ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 彼岸花の花冠（まだまだオリキャラ募集中！）
- 日時： 2011/08/17 13:33
- 名前： いさと ◆o4wie.Wyc. （ID: w3T/qwJz）
初めまして！初心者ですが、頑張りたいと思います！アドバイス等ありましたら気軽にやっちゃってください！
この話は戦争が舞台となります。
注意
・戦争ものなので苦手な方は戻ってください。
・駄文ですのでご容赦を…
・厨二要素ばっかりです。
・アドバイス等は欲しいです！←
・更新は亀より遅い…です。
・悲恋です！（たぶん
story...
気の遠くなるような昔、人間と獣龍は大きな戦いを繰り広げ、結果人間が勝利した。
争いに敗れた獣龍族は大陸から追いやられ、迫害されていた。
この大きな戦争の後、何百年も人間達は平和な時間が訪れていた。
だが、それも長くは続かず力をつけた獣龍族が人間達に奪われたモノを取り返すためにまた戦いを引き起こすのであった……。
term...
この世界には二つの種族がある。人間【ニンゲン】と呼ばれる種族と獣龍【ジュウリュウ】と呼ばれる亜人種族がいる。
・人間…高い知能があるのが特徴的。銃などの武器を使う。最近では獣龍族に対して有効な武器を開発した。
・獣龍…人間と見た目は変わらないが、戦闘のさい、体の一部が変化する特徴がある。魔法を使うものもいる。自己治癒能力が高い。
・屍人…【シカバネビト】人間が自身の狂気に取り込まれたものの成れの果て。異形な姿となる。
・エージェント…人間側の軍の名前。
・エージェントナンバーズ…軍の中で特に力を持つものがナンバーズになれる。
・アレース10ノ神…獣龍族の中で最も強いもの達のこと。王の命令で働く。
今のところ説明はこれくらいです。
Misa side...
序章 壊れた歯車>>2
第一章 狂った歯車はもう元には戻らないでしょう
第一話>>11
第二話>>24
第三話>>
第四話>>
Yakumo side...
序章 変えた歯車>>3
第一章 a quirk of fate
第一話>>15
第二話>>18
第三話>>21
第四話>>25
第五話>>28
第六話>>
キャラ紹介（随時更新します！）
>>1
オリキャラ紹介
【人間】
葵那さん 『レイス』>>6
＞人間と獣龍の共存を目指し一人旅する革命家。
篠鼓さん 『ネフリティス』>>7
＞AN6。腕が立って率先たって指揮をとる。通称「オカン」
栃の木さん 『ディザスタ＝カラミティルス』>>10
＞AN13。情報部隊。時々調達も行なっており、ロジーヌの手伝いをしている。
【獣龍族】
ヴィオラさん 『ハーレーン』>>5
＞アレース１０ノ神の一人で神の力は『闇』。甘党で不思議な感じ。ヤクモと幼馴染。
篠鼓さん 『ヒスイ』>>7
＞アレース10ノ神の一人で神の力は『幻想』。過去に溺愛した男とネフリティスがそっくりなため、彼をおっかけている。
いちご牛乳。さん 『ディオ』>>26
＞アレース10ノ神の一人で神の力は『無（風）』。過去にミサに助けてもらってからミサを溺愛している。
オリキャラ募集項目>>4
ではではこれからよろしくお願いしますです！(*´∀｀*)
- Re: 彼岸花の花冠（まだまだオリキャラ募集中！） ( No.28 )
- 日時： 2011/08/17 00:24
- 名前： いさと ◆o4wie.Wyc. （ID: I3lm3qcr）
第五話 Yakumo side...
誰かの声が聞こえる。起きようとしても肩が痛い。というか全身が痛い。それでも誰かが必死で叫んでいる。だから必死で目を開けてみた。
「ハーレン……！ しっかりしろ！ ハーレーン！」
「……ぁ…………イ、ブキ……？ ル……リ……？」
「ハーレーン……！ よかった、目がさめて……」
ハーレーンはイブキに抱きかかえられていた。そばにはルリもいる。ここはどこだろうとハーレーンは目で辺を見回した。それを悟ったのか、イブキが
「浜辺だよ。爆発に巻き込まれたんだ」
「……み、なは…………？」
「……死んだ。お前は闇の力だから殆ど無害で済んだんだ」
「びっくりしたのよ……。あなたの意識が一瞬途切れたから……」
「っ！ ……ごめ、なさ……！ 皆を死……せて……！ ほきゅ、ちも守れ、なく……て」
ハーレーンの目から涙がこぼれ落ちた。ただ、悔しかった。兵を守れなかったこと。イブキが信頼して一人で任せてくれたのに、結局補給基地を守れなかったこと。
「いいんだ……！ お前を一人にして悪かった、ハーレーン……。……本拠地まで運ぶからしばらく休め。目を閉じたら自然に眠くなるから……」
イブキが優しく言う。そしてハーレーンはか細く返事すると、そのまま眠りに落ちた。
ハーレーンが眠ったのを確認すると、ルリが怒りに満ちた声で言う。
「人間達……！ ハーレーンにここまで深手を負わせるなんて！ それにいつのまに爆弾なんか仕掛けたの！？」
「ハーレーンが見落とすなんてへまはしないはずだ。……人間達は新たな兵器を作ったってことだな」
「私たちにもバレないように爆弾を仕掛けられる兵器！？ なにそれ……。はぁ、勝ち目なんてあるのかな？ この戦い……。王は何を考えて」
「王の考えを否定するな。……俺たちは王のおかげで生かされてるんだ…………」
「そう、だけどさ……」
ルリが納得いかないように言う。
「そろそろ戻るぞ。ハーレーンを手当しないと。それに、ヤクモの馬鹿が心配だ」
「そうね、絶対抜け出してるよね。ヤクモのことだし」
二人はそう言うと、風のように地をかけていくのだった。
(今回は二本立てなので短いです＞＜ すみません！)
- Re: 彼岸花の花冠（まだまだオリキャラ募集中！） ( No.29 )
- 日時： 2011/08/17 15:16
- 名前： いちご牛乳。 ◆2TKxyO84Mk （ID: XL8ucf75）
きしゃぁああああっ？！←黙
ハーレーンさん，生きてて良かったです！
次も楽しみにしとります＾＾
- Re: 彼岸花の花冠（まだまだオリキャラ募集中！） ( No.30 )
- 日時： 2011/08/17 15:44
- 名前： Neon ◆kaIJiHXrg2 （ID: B1rykyOu）
名前（朱雀 リデル）
性別（♀）
年齢（18）
種族（人間として育てられた獣龍）
外見（藍色の瞳に、銀の長髪。 小柄で、華奢）
性格（異様なまでにその洞察力は高く、その技量は嘘発見器も裸足で脱げ出すほど。 気まぐれに矛盾のない嘘を吐き、周囲を困らせる）
兵種（魔法を扱う)
関係性（ナンバーズを勤めているということは言われているが、正規ルートでは彼女は存在しない事になっている。）
生存
詳細（実験兵、第一号。 龍獣の力を有した兵士の育成と、利用を目的とした計画の犠牲者）
サンプルボイス
「えーとですね。 私は、朱雀リデル。 一応、龍獣だけど人間の味方だよ」
「私が信用できない？ そういう君も……私からすれば信用できないな。 ……何を隠している？」
「策を弄するのなら完璧に……。 せめて、矛盾のない嘘を吐く事だね」
- Re: 彼岸花の花冠（まだまだオリキャラ募集中！） ( No.31 )
- 日時： 2011/08/17 16:31
- 名前： いさと ◆o4wie.Wyc. （ID: w3T/qwJz）
第三話 Misa side...
豊かな森林がお生い茂る森。ここに獣龍族の拠点があるらしい。私……ミサと、ジェダイ、ネフリティスと、ANの隊員数名達が行軍している。
「……昨日は散々だった」
ネフリティスがため息まじりにボソっとつぶやく。
「あはは……。あの人はネフリティスの恋人なの？」
「知らん。……それに、仮に思い出しても月曜日がきたら忘れる、からな」
「……それでもネフリティスは何回私のこと、ジェダイのこと、皆のことを忘れても仲良くしてくれてる。私はそれでいいよ！」
「……ありがとな。ミサ」
ネフリティスが私の頭を撫でる。私はえへへ、と笑ってみせた。相変わらずのお父さんというか……オカンっぷり。
しばらく話し込んでたら私たちの拠点が見えた。拠点へ着くなりこの部隊のトップナンバーである、ネフリティスが作戦内容を説明した。
「……これより、作戦内容を説明する。本作戦の目標は“敵部隊の全滅”。No13の情報によるとアレース10ノ神の一人が重傷を負ってここで待機しているらしい。そのアレース10ノ神というのが『刀の獣龍』……アレース10ノ神の中で最強のやつだ」
「もしかして、前の戦いでキングと戦ったやつか？」
ジェダイが思い出したようにつぶやいた。
「あぁ。あの時の攻撃がまだ癒えてないらしい。……で、そいつを暗殺しろと長からの命令だ」
「暗殺か……。確かに、アレース10ノ神のリーダー格が死んだら士気が下がるよな」
「そういうことだ。暗殺はこれも長の命令でNo7と、お前の部下のNo112が行ってくれ」
「はい！ 頑張りましょうねNo７様！」
No112は元気よく返事をした。ANは25まであって、それ以降はAN所属の隊員となる。No112と呼ばれた私の部下である14歳の少女、名をクルメという。この子はエージェントの中で最年少でスカウトされて軍に入った。
「…………私が？」
「長からの命令だ。……しかも、さっき報告にきた情報部員によると、今なら他のアレース10ノ神がいないらしい。これは絶好の機会だ。俺達の隊員は暗殺が成功しだい正面から突破する。No11部隊は背後から回ってくれ。No7の残りの部隊は拠点で待機だ。以上」
「了解した」
「りょ、了解」
私はぎこちなく返事をする。まさか、長からの命令で私がそんな役をするなんて。私は自分の実力的に“黒の死神”と恐れられる感じじゃない。気がついたらなんでかわかんないけど、身体能力が以上なほど発達していた。……私の記憶がない“空白の一年”に何か関係するのだろうか。私が居なくなった“空白の一年”に……。
「……どうした？」
「え！？ あ、ジェダイ！ ななななんでもないよ！」
「嘘つくな。髪を耳にかける時は嘘ついてるときだ」
私は、ふぅ。と息をついた。昔からジェダイはこういうの鋭かったっけ。
「……やっぱり、ジェダイにはバレちゃうなぁ……」
「怖いのか？」
「ううん。……こういう任務は前にもあったから。ただ……私がいなくなった一年間のこと思い出したしてて」
「俺たちが軍に入って５年たった時だったな……」
……あの火事から3年、ジェダイは12歳という幼さでも寝る間を惜しんで働いてくれた。でもやっぱり生活は苦しくて……。生き倒れになったところをエージェントが救ってくれた。その時私は10歳。ジェダイは15歳だった。そして私が15歳になった時……それから一年は記憶にない。16歳の誕生日に目が覚めた。その時私には“黒の死神”という通り名。そして異常なほどの身体能力が備わっていた。……なんか化け物みたい。
「だから、長は私に命じたのかなって思って。この身体能力だったら敵に見つからなそうだしね」
ジェダイに悟られないよう作り笑いだが笑顔で言った。
「……俺はお前が化け物になっても何になっても一番のお前の味方だ。それだけは忘れんなよ」
そういうと、ジェダイは私の頭に手をポンっとおいた。
「ありがと、ジェダイ」
心からの笑顔でジェダイにお礼を言った。本当に嬉しかった。昔からジェダイは私のお兄ちゃん的存在だったから……。
彼の顔が少し赤くなったのは気のせいかわかんないけど。
「……そうだ、ネフリティスがこの弾丸をお前にって。今回はこの弾で敵を暗殺しろだと」
「ん、了解。……予備にたくさん持ってきたんだけどな……」
「拠点に置いとけよ。この弾丸……No22の自信作だって聞いた。なんか今回のために特別に作ったらしい」
「“GH005”って言うんだ……」
私はその弾を手に取り眺める。
「No7様！ 時間ですよ」
クルメが駆け足で私たちのそばによって伝える。
「今行くね！ じゃあいってきます！」
「あぁ」
そして私は、敵拠点に潜入した。この作戦が全ての人の歯車を狂わすとは知らずに……。
- Re: 彼岸花の花冠（まだまだオリキャラ募集中！） ( No.32 )
- 日時： 2011/08/17 16:35
- 名前： いさと ◆o4wie.Wyc. （ID: w3T/qwJz）
いちご牛乳さん＞
コメントありがとうございます！ハーレーンちゃん生きてました！
応援してくれてありがとうございます！これからも頑張ります！
Neonさん＞
オリキャラありがとうございます！設定は多少追加させてもらいますが、ご了承ください＞＜
素敵なキャラ大事に使わせてもらいますね！
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