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コメディ・ライト小説(新)
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入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- 四高男子。
- 日時: 2017/06/03 09:54
- 名前: まるふぉい先輩 (ID: 3i70snR8)
*物語はフィクションです。
- Re: 四高男子。 ( No.1 )
- 日時: 2017/06/03 23:38
- 名前: まるふぉい先輩 (ID: Mm9jHYga)
真夜中、2時。雲が月に青く照らされている。
「よぉ」
坊主の鼻ピアスは相手の肩に手を置いた。
「痛い目、見る」
相手はフードを深くかぶっていたので顔はわからない。坊主の手はいとも簡単にあらぬ方向へねじ曲げられ、地面に顔を付けて倒れた。頭を踏みつけ水溜りに顔面を、スニーカーで押し付けて呼吸の手段を絶たせた。
「はぁ…ぁ…」
私はいけないものを見てしまった。
高架下のブロックの影から見ていた光景。
- Re: 四高男子。 ( No.2 )
- 日時: 2017/06/03 23:45
- 名前: まるふぉい先輩 (ID: Mm9jHYga)
「今日から私も四高生か…」
M県立第四高校。県内で唯一数字がつく学校である。
偏差値68、公立、文武両道を兼ね備えた学校。毎年入試倍率は5倍を超える。
八崎ゆなはギリギリで合格したと言っても過言ではない。本人もそれを重々承知していて、かなり不安を感じている。
鏡の前で制服姿の自分を確認する。中中可愛い制服。
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