ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 幻想東光夢郷
- 日時: 2010/12/04 19:48
- 名前: 黎龍 ◆YYYYYYYYYY (ID: 7KvZCID9)
- 参照: http://b.koroweb.com/pa/patio.cgi?room=izayoi
↑↑ 自分で作った掲示板だから来てくれると嬉しいんだよねっ! ↑↑
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…なんでだろうか。
大脱出は書き続けるつもりです。
[げんそうあずまこうむきょう]
オリジナルキャラ
[星都 玲(ほしみやこ れい)]>>6
-星都 ◆U9Gr/x.8rgさん作-
[木林 鉦彦(きばやし かねひこ)]>>7
-Aguさん作-
[松浪 沙紀(まつなみ さき)]>>15
-浅葱 ◆jnintUZIrMさん作-
[月計堂 御祓(げっけいどう みそぎ)]>>44
-黒影 ◆BX9zGDO0G.さん作-
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ζ<---+---+お客様+---+--->ζ
[Agu様]、[星都様]、[浅葱様]、[黒影様]
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[>>1] プロローグ
[>>2] 登場人物
[>>28] この小説の、イメージソング<1>
[>>29] ★☆参照100突破記念会☆★
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ζ 第一章 [捩れた穴を見たら速攻で逃げろ] ζ
#1 [>>3] (死亡フラグを…)
#2 [>>4] (家に変な空間が…!?)
#3 [>>14] (ついに穴に入り込む…!?)
ζ 第二章 [穴の先には化物だらけの異世界] ζ
#1 [>>15] (ついに異世界こと幻想郷入)
#2 [>>22] (一人の少女に飛び蹴り喰らう)
#3 [>>23] (ついに神社到達)
ζ 第三章 [黄昏の夕日は危うい陰謀が隠れている] ζ
#1 [>>26] (神社到達して出会ったのは…)
#2 [>>27] (一つの疑問…)
#3 [>>31] (人と妖怪の差)
ζ 第四章 [初めての苦痛は一つの階段] ζ
#1 [>>32] (今の現実世界)
#2 [>>33] (危険な魔法使い)
#3 [>>36] (希望という名)
ζ 第五章 [馬鹿ほど痛い目を見る] ζ
#1 [>>43]
#2 [>>46]
- Re: 幻想東光夢郷 ( No.45 )
- 日時: 2010/12/04 12:00
- 名前: 黎龍 ◆YYYYYYYYYY (ID: 7KvZCID9)
- 参照: http://plaza.rakuten.co.jp/k2naduki0623/diary/201011140002/
>>44
ありがとうございます^^
是非登場させてもらいますね^^
- Re: 幻想東光夢郷 ( No.46 )
- 日時: 2010/12/04 14:28
- 名前: 黎龍 ◆YYYYYYYYYY (ID: 7KvZCID9)
- 参照: http://plaza.rakuten.co.jp/k2naduki0623/diary/201011140002/
ζ 第五章 [馬鹿ほど痛い目を見る] ζ
「貴方もね、結構良い仕事してくれたよ うん。」
黒い影がそう喋りだすと同時に、靄が動き出す。
———ここは、空間 即ち謎の空間。
靄が動き出し、その行動が停止する。
目に見えるのは、黒い空間に設置された赤黒い霧。
———————こんな話を聞いた事はあるかな?
とある男は紙にこう綴った。
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私は、今悪魔に、とり憑かれている。
助けてくれ。
たすけてくれ。
たすけてくレ
たすけてくれないト。
おマえノ。
イノチを。
ウバう。
[幻想東光夢郷 白夜録から抜粋]
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なんとも不思議な文章だろう。
この文章を見て何か思った事はあるかな?
私はこう思った。
「この人自身が悪魔なのだろう。」
さあ、地獄の始まりだ。
- Re: 幻想東光夢郷 ( No.47 )
- 日時: 2010/12/04 20:31
- 名前: 黎龍 ◆YYYYYYYYYY (ID: 7KvZCID9)
- 参照: http://plaza.rakuten.co.jp/k2naduki0623/diary/201011140002/
ζ 第五章 [馬鹿ほど痛い目を見る] ζ
「月計堂さん 月計堂さん。」
一人の若いサングラスをかけた男が月計堂の名を呼んだ。
「何ですか? お昼ごはんはまだですよ ———紅蓮さん。」
月計堂は、紅蓮…という名の男にそう言い放った。
「昼ごはんじゃなくて …あれ」
「あれとは? 雑貨屋”月時計”に変な物でも置いてありましたか?」
「変とかじゃなくて、あれ。」
「……あれとは?」
「あれ」
「だからあれって何ですか…?」
「あれ」
グダグダとした会話が続き、時間と共に月計堂の顔が面倒だな、とでも言うような面持ちになる。
「埒が開かない… "あれ"とやらを見にいきましょうかね…」
月計堂 御祓は、紅蓮の"あれ"を見に行こうと、首を動かした。
視界に入ったのは、巨大な、蛙。
「…………でかいですね。」
- Re: 幻想東光夢郷 ( No.48 )
- 日時: 2010/12/11 10:13
- 名前: 黎龍 ◆YYYYYYYYYY (ID: 7KvZCID9)
- 参照: シリアス60% コメディ40%
ζ 第五章 [馬鹿ほど痛い目を見る] ζ
「…蛙…」
暫し沈黙。
沈黙の間に割り込んできた人が居た。
その名も、羽生。
「…羽生さん。」
「月計堂さん お久しぶりやなぁ」
「僕も暇じゃないんだけどねぇ……君も忙しいんだろうから引き受けたよ。任せといて」
完全に疲れたような声で月計堂はそう言った。
「唐突ですなぁ じゃあ新聞見てくださいね」
羽生は微笑む 月計堂は精一杯引きつった笑顔を見せる。
「…ほいっ。」
羽生は蛙にペンでつんつんと突く。
蛙の反応無し。
- Re: 幻想東光夢郷 ( No.49 )
- 日時: 2010/12/14 18:30
- 名前: 黎龍 ◆YYYYYYYYYY (ID: 7KvZCID9)
- 参照: シリアス60% コメディ40%
ζ 第六章 [科学者は目に見えるものだけ信じる] ζ
蛙が羽生を完全無視して、その後...
「月計堂さーん 蛙連れてきましたぜぇ」
「何故連れて来たんだい… 意図が分からないね。」
月計堂が冷たい表情で羽生を稚い羽生の顔を睨む。
偶さか、紅蓮が“あれ”を見つけたから、雑貨屋“月時計”に蛙が来たのは自分の責任でもあると薄々感じていた。
———脳内で羽生の笑顔が瓦解する。
その崩れた笑顔の欠片が黒く濁りまたくっ付いていく。
何故こうなったのか…は羽生の為草のせいだった。
蛙を炎で焼こうとしているのだから
———もちろん炎を出しているのは紅蓮だ。
「あああああああああああああああああ!!! 月時計を燃やす気ですかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」
「月計堂さん そう喜ばないで、皿鉢が好きだったから丁度良いでしょう。」
羽生の黒い笑顔 月計堂の理性を一瞬で崩壊させる。
後に雑貨屋で蛙を焼いた紅蓮と羽生が月計堂にナイフで泣かされたのは言うまでも無い。
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