コメディ・ライト小説(新)

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いちごミルクに砂糖は要らない。
日時: 2018/04/21 16:00
名前: 立花 ◆FaxflHSkao









 君がいなくなって、もう七年も経ったよ。

 でも、まだ、君を忘れられないんだ。




 □■□




 ◆ 一ノいちのせそら
 ◇ 当麻とうまえな
 ◇ 佐藤さとう奈々なな
 ◆ 香坂こうさか日向ひなた
 ◇ 白石しらいし小夜香さやか


 初めてこの作品を書いたのは私が中学一年生の時でした。つまらない授業を受けつつ、隠れてノートに小説を書いていたあの頃のことを思い返してみれば、今ではとても懐かしく感じます。それこそこの物語のように七年近くの時間が経ち、また書き直しをしようと思ったのは、この作品をちゃんと完結させてあげたいと思ったからです。七年の間にプロットはどこかに消え、覚えていたのは彼らの下の名前だけとなってしまいました。あの頃に書いていたような作品をもう一度書く、ということはできませんが、七年後の自分が彼らのハッピーエンドを描けたらなと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
 

 いちごミルクに砂糖は要らない。だって、甘すぎるから。君の、その嘘も。








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Re: いちごミルクに砂糖は要らない。 ( No.12 )
日時: 2018/12/02 23:13
名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1a/index.cgi?mode=view&no=10873

はじめまして。友桃(ともも)と申します。

タイトルに惹かれてクリックしたのですが、予想とは違ってミステリアスな雰囲気のお話で、とてもおもしろかったです。
空くんとえなちゃん2人の関係だけでも不思議な部分がたくさんあって、わくわくしながら読んでいたのですが、
空くんが呟いたのが小夜香ちゃんの名前だったときにすごくびっくりしてそのまま先が気になって最新話まで一気読みでした!

こういうミステリアスな雰囲気の小説を私は書けたことが無いので、うらやましいです^^

執筆がんばってください!

友桃

Re: いちごミルクに砂糖は要らない。 ( No.13 )
日時: 2018/11/22 22:55
名前: 立花 ◆FaxflHSkao

 初めまして、立花と申します。もちろん友桃さんのことは存じております。緊張で返信を打つ手が震えておりますひえええええ。

 タイトルは個人的にとても好きで、気に入っているのでとても嬉しいです。久しぶりに中学生のころに書いたお話を読み返してみると矛盾とかが酷くて内容は意味不明だけど、やっぱり自分で書いたお話だからか愛着が沸いてきて、このお話を最後まで書ききりたいという思いが強くなりました。リメイクで頑張って書いてるのですが、もうすでに矛盾とかがちらほら出てて困っているのですが、面白いと言っていただけて本当に幸せです。
 しかも、このお話を書いていた当時? ぐらいに読んでいた作品の作者様に言っていただけるなんて本当に私は幸せ者です。ありがとうございます。

 キャラクターの関係性や、ストーリーを大切に、当時の私が書きたかったお話が書き切ることのできるよう頑張ります。コメントありがとうございました。
 短いお話ですので、もうしばらくお付き合いいただけると嬉しいです。ありがとうございました。

12 ( No.14 )
日時: 2018/12/01 23:58
名前: 立花 ◆FaxflHSkao

 恋をすると、途端に人は変わるらしい。らしい、で片づけられるほどそれはオレからは遠く、夢のような存在で、彼女に、当麻えなに会うまではこんな感情知らなかった。正直、知りたくなかった。






 ■



 空のことが好きなのだろう、と勘付いたのは彼女が空の前ではとても悲しい笑顔で笑っていたから。報われない恋なんかして馬鹿だなって当時は思っていた。
 当麻えなは一体何者なのか、ということが気になったのは彼女の計画の最終段階。空の父親とえなが妙に親密な関係だったことが気になって、家に帰って親を問い詰めた。



 どうしてえなは、この病院に入院してるの?




 心臓の病気、と本人は言っていたけれど、それにしては妙なことが多い。専門的な治療を受けているところを見たことがなかったし、彼女の体調からそれっぽい要素が全く感じられなかった。



 両親は困惑しながら、言葉を詰まらせながら、ゆっくりオレに教えてくれた。
 彼女は本当は病気ではなく、訳があって入院しているのだと。

 うちの父親が空の父親と大親友らしく、空の父親からのお願いをきくためにえなを入院させたという導入部分の話だけ父さんは話してくれた。それ以上は言えないと言葉を濁した父さんは、今にも泣きそうな顔でオレの頭を撫でた。そのときに、空の父親の命が短いってことに気づいてしまって、オレは何も言えなくなってしまった。
 一体、何の目的でえながオレたちの世界に投入されたのかはわからなかったけれど、絶対に「理由」があるってことはわかった。だから、どうにかしないとって思った。だって、このままだとえなは、




 「えなが死んじゃう」




 ***




「あんたって馬鹿みたい。死んだ女のことなんて早く忘れたほうがいいんじゃない」
「えなって本当口悪いよな。素はそんな感じなの?」

 中学に入って色んな伝手で当麻えなのことを探して、ようやく再会できたとき、彼女の見た目は大きく変わっていた。可愛らしいあの頃の面影は薄く、つんとした辛辣な言葉を使う女の子。見た目は大きく変わってなくとも、話し方や表情が全然違ってあの頃のえなとは別人だった。
 クリームがいっぱい乗ったフラペチーノかなんかよくわからないものを飲みながら、えなは大きくため息をついてこちらをじろっと見た。

「うるさいな。当麻えなは死んだの。ってかもともと存在しないの、それでいいじゃん」
「オレ、ちゃんと調べたんだよ。当麻えなって昔人気だった子役の名前だろ。それってえな本人なわけ?」
「ああ、うん。むかし役者をやってた頃もありましたね」

 有名私立中学の制服を着た「死んだはず」のえなが言葉を紡ぐ。きっと「違和」があるはずなのに、それもどうでもいいって思えるくらいにオレはえなに入り込んでいた。


「オレは、えなのことが好きだったんだ」
「ふうん。でも、私はえなじゃないから。あなたの好きだったえなに戻ることもないし、空のことが好きだったえなに戻ることもない。きっとこの先一生」

 当麻えな。本名、柚原志麻は真剣な面持ちでそう言い放った。
 彼女はきっと、当麻えなが嫌いだったのだと、久しぶりに再会してそう思った。


Re: いちごミルクに砂糖は要らない。 ( No.15 )
日時: 2018/12/02 23:13
名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1a/index.cgi?mode=view&no=10873

えなだった人に、「えなが好きだったんだ」って言う、なんでしょう、この切なさ…。

心臓がとまるとか以外で、人が死ぬっていうことを小説で表現しようとしたことがなかったので、
なんだか新しい世界が知れた感じがします( *´艸`) 切ないけど…。

Re: いちごミルクに砂糖は要らない。 ( No.16 )
日時: 2018/12/17 23:56
名前: 立花 ◆FaxflHSkao


>>15 友桃さん

 えながえなじゃなくなっても好きな気持ちは変わらなくて、でもえな自身は「えな」という自分が作り上げたもう一人の自分が好きじゃないから日向のことを撥ね退けてるのが、個人的に気に入ってます( ;∀;)
 自分を偽って生きてる人って結構いると思うんですけど、結構疲れるんじゃないかなって思います。こういう風に素でいられる二人の関係性っていうのが恋愛とかそういうのを置いておいた場合では好きです(笑)


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