ダーク・ファンタジー小説

アシナクシ。
日時: 2016/07/02 16:08
名前: 彩都

始めまして、彩都(サイト)と申します。

五作目です。
完全に、グロいです。
中身は、五分で思い付いた五分クオリティです。
読む時は背後に気を付けて下さい。
アシナクシさんが、襲うかもしれませんので……
それでは、どうぞ。

目次

第一部 『アシナクシ』襲来

序章 >>1

第一章 (CHAPTER 1) >>2-3

第二章 (CHAPTER 2) >>4

第三章 (CHAPTER 3) >>5

第四章 (CHAPTER 4) >>6

第五章 (CHAPTER 5) >>7

第六章 (CHAPTER 6) >>8-9

第七章 (CHAPTER 7) >>12 >>15-16 >>23-24

第八章 (CHAPTER 8) >>32-34

第九章 (CHAPTER 9) >>35-36

第十章 (CHAPTER 10) >>37



第二部 『アシナクシ』討伐

第一章 (CHAPTER 1) >>??

後書 第一部完 後書 >>38

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Re: アシナクシ。 ( No.1 )
日時: 2015/12/18 22:03
名前: 彩都  

序章 『アシナクシ』さんの恐怖

三年の教室、女子がひそひそ話をしていた。
「ねぇねぇ知ってる?アシナクシさんの話?」
「えぇー?何ソレー?聞いた事無ーい!」
「アシナクシさんは、その名前の通り、足を無くした人の話なんだって、そして、他の人に話さないと、聞いた人は足を失うんだって」
「えー?私死ぬじゃんwww」
「そうだよーwwwだから、他の人に言ってねwww」
「えー、めんどいwww」
そして、話した女子は隣の教室へ行った。
すると、チャイムが鳴り、授業が始まった。
その話を聞いていた少年は思う。
(そんなの……有る訳無いじゃん……あぁ、眠い……サボろう……)
そう思いながら、先生が居ない間に屋上へ逃げた。
屋上は陽に当たり、コンクリートが暖かった。
「ん〜、やっぱ、コンクリの上で寝るのは良いなぁ……」
そう言いながら、少年、憩将人(いこいまさと)は、寝ようとした。
すると、いきなり、屋上の扉を開ける者が居た。
「こらぁ!将人!居眠んな!」
その声に驚いて、飛び起きる。
「うわっ!?何だ……?……何だ、悠子か……」
「何だって何よ!将人、ちゃんと授業受けないと高校行けないよ!」
そう言って、少女、間野悠子(まのゆうこ)は怒る。
「そんなん行かなくたって良いだろ?どうせ、興味無いし……」
「そんな、考えが駄目よ!」
悠子は将人の所に立つ、頭から将人の顔を覗きこむ。
すると、将人は悠子のパンツを見た。
「白……か……ダサッ……」
すると、悠子は段々と、顔を赤くしていく。
「……キャーーーー!!!!!」
サッカーボールの様に、将人の頭を蹴る悠子、将人の頭は、グキリ、と軽快な音を鳴らす。
「グハッ!?」
ノックダウン……そう思いながら、太陽が見えた……

「ん……?此処は……?」
白い部屋の中、布団に包まれた、自分に不思議がる将人。
すると、巨乳校医、桃園アリス(ももぞの−)が、自分の体の上、マウントポジションを取っていた。
「あっ……起きたか……注射出来損なった……ッチ……」
アリスは、舌打ちをした。
何て危ない校医だ!!そう思っていると、悠子が、保健室に入ってきた。
「だっ大丈夫!?ゴメン……強く蹴り過ぎた……」
そう言って謝る、悠子は蹴り技が得意だった、三年だけだが、キックボクシングをしていた。
「いや、良いよ……」
(パンツも見れたし、授業も終わったし……今日は良い事尽くめだ……)
そう思いながらも、口にはしなかった。

帰り道、二人で帰っていた。
「そういや、アシナクシさん、知ってる?」
すると悠子が笑った。
「アハハハハ!!何それwww遂に将人も頭が……」
「ちげぇよ!!何か、足を失った人らしいぜ?そして、この話を聞いたら、他の人に話さないと、死ぬらしい……」
某有名怪談氏のごとく言う。
すると、また笑う。
「アハハハハハ!!もうwww止めてwww笑いがwww止まらなwww」
完全にツボに入った様だ。
「何が面白いんだよ……」
将人は、溜息を吐きながら、悠子の家に着く。
すると、偶然、悠子の母親が出た。
「あら?お帰り、悠子、将人君」
「あっ、ただ今です」
将人は頭を下げる。
てか、悠子もそのお母さんも似てるなぁ〜まるで双子の様だ。
そのまま、将人は帰った。
まぁ、隣だが。
二人は幼馴染み、何時も一緒だ、だが、恋愛対象は違う。
将人は好きな人は居ないが。
だが、これが、悠子の最後の出会いとは、まだ、誰の知らなかった……


昨日午後、深夜三時頃間野悠子さんが、下半身が無い遺体で殺害されていました、間野悠子さんの母親の間野由実子さんは、行方不明です。
悠子の家の前にカメラマンや、アナウンサーが一杯居た。
将人は目を疑った。
「悠子が……?おばさんが……?」
将人は『アシナクシ』さんの所為だと考えた。
そして、自分の家に戻った……
序章終了 CHAPTER 1 に続く……

Re: アシナクシ。 ( No.2 )
日時: 2015/12/23 16:57
名前: 彩都  

CHAPTER 1 『アシナクシ』さんの噂

悠子が死んでから三日が経った、悠子の母親は未だ見つかっていない、死んだという線も有るらしいが……そんな話には将人は興味が無かった。
そして、将人は普通に学校へ通っていた。
そして、知り合いの櫻井三芳(さくらいみよし)に話をする。
「そういや、お前さぁ、『アシナクシ』さんの話って知ってる?俺知らないんだよなぁ……」
すると、三芳は笑う。
「おっおま!?知らないの!?マジで!?うっわー、お前損してるな……『アシナクシ』さんってのは……」
『アシナクシ』さん、『アシナクシ』さんの噂とはこうだ。
「アシナクシ」さんは普通の人間でした、ですが、事故に遭い、右足を電車で失いました……そして、対向車線の電車に左足を轢かれて失いました、そして、『アシナクシ』さんは自分の足を探す旅に出ました……そして、気に入った足を腰から切って、自分に付けたりしている……なので、腰から下が無い遺体が『アシナクシ』さんの所為だ、と言われている……と言う噂らしい……
「んで、その足はまだ見つかってないのか?」
将人は言った、だが、三芳は理解してなかった。
「何のだよ?」
「今迄にも足は切られてるんだろ?だから、他の足は見つかってないのか?」
すると、やっと理解する。
「あぁ、……確か、まだ見つかってないと思うぜ……でも何で『アシナクシ』さんの話何か……間野が良く似た殺され方されたからか?」
そう言うと、将人は頷く。
すると、三芳は小声で言う。
「……おい、将人それは止めとけ……『アシナクシ』さんを知り過ぎても、『アシナクシ』さんに殺されるんだ……自分について、詮索されるの嫌いらしいからな……『アシナクシ』さんは……」
そう言って、授業のチャイムが鳴る、将人は仕方無く、自分の席に座った。
そして、授業が終わる、三芳は部活が有ったので、今日は一緒に帰らなかった、何時もは悠子と帰るが、たまに、三芳とも帰る事も有った、だが、今は一人ぼっちの帰宅だった。
そして家の前迄行く、悠子の家はカメラマンやアナウンサーがまだ居た、煩いなぁ……そう思いながら、色んな人に囲まれている悠子の父親を横目を見た。
まぁ、死んだ事には関係無いし……関係有るのは『アシナクシ』さんが殺したかどうか……
そう思いながら、自分の家の中に入った。
憩家はインタビューを断っていた。
そして、パソコンで『アシナクシ』さんを探した……結構な情報があったので、少しずつ見る事に……
まず、『アシナクシ』さんは、三芳から聞いた通り、電車に轢かれて死んだ、と言うのが、一般的に言われている。
だが、地域によっては、少しだけ、話が違うようだった。
まぁ、有る程度は一緒か……と思いながら、宿題をした。
そして翌日……
将人が学校に行くと、三芳の机に花瓶と花一本が刺さっていた。
「!?どういう事だよこれ!?」
すると、ガリ勉メガネの少年が言う。
「憩君知らないのかい?今日のニュースをさぁ……?」
「すまん……朝はテレビ見ないんだ……何か教えてくれないか……?」
そう言って、ガリ勉に聞く。
仕方無く、ガリ勉は言う。
「今日の深夜未明に櫻井君が腰から下を無くして死んだ……血文字で『これ以上調べるな将人死ぬ』って書いてあったって……」
……無言……将人はそれしか出来なかった……三芳が死んだ……?腰から下が無いって……!?『アシナクシ』さんか……!?
色んな思考が将人に働く。
嘘だろ……!?そう思いながら、膝を床に着ける、三芳は自分の為に色々な情報を探し過ぎて、『アシナクシ』さんに殺された……?
頭を抱える、叫びそうになる。
「なんで何でナンデなンde!?」
ガクガクと震えながら、将人は絶叫した。
将人は恐怖に包まれたのだった……

Re: アシナクシ。 ( No.3 )
日時: 2015/12/25 23:11
名前: 彩都  

そして、将人は絶叫のあまり、ぶっ倒れる。
そして、保健室迄連れて行かれた。

「ん……ハッ!?ここは……?」
将人は目覚める、そこには呑気にコーヒーを飲んでいるアリスが居た。
「おう、起きたか、少年よ」
アリスはそう言って、緑茶を作って、将人に渡す。
「あっ、有難う御座います……」
そう言って、緑茶を受け取る、少しぬるかった。
そして、アリスは聞く。
「んで、何で魘されてたんさ?何か、厭な夢でも見た?」
そう言いながら、優しく聞くアリス、将人は、『アシナクシ』酸の話をする……

「……何て、面白い話なんさ……あの、三芳君が……死んだねぇ……」
そう言いながら、三芳の事を思い出す……セクハラと治療の毎日だった事を思い出す……あんまり、良い思いでは無い様だった。
「んで、三好君が死んだのは、自分の所為って事さ?ふざけるな、三好君が勝手に探った事さ、少年は関係無い……胸を張っていけ!」
そう言って、自分の胸を張るアリス、だからセクハラされるんだろ……とか、思いながら、また寝た。

そして、アリスに起こされる、もう下校の時間だと言う。
「そうか……有難う御座います、桃園先生」
「んー、まぁ、具合が悪くなったら、また使えば良いさ……またな……」
そう言って、将人は帰った、そして、アリスは独りでに言う。
「『アシナクシ』……か……何て、懐かしい物を……今の子達に禍(わざわい)が降りかかっているんだな……さて、どうするか……」

そして、将人は自分の教室に戻り、自分の鞄を持って、家に帰った。
そして、家に着いた、将人はベッドで倒れこむ。
「一体、三芳は何が言いたいんだ……?」
自分が死ぬ……?そんな話信じるか……でも、もう二人死んだ……これは少しは信じてはどうだ……?だが、そんな事は信じられない……でももう、二人も話して死んでいる……話したから死んだのかもしれない……でも、それももう誰も分からない……
そう思っていると、何時の間にか、寝ていた。
たった、数分だけだったが。
「寝ちゃダメだ……晩御飯晩御飯……」
将人はリビングで、晩御飯を食べた、そして、自室で、漫画を読んで寝た。
そして、夢を見た。
自分以外の人間が死んでいる事を……そして、下半身が無い少女が笑っている事を……
「お前は誰なんだ!?何で下半身が無い!?」
少女はニタニタ笑っている、そして言う。
『わタシは『あシカクし』、タにんのアシをきっテるの、ワたシはナニもわるクナい……ワるイのは、コノせカい、わたシをコロしタこノせかイがわルイ……だかラワたしは、このセかイをこわスの……」
歪な言い方に頭がフワフワ、グラグラする……少ししか、聞き取れない……だが、少しずつ耳が慣れてくる……
「何で、悠子や三芳が殺されたんだ!?二人は関係無いのに!!」
将人は攻める、『アシナクシ』?関係無い、言葉攻めで勝ってやる、そう思っていたが、『アシナクシ』はとんでもない事を言う。
「……かんチがイをシていル……おまエは、もットマワりをミろ……どうセ、オマえは、キヅくだロう……じぶンノあヤマちに……』
そう言って、『アシナクシ』は消えた……俺に不思議な謎を残して……そういえば、自分の過ちとは……?それが分かったら、どうなるんだろう……?
そう思っていると、体に変な感覚が芽生える。
何か……元に戻る感覚が……うわぁぁぁあ!!!???
「ハッ!?……」
チュンチュンと、小鳥の声がする、俺は元に戻って来れたのか……?そう思いながら、洗面台で歯磨きをする。
んー、今日はやる事が無い……土曜日だからだ。
将人はパジャマから服に着替えて、部屋に篭った。
そして、漫画を読んで、暇を潰した。
そして、午後1時になり、外へ出かける準備をした。
CHAPTER 1 終了 CHAPTER 2 に続く……

Re: アシナクシ。 ( No.4 )
日時: 2015/12/27 22:04
名前: 彩都  

CHAPTER 2 アリスの謎

俺は気分を晴らす為、外へ出る、近場のショッピングモールへ向かう。
そして、クレープを買おうとして、並ぼうとする。
すると、一人のアリスを見つけた。
(桃園先生……一人っきりだ……)
そう思いながら、バレない様にクレープ屋に並ぶ。
そして、アリスが、クレープを貰い、振り向いた、そして、将人を見つけた……案外あっさりバレました……将人はクレープを貰って、アリスの所に行く。
「……んで、何で自分と一緒に座らないといけないんです?」
半分、キレかかりながら、言う将人。
すると、アリスは言う。
「『アシナクシ』についての話……聞きたいかい?」
そう言うアリスに驚いて、ガタッと机を鳴らした。
「あっ、すいません……」
周りの人に謝って、座る。
「『アシナクシ』さんについて、何か知ってんですか!?」
将人は言う、そして、アリスは言う。
「そりゃそうだ……『アシナクシ』は私達の世代がより濃く知っている……あの時代は色々酷かった……今も思い出しても、身震いがするよ……」
そう言うアリスに将人は不思議がる。
「それは、グロくて……ですか……?」
アリスは言う。
「もし、少年が『アシナクシ』に出会ったら、私に言いな……何とか、倒す……もう、この恐怖を味わって貰いたくないからね……」
そう言いながら、クレープを食べ切るアリス、そして言う。
「まぁ、情報提供したから、少しは手伝ってくれないとね……♪」
「は?」

「……てか、重い……」
将人は荷物持ちになっていた。
「まだ買うよ?もっと持って貰わないと……♪」
そう言いながら、他のお店に行く、将人は溜息を吐きながらお店に入る。

「ふー、買ったなー、んじゃ、私の家に行くぞ、少年」
ショッピングモールの買い物を終わり、アリスは家に帰ろうとする。
仕方無いので、将人も行く事に。
少し歩く、大きなマンションに着く、此処は高級マンションだった。
えっ?まさかここに住んでんの?そんな事を考えながら、エレベーターの中に入って、最上階のボタンを押す、最上階って、一番の金持ちしか住まない筈じゃ……?将人の頭はパンク寸前だった。
「ハイ、着いたよ……我が家を!」
パァァァ、と将人の目の前に広がったのは、綺麗な部屋のゴミ屋敷……服や、白衣が、適当に置かれており、台所は皿が無残に置かれている、流石に将人でも、絶句だった……
そして、アリスが一言。
「綺麗な女の部屋はこんなん!!」
「マジに有りそうな迷言言わないで下さい!!」
将人はツッコんだ。
そして、荷物を置いて、お茶を頂く。
「んで、『アシナクシ』さんにも話しないと……」
そう言いながら、アリスは言う。
「とりあえず、『アシナクシ』さん、自体を言葉で、倒すか、陰陽師に倒してもらうか、品かい……」
「言葉で倒す……?」
意味が分からないと言いたげな将人、アリスは説明する。
「まぁ、口論で勝つ、という意味さね……」
「そう言う事か……分かりました……」
そう言いながら、帰ろうとする将人、だが、アリスが止める。
「『アシナクシ』は本当に根深い……気を付けろよ……分かったか?」
そう言われて、頷く将人、すると、アリスに押し倒される。
「最近、溜まってんだ、一回しようよ?」
そう言われて、ドキドキする将人、将人は反論する。
「ま、まだっ!学生なんで、良いです!!」
そう言って、何とか、抜け出し、逃げる将人。
アリスは独り言を言う……
「そう……そう言う感じ……『アシナクシ』に勝つにはそれを断る勇気が必要だ……」
そう言いながら、寝転ぶ。
「今日は充電切れだぁ〜」
アリスは寝転んだまま寝る。
そして、将人は何とか家に着いて、呼吸を整えた。
今日は災難だったな……そう思いながら、晩御飯を食べた。
てか、明日はどうしようか……?
CHAPTER 2 終了 CHAPTER 3 に続く……

Re: アシナクシ。 ( No.5 )
日時: 2015/12/29 21:56
名前: 彩都  

CHAPTER 3 詐欺師巫女の日曜日

日曜日、将人の部屋……
「んん……寝みぃ……もう朝か……」
将人は起きた……目を擦って、目やにを取る、何とか、目が覚めた様だ……将人はリビングに行き、誰も居ない家で、牛乳をがぶ飲みする。
そして、テレビを点ける……『アシナクシ』の話題が多い……まぁ、今の俺には関係無いけどさ……三芳と悠子以外は。
最近『アシナクシ』さんと同じ様な事件が起きていた……犯人は未だ見つかっていない……いや、幽霊だからだろうが……
そう思いながら、朝ご飯を食べる。
あっさりとした朝ご飯だった。

将人は近くの商店街に居た、すると、巫女服姿の貧乳巫女が詐欺をしていた。
「……」
「さぁ〜よってらっしゃい見てらっしゃい!このお札を買うと、自分の家の悪霊が全て消えます!本当だよ!一枚一万円!一万円よ!安いでしょお婆ちゃん!?」
お婆さんに向かって、ダサいデザインのお札(勿論、素人目から見て完全に偽物だった)を押し売りしていた……
「……えぇ〜……」
何この街……『アシナクシ』と言い、詐欺と言い……何なんだよ、この街は……?
そう思いながら、貧乳巫女が将人に気付いた。
「貴方、私のスタイルに惚れたわね?写真は一枚千円ね……」
貧乳巫女は将人の顔を見ると、段々青ざめていく……
「……貴方……『アシナクシ』さん、知ってる?」
その単語に少し後ずさる将人、そして頷く。
「やっぱり……ちょっと来て!」
そう言われて、貧乳巫女は荷物を回収、お札をお婆さんに手渡して、将人を喫茶店に連れて行った。

「何で君が『アシナクシ』を知っている?飲み物位は奢ってやるから」
すると貧乳巫女は言う。
「そりゃあ、アンタが『アシナクシ』に憑かれてるのよ……まぁ、少しだけだけど……」
そう言いながら、貧乳巫女は言う。
「そういや、名前聞いていなかったわね……私の名前は陰陽寺麻美子(おんみょうじまみこ)よ、貴方の名前は?」
「俺の名は、憩将人……」
そう言うと、麻美子は呼び捨てする。
「じゃあ、将人、何で『アシナクシ』に手を出した?」
そう言うと、将人は驚く。
「『アシナクシ』に手を出していない!」
そう言うと、麻美子は考える……
(可笑しい……確か『アシナクシ』は呼ばないといけない筈……一体何で……?まさか……将人に関わりがある人が……?でも、友達とか居なさそうな顔立ちだし……どうなんだろ……?)
そう思いながら、将人の悪い点を心の中で留める麻美子。
そして麻美子は言った。
「手を出していないのね……一応私は巫女をやっているの、見れば分かるけどね」
「確かにな、マミ公」
さり気なく酷い事を言う将人。
「それ、大学でも言われた」
「そうかそうk……大学!?」
将人は驚く。
「えっ?気付いていなかったの?言ったじゃん?」
麻美子は言う。
「陰陽寺麻美子、大学生よって」
「言ってねぇだろ、25行位前見ろ」
将人はツッコんだ。
「えらく、リアルな話ね……」
麻美子は言う。
「そうじゃなくて、『アシナクシ』について、何で手を出した話になってんだ?俺はそもそも手自体出してないぞ」
そう言う将人に驚く麻美子。
「あら、不思議ね……『アシナクシ』は呼ぶ系の幽霊なのに……」
それを言われて、将人は驚く。
「それは本当か!?」
いきなり立ち上がる、将人はまだ聞く。
「一体何なんだ!?『アシナクシ』とは、何だ!?答えろよ!?お前は陰陽師なんだろ!?少しは知らねぇのかよ!?なぁ、おい!?」
多問を一人に言って、麻美子はこんがらがる。
「あーもう、うっさいな!!」
そう言って、将人を引っ張って行く、そして、路地裏に移動させる。
「ハァハァ……何だよっ!?俺は真剣に……!?」
そのセリフを麻美子は遮る。
「私だって知りたいよ!でも、まだ分かんないんだよ!!目下検索中だボケ!」
頭を髪の毛と共に握られ、引っ張って、麻美子の顔に近付けさせられる。
段々と、将人も、落ち着いていく……そして、涙を出す……
「俺だって……俺だって……知り合いと、幼馴染みを殺されてんだ……不安にもなるんだよ……おまけに幼馴染みの母親は未だ行方不明だし……」
そう言いながら、将人は泣いていく、そして、麻美子は気になった事を言う。
「……そういや、将人、お前何年だ……?」
麻美子が聞く。
そして言う。
「中学三年……」
すると、麻美子は将人の頭を撫でる。
「それは……辛いな……中学生ってのは、多感な時期だもんな……人が死ぬ事は普通耐えられないもんな……でも、安心しろ……私が居るんだ……何時でも頼れよ……」
そう言って、名刺を貰う、名前、電話番号も書かれていた。
「何時でも連絡して来い、将人、お前を安心させちゃる」
麻美子はそう言って、路地裏から、消えた。
その名刺を握り、また泣いた……嬉しい様な……悲しい様な……よく分からない涙を……流しながら……

その後将人は家に帰った……新たな、傷を『アシナクシ』は作っていった……
将人はあまりにも疲れたので寝た、寝るとは、こんなに気持ち良かったのか?と思いながら寝る。
そして、翌日、学校でとんでもない事を知らされる……
CHAPTER 3 終了 CHAPTER 4 に続く……

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