ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 機械仕掛け〜赤の鬼〜キャラ、機体、武器募集
- 日時: 2012/02/06 18:09
- 名前: 潰レモン (ID: qoVi4/mV)
全宇宙の端にして、割と高度な科学技術を有する荒野の星。
この星は一つの国が星中を管理している。
だが、国の中心、政府の拠点がある場所から最も遠い星の裏では、国の管理は行き届かず、人々は不満を持っていった。
そして近年国の王が変わった。暴君へと。
王の欲は、欲と悪名だけは星の裏まで届いた。
ここまでくれば国の転覆、クーデターを目論むレジスタンスが出来るのは容易に想像できる。
そして、レジスタンスの拠点は政府拠点の真逆の位置に創られ、科学技術も独自に進化していった。
それから数百年。現在の王が暴君なのか賢君なのかはレジスタンスのだれも知らない。
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『エンリケ!小隊ごと右ィ回れ!レジスタンスのアーマー型番はドン亀だ!』
『了解。小隊、総員移動右から攻め立てるぞ!』
政府のマシン間通信がやっとキャッチ出来た。
やられてるなあ……
まあ旧式ならしかたない。
アレはどっちかって言うと戦艦か要塞だ。
だがオレの駆る新型ならどうですか政府兵士の皆さん?
要塞、ドン亀のハッチが開く。
『ヘーイ、DD調子はどうだよ?』
通信が入る。
ソーニャか。
「悪くないよ。オレなんかが乗って良いのかな、やっぱ」
『まぁーだ気にしてるのかよー。お前は一流だって!大丈夫大丈夫。DDとフリードならホントは一個中隊程度一人で相手出来るんだぜ?』
まずソーニャは女なんだからその口調をやめて欲しい。
フリード。オレ専用の新型中の新型。
政府のマシン、レジスタンスのアーマーの両方でおそらく初の飛行能力を持つ真っ赤な機体。
フォルムはドン亀の10分の1程度、人の五倍か六倍くらい。
両腕に超高密度エネルギーカノンの発射口があり、掴んで吹き飛ばすと言うえげつない戦闘が可能。
また、その両手は変形機構を有し、ブレードへと0.5秒という短いフレームで変形。白兵戦へと切り替える事が出来る。
その他にも腰の三連装ミサイルポッドが二門、両肩にはバルカンとよりどりみどり。
ちなみにコックピッド内部のこのオレ、DDも特別製だ……お恥ずかしい。
右腕がフリードやドン亀と同じ、アーマーと呼ばれる機械で出来ている。
ブースターやら小型ミサイルなどを自動で生成する文字通り"生きている機械"である。
ただし生きている分食事が必要で、主な食事は鉄。フリードのようなサイズだと装甲などを削って装甲を再び生成など無限にやりくり出来るが……
オレの右手は小さくてそれが出来ない。
オレのご飯は鉄骨とか鉄板とかですテヘペロっ
まあ前談はこのくらいで……。
「いくぜ……フリード!」
ギュオッ!とフリードが勢いよく飛び出し後ろのブースターが火を噴く。
飛行完了。
次のステップ、小隊三つの……殲滅!
『なっ!?飛んでる!?新型のアーマーか!』
あちらの通信を自動でキャッチ。
これで敵戦術の把握をする。
バルカン、ミサイル、レーザー次々に飛んでくるが対空射撃なんてしたことないのだろう。簡単によけられる。
「お、おおおおぉぉぉぉおおああああああ!!」
高速接近、片腕での捕縛。
この一連の流れのために、機動力は通常の機体より高く、手は少々不自然に大きく、一目で"武器"として分かってしまう。
が、関係ない。
右手のエネルギーを解放、同時に他の機体に向けてぶん投げる、
一瞬で燃えさかる巨大な弾丸になった敵機は別の機体を粉々に吹き飛ばした。
着地しているため、チャンスと言わんばかりに数機、攻め込んできたがどうでも良い。些事だ
脚部のホイールが回転し、なめらかな動きと共に腕部を変形、二機を切り裂き、続いて攻めてきたもう一機を離脱しながらバルカンで四散させた。
残り……二小隊。
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- Re: 機械仕掛け〜赤の鬼〜キャラ、機体、武器募集 ( No.1 )
- 日時: 2012/02/07 16:15
- 名前: 潰レモン (ID: qoVi4/mV)
名前:DD(ディーディー)
性別:男
年齢:20くらい
容姿:茶髪に深い青の目、身長は少々小さく170程度。顔立ちは端正。目の下にタトゥーのような物が入っている。右手には特殊なアーマーが付いている”ハイブリット”と呼ばれる人種
性格:自信家で身勝手だが同時に謙虚で一歩引いたところがある。他者からは『中途半端に両極端』と言われている。
一人称は”僕”だが戦闘中、戦闘後は感情の昂ぶりで"オレ"になる
概要:レジスタンスのエースクラス。小さい頃より兵士として育てられていたが、育ての親が重要人物かつ、おおざっぱな性格だった為、軍人というより陽気な傭兵と言った方がわかりやすい人間になった。
戦争は昔から続いていた為疑問を持っていない。ただ、物心ついたときから腕にあったアーマーについてはいろいろ調べている。
機体:フリード
タイプ:飛翔万能距離
兵装:両腕部高濃度エネルギーカノン(小型口径)×2、変形機構腕部ブレード×2、肩部バルカン×2、腰部3連ミサイル×2
機体概要:DD専用新型機体。様々な面で非常に高いスペックを誇り、レジスタンスの現在所有する機体だけでなく、おそらく政府内の機体をすべて入れてもトップクラスの機体性能を持つ。メインカラーが赤の為よく目立つ。
性能だけでもトップクラスだが、特筆すべきは唯一無二の飛行能力で縦横無尽に機動力を発揮、戦場を暴れ回り一機で戦局を変えうる。
武器?:DDの腕
形状:肘から指先にまで一体化しているモノクロ配色の腕、手の甲にはコアのような謎の物質が埋め込まれており、解析不能。
もとより孤児のDDが物心付いたときから存在していたため、詳細不明。
機体名:メガトータス
タイプ:重装重火力
兵装:水平バルカン×12、対戦車砲×6、小型、中型機格納ハッチ×4、主砲×1
兵器概要:レジスタンスのメインアーマー、通称ドン亀。非常に大きく、堅く、高火力。バルカンは12門全てが360℃回転出来るため汎用性が高い。しかし、歴戦の機体であるためか、最近はやや政府の中型マシンに遅れをとる。搭乗者は最大30人
- Re: 機械仕掛け〜赤の鬼〜キャラ、機体、武器募集 ( No.2 )
- 日時: 2012/02/06 19:03
- 名前: 潰レモン (ID: qoVi4/mV)
募集概要
キャラクター
名前:
性別:
年齢:
性格:
容姿:
所属:レジスタンスor政府、兵士か否か
機体:(ある場合は下記参照)
機体
名称:
所属:(レジスタンスの場合アーマー、政府の場合マシンという名称になります)
タイプ→少々難しいですが
タイプ1 接近or遠距離or万能 から一つ
タイプ2 重装甲、高機動、重火力 から二つ
を組み合わせてください→接近重装甲高機動
(支援機や特殊な場合分かるようにお願いします)
兵装:
機体概要:
武器
名称:
形状:
サイズ:(人用か機体用か)
所属:レジスタンスor政府、アーマーorマシン
概要:
- Re: 機械仕掛け〜赤の鬼〜キャラ、機体、武器募集 ( No.3 )
- 日時: 2012/02/06 22:19
- 名前: 潰レモン (ID: c1Cj7oJq)
「おっ、英雄さまのお帰りだな!」
政府のマシンを潰してドン亀に戻ると整備士のおっちゃんが楽しそうにバシバシ背中を叩いて来る。
「どうよ、フリードは」
「最高、だけど各兵装の火力が高すぎてマシン捕らえるのは無理かな」
なるほど、開発長もそれは言ってなかったな。とおっちゃん。
しかし
「捕らえる必要なんざねえんだよ。今の政府マシンでフリード以上の機体なんて存在しねえからよ」
開発長。ソーニャだ。
先ほども言ったが女性である。
ご覧の通り口はオレより悪いが、見た目だけなら深窓の令嬢チック。
ドン亀の中は蒸し暑いため、薄手の作業着が汗で大変な事になっている。
「ソーニャ……シャワー浴びて来てくれ。油臭い」
適当な事を言って目を逸らすが
「気にしねえよ、ンなもんそれとも俺と一緒に風呂入りてぇのか?ドスケベ」
やめろ、ただでさえ戦闘後で興奮してるんだ。
理性が……持たなくなってしまう。
「いいから、悪いけどちょっと……」
見かねたのか、ソーニャは溜め息とともに自室に向かった。
ソーニャがいなくなったのを確認してからおっちゃんが
「DDィ、開発長は完全に誘ってるんだぜ?ちゃんと相手してやれよ。愛想尽かされるぞ」
「一時の感情に流されたくないんだよ……オレ、いや……僕は」
やっと……落ち着いてきた。
レジスタンスの拠点まで後半日、さすがにもう敵は来ないだろう。
「じゃ、おっちゃん整備よろしくお願いします」
「あいよ」
さて、ソーニャに誤りに行かなきゃ……臭いとか言っちゃったし。
……うっわ行き辛いわー
臭いって言っちゃったの気にして一人泣いてたらどうしようか
……ソーニャの部屋からネガティブなオーラが漏れ出している。
ゆっくり息をついてから、
「ソーニャ?……入っていいかな?」
返事が無い。
殺される。フリードに自爆装置つけられる。
「入るよ」
……相変わらず、新型アーマーの設計図と訳の分からない数式の紙で埋め尽くされた部屋だ。
「なんだよ……アホ、入って良いなんて許可してねえよ……それともアレか、やっぱり性欲には勝てないってか」
次世代指揮官機であるアーヴィングの設計図が書かれてしまっている布団に隠れたまま言われた。泣いてるなあ。
つか泣いたままそういう話をするな。僕をなんだと思っているんだ
「いや、誤りに来た。……嘘でも臭いとか言っちゃったし」
「……バカが、違うだろうが」
「いや、違わない違わない。お前僕に性欲強いキャラ押し付けてくるけど、逆にソーニャがめちゃくちゃエロいんじゃ……あっ」
調子のっちゃった。テヘペロ。
さて、次回の戦闘からフリードのパイロットは俺じゃないかもしれないなー。なんて思った途端、僕は何かに頭を強打されて、意識を失った。
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