ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 魔法の杖と勇者の剣 完結
- 日時: 2011/10/16 19:46
- 名前: アリ (ID: .E2Zt8aM)
- 参照: http://www.kaki-kaki.com/bbs_m/view.html?717828
こんにちは。此処では始めて小説を書いて行くアリと言う者ですがよろしくお願いします。カキコは、他に人の作品を見るのが、とても面白いですよね!!では、開幕です〜!っと、その前に…これは、ただ夢で見た話がとても面白かったので…書いて行きます!では!
+!読む前の注意!+
・スレ荒らしをしない
・中傷は禁止
・コメ大募集
・アドバイスは出来れば下さい。
・いわゆる短編物語です。
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プロローグ “prologue”
私の物語は、此処から始まった—…
一つの剣、六つの魔法の杖……
命を狙われる、危険な日々。
それでも…抵抗出来たのは…
〜あれ〜 があったから……
あの人は、狙いすぎ。
あの人は、優しすぎ。
あの『カイブツ』は、恐すぎる。
そんな事がありながらも、私は今生きている。
“そんな”事がありながらも、生きて—……
六つの杖、一つの剣—…
たった其れだけが、私を動かす…
七つが引き寄せた、運命は、
私が受け入れることに、なったんだから……
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参照はミルピーですw
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- Re: 魔法の杖と勇者の剣 ( No.4 )
- 日時: 2011/10/15 20:32
- 名前: アリ (ID: .E2Zt8aM)
- 参照: http://www.kaki-kaki.com/bbs_m/view.html?716489
第二話 一人の勇者
建物の中では…
何かを奪い取る計画をしている。
中に居る女の一人は
キラリと先が光るナイフを持っている。
其れを窓から眺めている少女は
不機嫌そうにして
近くの建物に入っていった。
「また、ヴィバーが、私を……」
髪の長い少女は、無表情で言った。
「狙ってるの…かな?」
紫の三つ編みの女も不安な顔で言った。
その近くには、
紅、黄、青、紫、黄緑、白と6つ並ぶ杖。
その横には、赤く、頑丈そうな剣。
長い髪で、ポニーティルの少女は
この七つの物を狙っている者が
思いのほか
増えている事を
知らないのだ。
知っていても
意味はない。
これから起こることは
誰にも予想できない
有り得ない
夢のような
『現実』
だったのだった…
- Re: 魔法の杖と勇者の剣 3話更新 ( No.5 )
- 日時: 2011/10/16 09:24
- 名前: アリ (ID: .E2Zt8aM)
第三話 ウンメイ
「催眠術ぅ〜」
「うわっ!」
其処に立っていたのは結構髪の長い黒髪の女が鋭い目線でこちらを見ている。
未だに催眠術をかけられたら弱いらしく、動いていない二人に姿を
ニヤリと黒い笑みを浮かべながら何かを取ろうとしている。
其処へまた誰かが入って来た。
其の時。
二人の催眠術が解けた。
「…悲況者。此処から出て行って……。」
そう言うと青い空間を作り、其の中に敵の二人が吸い込まれて
青い空間は消えた。
ダンッ!
大きな足音が響いた。
ダンッ
ダンッ
ダンッ
クルミは、白い杖を取りだして、何やら唱え始めた。
「…来ないでぇぇっ!」
「大丈夫…ルーダ……」
怪物がこの一軒家に入って来た。
クルミは白い杖を身構えてクルクルと回した。
白く強大な光があの怪物の腹に当たる。
どうやら怪物はあそこがきゅうしょらしい。
今度は紅い杖を取って、怪物に当てる。
耳を劈く様な音が聞こえて怪物は消え去った。
後々の残り物は大きい足跡だった。
- Re: 魔法の杖と勇者の剣 3話更新 ( No.6 )
- 日時: 2011/10/16 19:29
- 名前: アリ (ID: .E2Zt8aM)
第四話 反転している世界
ドガーン!
大きな音が鳴り響く。
如何やら、爆弾が仕掛けられていた物が爆発したらしい。
それと同時に、血まみれの集団が現れた。
その集団は、辺りを見渡すなり、クルミに気がつくと、
黒い球を投げてくる。
其れを避けようとした。
が。上手く身体が動かせない。
「くっ…!」
ルーダはただその光景をおどおどと見つめる事しか出来ない。
魔法は使えないから。
杖も選ばれていないから使われない。
もちろん、剣も。
クルミは催眠術にかかって解いたばかりだから
あまり動かせない。
そんなのも気にせずに球はどんどん向かってくる。
止まることなく。
高速で。
当たるまで、後一mm。
何が起こるか分からない。
「……当たったら、死ぬからね。…近くに居た人も…」
まさか、自分の身も狙っているのか…
そう思ったルーダは逃げ出した。
しかし、其処には授受がいる。
ルーダは全力疾走した。
追いかけてくるヤツの手には刃物。
其の時だ。
ルーダの体が透明になった。
あぁ、やっと免れたんだと、ルーダは安心した。
頭に、浮かんでくる光景は…
気絶しているクルミだ。
きつい時も、無表情。
ポーカーフェイスにもほどはある。
ルーダは、クルミの元へ行こうとした。
しかし、行かない方が良かったのは、
良くない事が起きる『前触れ』だったから。
- Re: 魔法の杖と勇者の剣 4話更新 ( No.7 )
- 日時: 2011/10/16 19:45
- 名前: アリ (ID: .E2Zt8aM)
第五話 死 【最終話】
クルミの元へ向かっている女、ルーダ。
授受は、見えないルーダを呼吸で探していた。特種能力だ。
「…みつけた」
ルーダは、其処に授受がいると知らずに
向かっていた。
授受は、呼吸する所を確認すると、
さっとナイフで刺した。
すぐに紅く染まった血が飛び出た。
ばたんっ
人が倒れた音がした。
其れをふんづけると、確かに人がいた。
うっすらと影が見えてきた。
死んだ証拠だ。
「はっはっはっは!」
ただそれだけ言って、授受は去っていった。
そのころ、クルミは…
無事だ。
7つの武器がクルミを守ってくれた。
一苦労だ。
武器たちはそう言っていた。
クルミは、
「……ありがとう…」
と言った。
武器に向かって。
しかし…
クルミは知りもしなかった。
ルーダが死んだという事に。
これからも、クルミはずっと生きて行くことだろう…
ルーダの霊と一緒に。
‾‾——完結——‾‾
- Re: 魔法の杖と勇者の剣 完結 ( No.8 )
- 日時: 2011/10/16 19:49
- 名前: アリ (ID: .E2Zt8aM)
はい!短編物語完結いたしました!
皆さん感想・質問ok企画始めますッ!
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