コメディ・ライト小説(新)

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あやかし町
日時: 2020/02/14 17:22
名前: 鳴海埜(なるみや)

時は平成。ビルが建ち並び、機械化が進む今、これは[あやかし]という、日本に古くから住んでいる、人成らざる者達と、[あやかし]が見える珍しい一人の人間との御話__。

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Re: あやかし町 ※アンケート実施中※ ( No.15 )
日時: 2020/02/11 12:59
名前: 鳴海埜

 読者様方へ_。
毎度、あやかし町を閲覧していただきありがとうございます。

2/14バレンタインに、バレンタイン特別編を書こうか迷っております
その為、読者の皆様に特別編に関しての希望調査を行おうかと思います。

アンケート締切【4/13 23:00 まで】

希望の方はコメントをよろしくお願い致します。

Re: あやかし町 ※アンケート実施中 ( No.16 )
日時: 2020/02/11 13:47
名前: 紅蓮

鳴海埜さん、またまたコメント失礼いたします〜。

2/14の特別編…いいのではないのでしょうか!
ぜひぜひ期待してます〜。

Re: あやかし町 ( No.17 )
日時: 2020/02/18 12:12
名前: 鳴海埜

*バレンタイン特別企画について*

バレンタイン編の件についてですが、
只今、体調不良が続いており、掲載出来て
おりません。誠に申し訳ありません。
※体調が整い次第、すぐ掲載する予定です。


バレンタイン編と共に、第9話も掲載する予定です。



読者の皆様、
もうしばらくお待ちください。





       鳴海埜なるみやより

Re: あやかし町【バレンタイン編】 ( No.18 )
日時: 2020/02/28 16:44
名前: 鳴海埜

だーいぶ遅いバレンタイン編です((
少しでも楽しんで頂けたら幸いです。
-----------------
[バレンタイン編]※御月と再会前


__ピピピッ……ピピピッ…ピピッ…。

__2月14日6時30分_。

「んん……久しぶりに見たわね…」
昔の夢を見ていた様だ。目覚ましの音で目が覚め、欠伸を溢すと、ふと頬に手を当てると、薄らと湿っていた。

「そっか…今日は…バレンタインね」
そう呟いては、身支度を始める。


バレンタイン_それは一番の思い出。

_お爺様がまだ生きていた頃の話_。


「_ッとと、できたぁ~!お爺様ぁ~!」
今日はバレンタインだ。朝早くから起きては、チョコを使ったお菓子作りをしていた。作っていたのは[ミルク][ビター][抹茶]の三種類の生チョコだ。
出来上がったチョコをいくつか手に取り、お爺様の元へ駆けていく。するとお爺様は、嬉しそうに笑って、ありがとうと言った。そして、『御月にもあげてやってくれるか?』と言った。
私は、元々あげるつもりでいたため、
『もちろん!』と言い、御月を探しに家を飛び出した。
何分かして、いつもの神社に着いた。
鳥居の近くに彼は座っていた。私は、嬉しそうに彼の元へ駆け出した。しかし、足元を見ていなかった為、あと少しという所でつまずいてしまった。私は、『転んでしまう』そう覚悟し目を瞑った。だが、いつまでたっても痛みは来ない。その代わり、体を何やら暖かいもので包まれている事に気付き、慌てて瞼を開くと、私は彼に抱き止められていた。彼は優しく笑うと、心配そうに顔を覗き込んできた。
「大丈夫?ちゃんと足元見ないとダメだよ?咲奈。」
怪我をしていないと分かり、ほっとして、私は彼に抱き付き顔を埋め、少し恥ずかしそうに頬を染め礼を言った。
「ありがとぉ…みつきくん、…」

その後、無事チョコを渡せた。私は、満足そうにほくほくとした笑みを浮かべ、『またね』と彼に手を振り、帰った。その日が、お爺様が生きていた時の最後の思い出だ。そして__


_初めて異性にチョコをあげた日だ。


「_行ってきます、お爺様。」
玄関の写真立てのお爺様に笑顔を向け、玄関扉を開け、私はまた、新たな1日のスタートを切った_。

まさか、後に和国に行く事になるだなんて、この時は知りもしなかった_。



[バレンタイン編終]




如何でしたでしょうか。
楽しんで頂けましたでしょうか。
楽しんで頂けたのなら、幸いです。
では、また9話でお会いしましょう。

Re: あやかし町 #9 ( No.19 )
日時: 2020/03/10 11:21
名前: 鳴海埜

 #9【偶然ぐうぜん


「おい、聞いているのか?人間。」

私はわれてしまうのだろうか。そんなことを、ぼーっと立ったまま考えていたが、その一言でハッとした。
「ご、ごめんなさい、…ぶつかってしまって…命だけは……」
私は咄嗟とっさに謝った。すると、鬼神様あいては、ぽかーんと呆気に取られた顔をして、こちらを見つめていた。かと思うと、突然笑いだした。
何が起きているのだろう。笑われている…一体なぜ…?私は呆気に取られ、またぼーっとしてしまった。慌てて我に返り、なぜ笑っているのか不思議に思い、聞いてみた。
「お前が、…ふふ…突然謝ったと思えば、いのちいをしてきたのでな…」
くっくっと笑いを堪えながら、鬼神様はそう言った。そんなに面白かったのだろうか。私はさっぱり分からず、再びぼーっとしてしまった。

『何がなんだか…全然分からないわ…頭が痛い…意識が朦朧もうろうとする…。』
御月さんが嬉しそうに鬼神様と話している声が聞こえる…食堂の客のあやかし達の騒がしい声がする…。
私の意識はそこで途絶えた。とても暗い…闇の…奥深くに落ちていく_。何度目だろう_。

「…咲奈さな?!」
咲奈の体がぐらりと傾くのが見え、咄嗟に駆け寄ろうとすると、いつの間にか鬼神様が咲奈を抱き抱えていた。
側に駆け寄り、声を掛けるが返事はない。何やら…今までとは違い、嫌な予感がする…そんな気がした。

同じく…鬼神もそう感じていた。
それと同時に、鬼神は懐かしさも感じていたのだった_。



[第9話終]次回へつづく。


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