コメディ・ライト小説(新)

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君と僕【コメント募集中】
日時: 2017/06/19 22:12
名前: 花水木

どうしても告白したい男子が思い人を異世界転生して追いかけるお話。
ぐだぐだですが、宜しくお願い致します。

登場人物

名前・神之原 蒼那斗 (かのはら あなと)
性別・男
性格・礼儀正しく、紳士的。頭はきれる方だがあまり自覚していない。
雰囲気は、ふわふわしていて 少し頼りなくみえる。
この話の主人公。

名前・神埼 優菜 (かんざき ゆうな)
性別・女
性格・謙虚で、親切。雰囲気は、明るく 近づきやすいタイプ。       学年一位を取り続けていた。実は、神之原は学年二位。
この話のヒロイン?的存在。

まだまだ、キャラクターが出てくる予定です。

コメント等して頂けると幸いです!

それでは、お楽しみいただければ………。





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君と僕 ~僕の願い~ ( No.6 )
日時: 2017/06/19 22:14
名前: 花水木

あの、僕はどうすれば宜しいのでしょうか?これから…。

『…。受け入れられたのですね。分かりました。お教えしましょう。』優しく微笑まれた様な気がする。

『実は貴方は運命とは違う亡くなり方をされました。本来の亡くなり方なら自然にそって寿命がつきていた筈です。』

『しかし、今回 貴方は事故死。しかも、女性をかばってお亡くなりになりました。』

その事なんですが、彼女は助かったのでしょうか?

『…。はい。彼女は助かりました。無事に助かり寿命を終えられました。』

そうですか。良かっ…え?終えられました?ですか…。そうなると彼女は…

『彼女は80程生き続け、現在は新しい人生を送っておられます。』

…。それは…。予想外でした。……えっと。新しい人生までは予想していなかったので…。

『亡くなられる前、……。できれば命の恩人の貴方にもう一度会いたいと願ったまま。

既婚せず一生を終えられました。』

え?そうなんですか? 彼女はてっきり既婚されているのかと思っていました。
彼女なみの良い方なら…って思っていたのですが…。

それに、僕なんかが 命の恩人とまでは、言えないと思えるのです。
本当に、たまたま彼女のことを押す事ができた訳ですし。                                                    呆気に取られている僕。神様はそんな僕に落ち着いて接してくださる。

『そんな事ありません。偶然でも運でも それは、貴方が行った事に違いありません。それに 運命を変えたのは貴方自身ですから。』

『…。それにしても、貴方も、あの方も、似ている……』

最後の一言は聞こえなかった。何とおっしゃったんだろう?


『最後に、貴方には生まれかわれる事ができます。どうなさいますか?』

それは、転生ということでしょうか?

『はい。転生です。それも、前世の記憶を持ったまま、来世で過ごす事ができます。』
『そして、願いを一つ聞きましょう。』

僕は…………


***********


その言葉を言った瞬間。僕は暖かい空気にフワリと包めれた。

元気よく産声を上げた。って…ええと僕。赤ちゃんになったの?
助産師さんだろうか……。それとも、この世界にはそんな資格はないのだろうか?
しっかりと抱かれ首が座っていない事を実感する僕の体。
優しさが伝わってくる。

僕の願い事…それは………『彼女に…もう一度会わせていただけませんか?』





















君と僕 ~転生先の日常~ ( No.7 )
日時: 2017/07/03 21:03
名前: 花水木

普通に高校生活を送っていた筈…と思っていたけれど違ったのかなぁ?
そんなことを考えながら僕は母親…うん。お母さんからあやしてもらっていた。
難しいことが、山積みになっているだろうなぁ…と考えていたのだけど言語習得にはあまり苦労しなかった。

赤ちゃんの記憶力や認知度が凄いとは聞いていたけど改めて実感する事になるとは
思わなかった。すごいなぁ。赤ちゃんって…まぁ、今は、僕もそうだけど…

性別も前世と同じ男の子だそう。良かった。前世の記憶と違って女の子だと僕は
慣れなかっただろうし、それに、随分苦労するだろうなぁ。
と、ほっとしていたらお母さんから話し掛けられた。


[お父さんももうすぐ帰ってきますからねぇー。]

お父さん。そう、僕のお父さんは、遠くに出稼ぎに行っている。
それが、僕が生まれたとのことで帰って来てくれるらしい。なんでも、急ぎすぎて
落馬しそうになったとのこと。大丈夫かな…。


どうやら、僕の家系は、父、母、僕の三人家族らしい。前世と同じだ。偶然かな?
あと、ここで聞いた話によると、この世界は、平民、貴族、王族の主な三つに分かれて
いるそうだ。で、僕の家は、平民。うん。僕に合ってると思う。


とにかく、お父さんに会えるってだけで、とてもワクワクしている僕。
つい、もぞもぞと体を動かしてしまった。
すると、にっこり微笑み 母は、
 [お父さんに、会えるのが楽しみなのねぇ。] と返してくれた。

これが、お母さんの力って言われてるものかなぁ。
なんて 思いながらきゃきゃと反応する僕。

そういえば、お母さんの顔が初めて見えた時、綺麗すぎてびっくりしてしまった。
それこそ、親子そろってすべり落ちるかと本気で思った。


とまぁ。これも 親子は似る。と言われている、根拠になるのかもしれない。

そんな、おバカな事をしていると、やっぱり親子ね!と笑ったお母さんの言葉を
思い出す。同意です。お母さん


この世界で、驚いた事といえば 薄々感じてはいたけど、魔法が存在していること。 属性は、火、水、木、風、地、光、闇 そして、ユニーク魔法。
など、様々な種類があるらしい。なかでも、主流なのが、火属性と風属性。

なんでも、昔この地は、風の神様と、火の神様の憩いの場だったらしい。

そんな、おとぎ話のような幸せな話も実際神様に会ったことを覚えている僕としては
単なるおとぎ話に聞こえなかった。


それで、お母さんの属性は、光属性。中々珍しい属性。
属性は、基本的に 一人一属性。ダブルは珍しく、ユニーク魔法なんて10000年に一度現れるかどうかだそう。
こういう話は、図書館の本で、一時期読んだことがある。

あと、魔法陣や、妖精、魔法道具、儀式など県の図書館の本を全て読んだときに、
混ざっていた。

まさか、その知識が役に立つ日が来るとは。夢にも思ってなかった。

そんなことがあるんだなぁ。と思いつつお父さんが帰ってくるのを、
お母さんと待っていた。





君と僕 ~父親の帰宅~ ( No.8 )
日時: 2017/07/03 21:21
名前: 花水木


お母さんとお父さんの帰りを心待ちにしていると………。

ドドドドドと地響きでもしたような音が廊下側からしてきた。

もしかして…。この足音は…。と思いつつ響き渡る音に耳を傾けていた。
ガチャリとドアを開ける音がする。何故、ドアを開けるときはノックをする気遣いを
するのに、廊下を走ってしまったの…。お父さん…。

そんな矛盾に心の中で、苦笑してしまう僕。赤ちゃんなのに苦笑って、おかしいかな?
うーん。と思ってしまったが、今回は許してもらおうと思う僕。
ようやく、会えたお父さん。って、、あれ?綺麗なお顔。え?僕の両親って     もしかして…。美男、美女。え?じゃあ、僕は例外?
鏡で見た顔は、前世の顔の面影がはっきり残っていたけど。
…。勿論のこと そんな綺麗な顔とは思わなかったし、これが僕の普通だったし。

えっと。どうしよう。いや さすがに顔で子供を嫌がるとか、そんな訳…。
考えながらどんどん自信が無くなってくる。そうだよね。そんなわけ。ははh


とずっと、考えていたらお父さんから思いがけない言葉が飛び出した。
[やっぱり、母親似の可愛らしい顔をしてるな!]幸せそうに微笑む父。

うん。綺麗です。って、良かった。顔はどうあれ、やっぱり自分の子供は可愛いと
思うものなんだね。良かった。当たり前かもしれないけど、両親があまりにも
容姿端麗だと、不安になってしまった。

そんな一喜一憂している僕のことを知ってか、知らずか お母さんがタイミング良く言う。
[まぁ。恥ずかしいわ。でも、ほめて貰えてこの子も嬉しい筈よ!]微笑むお母さんの顔に思わず固まる僕。本当に両親の綺麗さは心臓に悪いです。

二人から、色々な話をしてもらったり、おもちゃを近づけて[いないいないばぁ]
をしてもらったりと遊んでもらった。
といっても、首がまだ座っていないからゆっくり動くしかないのだけど…。


そして、一番の問題は、反応に困る。

その一点だった。本来の赤ちゃんがどう反応を示すか。個人差もあるがなんとなく
分かる範囲で行動してみた。まぁ。赤ちゃんのこの時期なら確か…。

[社会的微笑]を行う時期だった気がする。お父さん、お母さんの顔を見て笑ったりする、自然な反応で、はっきりとした感情はまだないんだっけ。

そう昔の知識を思い出しながら日々を送っていた。




君と僕 ~君を見つけるもっと前~ ( No.9 )
日時: 2017/07/03 21:27
名前: 花水木


お父さんが、帰って来て十日程経った。そうすると 僕の首もだんだん座り始め
今ではしっかりと首を支えられるようになった。寝返りもできるようになった。
少し、他の子と比べると成長が早いらしい。

生後三カ月で、首が座り、寝返り、はいはいなどを行えるようになった!
嬉しいなぁ。と思っていたら、両親とも驚きながらも毎度喜んでくれた。

そんなことを繰り返しながら徐々にこの世界について学んでいく僕。
どうやら、この世界は魔法が発展している。が、そのかわり科学の発展が遅い様子。

電話も勿論、レンジやテレビなどはできていない。

電話の代わりに、魔力を感知させて通信する器具。

レンジの代わりに火属性で程良い暖かさに。

テレビの代わりに水晶を。と他のもので補っているらしい。

しかし、水晶で外の様子を見るにも相当の魔力技術が必要で、火属性がいない家庭は
お隣さんから温めてもらう など中々不便なところもあった。
移動手段も、乗馬でいくか、徒歩、 貴族の方だと馬車だった。


僕が転生してから、早一年が経とうとしていた。

お父さんは、僕に会いに来て二週間程して、また お仕事へ。
それから、度々お父さんが帰って来てくれていた。

君と僕 ~僕の誕生日~ ( No.10 )
日時: 2017/07/03 21:35
名前: 花水木


そして、一歳の誕生日が経とうかとしていた頃。

誕生日の一か月前に、『誕生日の前日には帰るよ。』と通信があった。
この通信器具は、短文しか打てないらしく打つだけでも相当の魔力量を使用してしまうと学んだ。

この間、お隣の女性とお母さんがおしゃべりをしていた時、たまたまこんな会話を
していたのだ。

「実は、昨日ね。私の姉と長話しゃって。」と嬉しそうに昨日の出来事を話す女性。
「まぁ。ユラールさんの御姉さま?確か、隣の御国に住んでいらっしゃるとか。」
「そうそう。それでね。久しぶりに話すものだから、つい、ね。」

と恥ずかしそうに話す。 とても幸せそうな会話に思えた。

きっとお隣の女性と御姉様は仲が良いのだろう。


「そしたらね。通信機に魔力を流し過ぎちゃたみたいで、倒れちゃったの!」
ほほほと笑い飛ばす女性とかたまる母。

「ま、まぁ。大丈夫でしたの?」一瞬石化したお母さん。すぐに、現実に戻ってくると
心配そうにそう聞いた。

「もちろんよ!もう、こうしてピンピンしてるわ。近くに家族もいたし。 それに、姉の方も同じみたいでやっぱり姉妹ね。って大笑いしたものよ。」

「そう。近くに御家族がいて本当に良かったわ。」と一安心した様子のお母さん。


と、この様な会話を聞いたので、大変だな。と思っていると
次の日から、お母さんは通信機に、少しずつ魔力を送るようになっていた。

えっと。お母さん。魔力をゆっくり送っても、総合の魔力量が多かったら意味ないんじゃ。と見ていると、「た、倒れるって。わ、私も?」と不安げに呟いていた。


一歳に近づくにつれて、赤ちゃんは自分の名前を認識し始めて、それに応えるように
なる。と聞いたことがあった。

僕も、よく「リル?リル?」とお母さんから呼ばれるので、応えようと手をあげてみたり、声を出してみたりと、様々な事をしている。


もう、そろそろで、「お母さん」と「お父さん」が言えそうだけど、中々最後まで
言えない。誕生日までには、言えるようになって、両親に喜んでもらいたいのだけど。

そして、誕生日前日。お母さんと僕は、お父さんの帰りを楽しみに玄関で待っている。

すると、ドドドと聞きなれたお父さんの駆けつける足音。
「お父さん。帰ってきたみたいね。」そう言って頬を赤らめるお母さんは嬉しそうだ。

ーーガチャリ

「ただいま!帰って来たぞ! って、おお!二人とも玄関まで来てくれていたのか!」

と心底嬉しそうな顔をした直後お母さんと僕を同時にハグするお父さん。
うぅ。嬉しいのだけど、少し痛い。でも、しあわせだな。と思っていたのが、
言葉にもれてしまったらしい。

「おとうさん。いたい。」と小さく呟いた僕。


「へ?」両親ともども鳩が豆鉄砲をくらった様な顔をしていた。
あ、ごめんね。お父さん、お母さん。本当は、ケーキを食べるまで残しておきたかった
のだけど。つい、出てしまいました。はい……。

「え・・・?もしかして、話せるのか、リル?」と動揺しながらお母さんに確認する父。
「いいえ。私も、初めてリルが話したのを聞いたわ。」
と呆気にとられている二人。その数秒後。

「やったーーー!!凄い!凄いぞ!リル!」「良かったわね!」
と嬉しそうに喜び合う両親。
良かった。ちょっと早いけど、サプライズになったみたい。

そんなこんなで、僕の一歳の誕生日はお祝いしてもらったのでした。




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