ダーク・ファンタジー小説

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私は...いったい誰?
日時: 2012/04/21 22:51
名前: ふうか (ID: prO3xdH6)

初めまして、ふうかと言います

怖い話し、書くの苦手なんですがそれを克服するために小説を書こうと思いました!!(読むのは好きなんですけどね)

今回書く話し、グロはさすがに無理なので書きませんがそれでも、怖い話しが苦手と言う方が見ない方がいいと思います!!


〜この話しを読むにあたっての注意事項〜

☆怖い話しが苦手と言う方はお戻りください
☆荒らし、悪口なども禁止です
☆作者が嫌いと言う方もお戻りください
☆更新がものすごく遅いです

以上のことが守れる方はどうぞ!!!

Re: 私は...いったい誰? ( No.17 )
日時: 2012/09/29 21:20
名前: あるま ◆p4Tyoe2BOE (ID: Ba9T.ag9)

こういうミステリー読むの好きです(^^
上手ですね。
それに、構想もしっかりしていて、驚きです。

ただ、「ーー」は「——」と変換して使うのが、決まったやり方だと、どこかで聞きました。
「—」ではなく「——」あるいは「————」というように、2つとか4つとか、必ず偶数個で使うらしいです。

上から目線ですみません(^^;
上手なだけに、もったいないなーと思って、言わせてもらいました。

亀更新でも、がんばってください!

Re: 私は...いったい誰? ( No.18 )
日時: 2012/10/01 22:48
名前: ふうか ◆Qd6XA/vkyQ (ID: BdPlSccL)

あるまさま
ありがとうございます//
そんなふうにほめてもらってすごく嬉しいです//
「——」の方がいいのですか?(やばい..知らんかった...)
教えてくださり、ありがとうございますっ
亀更新ですが、また来てくれると嬉しいです

Re: 私は...いったい誰? ( No.19 )
日時: 2012/10/05 17:20
名前: ふうか ◆Qd6XA/vkyQ (ID: cGvMnxlr)

「はい?」

気づいたら僕はそう声に出していた
いや、だって...由衣羅って...何言ってるの?

「だから言ってるだろ、お前由衣羅だろって」
はいはいはいはいぃぃぃ?だから意味が分かりませんって!!
だいたいなんであんたが知ってるの、由衣羅の事を知ってるのは僕だけ

それに、なんで僕が由衣羅?
星衣羅だよ!!


「こいつ何言ってるんだ、今そう思ってるだろ」

僕の表情を見てか、純一君はそう言った
当たり前じゃん!!

「...ってことはもしかして本当にやってしまったのか...」

そのときの純一君はこころなしか、少し悲しそうな顔をしていた
?何を言ってるの?

「俺はただ、様子を見に来ただけだ。まぁ、別に大丈夫そうだし帰るわ」

たったその一言だけいうと、純一君はすぐに体の向きを変えて帰っていった
あっけにとられている僕を残して...



——なんだったんだろうね?



由衣羅ののんびりした声が聞こえた

いや、でも由衣羅って言ってたよ?あんた僕が記憶失う前何か言ったの?


——まさか、自分で自分の首を絞めるような事する訳ないでしょ、にしてもなんであの人は知ってるんだ...

途中で、由衣羅の声は少し小さかった
自分の首を...絞める?



——ねぇ、あの人の言った「お前由衣羅だろ?」ってどういう意味だろうね

さぁ...?
僕にはまったく検討もつかない
せめて、少しでも記憶が戻ってくれたら...

あの変な声もあれ以来全然聞こえてこないし...


















——おか...よ...ない...のに...


え?由衣羅、何言ってるの?

——....


その日一日中、由衣羅は口を閉ざしたままだった
どうしたの?
由衣羅?

僕何か変なこと言った?

それとも、あの純一君が原因?

ねぇ...どうしたの?


由衣羅....?














































何を隠してるの、ねぇ?

Re: 私は...いったい誰? ( No.20 )
日時: 2012/10/05 17:34
名前: ふうか ◆Qd6XA/vkyQ (ID: cGvMnxlr)

次の日

とりあえず、僕は様々な問題を抱えながらも学校へ行った
ただ、あれ以来由衣羅とは口をきけなくなった
あ、口をきけなくなったというか、話せなくなったの

由衣羅ーーー!お願いだから返事をして!!
って念じてもだめ
おかしいね、ってコレが普通なのかもしれないけど


「おはよーー!!あ、おっはよーー!!」

校門のあたりでは、純一君が色々な人に声をかけている
ふ〜ん、確かに人気者なんかも
明るいみたいだし...


『ってことはもしかして本当にやってしまったのか...』

そのときふと、昨日言われた事を思い出した
やってしまった?何を?

「あ...はよ」
僕に気づいたのか、純一君は小さくつぶやいた
おかしい、何もかもおかしい


「純一君おはよう、そしてちょっと来てくれるかな?」
僕がそう言うと、純一君は少し目を開いた
けど、すぐにさっきの表情に戻り

「いいよ、じゃあ屋上で。先に行っててよ」
と言った





僕が何を聞くのか、何をするのかはもうわかってるらしい
だとしたら話は早い

僕は先に屋上に行くとしよう




















ー屋上にてー


屋上には人っ子一人いない...って当たり前か
入り口あたりに「立ち入り禁止」って書かれた物があったから
でもたばこの吸い殻が落ちてるあたり、不良のたまり場になってるらしい

って今はいないからいっか
どうせ授業中かな


「待たせてごめん」
そのとき、ドアの向こうから純一君の声がした

「...わかってるんでしょ?どうして僕が君を呼び出したのか」
「...あぁ、もちろん。」
「それじゃあ僕の事、由衣羅の事もわかってるんでしょ?」
「...」

沈黙が流れる
僕はこんな空気が嫌いだ
しゃべるんなら、さっさとしゃべってよ!!

「...あれから由衣羅と何か話したか?」
「え?」

いきなり純一君が口を開いて少し吃驚した

「俺がお前の家に訪ねた後、由衣羅は何か言ってたか?」

...純一君が言ってる由衣羅とは、多分「僕」のことではなく、心の中にいる「由衣羅」の方かな

「少し。ただ、由衣羅の様子が変であれ以来全然話してない。」
そして僕は言った

「ねぇ、いったい何を知ってるの?由衣羅の事とか...僕なんにも覚えてないんだよ!!」
言ってしまってから少し後悔した
あ...純一君には僕が記憶喪失の事は言ってない...

けど、純一君は何もかもわかってるみたい




「確か、家で倒れてしばらくの間入院してたろ?そのときに記憶を失ったんだろ」

記憶喪失の事までばれている...
いや、僕だって知りたいんだ

こうなったら、全ての始まり


そう、あの日からのできごと
僕と由衣羅が出会った日、いや話した日?

とにかく記憶を失った日から
その日からの出来事を純一君に話そう



そして、いったい彼は何を知ってるのか
何を隠してるのか


...いったい由衣羅とは何者なのかを






話してもらおう










「実は...」

Re: 私は...いったい誰? ( No.21 )
日時: 2012/10/08 21:40
名前: ふうか ◆Qd6XA/vkyQ (ID: iAJranvs)

「嘘でしょう?」

僕は、こうつぶやいていた
だって...そんなはずあるわけない!!

——違う、そんなの違う!星衣羅、だまされちゃだめ!!


「嘘じゃない、これは本当なんだ」

純一君はそう言う
わかってる、嘘じゃないことは

由衣羅が私をだましてたって...





でも...だとしたら...








僕はどうすればいいの?

















「実は...っていうか確認しておきたいんだけど、お前って本当に何も覚えてないのか?」
「うん、記憶喪失だもん。一応、僕の事は全て由衣羅から聞いたんだ。」
「そうか...」

そう言ってまた純一君はだまった

僕は少しイライラしてきた
僕はちゃんと全てを話した

由衣羅とは誰なのか、自分は記憶喪失で何も覚えてないとか、僕はこういう人らしいとか...



「まず、お前が話した事の中には間違いがたくさんある」


え?間違い?
間違いってどこが?


「まずは由衣羅のことだ。あいつは...お前が作り出した人ではないんだ」


——何よけいな事を言ってるんだ


わっ!由衣羅!?

——何、星衣羅、こんな人のやつのこと信用するの?私はあなたにつくられたんだよ!その証拠にあなたの中にいるじゃないの!

で...でも...


「...今、由衣羅が現れただろ?」

す、鋭いっ!

何この人?どうしてわかったんだろう...


——この人の言う事は全部でたらめ、星衣羅、信じちゃだめ!!


そんな...


「今、由衣羅が何を言ったのかは知らない、けどこれだけは言っておく、お前は由衣羅にだまされているんだ!!」

純一君も負けずに言う

けど...僕はどっちを信用すればいいの?


——だまされちゃだめ!!だいたい、会ったばっかりの人でしょ?どうしてそんなふうに信用できるのよ?

で、でも...



「いいか、一つ言っておく。由衣羅はお前が作り出した人ではなく、自分自身でつくったんだ。その証拠だって...ほら...ある」





ー途中保存ー


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