ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- search!
- 日時: 2010/01/07 17:48
- 名前: ヒャッハー ◆yBvGP.RbD2 (ID: GRPIh4JV)
始めまして!
名前がヒャッハーな割にそれ程テンションは高くない、新人のヒャッハーと申します。
よろしくお願いします (o_ _)o))
皆様に親しまれる存在になれるように、積極的に皆様の小説にコメするのでよろしくお願いします(二回目
※この小説は、図書館で起こる事件を舞台にした物語です。
プロローグはあえて書きません。
実はスレッドを始めて立てた時点から、もう一話は書き終えているのですが、その一話がプロローグと被ったような感じなので、プロローグは抜かして一話から掲載しようと思います^3^
————————————目次————————————
一話 >>
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- Re: search! ( No.1 )
- 日時: 2010/01/08 10:51
- 名前: ヒャッハー ◆yBvGP.RbD2 (ID: EuYCLUIf)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel2/index.php?mode=view&no=13060
第一話
カーテンが閉まるこの薄暗い部屋の中、デジタル時計のAM7:00を知らせるアラームの音が響く。——うるさい! このアラームは以上にうるさく、朝は苦手ではない僕にとってはかなり嫌だ。
僕は時計に手をかけてアラームを切った。そして、また沈黙の時間が続く……。——だめだ。起きなきゃ。
渋々起きた僕は居間に行き、贅沢に二人がけソファーに寝そべり、テーブルから少しはみだして落ちそうなリモコンを手に取り、テレビの電源を入れた。
ふと、テレビの画面の左上にある時刻を確認した。——そこには7:09の文字。
……くそっあの時計時間ずれてる。うそつき時計め。デジタルのくせに。
と、文句をつけながらも僕はキッチンへ向かう。今日の朝飯は……昨日の残りだな。味にはつまらないが、面倒な事をしなくてすむ。早速食事に手をつけた。冷蔵庫に入れてたからか、生姜焼きの肉が硬い。——チンすればよかった。
生姜焼きが少々残ったが、食事を終えた僕は、生姜焼きを生ゴミ箱という奈落の底に落とすと風呂場に向かい、高速で歯を磨き、顔を洗った。
そして、薄っすらと生えたひげを丁寧に剃り、爽やか感を取り戻した。
そしてワイシャツを身にまとい、サラリーマンのようなズボンをはいた。
できあがり。これで誰がどう見ても武内信二の完成だ。
僕は携帯電話をポケットに入れ、ビジネスバッグのような鞄を持つと家を出、鍵を閉めた。
この部屋はマンションの3階。中途半端な階数でエレベーターか階段を使うか迷うけど、僕はいつも階段で降りている。階段を下りて車に向かうと、エンジンをかけて、出発した。
ここから図書館は10分弱かかる。毎日同じ景色を見るのはつまらないが、あそこで仕事をするのはつまる。
途中でコンビニに寄り、缶コーヒーを買うと、また車に乗り込み出発した。缶コーヒーを飲みながらの運転は僕のルーティーンなのだ。
コンビニによってから少したち、職場に着いた。——二崎中央図書館。
この二崎という地名がつく図書館は一つしかないのに、何故か「中央」が付いているのが気に食わない。
僕は職員専用入り口から入ると、早速二つ年が上の葉山先輩と目が合った。
「おはようございます!」
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