コメディ・ライト小説(新)

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君色に染まる私はイツカⅠ
日時: 2016/08/11 10:48
名前: 琳華 (ID: CKpJ5zkK)

ども、琳華です!
カキコ初心者だけど、小説書くの趣味なんで!
頑張りまーす。

参照100越え!ありがとうございます!

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#いぶきside#
「さよなら…いぶき」
「まってっ…!お姉ちゃん!」
「私のことなんか忘れて…幸せに暮らして」
「嫌!無理だよ…!お姉ちゃん!」

ある日。私、小松いぶきは、大切な、大好きな姉を失った。
それから私は、もう、人に特別な感情を抱くのをやめた。

全て他人。私には関係ない人。

私の心は絶望に落ちていた。

もう、だれも信じない。私の周りは敵しかいない。


#幸暉side#
「転校すんの?まぁ勝手にすれば」

あの日。俺は自立することを決めた。
自立といっても小学生の俺ができることなんかしれてる。
まず、祖母の家に居候になり、地元へ通った。

その頃から、俺には支えが欲しかった。
支えとは、好きという感情だろう。
けど、その好きは、たかがお遊びだ。

もっと。
心の支えが、欲しい。


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まず一話というか、プロローグ。
どんどん更新するんで、読んでくださーい。
感想もお待ちしてます!

Re: 君色に染まる私はイツカⅠ ( No.7 )
日時: 2016/08/05 14:26
名前: 琳華 (ID: CKpJ5zkK)

第三話

#いぶきside#

「緊張しとんの?」
「はぁ?なわけ」

大会がついに、きた。皆で市のアリーナへ行く。

初戦は広皆。勝てる気がする。私はぐっとこぶしをにぎりしめた。


「いぶきー?アップいくよ」
「あっ、はぁーい」

もう緊張で泣きそうな私に、部長が声をかけてくれた。
わかってる。試合でないよね。けど、なんか、泣けるの。

「遅いわいぶきっ!」
「すいません」

ぷっと笑った先輩につられ、全員が笑い出した。


「スタート…4、5、6、7、8」

顧問がいった。さっと行動する。広は呑気に笑っている。
…勝つ。
気持ちを新たに、

緑坂女バス、スタートです。


#愛加語録#

はぁー?あっち、すっごい気合い入ってるけど、気合いぢゃ勝てないよー?いぶきとかマジだし。うわこわー。
…まさかでないよね。いぶき。
出たらこてんぱんにしばくよ。

Re: 君色に染まる私はイツカⅠ ( No.9 )
日時: 2016/08/08 14:09
名前: 琳華 (ID: CKpJ5zkK)

#いぶきside#

接戦だった。広VS緑坂。
3Qで70-75。緑坂が負けている。
そんなとき、広がファウルして、こちらの部長の目をかぐった。

「いったぁっ…」
「先輩っ…!?」

部長は交代を促され、審判にも交代を促された。

「…小松!」
「…え!?」
「いけ!お前が交代だ!」
「…あ、は、はい!」

慌てて服を脱ぎ、ユニフォームを着る。コートにたった。

「…交代!」

広からもひびいた。

「4変われ、13入れ!」
「はい」

凛とした声。それは、まなかのものだった。

「嘘でしょ!?」
「まなの台詞、それ!なんでいぶき、でんの!」
「そっちがかぐってきたからでしょ!」

そんな言い合いをして、真剣になった。

「勝つよ、いぶき」
「こっちの台詞」

そして、スタートした一年の私達。

私達の始まりは、ださすぎるもほどがある…けど。

いいじゃん。

ぼこぼこにできるんだから。

Re: 君色に染まる私はイツカⅠ ( No.10 )
日時: 2016/08/11 10:45
名前: 琳華 (ID: CKpJ5zkK)

えーっと、描写が足りない、という意見があったため、描写させてもらいまーす。
実際私も足りないと思いましたし。いい機会なんで。

#登場人物紹介#

小松いぶき
……小さいころ、大好きだった姉と別れて、それがトラウマとなり、今も本当に心を開いているのかわからない美少女。高1。バスケ部で、中学のとき、県選抜に選ばれていた。

上岡幸暉
……いぶきと同じ学校の高1。いぶき、旺佑、愛加と同じ塾だった。剣道部。いぶきを陰ながら見守る美男。

岡本愛加
……いぶき、幸暉とは異なる高校の高1。バスケ部で、いぶきとは試合ではけんえいのなか、実際は仲がよさげだが、実は秘密がある…らしい。幸暉の元カノ。

山内聖夜
……いぶき、幸暉と同じ高校の高2。いぶきと仲がよく、家が近所。少しチャラチャラしているが、サッカーがうまく、チャラさなくせば完璧。

川田旺佑
……愛加と同じ高校の高1。いぶき、幸暉、愛加らと同じ塾だった。陸上部のエースで、愛加に片思い中。


#バスケ用語#

1on1
……1対1で敵と対峙し、ゴールへ攻めること。

オフェンス
……攻める際、ボールを持っているチーム。

ディフェンス
……オフェンスの反対。

レイアップ
……ゴール下まで駆け込み、ボールを横から上へ持ち上げるシュートの仕方。

フェイク
……相手をゆさぶり、抜こうとする仕方。

ロール
……ボールをもったまま、体を回転させ、相手を抜こうとする仕方。

Re: 君色に染まる私はイツカⅠ ( No.11 )
日時: 2016/08/20 11:22
名前: 琳華 (ID: CKpJ5zkK)

ごめんなさい、諸事情で、3DSからの浮上になりましたー…。少し書き方が異なるかもですが、すいません。

そして更新が遅かったにも関わらず、沢山の参照、ありがとうございます!

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#愛加side#

「何…何がおこってんのっ!?今!」

ハーフタイムで、完全に先輩がキレていた。
3Qで70ー75。勝っていたのに、3Qが終わる頃には、85ー82。見事、逆転されていた。

「シュートまで行けないし、何なのあの1年…!」
「あの子だけディフェンス固めたらどうですか?」
「…できるの?誰が」

2年が言った。先輩が冷たく突き放す。
いぶきを…?いぶきにフェイスガードすんの…?
……今なら。

「まながします」

そう、ハッキリといい放つ。先輩がキッとにらみつけてきた。

「ハァッ!?1年が調子のんなよ!あいつにつけるとでも思うの!?まなかが!?」
「はい、思うので言ってるんですけど」
「……まぁいいじゃん。つかせてみよーよ」

部長が優しく言った。キレてた副部長も流石に毒牙を抜かれ、チッという舌打ちとともに了承した。

「……負けたらどうなるか分かってるね?」
「りょーかいです」

ニヤッと不適に笑ってみせた。

Re: 君色に染まる私はイツカⅠ ( No.12 )
日時: 2016/09/06 18:52
名前: 琳華 (ID: CKpJ5zkK)

更新遅れました!すいません…!
続きです!

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#いぶきside#

「あと一分!」

2年が叫んだ。
4Qで96 ー 90。ギリギリだ。

「いぶき…!」
「いぶき入るよっ…!」

フリーのシュート。
私が落とすとでも思ったか。
スリーポイントから決める。99 ー 90。

「…ざっけんな!なんでいぶきが出るの…!」

まなかが叫んだ。口調さえ変わっている。

「今更!?負け惜しみにしか聞こえないからやめて!」
「うっさいわ!」

何よ今更!
そんなこと思いつつ、気が抜けただろうか。まなかに抜かれた。シュート。99 ー 92。

「ちょっといぶき!」
「すいません!」

あと10秒…!
そんなとき。絶対勝てる方法を思い出した。

「先輩!ゴール!」
「りょかい!」

そう。ボードにぶち当てて時間をかせぐ。その他に上に投げる、というのもあるが、個人的に好きじゃない。
残り5秒。

「いきますよー…!」
「おん!」
「なっ…!?」

広が驚いた顔を見せた。
私はふふっと不適に笑うと、ボードにぶち当てた。
…反対側のコートに。
次の瞬間。
ブー………っと。
試合終了のホイッスルがなり響いた。


____________________________________

どうでしたか??自分はバスケしてたんで、めっちゃこの光景わかります!
試合が終わるまでのレスを、かけすぎてしまった…笑笑
さてさて!次からは、恋愛に移ります!笑
皆さんの恋愛が楽しみですねー ♭ 笑
でわ!次もお読みくださいねー!


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