コメディ・ライト小説(新)

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死にたい僕と天使ちゃん
日時: 2020/07/12 11:12
名前: 蜂蜜林檎

こんにちは、蜂蜜林檎です。
今回こちらの方でぼちぼち書いていこうと思っています。
作風をガラッと変えました。このお話は出来るだけ楽しい物にしたいです。
まあ題名から「死にたい」とか言っちゃったりしてるんですが...
難しい設定とかは全く無いのでご安心を!(何の)
IQを3くらいにして見てください。


僕(氷島ひじま小雪こゆき)
高校二年生。いじめをうけて自殺を試みたが、天使ちゃんに助けられる。
地味オブ地味。地味中の地味。(つまり地味)


天使ちゃん(仮名 : 和水なごみ)
突然現れた小雪の守護天使。見た目は小学生低学年くらい。
結構な毒舌。好みが渋い。超絶無表情。


姉ちゃん(氷島ひじま小春こはる)
大学一年生。小雪に結構厳しいが、根は優しい子。
プリン取られるとブチ切れる。

【神話とかに詳しい方へ】
「天使はこんなんじゃねーし !」と思うかもしれませんが、
あくまでも私の考えた設定ですので、そこのところよろしくです。


一つの話をめちゃくちゃ区切ってるので読みづらいかもです。すみません。

一話「僕は救われた」
二話「僕は作戦会議する」
三話「僕は遭遇する」

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僕は作戦会議する ( No.8 )
日時: 2020/07/01 00:45
名前: 蜂蜜林檎

家に入ると、姉ちゃんが寝転がってテレビを見ていた。
「ただいま~」
「おかえりぃ。あっ、私のプリン食ったの小雪だろ。こっちこい、しばいたるわ」
「ちょっ待て待て待て!マジでごめんて!プリン欲が抑えられなかったんだよお!」
そんな言葉は全く聞かず、姉ちゃんは僕の細い手首を凄い勢いでねじる。
「あだだだだだだだくぁwせdrftgyふじこlp!!!」
痛過ぎる。実の姉に殺されそうだ。
天使はただただこちらを見ている。仲間になりたいスライムかよ。
(おい助けろや!!!)
だが、手首を掴んでいた手は案外あっさり離された。
姉ちゃんは僕の首筋をじっと見つめている。何だ...?
ちらりと自分の首筋をちらっと見ると、小さなあざがあった。
「小雪...まさかあんた...」
あっ、ヤバい。バレるかも。いじめの事。
緊迫した空気が不快で、目のやり場に困ってしまう。
「.....女でもできたの?」
「は?」
「フッッッッッッッッッッwwww」
天使を見ると、謎の微笑を浮かべている。こいつ鼻で笑いやがった。ウゼェ。
「待って、それキスm」
「違ぇよ!誤解与えるな!」
それだけ言い残してさっさと手を洗い、二階の自分の部屋に突っ込む。
全く、本当に馬鹿だ。でも今回ばかりはありがたかった。
それにしたって迷惑な姉だ。
...まあプリン食べたのは僕が悪いけど。
明日買いにいくか。プリン。

僕は作戦会議する ( No.9 )
日時: 2020/07/05 00:21
名前: 蜂蜜林檎

部屋のベッドに埋もれていると、天使が入ってきた。
「お邪魔します。あ、意外と綺麗」
意外とは余計だ、と注意すると、「だって性格からしてゴミ屋敷っぽいから」と何の根拠もないのに決めつけられた。
こいつのことは、本当によく分からない。年齢は?名前は?
名前くらいは聞いてもいいか。
「お前...名前とか無いの?なんて呼んでいいか分かんないよ」
「...名前は無いですけど、天国では成績順に番号で呼ばれてました」
「お前の番号は?」
「753番です」
低学歴なのか高学歴なのか。
「それって何人中?」
「760人中です」
めっちゃ低学歴だった。なんか申し訳ない。
天使はこのままでいいと相変わらずの無表情で言うが、それは困るんだ。
ずっと「お前」なんて呼ぶのは気が引ける。
753と呼ぶわけにもいかない。「ななひゃくごじゅうさん」は長すぎるし。
753...なな、ご、さん...な、ご、み...
和水なごみでいいじゃん ! 」
一瞬の思いつきだが、結構可愛いんじゃないか?
我ながらいい考えだ。子供に名前つけるときってこんな気持ちなんだろうな。
「え~なんか渋いですよ」
和水は狭い部屋をうろうろしながら適当に答える。
「十分渋いんだよ。いいでしょこれで」
天使の名前は和水に決定した。
和水自身はどうでもよさそうだった。

僕は作戦会議する ( No.10 )
日時: 2020/07/09 20:32
名前: 蜂蜜林檎

「で、なんでいじめられてるかですよ」
和水はいつの間にかベッドにちょこんと座っていた。僕は何故か床に正座。
僕の部屋なんだから、普通逆じゃないの ?
「なんでと言っても.....」
いじめられるようなことはしていないのだ。気づかないだけかもしれないが、
少なくとも自分自身に覚えはない。
そもそも僕をいじめるやつは一人で、他は傍観者って感じである。
いじめてくるやつは前は親友だった。でも、急に変わってしまった。
その事を説明すると、和水は「やっぱり」とうなずく。

「きっと、その子の守護天使が原因です」

僕は遭遇する ( No.11 )
日時: 2020/07/09 21:03
名前: 蜂蜜林檎

昨日の夜は落ち着かなかった。
ずっと和水は部屋にいるし、家族には見えてないから何かと困る。
問題解決は後でするそうだ。本当にやってくれるのだろうか。

そして今日。姉ちゃんのプリンのついでにお使いを頼まれた。人使いの荒い母だ。
近所のスーパーまで歩いて5分程度。夏場は辛い。
じんわりと額に滲む汗を拭いながらスーパーへの道を歩く。勿論、和水もいる。
「スーパー来て楽しい ?」
「貴方が死んだら困るので」
死なねーよ、と、ツッコミを入れているうちに、スーパーに着いた。
「卵、牛乳、キャベツ、豆腐.....」
メモを確認しながら商品をカゴに入れていく。
ふとカゴを見ると、何故か酢昆布が入っていた。
「あ、それ私です」
平然と言ってのける和水に、呆れるのも忘れて「はいはい」と流す。
もうこいつのペースに流されかけている。危ない。これは危ない。
肉の棚に来てひき肉を取ろうと手を伸ばすと、人と手がぶつかった。
「すいませ.....あっ」
「あ ?」
手がぶつかった相手は、まさかの相手。
「知り合いですか ?」
状況を察したのか、和水が声を潜めて聞いてきた。でも、お前周りには見えないだろ。
「これが例の.....」
「あぁなるほど、いじめてる子ですか」
和水はバキバキと指を鳴らし始めた。その姿が似合わなすぎて怖い。
一体、何が始まるんだ.....?

僕は遭遇する ( No.12 )
日時: 2020/07/12 11:01
名前: 蜂蜜林檎

和水の目が、まさに獲物を見つけた猛獣のように鋭く光る。
「ちょっと失礼します」
そう言うと、和水は拳をおもいっきり振り上げた。
「うわーっ ! 駄目駄目駄目 ! ストップ !」
顔に当たりそうなところでストップをかけたので、相手はなんとか無事だ。
公衆の面前でいきなり人が、しかも見えない何かに殴られたら皆驚くに決まっている。
そんなことも分からないのか.....天界にいると麻痺しちゃうのか。そういう感覚が。
そういうのやめろよ、と和水に注意すると、何故か周りの視線が集まった。
「.....私の事、皆見えてませんからね。そこのところよろしくお願いしますよ」
そうだった。今の僕は周りから見たらヤバいやつだ。
そう考えたら顔が茹でたタコみたいに真っ赤になっていく。うわぁ恥ずかしい。
「お前何言ってんの ? 」
「いや、あはは.....僕今日調子悪いのかな~なんて」
相手は若干引き気味で、いつもの煽ったような顔じゃない。
そりゃそうだ。誰だって引くわ。こんなの誤魔化しきれない。
「この子に買い物終わったら入り口付近の自販機前で待ってて、って言ってください」
恥じらいの元の張本人は相変わらずの無表情で耳打ちしてきた。
「はぁ ? なんでそんなこと.....」
「いいから言ってください ! 」
「イ、イリグチフキンノジハンキマエデマッテテ.....モラエマスカ」
「お、おう」
いつもだったら会って直ぐ怒鳴って来るのに、今日は随分すんなりだ。
相手はそそくさと逃げていく。完全に引かれた。
「第一関門見事突破ですね.....痛ッ ! 」
ドヤ顔の和水に一発デコピンを食らわせて、僕もレジに向かった。


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