ダーク・ファンタジー小説

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報告書
日時: 2016/08/12 03:26
名前: 睡蓮 (ID: BdV4ihXT)

初めまして、睡蓮です。
小説は中学の時から書いてましたが、こんな風にサイトで書くのは初めてです汗。生暖かい目で見てくれると嬉しいです。
人の日記とか、報告書って見るのが好きなんですよね(笑)なので人の日記を見てる感じで見ていただければ幸いです。

※殺○の天○のレイ○○ルとは一切関係ありません、ご注意ください。
(大好きですけどね!!!!w)

○○○○○○○○○○○○○○○

報告書
担当者:***

4月○日
観察一日目。観察対象者と初めて対面した。被験者001とは呼びづらいのでこれからは、レイと呼ぶことにした。
レイはこちらを興味深くみており、じろじろと私を見ていた。初日にしては距離が思っていた以上に近くなったとおもう。この状態を継続していけるようにしたい。


報告書
担当者:***

4月×日
観察二日目。レイは読書が好きらしく、研究所から配布された本を楽しそうに読んでいた。
楽しそうにと言ってもレイは笑っているわけではない。レイは表情を強張らせ、気持ちを顔に出すことはないが、感情はあると思われる。今後は、もっと感情を顔に出せるよう願いたい。


報告書
担当者:***

4月□日
観察三日目。レイの部屋には本が大量に積み重なってた。聞くと一日でこの量を読み切ったという、この量は普通の大人でも最低三日はかかるだろう。しかし、この量をたったの一日で読み切ったということはレイには普通の人間を上回る集中力があることになる。つまり、レイは人よりも倍の速さでたくさんの知識を得ることができるということだ。
(しかし、読んでいた本はすべてファンタジー)
今後は知識に関する本を読ませてみたいと思う。


報告書
担当者:***

4月△日
観察四日目。昨日よりもさらにたくさんの本が積み重なっていた。しかも、積み重なっていたのはすべて昨日あった本とは違う本だった。変化はそれだけではなかった。レイは私の存在をしっかり認識しており、初日よりも距離を縮めてきた。
初日は、こちらに興味を示したものの少し距離を離していた。だが、今日は自らこちらに歩み寄り隣に座った。レイとは日を重ねるごとに順調に距離を縮められている。

Re: 報告書 ( No.1 )
日時: 2016/08/12 03:13
名前: 睡蓮 (ID: BdV4ihXT)


○○○○○○○○○○○○○○○○



報告書
担当者:***

4月◎日
観察七日目。レイを観察してから一週間がたった、相変わらずレイの部屋には本が大量に積み重なっていた。今日もレイの隣に座り、レイが楽しそうに読書している姿を観察する。あれから一週間、本に興味を示し大量の本を読み沢山の知識を身に着けたレイは、いろんなことに疑問を持つようになった。
空のこと、海のこと、自然のこと、町のこと…外の世界のこと。疑問に感じたことはすぐに質問してきた。レイは外に出てみたい様子だ。


報告書
担当者:***

4月▽日
観察十四日目。あれから二週間がたった、レイは新しいことに興味を持った。絵だ。
レイは本を読んでるうちに挿絵に興味を持ち、それが人の書いたものだと理解し興味を持った。レイが描く絵はとても綺麗で見る者の心を魅了する絵を描いていた。絵を描いてるときも本を読んでいる時と同様、とても楽しそうにしていた。

時折レイの顔が辛そうにしているのが見えた。だが、体調に問題は無い様子。


報告書
担当者:***

4月◇日
観察二十一日目。あれから三週間、レイとの距離がものすごく近くなった。隣に座らないと怒られるようになった、寂しくなったのだろうか。
レイは相変わらず絵を描いており、部屋には本と絵が溢れるようになった。前より顔色が少し悪くなったが、本人は気にせず絵を黙々と描いていた。本を読んでいるときよりは無口になっているが、絵は変わらず綺麗だった。


報告書
担当者:***

5月▲日
観察二十四日目。四週間目。レイの絵は、前よりも暗い色を使うようになったが、相変わらず我々の倍の集中力で絵を描き続けている。
本が前よりも数が増えた、絵の参考の本も含まれているようだ。なので、絵に使う色や絵の描き方が変わったと思われる。

レイは頭痛をよく訴えている、だが体調は問題なし。
支障も見られない

Re: 報告書 ( No.2 )
日時: 2016/08/12 03:58
名前: 睡蓮 (ID: BdV4ihXT)


○○○○○○○○○○○○○○○○


報告書
担当者:***

5月▼日
観察三十五日目。レイは今日も絵を描いていた、今日は前の暗い色と違い綺麗な赤色を使って絵を描いていた。顔色も良くなっていて頭痛もうったえなくなった、本人も今日は調子が良いのか思いっきりくっついてきた。心なしか腕が前より細くなっていたが、元気に絵を描いていた。



報告書
担当者:***

5月●日
観察四十二日目。最初の頃とは比べ物にならないくらい、レイは傍に来るようになった。そして、最近は自分の夢について語るようになった。いつか、外の世界を見て自然をみたいそうだ、そして両親に会いたいと話していた。
最初は無口だっだが、最近はよくしゃべるようになった。

今日はあまり絵を描いていなかった、腕が痛いと言っていた。
身体は健康状態であり、問題は無し。


報告書
担当者:***

5月■日
観察四十八日目。今日は黙々と絵を描いており、また綺麗な赤色を使っていた。腕はもう痛くないようで、細くなっているものの元気に絵を描いていた。腕に赤い小さな斑点が見えた、それは痛みはないそうだ。

今日は関節が痛いと訴えていたが、問題はなし。

Re: 報告書 ( No.3 )
日時: 2016/08/12 23:03
名前: 睡蓮 (ID: BdV4ihXT)


○○○○○○○○○○○○○○○


報告書
担当者:***
5月◆日
五十六日目。今日は絵を描いていなかった、ただ隣に座っていた。今までずっと描き続けていたから疲れたのだろう。相変わらず部屋には大量の本と絵が置いてあった。

今日は痛みなどは訴えてこなかった、異常はなし。


報告書
担当者:***
5月*日
最終日。今日が最後だと告げたら一枚の絵を見せてくれた、赤一色で描かれた素敵な絵だった。
いつの間にか、レイの服は真っ白だったはずが絵と同じように真っ赤に染まっていた。

今日も異常はなし。これにて観察実験を終了する。

Re: 報告書 ( No.4 )
日時: 2016/08/12 23:12
名前: 睡蓮 (ID: BdV4ihXT)

○○○○○○○○○○○○○○○






今回の実験内容:被験者の観察及び教育
観察対象者:001

・担当者は被験者の観察。
・担当者は観察だけでなく、教育及び健康状態を報告すること。
・担当者は毎回報告書を欠かさずに書くこと。
・担当者は被験者の心象だけでなく、健康状態も観察すること。ただし、管理はこちらで行うので、被験者の健康状態に異常が見られても対処する必要はない。





今回の観察期間は二か月。その間に担当者は被験者を教育、観察し、報告して下さい。被験者が興味を示したものには積極的に触れさせてください、又研究所も配給などで協力します。
観察中に被験者の身体に傷などが見られることがありますがそれはすべてこちらが行っている実験等でついたものなので対処は必要ありません。また、今回の被験者は一切の外出は禁止します。外に興味を持つのはかまいませんが、外出は禁止です。

より良い人間を構成するために、身体強化などを目的としています。近年、流行り病などが強くなり、弱体化が進んでしまっています。そこで、人間の体を強化することにしました。被験者が今後の未来を築いてくれる懸け橋となるよう心掛けましょう。

Re: 報告書 解説 ( No.5 )
日時: 2016/08/13 00:02
名前: 睡蓮 (ID: BdV4ihXT)

はい、どうも睡蓮です^^
えーと、短くてすみません。完結いたしました汗
ほとんどの方が私の語彙力が足りず、「え、なにこれ意味わからんw」という方がいらっしゃると思いますので解説をいたします^^;
えと、まずは舞台になっているのは研究所です。しかも、結構やばめのやつです(笑)人体実験とかそういうことが行われているやばーい研究所です。
登場人物は被験者001ことレイちゃんです。そして、レイちゃんを観察し報告書をかいてるのが研究員さんですね。気になった方もいると思いますが、研究員さんの性別ですがこれは読む人のご想像にお任せしております。ただ、口調的には男性っぽくなってしまったかと思います汗
そして、結局レイちゃんはどうなったかといいますと亡くなってしまいます。生きていてほしかったという人もいますよね、そういう方は心の中でレイちゃんを生かしておいてあげてください(殴)
表現できてるかわかりませんが、レイちゃんはだんだん体が弱くなっていってます。これは、研究所の人が鬼畜ゆえにレイちゃんの体に負担をかけているんですよね。なのでレイちゃんは最終的に体が耐えられず亡くなってしまうというわけです。我ながら鬼畜だ…
世界の設定も解説しておきますね。
研究所があるのはもちろんじゃぽーんなんですが、今よりも少し未来のお話になります。少し未来の世界では流行り病が増えて、人間のもともとある抵抗力といいますか、そういうのでは勝てなくなってしまい、さらに子孫を残す繁殖の力も弱まってしまっているので直接人間の体に強化できる薬をいれて病気に負けない体を作ろう〜みたいな感じです。遺伝子操作ももちろんのこと、肉体強化もしてる感じです。レイちゃんはマウスとおんなじ感じになります。ひどいですね。(一応おもいけどぎりぎり社会問題じゃないはず)もちろんですけどすべて空想のおはなしです。
と、まぁこんな感じですかね。なにか聞きたい事がありましたら声をかけていただければ幸いです。



初めてサイトでかいてみましたが、いかがだったでしょうか?色々間違えたりしちゃいましたが、なんとか終わりました。
それと、報告書:2っていうのがありますがあれは間違えてつくっちゃったものなのできにしないでいただけるとありがたいです^^;
では、最後まで読んでいただきありがとうございました。またどこかで見かけたら「あ、へんな小説書いてた人だ」みたいな感じで思い出してくれるとうれしいです(笑)

本当にここまで読んでいただきありがとうございます^^


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