ダーク・ファンタジー小説
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- ●8月の海 残虐事件!●MIMA&KOKO
- 日時: 2015/02/27 22:17
- 名前: みーこ ◆jdHxHHqZ4A (ID: wJ5a6rJS)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel2a/index.cgi?mode=view&no=3618
もう一つの小説↑(こっちは、ガチでやってる方・閲覧は、主にコチラを・・・)
はじめに
「8月の海 残虐事件」は、思いつきです。
文才、全くないです。
また、駄作作りました。
面白くなければ、「面白くない」とはっきり書いて行ってください。
即座に、休止します。
今回、みーこは、管理人(?)的な感じ・・・
サブ小説なので、あまり更新しません。
作者
小学6年生
女
暴言ババア
【ストーリー】
ミマが妹を亡くした時を思い出す話です。
また、その事件の詳しい話です。
題名は、あんまり関係ないです。
NOサスペンス。(サスペンスではないです)
【登場人物】
●赤城 渼真(アカギ ミマ) 小学6年生←名前、変わった
この事件で、妹を亡くす。
水があるところが怖い。
●赤城 胡己(アカギ ココ)小学3年生
ミマの妹。この事件で死んだ。
明るい。
2015年
2/7 執筆開始
2/8参照100突破!
2/14参照200突破!
2/16参照300突破!
2/19参照400突破!
お客様
蘭子様
とらじ様
第1話>>1
第2話>>2
第3話>>6
蘭子さん>>3(見てくれて3Q)
とらじさん>>4(チョコ作りガンバ!)
第4話>>7
第5話>>8
第6話>>9
第7話>>10
第8話>>11
- Re: 8月の海 残虐事件!●リレー小説●参照300突破!! ( No.7 )
- 日時: 2015/02/19 22:05
- 名前: みーこ ◆jdHxHHqZ4A (ID: UP46uWUY)
- 参照: 最後にするとか、言っといてまた書いてるwww
ココは、見つからなかった。
父親は、警察に向かった。
「じゃあ、行ってくる……」
そう一言言って。
ミマたちは、家へ一時的に帰る事にした。
母親は、溜息をついてキーを差し込んだ。
車が動き出す。
景色がゆっくり流れて行く。
「シートベルト、してるよね?」
母親は、暗い声で言った。
ミマは、どういう声のトーンで返せばいいのか戸惑った。
「うん……」
低めのトーンにした。
その後は、何も言ってこなかった。
しーんとした車内は、ミマにとって居心地悪かった。
途中で、何回も窓を開けた。
窓を開けて、顔を出し潮風に当たった。
でも、潮風は嫌なことを思い出させる。
ココ………
何処へ行ったの?
その時、被っていた麦わら帽子が風に煽られ飛んで行ってしまった。
その時、ミマは、帽子と一緒にココも何処かへ行ってしまったのではないかと思った。
遠い……遠い……ミマの知らない世界へ。
もう、その時ココとは一生再会できない気がした。
まさか、その予感が的中するなんてこの時は、誰も思っていなかった。
- Re: ●8月の海 残虐事件!●参照300突破感謝! ( No.8 )
- 日時: 2015/02/19 21:52
- 名前: みーこ ◆jdHxHHqZ4A (ID: UP46uWUY)
- 参照: リレーやめます。
車が停車した。
「着いたの………?」
ゆっくりと、頭を座席から上げた。
母親の手は、ガシッとハンドルを握ったまま停止していた。
「……おかぁさん?」
「ココ……」
ガクンと母親の体が前に倒れ、クラクションが
パァァァン
と鳴った。
「おかぁさんっ!」
ミマは、立ち上がり母親を支えた。
「ミマ……ごめんね、ごめんね、お母さんのせいで……ココが……」
掠れた声だった。
「お母さん!!大丈夫!?家の中に入ろっ!」
ミマは、母親に肩を貸し車内から外に出た。
キーを抜いて、扉を閉める。
階段を上がってすぐの、母親の部屋に入った。
ぷぅん、とキツイ香水の匂いがする。
「っ!」
鼻を覆おうとして母親を落としそうになった。
ぐらり、と母親の体が傾く。
「ヒッ!」
慌ててまた、体を支える。
「ヤバイ……ベット……」
足がガクガクと震える。
それでも、1歩1歩踏み出して行く。
歩いても、歩いても目の前にあるはずのベットまで辿り着けない。
「ごめんね……私のせいで……」
「うるさぁい!」
気が付くと、口から言葉が飛び出していた。
制御できなくなっていた。
- Re: ●8月の海 残虐事件!●参照400突破感謝! ( No.9 )
- 日時: 2015/02/22 19:31
- 名前: みーこ ◆jdHxHHqZ4A (ID: SGjBfZqJ)
- 参照: しばらく、ほったらかしだったので、また書きます。
「いちいち、うるさい!誰のせいでも、ないんだ!」
ミマは、叫んだ。
母親は、目を丸くしていた。
「ミマ………」
母親の目から、光が消えているのが分かった。
絶望というものに支配された人間は、こうなってしまうのか。
ガタガタと震える母親は、捨てられた子犬のようだ。
見苦しい
「誰のせいでもない!ココは、帰ってくる!また、笑顔を振りまいて!」
ミマが、言い終わるか終わらないかの瞬間に、テレビが新しいニュースを伝え始めた。
「嘘……なんで……」
つけたはずのない、テレビがついている。
『ニュースです。先ほど、◯◯海で、子供の遺体が発見されました____』
その言葉は、私たちの『小さな希望』を打ち壊した。
2人は、床に崩れ落ちた。
耳には、聞きたくないのに言葉が流れ込んでくる。
『女の子は、小学3年生の赤城ココさんと思われます_____』
ニュースが終わると同時に、電話がなった。
ルルルルルルル……
母親は、ゆっくり歩いて受話器をとった。
そして、何かを話し終えると、ミマに尋ねた。
「今から、警察で遺体の確認してくるけど、行く?」
遺体……怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い
コ・ワ・イ
どんな風に殺されたのだろう。
残酷………『残虐』。
でも………これが、ココに会うのは最後になるかもしれない。
嫌がる体を無理やり動かした。
母親は、うん、と頷くと父親の車に乗り込んだ。
警察署に着いた。
玄関で、警官に会釈して中に入った。
- Re: ●8月の海 残虐事件!●参照400突破感謝! ( No.10 )
- 日時: 2015/02/25 07:30
- 名前: みーこ ◆jdHxHHqZ4A (ID: Qa64t.a8)
冷たい…
暗い…
ここは、霊安室。
ここに、ココがいる。
ここは、警察署の別館だ。
なんか、『別館』って響きだけでも怖いのに『霊安室』にいるなんて最悪すぎ!
幽霊とか、出ないよね?
案内された部屋は、何部屋か並んでいるうちの一番奥。
こういうの、絶対あやしぃって!
ピタッ
母親の足が止まった。
「ミマは、ここで待っててね。」
そういうと、警察の人と一緒に中に入って行っちゃった。
外で待つの怖いよぉ。
隣に警察官立ってるけどさぁ。
ミマは、中に入れてくれないの?
そのとき、___________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________「ココ…どうして。」
母親が、お決まりのあの言葉を発した。
その言葉、ドラマとかで聞く、アリキタリってやつだよ。
もっと、オリジナリティー溢れる台詞は無いものかねぇ。
よく考えたら、私、なんでこんなに元気なんだろう?
妹が死んでるのに…ああ、死体見てないからかな?
いや、私が殺したなんて思わないでね?
フツーに考えて無理ってわかる、と思うと思うけれど。
- Re: ●8月の海 残虐事件!●参照400突破感謝! ( No.11 )
- 日時: 2015/02/27 22:09
- 名前: みーこ ◆jdHxHHqZ4A (ID: wJ5a6rJS)
【番外編】
思い出episode1
私達、赤城家の1番の思い出は、初めて海へ来た時。
その時、ココは立つことも出来なかった赤ん坊。
3歳年上の私は、お話を始めていた。
「おかぁさぁん、ココ、がわぁいぃ➖💛😉」
まともに、言葉は喋れなかったがなんとか聞き取れるようにはなっていた。
まぁ、何を言っているのかわからない部分はあったが……
昔の古いビデオなどを見ると、今では赤面してしまう。
そして、私は海へいけないココのために砂浜で貝殻を集め、ここに届けていた。
これが、小さかった私のおねぇさんらしく出来ることの一つだったのではないかと思う。
少し大きくなると、ココは海に入った。
初めての海水は、誤って飲んでしまい、むせていた。
そのせいで、しばらく海を嫌うようになる………
思い出episode2
海とは、離れるがピクニックの話をしよう。
ココが、幼稚園の年長さんになった頃。(6歳)
家族で、ピクニックへ行ったのだ。
ココは、ピクニックよりも、お弁当の方が良かったようで………
出掛けて30分で、お弁当箱の蓋を開けていた。
これには、家族全員驚いた。
蓋を開ければ、10秒で中身はなくなった。
そのせいで、私のお弁当も犠牲となった。