 2016/09/16 21:26
名前: 織原ひな (ID: t5agwx1g)

『緒』 【花桜】



「蒼空くんのこと好きなの?」



 は!?



「は!?」

 心と声が見事に一致した。
 いや……一致するのが普通なのかな。


 時は放課後、真夏の太陽は時間を裏gるような暑さを大地に注いでいる。
 もうすぐ8月、近付いてくる夏休みに生徒皆の様子も心なしか揚々としている。
 此処はこの星谷第一高校の体育館。
 正確には体育館脇にある水道場。
 今私はサッカー部員のための濡れタオルを作っている。
 練習中はたくさん汗かくからね……作っておかないと……

 私……というか私たちだね。
 この星谷第一高校、通称星高のサッカー部のマネージャーは2人いる。
 今隣で一緒にタオルを絞ってるこの子。
 指宿涼子、いぶすき りょうこちゃん。
 私と涼子ちゃん2人でこのサッカー部をマネージャーとして支えている。


「え、突然なに……涼子ちゃん……」

「だから、花桜ちゃんは蒼空くんのことが好きなのかなって」
 涼子ちゃんは汗ばんだ体操服のなかをタオルで拭きながらこっちを向いて聞いてくる。

「いや、……なんでそんな突然変な質問を……」

「ん〜なんでだろ、なんとなく」
 タオルの水をきゅっと絞って涼子ちゃんは首を傾げた。
 
「別に蒼空は双子の弟だし、そりゃ弟として好きあよ……当たり前じゃん」

 「いやー、そうじゃなくてさ、蒼空くんかっこいいし、恋愛感情も少なからずあるのかなって」

「んー……」


 私もタオルの水を絞ってバスケットの中に入れた。




 * * *


 蒼空ははっきり言ってモテる。
 高身長に甘いマスク、優しい性格。
 加えてイケメン。
 
 そりゃあ間違いなくモテる。
 私にとっても自慢の弟。


 それでも……恋愛感情なんて……


 * * *



「ないない、なんで実の双子の弟に恋愛感情なんて」

「まあ、近親相姦とか言ったら聞こえは悪いけどさ……」



「おーい、マネージャー!!そろそろ休憩はいるぞー!!」
 
 少し遠くからコーチの声がした。
 そろそろ休憩に入るってことは私たちの作ってる濡れタオルが活躍するってこと。



 うぅ……朝のこともあるし涼子ちゃんから言われたこと考えたら蒼空と話しにくいかも……




 * * *


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