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- 奈落
- 日時: 2011/07/24 13:13
- 名前: 蜂須 (ID: 7nl1k8P4)
注意:グロテスクな表現が含まれます、
奈落ルール
・奈落にいる人間は皆罪人です、容赦なく消されます
・死刑人は死刑になったあなたたちの死刑を実行しに向かいます
・最後に残ったものが無罪になり、死刑をまのがれます
・たとえどんなに大切なモノでも手放すときはくるでしょう、そのときは手放しなさい
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- Re: 奈落 ( No.3 )
- 日時: 2011/07/25 22:01
- 名前: 蜂須 (ID: 7nl1k8P4)
>>2 ひやわ様、
コメントくださってとても感謝しています、蜂須です
そこまで言っていただけると真にうれしいです、
是非とも最後まで見て行ってください、
本当にコメント感謝します。
- Re: 奈落 ( No.4 )
- 日時: 2011/07/25 22:26
- 名前: 蜂須 (ID: 7nl1k8P4)
「だから俺はやってないって言ってるだろ!!信じてくれよおおお!」
「いいからさっさと入れ、」
そこは学校のようなとこだった
広さは高校ぐらい、俺の通っている高校に似ていた
「・・・、」
絶望感、現実、悲しみ、苦しみ、憎さ、恨み
いっきに味わう感覚、味わいたくもないのに、食事と同じように良く味合わされるこの感覚
涙が出そうだ
「おい!!奈落ノートだ、さっさと呼んで、準備ができたらその扉をあけて仲間入りしな、皆仲良くしてくれるさ」
と言って警察の人は去っていった
この部屋はやけにせまくて、イスと、扉しかない
静かで、何も聞こえない、誰もいない、俺だけだ、ここも牢屋なのだろうか?
これから死刑台にあがって、首がスパーンなのか
「わ゛け゛わか゛ん゛ねえ゛よ゛・・・!」
目が熱い、ノートがしめる、すべてがオエッと吐き出る感じだった
すべてを思い出す、一体なんでここにいるのか、こんがらがってたものをゆっくりゆっくりほどいていく
なんでつかまっているのか、勘違い
「ノート・・・これってルールが書いてあるとか言ってたよな・・・、すぐ放置か?わけわかんない」
ペラッとノートを開くとこんなことが書いてあった
奈落ルール
・奈落にいる人間は皆罪人です、容赦なく消されます
・死刑人は死刑になったあなたたちの死刑を実行しに向かいます
・最後に残ったものが無罪になり、死刑をまのがれます
・たとえどんなに大切なモノでも手放すときはくるでしょう、そのときは手放しなさい
「は?、消されるって・・・・俺、殺されるのか?、コロサレル?死刑・・・これから?もう?なんで・・・、なんでだよ!!」
心の準備だってしてない、この扉を開いたらすぐ死刑台がある??
死刑人?実行しに向かう?????最後に残る?、大切なモノ?
意味、わかんなかった
さっきのこんがらがっていたものがまたこんがらがる
もうほどくことはできないと思った、強く結ばれてグルグルだ
頭もグルグルだ
グル グル だ
「おい、開けろよ!なんなんだよ!説明しやがれ」
外からは返答がない
さっきの警察、何かにおびえてた、出るスピードもやけに早かったし、この扉もやけに頑丈だ・・・、
イスと扉しかない部屋だし、窓もない、さっき入ってきた扉も全部やけに頑丈だったし
奈落って死刑所か
俺にも死が待つのか、もうなのか
けどこれって最後に残ればだよな?鬼ごっこてきな感覚なのか
とりあえず行ってみよう、見ればわかるさ、そのとき行動はとればいいし
「んっ、・・・頑丈だなっ!んんんんっ」
ぐっと押すと少し開く、除いてみると怪我をした奴らが何人も座っていた
きっと1000は超える人数だろう
皆悪そうな顔をしているけど脅えているシーンと静まり返っていた
泣いているものもいた、女も、同い年ぐらいのやつも男もみんな
ミンナいた
ミンナ・・・・いる・・・
- Re: 奈落 ( No.5 )
- 日時: 2011/07/26 21:48
- 名前: 蜂須 (ID: 7nl1k8P4)
「あんたも死刑?」
後ろから声をかけられた、振り向くと同い年ぐらいの長い髪の女
「私は死刑、ここのことは知っていたから、けど来てみたら学校みたいなところね?、大丈夫そうにもないし」
あんた誰とか聞いていられる状況じゃなかった
同じときに入ってきた少女はおちついていてまったく自分とは違っている
「強制参加みたいだし、とりあえず参加するしかなさそうね」
「あんたたち・・・新人かい?」
「早く逃げろ・・・今なら間に合う・・・まともな死刑台に立て・・・俺たちは遅いんだ・・・まだ扉も開く早く行け」
そんなことを言われたって、警察の人は来てくれないだろう
次の死刑人が来るまで・・・
「無理よ、さっき呼んでみたけど次の死刑人がくるまで待たないといけないみたい」
「警察のやつらは皆此処を怖がっている、すぐに出て行くのはあたり前だろうな」
皆怖い人ばかりだと思っていたけど少しは優しいみたい、
けどこの状況は読み込めない
なんで血を流しているんだ?なんでボロボロなんだ?
「そろそろ時間だ、お前達は隠れてろ見てるだけで逃げ出したくなるさ」
「こいつの名前は涼、私は郁美、私は大量殺人をして死刑決定、ハハ今は後悔でいっぱいよ」
「俺は涼だ、三ヶ月前にここにきた。世間様では有名な放火魔さ、俺も同じく後悔」
後悔している
皆つぶやいた
彼女は自分で死刑にされたいと警察に言ったらしい
人を殺したと、嘘をついたと言っている
今は警察は皆適当だと聞いた、証拠もないのに一時間でここに突き入れられたと
「まあいい、これから何人の者が死ぬんだろうな・・・、一時間の間で今まで最高何人殺されたか、いいか?良くきけ」
涼さんにここの話しを全部聞いた
ここには一日一時間死刑タイムがあると言っている、2人の仮面を被った男が襲い掛かってくる
つかまったものは残酷な死刑
ここは三階まであると聞いた
脱獄を計らったものは入ったときつけられる「エーラ」という手首と首につけられた鉄の輪で殺されるときいた
なんでも刃物のようなものがしこまれているらしい
「新人は一日だけ見ていることができる、いいか?大人しくしてろ、この部屋から絶対に出るな、」
ここは保健室、一番安全らしい、なんでも鍵がかけられる
新人は一日必ずここで見ていることができる。けど一日だけ明日はすぐ死刑に参加
「いいか、絶対出るな」
- Re: 奈落 ( No.6 )
- 日時: 2011/07/26 22:13
- 名前: 蜂須 (ID: 7nl1k8P4)
ポーンと音が鳴った、それと同時に皆が逃げていく
一台のテレビにはなにやら黒い服をきた仮面を被ったものが映し出される
そいつたちはすごい速さで皆を追っていた
「な、なんだこれ・・・」
声がふるえた
今まで見たことの無い残酷な映像だった
さっき目の前にいたがたいのいい男が
「ああ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!助けてくれ!ガッ、ガア゛ア゛ア゛っ」
腹にチェーンソーが刺さって下に下がっていく
真っ二つになったその姿はまるで果物が真っ二つに切られてしまったかのよう、果汁のように赤いものがドロッとでてきた
「残酷ね、これが死刑なのね」
彼女はおちついてみているけど、俺はもう手もうごかないし口もまったく動かなかった
「死刑カンリョー」と死刑人はつぶやき、次の者を追う
ガランとした廊下だけど、ロッカーに刃物がヅガッと突き刺さった
「ガッ・・・離せ、よせ、ヤメロ、やめてくれ!アア゛ア゛ア゛ア゛ア゛っ」
もっとたくさん、抜いたり刺したり
もうしんでしまっているのに、ヌイタリサシタリ
グチグチッと肉までも飛び出てくる、もう白目をむいていた
「オエッ・・・エエエッ」
口から嘔吐物が出た
気持ち悪い
これを目の前で味わえと、もしかしたら俺が味わうと
「大丈夫?」
ガタンッと立ち上がって彼女は袋を持ってきてくれた
でもその袋さえ持つことはできないぐらい手は震えていた
「でも、これが現実なのよね。ちゃんと・・・見ないといけないのよね」
彼女はなるで隠すかのように手の振るえを抑えていた
ボトッ
ボトボトボト
「え」
「何?」
上から落ちてきたのはわからない。けどわかる
人間だ、さっきの殺された二人だ
「は、あ・・・あ゛あ゛・・・あっ」
息ができないぐらい呼吸はこきざみになった
なんで落ちてきた、生きても居ない、人間だと確認できないぐらい切り刻まれていた
「酷いわ・・・じゃぁこの周りにある袋って・・・皆」
そう周りにある黒い袋
先ほどから気になっていた、これはきっと
「死体」
- Re: 奈落 ( No.7 )
- 日時: 2011/07/31 20:28
- 名前: ひやわ (ID: XpdUVwMT)
- 参照: http://ひやわ◆hiyawa4
うわぁ、恐いですね・・・。
恐いもの見たさでここに毎回足を運んでおります。
次も、ファイトです!
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