ダーク・ファンタジー小説
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- 最高の死に方
- 日時: 2013/01/14 21:19
- 名前: ミエル (ID: EHM01iHp)
「最高の死に方」
最近俺達ではやっている。
俺たちの中では「安楽死」させてくれるという噂だ。
だけど違った。
あれはあいつらにとっての「最高の死に方」だ。
- Re: 最高の死に方 ( No.1 )
- 日時: 2013/01/14 22:06
- 名前: ミエル (ID: EHM01iHp)
俺は今「最高の死に方」という建物の前に立っている。その建物は暗い場所しあり巨大で今にも崩れかけそうだ。
建物の中に入ると同時に俺は意識を失った。
目を開けると気味の悪い部屋に椅子に縛られていた。
逃げようとするが鎖が逃がしてくれない。
「おい!!!!だれかいるか!!!助けてくれ!!」
ーカッカッカッー
足音が聞こえる。人だ!!
「おーーい!!!俺はここだ!!!」
ーギィー——— −
ドアが開いたと同時に俺は言葉を失う。
そこには血だらけの服を着た女がいた。
その女は俺に1枚の紙を渡す。
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最高の死に方
・首吊り人形
・火炙り
・最高のステーキ
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「お選びくださいませ。」
こっから死に方を選べと言うのか…
怒鳴ろうとするが俺は女に今すぐにでも殺されそうな気がして口をふさいだ。
「最高のステーキ」
俺はそういうと女は俺の脚を鋸切を向けた。
「最高の死に方始めます。」
「あ゛ぁ゛ーーーーーーー!!!!!!!」
俺の脚から血が噴き出す。
女はそれを飲むように口を開けた。
俺の脚は1本もうそこにはなかった。
尋常な痛みが俺を苦しめる。
そこらに飛び散っている肉片を見るとあまりの気持ち悪さに吐いてしまった。
そして女は俺に「これを食べくださいませ」というと
俺の切断した脚を乗せた皿を渡した。
「あなた様は特別にゼウス様からお許しが出ました。その前に之をお食べくださいませ。」
ここから出してもらえる。
そんな期待を膨らませ俺は目をふさぎ鼻をつまみ必死に食いつく。
肉の味が口に広がる。
きもちわるい。
女は骨だけが残ったことを確認すると出て行った。
すると俺の意識もなくなった。
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