コメディ・ライト小説(新)

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先生の事が好きです。 ストーカーで生徒ですが何か?
日時: 2020/08/09 15:21
名前: 雪林檎 ◆iPZ3/IklKM (ID: w1UoqX1L)
参照: http://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no=12710

お馴染みの方はこんにちは、初めましての方は初めましてっ“雪林檎”と、申します。
完結まで頑張って書いていきたいと思います。
最後までお付き合いの程、宜しくお願い致します。ペコリ(o_ _)o))

※注意

●投稿不定期。

●この物語は好きすぎるストーカー女子×押しに弱い高校教師の社会性ギリギリラブコメ!

●文才0なので貴方様が理解できる場面が少ないです。

●温かく見守っていただけると嬉しいです。

●荒らし、悪コメはごめんです。荒らし、悪コメする人は Go home!!

*コメントをくださいました心優しい読者の皆様*

・蝶霞様

・真珠様

・ライター様

・NaNa様

執筆の励みになります。コメント、ありがとうございました。(*´ω`*)


―――――――――――――

≪table of contents≫

Prologue>>1
Character>>2

*chapter One*

episode1>>3 episode2>>4 episode3>>14 episode4>>16 episode5>>19 episode6>>28 episode7>>31 episode8>>32 episode9>>39  episode10>>43 episode11>>44 episode12>>45 episode13>>46 episode14>>47 episode15>>52  episode16>>56  episode17>>57   episode18>>59


・~先好き・凛&晃の恋人記念から始まる質問コーナー~

司会・篠崎昇&ゲスト・浅桜晃編>>34

司会・篠崎昇&ゲスト・柊知世編>>42

司会・篠崎昇&ゲスト・花野井美景&夏秋八弥編>>53

司会・篠崎昇&ゲスト・高須爽編>>58

司会・篠崎昇&ゲスト・天海莉琴編>>60

―――――――――――――

・放課後座談会 ~ 先好き・初期設定初公開コーナー ~

高須爽編>>48

柊知世&夏秋八弥&浅桜晃編>>49

天海莉琴&胡桃坂凛編>>54

花野井美景編>>55

*news*

2020.6.8
 episode11に出ていた晃君と話している綾瀬先生は実は『花と太陽。』に主人公だった高嶺千雪ちゃんです。
ヒーロだった綾瀬泰陽君と結婚して夢だった先生に立派になったんですぅう……。
あの未熟な小説からゲスト出演してもらいました。
リベンジもしようと思っているので楽しみにしていて下さい!(`・ω・´)ゞ

2020.7.13
 燈姉さん、Characterに書き加えました!

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Re: 先生の事が好きです。 ストーカーで生徒ですが何か? ( No.56 )
日時: 2020/08/01 14:03
名前: 雪林檎 ◆iPZ3/IklKM (ID: w1UoqX1L)

episode16 「魔法の言葉。」

 「漣……お姉ちゃんにさ、言う事ってある?」
食事の後、二人で洗い物をしながら他愛ない話しするのが日課になっている胡桃坂家長女である私だ。
今日、話したいことは“交際”についてだ。
自分の事もあるし漣にも聞きたいことがある、そう、あの夏祭りの黒髪の女性についてだ。
もし付き合っているのならもちろん、受け入れるつもりだ。
どんな人なのかも知りたい。
そんな姉の意思を察することが出来ないのが我が弟の唯一の欠点だと思う。
当の本人は首をしっかり、三十度に傾げ、瞼を伏せて顎に手をやる。
誰かの意思を必死にわかろうとするのが我が弟の良い所なのだろう。
唸りながら、頬を膨らませる。
この状態を見ていることが苦しくなって私は悶えり、とうとう大きく口を開く。
「もう、いい……はっきり、お姉ちゃん言っちゃうよ?」
確認を取ってから自分の居住まいを正して、こほんっ、と咳き込んでから眼を鋭くさせる。
流石の漣も雰囲気で気が付いたのか真剣な顔になる。
「……夏祭りの時、漣が女性と腕を組んで遊んでいるの見ちゃったんだよね……あれって彼女……だよね?」
表情を窺うように見つめると漣が言い訳することが出来ない事が分かったのか、渋面でゆっくり、それでいて大きく頷く。
漣は自分の胸ぐらを摩るように手を置き、意志を固めたように真っ直ぐ円らな瞳を向ける。
「数週間前から付き合っているんだ。えっと……驚くかもしれないけど成人過ぎていて……真っ直ぐで仕事に熱心なんだ。出会ったのはバイト先で毎朝ブラックの珈琲を頼む人なんだ」
彼女の事を話す漣は嬉しそうだった、楽しそうによく話す。
弟の愛しの彼女の話を聞くよりも弟の表情を窺う事に集中してしまう。
「………彼女の名前は“浅桜燈”っていうんだ」
 ―――――――あささくらあかり?
私は眼を見開き、スマホを起動させ、フォトグラムを開く。
画面に映っているのは私と晃君、そして彼の姉である燈さんだ。
鼓動が速くなり一つの答えに行きつく。
「まさか……漣の彼女ってこの私の左隣で妖美に微笑む……この女性?」
皮膚から汗が噴き出し、顎を伝う。
ドクンドクン、と生々しく身体中を鳴り響く。
 「え、なんで“燈さん”が姉ちゃんと……それに姉ちゃんと親しそうにしてるこの男、誰?」
私は口を両手で塞ぐ。
こんな偶然があるものか、自分の弟と彼氏の姉が付き合っているなんて、と絶句してしまう。
世間は狭いと言うが本当だったと思う。
 「ねぇ、黙ってないで言ってよ。この男は姉ちゃんの何?それで燈さんはどうして姉ちゃんと楽しそうにしてんの??」
何も答えないから漣が苛立ったようにキッと私を睨む。
夏祭りにも同じく行き、姉弟同士で歳の離れた人と交際。
「まったく………本当に私達って似てるのね……異性の趣味も……容姿も」
はぁっと溜め息を吐く私と反対に漣は訝しげな顔で私を問い詰める。
 「……あのね、驚かないで。この右隣にいる人は私の彼氏で………その、漣の彼女は彼氏の……お姉ちゃんなの」
記念に打ち解けたあの日、皆で写真を撮った。
白いコピー用紙に家系図と相関図を書いていく。
終始、驚きながらも純粋で他人の意見を受け入れるうちの弟は頷いていた。
 勿論、彼氏が教師だとは言わない。いずれ知れることだしわざわざ言わなくとも、と思ったからだ。
 「そっか、おれらは同じ家系の………」
本当に似てるんだな、と呟きながら自室に行った漣は言葉と裏腹に何だか嬉しそうだった。
部屋に入る直前、向かいの部屋に入ろうとした私を呼び止めて照れ臭そうに鼻を指で触ってから思い出すように遠くを見た。
「……いつも、おれが何しても姉ちゃんは受け入れてくれるし心配も手伝いもしてくれる……」


 「――――おれの姉ちゃんが姉ちゃんで良かった」


初めて言われた事に私は口を間抜けに開けてしまう。
美しい、眩しい、優し気な微笑に胸を撃ち抜かれた気がした。
「れ、……ん」
 今までにないくらい、両親の賞賛の言葉よりも嬉しかった。
涙腺が緩まった気がしてじわっと音を立てながら頬に生温かい感触がする。
スーッと一筋、床に零れ落ちる。
 私は拭ってそれが涙だと気が付く。
両手で顔を隠し、ふっと息を漏らす。
「ありがとう………漣……ッ」
泣きじゃくり始めて腰の力が抜け、崩れ落ちた私の頭を漣はふわっと撫でた。
まるで、私が妹のような構図だった。
初めて言われた言葉。
 『姉ちゃんで良かった』
泣きながら笑うと言う複雑な表情をしていた私をくすり、と漣は笑って見つめ、自室に入っていった。
 自分でノロノロと立ち上がり、ドアノブを掴む。
自室の窓を開け、夏最後の夜を眺める。窓の隙間から入ってくる少し生温かくて冷たい言葉では表せない風に私の栗毛が揺れる。
晃君は綺麗だって言ってくれた、可愛いとも言ってくれた。
 「……メールしよう」
スマホを起動させ、待ち受けのツーショットを見てからLINEを開く。
 『いつもありがとう。私の彼氏が晃君で良かった、彼氏でいてくれてありがとう』
と漣に感化され同じ言葉を送ってみる、私はこの言葉が嬉しくて泣き出してしまった。
日頃の感謝を込めて言葉を言うってとても人の原動力になると思った。
だって、今の私が証拠だ。
同じ気持ちになってもらおうと同じ言葉を送っている、動いている。誰かを喜ばせる為に。
 暫くの間、布団の上で寝転んでいるとスマホが鳴る。晃君からメールが送られてきた。
『え、いや………何だよ!ヤバいんだけど今、俺……嬉しくて泣いちゃってるからな!!』
私はその文面に表情を綻ばせる。
すると、次の瞬間、次のメールが送られてくる。
 『……けど、ありがとうな』
その“ありがとう”の五文字でまた、泣き出してしまう。
ポタっと雨水が零れるような音を出し、スマホの画面をスーッと滑る。
 “ありがとう”は魔法の言葉、誰かを感動させ嬉しくさせる素敵な言葉。
小学生の時、中学生の時には解らなかった意味がやっと解る。
 スマホをただ、ただ握り締めた。
さっき言われた言葉、晃君の言葉、全てが私を創り出す。
 


 『ありがとうな』


Re: 先生の事が好きです。 ストーカーで生徒ですが何か? ( No.57 )
日時: 2020/08/01 14:10
名前: 雪林檎 ◆iPZ3/IklKM (ID: w1UoqX1L)

episode17 「悪いこと。」

 「へぇっ凄い偶然だな!」
夏も早々と去り、秋が巡ってきた半ば、私は漣のことを話す。
まさか付き合っていた彼女が燈さんだったこと、あの夏祭りに来て楽しんでいたことを話した。
晃君は次の授業の準備をしながら文学部の本を選んでいく。
私も半分、受り取りながら話す。
 「でしょ?私ビックリしちゃったんだもん」
私が隣で話すのを片耳に聞く晃君はそのまま、椅子に座り本の下に重ねておいて置いたパソコンを取り出し開く。
 本を選び終え、パソコンをする晃君の眼は教師の眼になっていた。
凛々しい顔つきになった彼はカタカタと手を動かす。
細い、けどしっかりとした手が一つ一つ静かに音を立てながら動いていく。
 ――――――見惚れてしまう。
その他の言葉では表せなかった。
 「……んで、話の続きは?」
やるべき仕事が終わったのかいつも通りの温厚な顔に戻る。
(……こっちの晃君も好きだな)
そう思いながら私の目の前にある群青色のネクタイを掴む。
 「先生、好きです」
最近、言う暇もなかったから言ってみる。
 吐息が耳に掛かったのか擽ったそうに身体を震わせて、頬のあたりがほんのりと赤くなる。
可愛い。
 制御も聞かなく勝手に身体が動き、気が付けば晃君の耳を甘噛みしていた。
「ひゃ……っ」
明らかに女の子のような声、喘ぎだした晃君を見つめ、微笑む。
「大好きですよ、晃君」
 口付けようしようとした寸前で気が付く。
パッと手を離し、恋人の顔ではぁ、はぁっと息を吸う真っ赤に染まり切った晃君の顔を見て状況を察する。
まさか、あれほど仕事の時はしちゃいけないとしたのにも関わらず私はしてしまったのか、と思う。
 「ごっ、ごめんなさい………っ」
深々と頭を下げて、苦しげな顔でネクタイを緩めた晃君を見つめる。
黒々とした瞳には心配そうに晃君の表情を窺う自分が映っていた。
 彼の小動物のような顔と声に欲情してしまうなんて、と反省の気持ちが風船のように膨らんでいく。
 「あ……俺も悪かった、キスする気になって、ぁあ……ごめん、抑えきれない」
悲しげな表情で一度謝った晃君は獣のように息を吐き、私の唇を強引に、いや、優しく奪う。
 声を漏らしたその時、パッと顔を離した晃君は満足したのか温厚ないつもの顔に戻っていた。
端正な眉を顰め私の手を握って、口を開く。
「――――ごめんな」
そう言って文学部を出て行った、そのあとで身なりを正し私は深呼吸をする。
残りの本を持って文学部を出た。
「………っ」
友達に話し掛けられ勉強を教えることになったが私の頭には晃君の事しか浮かんでいなかった、けれども頼まれたことはやり通した。
いつもと違う真面目でもない獣な晃君にゾクッとした。
 「……いや、可愛すぎ……」
女の子のように声を漏らした晃君も申し訳なさそうに謝ってきた晃君も獣な晃君も全部が可愛かった。
何事もなかったように学校を出る前にLINEをした一人の帰り道、私は黙々と家にへと足を動かした。



 「……凛」
この声は、と思って振り返ってみればやっぱりそうだった。
風に揺れた真っ直ぐな黒髪に少し首に伝う汗、形の良い唇を三日月形に結んで、チラリと見える白い歯―――全体的に爽やかな雰囲気を纏うこの男子は。 
 「高須君、久し振り」
あの勉強会以来、暫く会っていなかった。お互いに委員会に部活、勉強に家、という忙しい日々を送っていた。
うん、と隣に並んでくる高須君の横顔はやっぱり爽やかに綺麗に映ってくる。
 「えっと凛はさ、今年……どうするの?」
今年とは、と私は思い首を傾げる。
その様子を見て、少し考えこむように顎に手をやってから微笑む。
「まあ、僕らさ……そろそろ受験戦争に巻き込まれるじゃん、だから冬期講習行くのか……とかあと、……」
恥ずかし気に頬をほんのりと桃色に染め、目線を逸らす。
「二か月先のクリスマスの……予定を確認してきた……気が早いかもしれないけど……君は浅桜先生と行くと思うけど……隙間があるならってちょっと悪いこと考えてた」
 ―――――――クリスマス。
そうだ、そうだった。あと一年先の受験の事もすっかり忘れていたけどクリスマスがあるんだ。
晃君は空いているんだろうか、と考え込む。
 「まぁ、僕はガンガン恋人がいるだとかお構いなしに攻めるけどさ……大学、もう決まっているのかなって」
聞き捨てならない言葉を聞いた気がするが無視することにした。
「高須君は決まってるの?」
「あ、……うん、……目星は付けておいて冬期講習受けようかなって……もし凛が冬期講習受けるつもりなら紹介しようって」
そこまで考えてくれているのか、と感嘆の声を上げてしまう。
なりたい職業も大学もあやふやでとりあえず、この高校に入学した。
 いつも私ってふらふらだなぁ、恋には真っ直ぐなのに。
(どうしようかな……進路)
 「冬期講習、そこで自分に合った大学、見つけられるかな……」
そう呟くと高須君は温かい笑みを浮かべ、大きく頷く。
「凛なら見つけられると思う、じゃあ、一緒に行こうね」
決まりだ、と言った高須君は分岐点で満足気な顔を浮かべ、大きく手を振って踵を返していった。
 
 「そうだ……恋も大事だけど晃君を支えるには……大学も言って就職してある程度、良い給料を貰わなくちゃいけないんだ」
自分でこの先の未来図を予想して今、やるべきことが決まった私は急いで家に向かった。
勉強して恋もして、デートもしたい、その欲望を叶える為に勉強から頑張ろう。

Re: 先生の事が好きです。 ストーカーで生徒ですが何か? ( No.58 )
日時: 2020/08/01 14:14
名前: 雪林檎 ◆iPZ3/IklKM (ID: w1UoqX1L)

篠崎「皆、おはようっ。化学専門教師・篠崎昇先生の先好き・質問コーナーの時間だよ~第四回目のゲストは1ーBの高須爽さんですっ」
爽「おはようございます!」
篠崎「篠崎先生の事、知らないって人は~先好きエピ1をもう一度読み直して来てねぇ」(圧)


    ~ 先好き・凛&晃の恋人記念から始まる質問コーナー ~

篠崎「Q1.身長、血液型、誕生日はもうキャラ紹介に書いてあるから……じゃあ趣味は?」
爽「部活ですかね」
篠崎「へぇ……趣味まで爽やかだねぇ」(圧)

篠崎「Q2.どうして胡桃坂凛が好きなの?」
爽「え、あのッ……どういう質問何ですか!」
篠崎「此処において拒否権はありません、お答え下さい」
爽「や、あの急に敬語とか……り、凛は明るくて僕と違って真っすぐで太陽みたいに映ったんです……それと」
篠崎「俺から聞いたけどやっぱ止めて、吐きそうになる」
爽「えー……」(ガーン)

篠崎「Q3.特技」
爽「……勉強もそうですけど上がいるんで……スポーツですかね」
篠崎「へぇ、流石は万能君だね」(圧)
爽(スポーツって言うとこの人機嫌が悪くなるよな……)

篠崎「Q4.俺の事、浅桜よりも尊敬してる?」
爽「え、……すみません……僕……新任である柳木先生……」
篠崎「あんな頼りない奴のどこに尊敬してんの???」
爽「すみません……優しいなって……」
篠崎「謝らなくていいからッッッ!!!どうして此処には俺を尊敬する奴が来ないんだ!!!」(泣)


篠崎「Q5.成績」
爽「上だって言われます」
篠崎「成績優秀で容姿端麗、才色兼備で凄いですねぇー」(棒)
爽「いや……棒読みって……拗ねてます?」
篠崎「拗ねてるんじゃなくてこの作者が創るこのコーナーがくそだと思っているんですぅー」
爽(……聞いてた以上に面倒くさい……)←


篠崎「Q6.自分の長所と短所」
爽「長所は真面目な所、短所は……最近、諦めが悪いって言われるようになりました」
篠崎「本編でも彼女に諦めずネチネチと攻め込んでるよね、彼女絶対、心の中で迷惑してるよ」
爽「……この際、開き直って攻め込んでやろうって思ってるんですけどそんなにはっきり言われると流石の僕も傷付く……」
篠崎「っ」(笑)
爽「いや、ムカつくな……浅桜先生と言い篠崎先生と言い……」(怒)

篠崎「Q7.今まででキュンとしたこと」
爽「凛が熱で寝込んだ時の事、勉強会の時に悲しそうにしてたところ、庇護欲がそそられました」
篠崎「そのくらいにしといて、君が変態な顔にドンドンなってる、爽やか戻って来い!!」(必死)
爽「凛の平均体温がですね……身長が……」(ペラペラ)
篠崎「やめてくれぇ……」


篠崎「Q8.最近ハマっていること」
爽「スライム……ですかね、何とも言えないあの感触が堪らないんです」
篠崎「へぇ……そう言われるとしてみたい、どこで売ってんの?」
爽「材料集めて自分の好みのモノを作った方が良いんですよ……!」
篠崎「ほぉ……」


篠崎「Q9.好きな食べ物」
爽「……あのぉ……笑わないで下さいよ……グミです……」(赤面)
篠崎「あはっっ……可愛いじゃんか!!」(爆笑)
爽「笑わないでって言いましたよね!!!?」


篠崎「Q10.好きな動物、嫌いな動物」
爽「好きな動物は犬……嫌いな動物が兎」
篠崎「え、なんで兎?」
爽「電気のコードをかじるからです……」
篠崎「あー……」


篠崎「Q11.家族構成」
爽「母、父、祖父、祖母」
篠崎「一人っ子で……お婆ちゃん達が一緒に?」
爽「はい、そうなんですよ」


篠崎「Q12.座右の銘」
爽「あ、ここの質問……」
篠崎「前回の花野井&夏秋さんペアに言われて徹夜で考えた質問」
爽(そう言われてもテンプレートな質問だよな……)
篠崎「座右の銘は?」
爽「一日一善ですかね」
篠崎「あ~くそッッ座右の銘までイケメン過ぎる!!!」(発狂)
爽「え?え??」


篠崎「Q13.これからの夢」
爽「取りあえず一年先の受験戦争を乗り切ることですかね」
篠崎「頑張れよ、若者」
爽「はい!」

篠崎「Q14.最後に一言」
爽「えっと、変わりない僕じゃなかったかもしれませんがここまで読んでくれました読者の皆様、ありがとうございました!!」
篠崎「(爽やか~)」
爽「頑張りますので応援のほど、宜しくお願いします」
篠崎「(そして爽やかに自分の応援を促す……くそだな!!!)」

    ~ 先好き・凛&晃の恋人記念から始まる質問コーナー ~

篠崎「それでは、皆さん。第四回目の今日は1ーBの高須爽さんに来てもらいました~ありがとうごさいます」
爽「非常に面白い質問等があってとても楽しく過ごせました!!」
篠崎「それでは終了の時間です。さようなら~」
爽「さようなら~!」

コトン(爽やかに高須が出ていく音)

篠崎「チッ最後までアイツ、爽やかだったな……くそがッッッあのイケメンが!!!」
カチッ(腹が立って乱暴に火をつける音)
篠崎「今日もパーッと酒飲むか……よし、加藤先生にでも電話しよ」

バタンッッ!!(篠崎がスマホ片手に出ていく音)

篠崎「あ、加藤先生?は、今日は飲めない??何で??」
加藤『私さぁ何か、成り行きで結婚する事になっちゃった~今、結婚式場に旦那様と居るから、ごめんね~』(笑)
篠崎「おい、ちょまて!!!切るな、はぁ!!?アイツ、リア充撲滅しろとか言ってたくせに、くそぉおお!!!!!!!!!」

Re: 先生の事が好きです。 ストーカーで生徒ですが何か? ( No.59 )
日時: 2020/08/09 15:17
名前: 雪林檎 ◆iPZ3/IklKM (ID: w1UoqX1L)


episode18 「ホワイトクリスマス。」

 日が落ちるのが少し遅くなって、夜は日に日に寒くなっていく。
ある日の夜は曇って花弁のように雪が降る冬。
 冬と言えば、クリスマスに、大晦日、そして新年。
そのクリスマス一週間前だった。
冬休みも始まって高須君と一緒に冬期講習。
「……はぁ」
行きたい大学も塾教師のおかげで決まってきた。
それなのに。
満たされなかった。
 勉強の為だと言って晃君と会っていなかったことが原因だろう。
 (………私は結局、晃君が居ないと駄目なんだろう……中毒か)
独りの帰り道、くすっと笑ってから溜め息を吐く。
 遠距離でもないのに、近距離なのに。
会えない日々が続いてる。
それは私から断ち切ったものかもしれないし、晃君の方からかもしれない。
どっちにしろお互いに理解したのに。
 自動販売機で買ったココアは晃君と部室で飲んだ甘ったるいココアが懐かしいと思わせるほど苦かった。
「……甘くも美味しくないし…………晃君に……、……会いたいな」
雪がちらちら、と音を立てながら舞い落ちてくる。
曇天。
 家路に入ると疲れがどっと出た。
目線を逸らしながら少し長くなった肩ぐらいの栗毛を触る。
慣れないブーツを見つめ、ローファーが恋しく思う。
 家の門の前に群青の傘を差した人影が見える。
怪しく思いながらも近寄っていく。
「!……ひ、」
名前を呼ぶ間もなかった。
相手も気が付いたようで、差していた傘を放り投げて身を寄せてくる。
柔らかく温かいコートが頬に触れる。
直後、聞こえてくる吐息と声は弱々しく甘かった。
 

 「あい、……たかった……っ」


ぽたっと零れるような音がする。
横に顔を向けてみると綺麗に涙を流す晃君が私を抱き締めていた。
私は小刻みに震える手を動かし、彼の儚い背中を抱き止める。
 「あ、………会いたかったよぉ……っ」
久し振りに伝わった自分よりも温かい体温にホッと声を漏らす。
 この熱を離さないと決めたのに、どうして離しそうになったんだろう、全ては二人の為なのに。
「……突然だけど凛さんのクリスマス、予約できますか」
向かい合った晃君はいつも以上に緊張しているように見えた。
私は大きく頷く。
「……予約して……下さい」
手を繋いだ私は微笑んだ。
温かい熱をもう離したくはない。
そう何度思ったことだろう。今度こそは、今度こそは離さない。

  *  *  *

 雪。ライトアップを楽しむ男女。
(クッ、クリスマス……!!!!)
去年までクリぼっちだった私もとうとう、一緒に過ごす人が出来たのかと感慨深くなる。
「……っ」
ツリーの近いこのカフェで晃君を待つ。
暖色系の内装をしていてお洒落な空気の漂うカフェだった。
場違いな気がして身を縮めてしまう。 
 「メリークリスマス、凛」
聴きたかった声が聴こえ顔を上げる。
そこにはいつもと見慣れたスーツではなく暖かそうなコートを羽織った晃君が居た。
 外が寒かったのか若干、彼の頬は赤く染まっていた。
緊張した表情で椅子に座ると、食事を頼む。
 「………っあの、さ」
晃君が口を動かす。
食事を待っている時間、何故かもどかしかった。
私は晃君を見つめる。


 「高校後のこれからの凛の人生、俺に下さい」


その言葉は紛れもなく真実だった。
彼の手に出された指輪はとても綺麗だった。
 「ッ……」
私もだよ。
私も。
晃君と一緒に居たい。
 あの日から、今まで。
 涙を堪えるが我慢ならなく涙がこぼれてくる。
差し伸べられた手をつかみ取り握る。
 「……、……はい。貰って下さい」
人生初で最後のプロポーズは食べてもないのに甘い味が口いっぱいに広がった。
外は雪。
透き通った神聖なる空気。
 クリスマス、それはイエス・キリストの降誕祭であり恋人達のクリスマス。
その日に婚約した。

Re: 先生の事が好きです。 ストーカーで生徒ですが何か? ( No.60 )
日時: 2020/08/09 15:20
名前: 雪林檎 ◆iPZ3/IklKM (ID: w1UoqX1L)

篠崎「皆、おはようっ。化学専門教師・篠崎昇先生の先好き・質問コーナーの時間だよ~第五回目のゲストは保健教諭の天海莉琴先生ですっ」
莉琴「やっほぉ」
篠崎「篠崎先生の事、知らないって人は~先好きエピ1をもう一度読み直して来てねぇ」(圧)


    ~ 先好き・凛&晃の恋人記念から始まる質問コーナー ~

篠崎「Q1.身長、血液型、誕生日はもうキャラ紹介に書いてあるから……じゃあ趣味は?」
莉琴「う~ん……料理かな」
篠崎「料理!!今までの女性出演者の誰よりも女子力を感じられる……!!」
莉琴「ありがとぉ」

篠崎「Q2.浅桜先生と幼馴染という事ですけど何故、恋愛に発展をしなかった?」
莉琴「好みの問題じゃないかなぁ、現に胡桃坂ちゃ……」
篠崎「……このコーナー、皆聞いてます」
莉琴「ぇ……あの!べ、別に晃がそんな意味じゃないからッ!」(必死)
篠崎「今頃泣いてるな」
莉琴「ごめんね……!!」

篠崎「Q3.特技」
莉琴「みじん切り。あれ得意!」
篠崎「みじん切り……独特ですね」
莉琴「どういう意味ですか??」(圧)
篠崎「イエ……何でもありませn」

篠崎「Q4.旦那様との結婚生活は」
莉琴「順風満帆かなぁ、ドライブとか二人で色々と楽しんでます」
篠崎「いいですね~」(圧)
莉琴「はい、結婚というものは人生変えますねぇ~」
篠崎「はい″」


篠崎「Q5.高校の成績」
莉琴「首席とか……旦那様がまぁ、高校の時の同級生で……次席の子だったんです」
篠崎「へぇ」
莉琴「興味が湧いてそのまま、付き合ってと言う段取りで……結婚に行きつきましたね」
篠崎「へぇえ……」
莉琴(?)


篠崎「Q6.自分の長所と短所」
莉琴「長所は空気が読める、癒せるって所。短所はドジしちゃって困らせちゃうところですかね」
篠崎「へぇ。ドジっ子……」
莉琴「?ドジ子??」
篠崎「こちらの話です」
莉琴「はぁ」

篠崎「Q7.得意料理」
莉琴「コロッケかな。旦那様の大好物なんです」
篠崎「へぇ。幸せそうでなりよりです」(にこ)

篠崎「Q8.最近ハマっていること」
莉琴「ヨガ、終わった後が良いんですよ」
篠崎「へぇ。やってみようかな」
莉琴「はい、是非!」

篠崎「Q9.好きな食べ物」
莉琴「アイスカフェラテ」
篠崎「うぉ……洒落てますね」
莉琴「美味しいですから」

篠崎「Q10.好きな動物、嫌いな動物」
莉琴「……好きな動物が栗鼠リス。嫌いな動物が……サメ」
篠崎「何でまた?」
莉琴「サメって怖いじゃないですか」
篠崎「可愛い」(小声)
莉琴「?」

篠崎「Q11.家族構成」
莉琴「……夫、来年出産予定の赤ちゃん、ですかね」
篠崎「え?!そこに……赤ちゃんいるんですか!!?」
莉琴「昨日、検査で。驚きますよね、ココに赤ちゃんがいるなんて」
篠崎「お母さんの顔……」
莉琴「立派なお母さんになります!」

篠崎「Q12.座右の銘」
莉琴「笑う門には福来る。本当ですよね、笑っていたら幸せが舞い込んできました」
篠崎「実話だ……!」
莉琴(にこにこ)


篠崎「Q13.これからの夢」
莉琴「赤ちゃんの命名ですかね、出産の山もありますけど目星を付けとかないと」
篠崎「安産、願います!」
莉琴「どうもありがとう」

篠崎「Q14.浅桜に一言」
莉琴「エピ18では勇気を出したね、最後まで頑張ってね」
篠崎「はい、ありがとうございましたぁ~」
莉琴「篠崎先生。いつもご苦労様です」
篠崎「な、何ですか急に?」
莉琴「言ってみただけです」(にこ)

    ~ 先好き・凛&晃の恋人記念から始まる質問コーナー ~

篠崎「それでは終わりの時間が近づいてきました。第五回目となる今日のゲストは……」
莉琴「保健教諭の天海莉琴です~」
篠崎「今日は質問に答えてくれて有難うございました」
莉琴「いいえ~」
篠崎「それではさようなら~」
莉琴「さようなら~」

 パタン……っ。(莉琴が恭しくドアを開け閉まる音)


篠崎「……天海先生に癒されたけど煙草を吸って酒を飲みたい!!」
 カチッ(優しく火をつける音)
篠崎「やっぱ、これがなくちゃなぁ~」(デレ)
篠崎「あ、柳木先生。今、コーナーが終わって飲みに行きませんか」(ダメ元)
柳木『えと、僕あまり飲めませんがお共はします。行きましょうか』
篠崎「~~~~持つべきものは柳木賢章だな!!」
柳木『篠崎先生、喜びすぎですよ。では昇降口で待ってますね』

 バタンッッ。(嬉々と出ていく音)


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