コメディ・ライト小説(新)

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女子高生探偵
日時: 2018/12/03 18:40
名前: 青い海

主な登場人物紹介

西園寺雨音(さいおんじ あまね)...ずば抜けた推理力を持つ。亡くなった父親の代わりに『西園寺探偵事務を経営している。

波瀬渚(はせ なぎさ)...刑事の息子。

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Re: 女子高生探偵 ( No.1 )
日時: 2018/12/03 19:09
名前: 青い海



「ノロマ。このくらいの事件くらい、サッサと解け」

「殺人事件だぞ?サッサと解けるか馬鹿」



俺らは今、どっかのテレビ局のスタジオにいる。

何で高校生である俺らがそんな所にいて、こんな物騒な話をしているのかというと………



―――――それは、目の前にいるこのクソ生意気な女との出会いまで遡る。

Re: 女子高生探偵 ( No.2 )
日時: 2018/12/10 23:09
名前: 青い海


潮風が俺の髪を撫でるようにして通り過ぎてゆく。
「………はぁ。今日もこの街は平和だなー」
頭の後ろで手を組んでポツリとそう呟くと、ふと、吸い寄せられる様に横を見た。
するとそこには、
真っ白な壁にまるで海のような青色の屋根。木で作られた扉のノブには、『saionzi cafe』というプレートがかけられているお洒落な店があった。
(こんな店あったんだ。知らなかったなー)
家に帰ろうとしていた足を止め、フラフラと興味本位で店に近づく。
そしてドアノブを持つと、そのまま押し開けた。
カランカラン、という軽やかな鈴の音を聞きながら中に入ると目の前にはカウンターがあり、そこに一人の黒髪の少女が座って新聞を読んでいた。
余程熱心に読んでいるのか、俺に気付く気配がない。
特にやることもなく、黒髪少女の姿をずっと眺めていると、
「………流石にそんなに見られると集中できないんだが」
新聞から顔を上げ、俺を見ながら少女が言った。
「あ、悪い」
パッと目線を外し慌てて謝ると、「で?何の用だ?」と俺の言葉に続けるようにして少女が言う。
「いや、用って程のものじゃねーんだけど………」
まさか、『興味本位で此処に入ったので用はねーよ』なんて、死んでもいえねー。
俺が苦笑いしながら言葉を濁すと、
「はぁ~。んな、わっかりやすい嘘つかれてもね~。あたし探偵だよ?お兄さん」
どこか少し楽しそうにしながら少女はそう言った。
「え?」
探偵?
俺と同じくらいのこの女の子が?
「マジ?」
「うん。マジ。あ、ねぇお兄さん。西園寺探偵事務所って知らねぇ?」
机に頬杖をつきながらそういう少女。
俺は«西園寺»という言葉を聞いて、前に凄く有名だった探偵事務所を思い出した。
………確か西園寺探偵事務所って、めっちゃ優秀な探偵がいてどんな事件でも解決してくれるって有名だったはずだ。

Re: 女子高生探偵 ( No.3 )
日時: 2018/12/10 23:05
名前: 青い海

「し、知ってる」
「おぉ~。西園寺の知名度って高いんだな」
「そりゃあな。あんだけ有名になったらよ」
「………そうか」

………と、そんなやり取りをしていると、

「じゃあ、あの事件も知ってるか?」

急に少女の顔が曇り、さっきよりワントーン低い声でそう尋ねられた。
「は?あの事件って………西園寺探偵が、殺されたってやつ?」
「あぁ」

確か、十年前の夜。西園寺探偵が帰宅途中に何者かに刃物で刺されてそのまま亡くなってしまい、日本全国を悲しみの渦に巻き込んでいたというとても大きな事件だったはずだ。因みに犯人は通り魔で、殺せるならだれでもよかった、と言っていたらしい。俺の親父が丁度その事件の担当で、泣きながら『お前はこんな最低な野郎になるんじゃねえぞ』と俺たちに話してきたのでよく覚えている。


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