コメディ・ライト小説(新)

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放課後推理ノート
日時: 2019/01/14 13:13
名前: 青い海

青い海と言います。
更新はゆっくりですが、どうぞ最後までお付き合い下さい。




主な登場人物

・二階堂星南(にかいどう せな)
 現在高校2年生。普段はおっとりした性格だが怒りがMAXになると性格が変わる。
 鋭い勘と推理力&観察力の持ち主。
 碓氷探偵事務所に居候している。

・五十嵐色葉(いがらし いろは)
 星南の幼馴染。父親が俳優の為、芸能界のことに凄く詳しい。
 完璧すぎるルックスの為、女子からの人気が高い。

・碓氷時雨(うすい しぐれ)
 碓氷探偵事務所所長。現在23歳。何故か沢山の警察官達に頼りにされている。

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Re: 放課後推理ノート ( No.1 )
日時: 2019/01/20 10:31
名前: 青い海

事務所の天井扇が、生温い空気をかき回している。
窓から差し込む斜めの陽光が、事務所の床を白く照らしている。あるかなきかの微風に、室内の観葉植物が頭を垂れている。
「………あぁ~~~~ぅぁ暑っつい~~~ー…………」
溶けた氷菓子のように、色葉と星南が机に伸びていた。
「何もこんな時に冷房が故障しなくてもいいのに……」
「修理が来るのは明日だってさ」
「そんなに待ったら煮汁が出るっつーの」
事務所にいるのは高校生2人と、碓氷探偵事務所所長の3人だ。星南、色葉、時雨。時雨だけは汗ひとつかかず涼しい顔をして、うだる若者達を不思議そうに見つめている。
「あーこんなんだったら、何にもやる気が起きねえよ」
色葉がやけっぱちめいて叫んだ。
「誰か魔法とか使って涼しくできる奴はいねーの?」
「いるわけないよ……。私達、人間なんだから」
星南が呆れた様に色葉を見る。
「ちぇえ」
色葉が再び机に突っ伏した。
「分かった。こうなったら避暑にでもしに行こーぜ?俺ら夏休みだしな」
「いいね!それ!行く!」
星南が顔を上げて言った。
「でも具体的には何処に行く?」
「テレビ局がいいなあ。親父の仕事の様子見れるし」
色葉が独りごちた。
「いいねぇ。テレビ局だったら俺の友達がそこで社長やってるから金出さなくて済むしなあ」
時雨が頷く。
「確かに。最近依頼人少なくて不景気だったし。無料で行けるんだったらいいよね~」
星南が言う。
「よし、じゃあ決まりだな。行くぞお前ら」
「「はーい。喜んで!」」
時雨、色葉、星南は連れ立って事務所を後にした。

Re: 放課後推理ノート ( No.2 )
日時: 2019/01/23 14:09
名前: 青い海

****

【星南side】
時雨がテレビ局の社長と友達だったお陰で無料でテレビ局の中に入ることが出来た私たち。しかも!普段は絶対に見れない、テレビ収録の現場も見せてくれるというのだ。
『気が済むまで見て行ってくれて構わないからな』と、優しく微笑みかけてくれた大倉(社長の名前)さんの笑顔は、多分一生忘れないと思う。
「ああーやっぱいいよな~此処!親父が活躍している舞台!最っっっ高!」
…………まあ、私の隣を歩く色葉のキラキラと輝いた瞳の方が、忘れないだろうと思うけども。
「色葉、小学生みたいだね?可愛い……」
「るせー。俺は親父みたいな大物俳優になるのが夢なんだよ。その憧れの親父が働く現場を間近で見て騒がねー奴が何処にいるんだよ、バーカ」
そう言って私から顔を逸らした色葉。恥ずかしくなったのだろう。耳が真っ赤に染まっている。
「…………私、色葉のお父さんLOVEなところ好きだなあ」
色葉とは、保育園児の頃からの付き合いだけど今と変わらず、いつも色葉の話の内容はお父さんだった。
その時の色葉の輝いた瞳。今と全く変わらない。
だから好きなんだ。
憧れの人をずっと思い続けていられる色葉が。
私は、そんな人、1人も居なかったから。
「星南、お前何言って—————」
逸らしていた顔を、再び私の方に向けながら、唇を動かした色葉。
でも、何を言っているのか聞こえなかった。

「「「キャアアアーーーーーーッ」」」

沢山の人による、耳をつんざくようなつんざくような悲鳴のせいで。


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