ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 〜もう 戻れない〜オリキャラ募集終了
- 日時: 2010/05/16 22:49
- 名前: みちる君 (ID: 6PSxBKjg)
こんにちはみちる君です、子供だけの戦争のような感じに書いていきたいのでよろしくです!
新しい情報もここに書いておくのでよろしくです、
オリキャラ募集は終了します・・アリガトウございました!
主要な登場人物
冷泉 春風(レイセン シュンプウ)
気が弱いところがあるが、友達思いで頭がいい。
本当はとても優しく強い心を持っている
御神 裄 (ミカミ ユキ)
マイペースでのんびりや、お菓子が好きで少しヘタレなところもあるが戦闘状態になれば口も荒くなり裏の心になる。
宇田川 桜(ウタガワ サクラ)
春風の友人、漫画にはまっていてお笑い大好きな少し大人しい性格。明るく春風とも気が合う、クールでスタイルがいい女子
板垣 響子(イタガキ キョウコ)
春風の友人、秀才という感じ。しかし、本当は二次元に恋する乙女だ。精神年齢がこの登場人物の中で一番高いと思う
黒井 レイ(クロイ レイ)
気が暗くていつでも冷静な性格、人があまり信じられないので初対面の人にはよく警戒をする。正体は魔女で、魔術を使える。
黒井 ケン(クロイ ケン)
落ち着かない性格、そのせいか攻撃されやすい。しかし、運よく殆どよけている。レイの双子の弟で、しっかりもの。
- Re: 〜もう 戻れない〜オリキャラ募集中 ( No.27 )
- 日時: 2009/12/05 16:28
- 名前: みちる君 (ID: 6PSxBKjg)
4.死神は叫ぶ
「っ・・ゆ・・裄」
死神の姿の裄、がい骨のお面の姿・・確かコレは依頼人にしか見えない姿。まさか、私のために登場したのか
「こんにちは春風さん・・・依頼はこの死神『裄』が受けさせてもらいます」
死神はニタリと笑い、私を近づかせた・・そして
キスしたのだ。まさか、依頼人にこんな事はしてないよね・・。
「私からの依頼・・・生き返らせて!」
「分かりました、春風さん」
鎌を私に向かって下ろそうとする、危ないだろ・・かなり危ないことだろ。そして、振り下ろした瞬間なにかが輝いたように走った。頭痛がする
「あなたの依頼・・受け付けます!」
裄の声が響いた時は廃墟の壁によっかかられていた。
私は自分で歩いたわけでもなく一二三に近づいた、銃を向ける
「貴方は人間じゃないんだよね」
そして、私は指で血が出ながらも痛みながらも魔方陣を書く。まさか・・これで成敗させるとか
「悪夢消去命令!発動」
指が勝手に魔方陣の中心を指した、すると一筋の光が一二三に向いた。そして
「い・・嫌ああああああああ゛」
一二三の肌が溶け始めて肉だけが、はみだしていた。一度外れたが愛美の一二三に刺しかけたナイフが反射した。かなりの残酷な姿・・そのとき聞こえた声
—依頼、完了しました
制服姿の少女が高い廃墟から降りてきた、神なのか!?一二三の残酷の跡を見てから少女は銃を私に向ける。
「一二三様を、よくも殺したわね・・貴方もこれよりもっと残酷な姿へ成りなさい」
—死神は笑わない・・ただただ現実を見つめて叫んでいた—
続く
これで全てオリキャラ出せました・・・次から最終章になると思います、最終回のほうでオリキャラのほうは終了させてもらいます!ではでは
ケン「見ないと・・見ないと銃で撃つぞ!」←冗談です、ごめんなさい
- Re: 〜もう 戻れない〜オリキャラ募集中 ( No.28 )
- 日時: 2009/12/06 12:02
- 名前: みちる君 (ID: 6PSxBKjg)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel2/index.php?mode=view&no=12427
四つ目 歪み続ける世界
テーマソングはhttp://www.youtube.com/watch?v=JAdvvUpzWUQ&feature=related です
歌詞はありませんが、聞きながら読めばいいと思います
- Re: 〜もう 戻れない〜オリキャラ募集中 ( No.29 )
- 日時: 2009/12/06 21:45
- 名前: みちる君 (ID: 6PSxBKjg)
1.死神が舞う
「一二三様をよくも・・お前から処分する、春風」
そのとき声がした、御神の甘い声は全くなくただただ冷たい声に満ち溢れていた。
「ま・・まて「そうね、死神同士戦いましょう裄。」
にたりと笑う御神とセーラー少女、愛美は律をおぶったままだ。銃を持った少女、殺し屋にしか見えなかった
「ゆ、ゆずき・・」
一二三の声がかすかに聞こえた、手を少し上げるがそのまま手は降ろされた。
「あはは。大丈夫ですよ、撃ちますから」
そして、銃から弾が飛び出した。裄はささっと避けてから空を舞う、ゆずきは驚いた顔をせず真似をしたように飛んだ
「命の痛みの知らない死神は、ただの殺し屋さ」
裄の一言で、死神同士の戦いが始まった。死神本来の姿に変わった裄は、鎌を持つ ゆずきは、魔女のような姿へ変わって銃を持つ。
「不可能なんてありません!」
「どうかな?」
銃と鎌が交互にパンパンと音を出しながら、戦っていた。人間がわからないほどの速さで。二人以外は、ただただ見ていることしか出来なさそうだった 空飛んでるし
「やはり、死神Aクラスは違うよね・・・」
そして白坂さんと焔が羽のような光を放ち空を飛ぶ、守り人はごくたまにいるらしいと麻夜に教えてもらった。そして
「私のワイヤーでバラバラにしてあげよっか」
ビルの下まで聞こえたスッキリした声は、守り人と死神の戦いのはじまりを暗示していた。ワイヤーは輝き、ゆずきは避けれず傷つくことも事もあった
しかし—
焔が狙われそうになった瞬間だった、焔の前には
白坂さんがいた。そして、頭から血を流して落ちていった 最後に聞こえた声は
「これが私の運命なのよ」
だった、ケンが何とか廃墟の壁によっからかせるときには白坂さんは冷たくなっていた。ケンの腕に血がつく
「お馬鹿さんよね〜、アハハハッハハ」
焔は何もいわなかった、苦しくて悲しくて涙が出るはずなのに・・あの一言で消えた。笑っているのは、ゆずきだけ
「お前なんか・・お前なんか死神のカスだ!」
そして、日本刀を持とうとするけど操作されたのだろう。そのまま動かなくなった、そして銃声と叫び声と共に焔は堕ちていった
「裄・・アンタ、覚悟しなさいよ!」
「どうだろ・・俺、戦い嫌いだけど 今怒ってるから、お前を憎んでるから命の保障はないよ」
私はただただ、不安と悲しみでいっぱいだった。
—廃墟で死神が舞う—
続く
- Re: 〜もう 戻れない〜オリキャラ募集中 ( No.30 )
- 日時: 2009/12/15 23:45
- 名前: みちる君 (ID: 6PSxBKjg)
2.憎しみと悲しみ
「そうね、手始めに・・このゲームを始めたのは一二三様よ。人生に刺激の無かった哀れな少女、この世界で殺しあえばあの人は笑顔を見せてくれた・・」
ゆずきが銃を何度も裄に狙い打つ、こんな世界無ければ・・こんな運命が無ければこんな日は無かったのだろう。家族とも別れて、今は・・四月二日。中学校の入学式も近かった
「何なんだよ!何なんだよ・・こんな運命、欲しくなんか全然無いのに、一人の人が大きい『人殺し』という罪を背負っちゃうんだよ」
「あなた・・馬鹿?馬鹿なの?あっははははは」
この運命からは逃れられない、裄は疲労を見せないまま鎌を操っていた。ゆずきは狂ったように笑いながら銃を操っていた・・。その時だった、余裕を見せてしまったのか一発当たってしまい痛みを我慢しているのが見えた。
「実は、これ猛毒が塗られているの。貴方に・・チェックメイト」
そして叫び声が聞こえた、悲しみと憎しみが混じったような切なく何かを成し遂げられなかった声のような感じがした。そして、光を放ち灰となった
その時・・光に包まれた・・私ごと・・
「ゆ、裄?」
「最後の依頼、聞きましょう・・」
お面を外すと、半分骨になってしまった裄の姿があった。結局最後の依頼は私になってしまうんだね、デートも出来なかった 無事にみんなで帰ることも出来なくなった・・悔しさで涙が出てくる。
「じ・・じゃあ・・私にみんなの力を貸して!」
やがて消えてしまう人の『命』、それが私の心に 魂に響き渡った。今、自分しか助けられる人はいない・・ゆずきのことを・・一二三を助けるために・・私しか助けられる人はいない。
「あら?下にいて指をくわえていた、おじょうちゃんじゃない・・・・私に逆らえるなら・・逆らってみな!」
私は自分以上の力を出した、銃を何回もよけて・・跳ね返して・・・ゆずきを、みんなを助けるために。ゆずきはとうとう疲れ果てて息が荒くなった、目の瞳孔が開いている
「人間は つまらない 時に殺し合いをするときもあるよ、だけど・・私たちは まだ小学校六年生、未熟よ!爆発を起こして・・血をたくさん流させて・・何が楽しかったの?一二三様の笑顔?何で、もっと大事なことに気づかないの・・お前ら、本当は・・馬鹿なのかもしれないね・・」
ゆずきの制服は血で滲んでいて、銃までもが赤いものが付いていた。ゆずきは涙を流していた・・この子にも分かったようだと思えた
「無かったよ・・たの・・しかったことなんて、殺し合いなんか嫌だったんだよ!一二三様も・・」
顔の血が気にしなくなるほどの泣き顔でないていた、気持ち悪いとは思わなかった。むしろ、分かってくれてとても とても嬉しかった
そして私は、抱きしめてあげた・・母親のように・・この世界が元に戻るように・・
「この世界が悲しみと憎しみでいっぱいの世界でなくなりますように・・」
その言葉とともに・・
—アリガトウ、依頼、完了いたしました
裄のやさしい声が聞こえた。
最終回へ 続く
- Re: 〜もう 戻れない〜オリキャラ募集終了 ( No.31 )
- 日時: 2009/12/15 23:54
- 名前: みちる君 (ID: 6PSxBKjg)
最終回 歪みの崩壊
私は抱きしめたと同時に、暗闇に突き落とされたような感じがした。しかし、目が開いたときにはケンと桜がそこに・・いた
「どうしたんだ?帰ろうぜ!」
ケンが桜の隣で笑っていた、平穏な世界はそこにある。この後、ゲームなんてなくて・・それでも時間は戻っていて何らかの運命がここで回っていった。
そして私は中学一年生になった
「ケン!オッハロー♪」
「おはよう」
何か、不思議な感じがしたけれど・・私は歪みが裄のおかげで崩壊されたと思えた・・そして、裄なんていう男子生徒はあの日、交通事故で即死したことになっていた
『もうもどれない そんな歪みが今、崩壊された』
終わり
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