コメディ・ライト小説(新)
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- 異世界転生したけど、何しよう?
- 日時: 2020/09/19 23:56
- 名前: アンコロ (ID: Ee54ZFC1)
- 参照: http://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no=12798
皆さん、はじめまして。アンコロです。
この度は、『異世界転生しちゃったけど、何しようか?』を開いて下さり、誠にありがとうございます。
小説投稿は、初めてです!
週に一話は投稿して行こうと思います!
つまらないかもしれませんが、暇つぶしに、どうぞ!
↓↓↓↓ No,1は、抜けているので、お気になさらず〜。
★目次★
1章,異世界転生、しちゃいました。
1,~プロローグ~ >>2
2,~前世~ >>3
3,~記憶~ >>4
4,~目覚め~ 前編 >>5
5,~目覚め~ 後編 >>6
6,~手帳~ >>7
7,~状況整理~ 前編 >>8
★現時点の登場人物★
⚠ネタバレ微注意!!
レオン・フォン•エルメント
→主人公。エルメント辺境伯家の長男。前世の記憶を持っている。前世での名前を忘れてしまった。黒目黒髪。
メリル
→エルメント辺境伯家のレオン付きメイド。美少女。
シルバート•ウィル•クロシアム
→クロシアム王国の初代国王。魔王クラッシュラを倒した英雄。
アリアーヌ
→???????????。美女。
小説家になろうに移転することにいたしましたので、スレッドをロックいたしました。
今後このスレッドが更新されることは無いと思うので、ご愛読頂いた方には誠に申し訳ございませんが、小説家カキコへの投稿は、今後辞めようと思っておりますので、
異世界転生したけど、何しようか?
を読みたい場合は、しばらくしたあとに小説家になろうで
チートを封じられたから、俺は努力の天才を目指します 〜【努力】すれば、絶対に成長できるんです!〜(旧題 異世界転生したけど、何しよう?)
で、調べてみて下さい。
今まで、ありがとうございました!
- Re: 異世界転生しちゃったけど、何しようか? ( No.4 )
- 日時: 2020/07/03 16:57
- 名前: アンコロ (ID: Ee54ZFC1)
3,~記憶~
熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い
苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい
突如として高熱にみまわれた俺は、熱いということと、苦しいということしか考えられなかった。神官からも、回復魔術師からも、
「原因がわからない。」
「回復させる方法がない。」
と言われた。
あまりの熱さに失神することもできず、ただただ、苦しみだけが俺の体を駆け巡った。
体力は既に付きかけており、3歳児ではあるものの、なんとなく自分は死ぬんだと思ったときだった。前世の記憶を思い出したのだ。
その瞬間、俺の体の中に封印されていた『何か』の封印が弾け飛び、訳もわからぬまま、俺の意識が吹き飛んだ。
「・・・・・・ン」
「・・・・・オン」
「・・・・レオン」
……なんだよ、うるさいな……
「ほら、起きて。レオン。」
……もう少しだけ、寝かせて……
「ほら、そんなこと言ってないで。」
……うん、おはよう……
「今日の朝食は、トーストに、ゆで卵、それから……。」
……顔、洗ってくるね……
いつもと変わらない日常。
まず、洗面台で顔を洗う。
次に、鏡を見ながら、髪の毛を整える。
朝食を食べて、それから……
・・・・・・。
・・・待って。
ここは、地球の、日本という国。
俺の名前は、レオン。
……違う。
それは、俺のもう一つの名前。
地球とは違う世界での名前。
……違う世界……?
……さっきから俺は何を言っているんだろう……
なんとなく、モヤモヤする。
理解している自分と、理解できていない自分がいる気がする。
自分が二人いる訳ないのに。
……でも、一つだけ、これだけは確実に言える。
俺は持っていたはずだ。
日本という国で両親から付けてもらった、カッコいい名前が。両親から付けてもらった、素敵な意味を持つ漢字が。
・・・・・・。
……思い出せない。
……俺の名前は、レオンと、それから、○○ ○○だ。
「レオン、いつまで顔を洗っているの。」
……ごめん、母さん……
……ところでさ、俺のもう一つの名前って、なんだっけ……
「レオン、もう忘れてしまったの?」
ガシャン。
パリン。
……床が崩れていく……
「困った子ね。もう、忘れないようにするのよ。」
「あなたの名前はね……。」
パリン。
ガシャン。
パリパリパリパリ。
……母さん、今何て言ったの……?
母さん!!!!!
- Re: 異世界転生しちゃったけど、何しようか? ( No.5 )
- 日時: 2020/07/08 16:44
- 名前: アンコロ (ID: Ee54ZFC1)
4,~目覚め~ 前編
「母さん!!!!!」
「あぁ、レオン、よかった。本当によかった。気がついたのね。」
「レオン様がお目覚めになられたぞ。」
「奇跡の子だ。」
「あの熱病から回復するだなんて。」
あれ、ここはどこだっけ?ついさっきまで、母さんと話していたのに。
「レオン様、私めのことが、わかりますか?」
いつの間にか目の前に美少女がいた。見たことあるような、ないような。
「え、えっと、だあれ?」
なんか、舌がまわらない。
「レ、レオン様!?」
目の前の美少女がいきなり泣き始めた。
「メリルです。……レオン様が赤子の頃からお世話をして参りました。 ………まさか、覚えていないなんてことは有りませんよね?」
メリル?
なんか聞いたことがあるようなないような??
首をかしげる俺に気付いたのか、目の前の美少女…メリルが白目を剥いて気絶してしまった。
・・・・・・。
最初に『あぁ、レオン、よかった。本当によかった。気がついたのね。』と言った美女が、
「……レ、レオン、わたくしのことは覚えているわよね?」
と言ってきた。こちらもまた、見たことあるような、ないような。
「・・・・・・。」
沈黙を保つ俺を見た美女さんは、
「先生、レオンは、レオンはどうしてしまったのですか?」
と言って、先生…白衣着てるし、あれは医者だな。医者の方を向いて泣き崩れた。
「病が治ったばかりですし、レオン様はきっと混乱していらっしゃるのでしょう。しばらくたてばレオン様は元通りになるかと思います。ですので、安心して下され、アリアーヌ様。」
どうやら、先程の美女の名前はアリアーヌと言うらしい。
「……そうね、そうに違いないわ。レオン、しばらく席を外すから、何かあったら横に置いてあるベルを鳴らしてね。」
と言って、美女さんと、医者、その他この部屋に居た人が、ドアから出ていった。
……メリルさんは、気絶したまま他の人に抱えられて退室していった。
俺は見逃さなかった。
アリアーヌさんの目に透明で綺麗な涙がたくさん浮かんでいたことを。
****************************************************
お知らせ
飛ばしてもらっても構いません。
以後、****の下は後書きスペースとして行こうと思います。
3の記憶と、4の目覚め前編は長いため、更新を三日ほど休もうと思っております。
以後、一話が長い場合は、更新までの期間が長いとは思いますが、気長に待っていただけれは幸いです。
また、しばらくストーリーが進むと、番外編を書こうと思っておりますので、「こんなストーリーがほしい!!」というものがありましたら、しばらくしたら、リク掲示板にスレを新しく作るので、コメントしていただければ書こうと思っておりますので、お知らせください。
これからも
異世界転生しちゃったけど、何しようか?
を、よろしくお願いします。
- Re: 異世界転生しちゃったけど、何しようか? ( No.6 )
- 日時: 2020/07/08 18:32
- 名前: アンコロ (ID: Ee54ZFC1)
5,~目覚め~ 後編
部屋に俺一人が残された。ベットの横にあるテーブルにはベルがある。
正直言って、混乱している。
母さんはいなくなってるし、目の前に美少女がいると思ったらいきなり気絶するし、気絶したと思ったら、次に新しい美女が来るし、泣かれるし。
・・・・・・。
って、いうか、ここ何処だよ。
今更だけど。
とりあえず、ベッドから出てみよう。
中世風な内装。
やけに暗い部屋だと思ったら、照明器具なんてなくて、全部ロウソクだった。
ふと、目の前にある机の引き出しを開けてみたくなった。
開けてみると、中には一冊の手帳が入っていた。
「これ、開いていいやつか?」
迷ったが、開いてみることにした。
- Re: 異世界転生しちゃったけど、何しようか? ( No.7 )
- 日時: 2020/07/09 21:29
- 名前: アンコロ (ID: Ee54ZFC1)
6,~手帳~
中には、絵が描いてあった。
きたなく。
絵の上には数字が必ず書いてあった。
殴り書きで。
最初のページには、
5、5、
の数字の下に、これは…この手帳っぽい物と棒人間、白い楕円型の上に赤い丸が5つある絵が描いてあった。
次のページには、
5、6、
の数字の下に、またこの手帳っぽい物と…髪の毛の様なものが頭から生えた棒人間が二人居る絵が描いてあった。
そのまた次のページを見ると、
5、7、
の数字の下に、『レオン』の殴り書きの文字と共に綺麗な字で『たいへんよくできました』と、日本語で書いてあった。
- Re: 異世界転生しちゃったけど、何しようか? ( No.8 )
- 日時: 2020/07/10 21:01
- 名前: アンコロ (ID: Ee54ZFC1)
7,~状況整理~ 前編
そこでふと思った。
「なんか、体が軽くないか?」
そこで気付いた。手が小さいことに。
手だけじゃなく、体全体的に小さくなっていた。
「はぁ!?」
机の上に置いてあった手鏡で自分の姿を見てみると、黒目黒髪で、白…というか、青白い肌を持つ男の子がそこには居た。
「これが俺?」
……ひとまず落ち着こう。
……冷静に冷静に。
……俺にはできる。
……いくら自分の体が小さくなっているからといって……
・・・・・・。
「できるかぁ!?」
…あまりのショックで俺は気を失って倒れた。
Page:1 2