ダーク・ファンタジー小説

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真夜中の始業チャイム
日時: 2013/07/10 21:03
名前: 鈴凛*&鈴蘭+ (ID: jmwU8QL1)

こんいちは!
筆名変えました、栞那です。

今回の作品は、【ザ・ホラー】が主です。
苦手な方はブラウザバックで。

▽注意△
・誤字、脱字の恐れがあります
・キャラ崩壊の可能性も◎
・荒らし,成りすまし,盗作などは受け付けておりません

£お客様

£目次
 +プロローグ>>1
 *キャラ設定>>2
 +一人目 >>3
 *二人目 >>4
 +三人目 >>5
 *四人目 >>6
 +五人目 >>7
 +*作者から >>8

£伝言板
 凛はしばらく来ません!
 私で我慢をw

Re: 真夜中の始業チャイム ( No.6 )
日時: 2013/07/11 22:31
名前: 鈴凛* (ID: jmwU8QL1)

<4限目>

 ズルッ......ズル...ズル......。
 突然聞こえてきたその音に、俺たちの動きは一斉に止まる。

 ——何か、きた……。
 咄嗟にそう思い、俺たちは本棚の物陰に隠れた。
 図書室の横を通っていった。
 俺たちは安心して、壁にあるスキマを除いた。
 その光景を見、俺たちは後ずさった。

 お、鬼が——。鬼が、肉と化した人々を……、喰っていたんだ……。あまりにも、衝撃的だった。
 ——じゃあ、さっきの音は……?
 恐る恐る壁の隙間、……穴に目を近づかせて、覗いてみる。
 う、あ……。な、んだ、これ……? 
 目の前には、得体のしれないものがうじゃうじゃと群がっていた。否、【元人間】であるものが……。

《ごめん。続き書いてww》

Re: 真夜中の始業チャイム(ヒーカside) ( No.7 )
日時: 2013/07/13 00:11
名前: +蘭夏+ (ID: jmwU8QL1)

<5限目>

 壁の隙間を、憂斗と大牙と一緒に覗いた。
 誰かが何かを引きずっているような音も聞こえて、ちょっと気になっていたから憂斗を押し寄せ気味に覗いた。
 でも、覗いてみて……後悔した。
 引きずってきたあとには、血……? みたいな紅い、紅いモノが床に付着してて……。
 あとは、——鬼が、元人間の肉を喰っていた。多分、新しく鬼に捕まった者だということがわかった。

 見覚えがある人がいたので壁に顔を寄せて目を見開いて覗いてみた。 すると……

「っ__!?」

 それは……、同級生で委員長の松谷と友達の玲奈が、鬼に運ばれて来たみたいで。
 鬼はどうやら女性らしい。長い黒髪をボサボサに垂らし、酷くやせ細っていて、黒いワンピースを来ている。黒いワンピースには、ところどころに赤い模様が付いていた。
 そして、鬼に喰われていたのが……砂中だった。砂中の姿は、足や腕の肉がなく、骨が見えてた。

 その鬼と死者の行為が、あまりにもグロテスクで……とても恐かった。とてもじゃないけど……見ていられない。
 すると、鬼が……

























 ——一瞬だけ、こっちを向いた気がした。
 吃驚して、「ひぃっ!!」と小さく声を出して尻餅を着いてまった。

 運が良く、鬼には気づかれていなかったみたいで。
 まぁ、そのあと……鬼がどこかに行ったので、大牙にこっぴどく叱られました★

——————
サイン⇒RAN◇(これからは担当のとこに書きます)

Re: 真夜中の始業チャイム(???side) ( No.8 )
日時: 2013/08/15 01:42
名前: 露西亜 ◆ZwUtbaILG. (ID: d3Qv8qHc)


こんにちは(こんばんはですね)、お久しぶりです。
深夜のテンションで書き上げてみました。
随分と遅れてしまいましたが……すみません、不都合です(←ぇ)。

そして何回目かの筆名変更。
今回の名前は露西亜(ろしあ)と言います。なんか魅力を感じ、魅了されてしまったので引用。

今度ともよろしくお願いいたします。

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〈特別授業〉−01

 薄暗い部屋の中。

 少女は本を読んでいた。

 本のページを捲る音が響く中——テレビのモニターには、色々な角度から撮影された犠牲者(学校に閉じ込められし者)が映し出されている。

 中には死んだ者も、今から死のうと——殺されようとする者も居る。

 そんな物騒な映像がモニターから流されていく中、少女は本を閉じて瞳をモニターに向ける。

 そして——。


















「 残っていられるのは、あと何人でしょうね……? 」

 少女の顔は、ひどく歪んで——尚も嘲笑っていた。







「(ここにいる“眼”を惹く者は十人くらいね。——さて、私はどこで登場しようかしら?)」

 少女、埼永紫乃(さきながしの)は薄暗い廊下を歩いて、図書室という場所に向かっていた。


 ——ガラッ。
 “図書室”と書かれたプレートの文字。
 紫乃は中に入っていき、そこにいる人を見つめた。

「……生き残りね。アナタ達、いい隠れ場所を見つけたわね」

 彼女はそう言うと床に座っている光と大牙、本棚の本と睨めっこしている憂斗を見る。
 その目は何かを伝えているようだった。

「お、まえ……。まさかっ!?」

「勘違いしないで欲しいわね。私は鬼の陛下でも支配者でもなんでもないわ。アナタ達と同じ、“偶然”ここにいたってだけのことよ? それに、あなた……私と同じクラスじゃないの。失礼ね」

 これらのことを早口で言い終えると、大牙は「あっ」と声を上げた。
 彼女は大牙が不思議に思っていた女子だ。
 馬鹿にされても、からかわれていても、まっすぐ人の目を見て冷たく言い放ち……微動だにしない。

「……大牙。この子は?」

 傍にいた光が、紫乃を見て大牙に尋ねる。
 無論、光は彼女を見たことないのだろう。同じクラスでもなければクラスも離れている。
 彼女と光が出会う確率はまず無いだろう。

「あぁ、コイツは——。」

「私は埼永紫乃。話から分かるように、この人と同じクラスよ。……あまりいい印象はないでしょうけれど」

 そう冷たく言い放つと彼女は踵を返してドアの方へと進んでいく。——何をしにきたのかも忘れて。

「待てよ」

 今まで静かにやり取りを見ていた憂斗が紫乃を引き止める。

「何かしら」

 手短に、冷たく言い放つ彼女は、先ほどの“大牙のクラスメート”ではない。
 もう一つの人格の——想乃(その)だった。

「お前、なにしに来た? 俺たちに助言するかのようにも見えたが、普通の人ならこんな状態で冷静に、ましてや人に助言を与える余裕なんてないはずだ。……そして何故、お前は体育館へ来なかった?」

 そう、それは皆が疑問に持っていただろう。幾らクラスが離れていたって、年が離れていたって、体育館で一度は顔を合わせる筈だ。
 それなのに光も憂斗も彼女のことを知らなかった。


 —— 彼女 は 体育館 には 来て いない ——

Re: 真夜中の始業チャイム ( No.9 )
日時: 2013/08/15 02:00
名前: 露西亜 ◆ZwUtbaILG. (ID: d3Qv8qHc)


こんばんは、露西亜(ろしあ)です。
深夜のテンションで更新中。

久々の投稿により、上手くキャラの個性や性格が表せていません。
が、お気になさらないでください。いつかは元に戻りますよ、たぶん。

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〈特別授業〉−02

「あら? 私も居たわよ。気づいてないだけじゃないかしら?」

 油断しない。彼女は何を目的として動いているのだろう。

「嘘だ。お前みたいなのが居たら、すぐにでも気づくだろ……普通」

「酷い言いわれ様ね。——普通、ね……」

 普通、という言葉に引っかかりを覚えた想乃。だが、それも軽く無視していいだろうと考える。

「……お前の目的はなんだ。どうして俺らの前に現れた」

 確信を持って憂斗は言い放つ。
 すると彼女は——想乃は、甲高い笑い声を上げて再度、真剣な表情を見せる。

「……決まっているじゃない。犠牲者が出始めた今、生き残りはアナタ達三人を含めた五人。
 一人は少し発狂気味で危ない状態よ。そしてもう一人は——私」

 そう言うと、彼女は

「資料室に生き残りの賢い子が居るわ。行ってみたら? ——聡明な勇者さんっ♪」

 と捨てゼリフ(?)と思われるものを残して——図書室を出て行った。
 辺りは静けさを帯びている。

「……アイツ、何者なんだよ」

 憂斗の口から溢れたのは、その言葉だけだった——。


















 ところ変わってここは資料室——。
 想乃はここに生き残りの一人、[幸野瑠璃華]が居るということはわかっている。
 賢い彼女でもこの状況には劣るか——そう思っていた想乃だったが、すぐに幸野瑠璃華を見直すことになる。
 彼女は鬼を間近で見たが、多少の動揺はしていても、明確な判断で鬼と関わることを回避していた。



 —— 彼女 の 代わり に 犠牲 が 出ようとも ——

瑠理香side ED 迫りすぎた真実 ( No.10 )
日時: 2014/06/01 13:46
名前: 露西亜 ◆jHhtPIEfFY (ID: 87/p/wqU)

(やべぇ、途中から書き方変わってまじ焦った……)


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

<特別編>−03

 資料室。
 ここは唯一、一般生徒にはあまり知られていない場所。

 だから、きっと鬼にも……見つからないハズだと思っていた。

「やっぱり、誰もいない。あたしってば、つくづく幸運よね」

 周りを見渡しても、見えるのはたくさんの紙束。そして一脚の椅子と折り畳み式の机だけ。机の上にはホッチキス止めされている紙束がいくつかと、赤いボールペンだけ。

 あたしは机に近づいて、その紙束を手に取る。

『御伽小学校(オトギノ小学校) 集団幽閉事件』

 紙束の表紙には、こう書かれていた。
 御伽小学校——それは、あたしたちの通う小学校の名前。そして、今いる小学校も、御伽小学校——なハズ。

 次のページを捲る。
 そのページには、驚くべき真実が書かれていた_______。
























 御伽小学校  集団幽閉事件
 1896年の真夏頃……御伽市にある御伽小学校で奇怪な事件が起きた。
 それは、後に「幽閉事件」と称されることになる。

 当時御伽小学校の職員だった鴇崎栄治さん(23)は、御伽小学校に「地下室がある」と職員室に駆け込んだ。
 いつも真面目な鴇崎さんが嘘を吐く筈がないと、他の職員さんが校長に頼みこみ、鴇崎さん含む少数の職員が、鴇崎さんに案内されるままその場へ駆けつけた。
 そして、職員が見た者とは、当時の行方不明者が集まって幽閉されていたことだった。

 牢屋のように各部屋ごとに格子で囲まれ、部屋にはベッドとトイレくらいしか無く、人間が住むにしてはあまりにも無機質だった。
 鴇崎さんが最初に「地下室があるのでは?」と思ったのは、とても些細な出来事からだった。

 なぜ、鴇崎さんが異変に気付くことが出来たのだろうか? それは“壁から物音が聞こえた”からだと云う——。

 次のページを捲ろうとする手が動かない。
 まるで、全身がコンクリート固めにされたかのように。

 確実に、迫ってきている真実に、あたしは——
 戸惑うことしか、出来なかったんだ。



 ——ドンドンドン!
 ——カリ、カリ……カリ。
 壁を伝って、聞こえてくる“何か”の音。

 反応する間もなく、あたしはその場に崩れ落ちた。



【幸野瑠理香 失神】
【??? 失語症】


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