ダーク・ファンタジー小説

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Management of the world
日時: 2016/09/13 18:42
名前: 睡蓮 (ID: uj1WcIuh)

初めまして、閲覧ありがとうございます。睡蓮です、どうも
見かけたことある人はあるかと思います、あの睡蓮さんです(笑)
今回はまた新しい小説を書いていこうと思います。今度は前みたいに息抜きではなく、まじめに書きましたw
小説の世界ではどこでも使われ、そして一番大事なもの「起承転結」を意識したものをかかせていただきます。あれ、なんか違くね?と、思っても多めに、生暖かい目で見てあげてくださいww
今回は人物紹介とさせていただきます。そしてかるーく世界観の説明。ほんとにかるーく、あんまりしゃべりすぎると楽しくなくなっちゃうのでほんとにかるーく説明します。

主人公
緋彗 柚舞 (ひすい ゆま) 女
・物静か
・冷静
・腕は確か

ボス
夜咲 香 (よさき かおり) 女
・口調が女性らしくない
・仲間思い
・仕事がはやい
・仲間には暖かい

情報屋
弥風 沙良 (みかぜ さら) 女
・意外とお調子者
・仕事は完璧
・組織の施設の管理
・&組織の人間の体調管理

戦闘班
笠井 麗永 (かさい れいな) 女
・大人っぽい(見た目だけ)
・挑発が多い
・戦闘は楽しんでる
・すこし純粋

戦闘班(裏)
篠宮 紅音 (しのみや あかね) 女
・人を見下す
・好戦的
・少しサイコパス
・たまに嘘つき



〜世界観〜
主人公達の住んでる国は裏社会がすごく発展していて、賭け事が大好きな荒くれものが集っている。ギャンブルとか博打もあるけど、人身売買がひどい。その人身売買を阻止するのが主人公のいる組織「Liberta」(リベルタ)は、その名のもとに人身売買されてる人たちを助ける組織に対し「inequality」(イニクラウティ)は人身売買を始めとする違法取引などを行っている組織もある。この二つは対立し、お互いがお互いを潰しあっている。

みたいな感じですw
わかりやすく説明するならマフィアものですかね。こういうのは初めて書くので緊張しますが、頑張ります(;'∀') (マフィアものなので、表現には気を付けますが一応グロ注意で。とか書いておきながら絶対にグロイ表現は少ないと思われますのでご安心をwだってグロ表現ってむつかしいんですもの(´・ω・`) )

マイペースに更新していくので気軽に閲覧していただければ幸いですw

Re: Management of the world ( No.1 )
日時: 2016/09/13 19:12
名前: 睡蓮 (ID: uj1WcIuh)

 プロローグ
この世界は平等ではない、不平等だ。
誰かが言った「この世界を平等にしよう」と。
でも、この世界は不平等で今は成り立っている。
差別があり、評価がある。だからこそ成り立っている。
皆が同じ立場であったら、区別がつかない。
それだと世界は成り立たない。
それがこの世界の理。
むしろ、不平等がなくなればこの世界は破滅へ向かうだろう。
だから、この世界は不平等でなくてはならない。
平等では崩れてしまうからだ。
私たちが今まで築き上げてきたルールが
私たちが今まで保ってきた秩序が
平等になってしまっては

崩れてしまうのだ。

Re: Management of the world ( No.2 )
日時: 2016/09/15 22:45
名前: 睡蓮 (ID: uj1WcIuh)

1
この国は、表向きは景気が良く発展した国だ。オーバーテクノロジー、医療学、IT技術…。なぜ、この国がこんなにも発展しているのか。それは、大量の金がギャンブルや博打などで回っているからだ。この国の金の回り方は異常だ、でもそれは本当にギャンブルや博打だけで回っているのか?答えはNOだ。この国では他の国とは違い、ある違法な行為が行われている。
それは、「人身売買」だ。この国は人身売買が国のいたるところで、毎日のように行われている。要らない子供や障害がある子、また普通の人間の見た目だが種族が違う子供などをオークション形式で売買したり個人で取引したりしている。最低な行為と言っていいだろう。だが、これは毎日この国で行われているのだ。信じられないだろうけど、この行為が違法なのは、最低なのは他の国での話。そう、この国ではそもそも人身売買は違法行為ではないのだ。国の政府自体が人身売買を違法としていないし、取り締まっていない。
しかし、そんな行為を許してはいけない。そのような行為を止める組織がある、それがいま私が入っている組織「Liberta」(リベルタ)。イタリア語で自由を表し、名前の通り売られそうな子供たちを自由にする組織。でも、それだけではなく、麻薬取引なども阻止する組織なのだ。


不平等で成り立っている世界で、この行動は何を見出せるのか。
この行動で、何かが変わるのか。
私は、もしも少し変わるのならば、それを見てみたい。
この世界の理を塗り替えられるのならば、ぜひこの目で見たい。

Re: Management of the world ( No.3 )
日時: 2016/10/10 15:22
名前: 睡蓮 (ID: uj1WcIuh)


暗い部屋、ホールだろうか。見えないけれどもぞもぞとたくさんの影が動いている。この影は全部人だろう、こそこそとしゃべり声が聞こえる。すると、腰につけていたトランシーバーから声が聞こえた。

『柚舞、そこから4時の方向にシルクハットをかぶった人がいるでしょ?それが敵、わざと目立ちやすい帽子をかぶって紛れ込んでる。言っちゃあれだけどダサいからすぐにわかるよ。でも、気を付けて。一応そいつ、レボルバーの使い方が人よりできるみたい。あと、気配を消すのが得意みたいよ。要注意して。』

「わかった、裏から出ればいいんだよね。」

『そ。今日はボスさんもいるからもしものことがあったら、連絡してね。』

了解と言ってトランシーバーをきる。人が多いところは好きじゃない、空気が少なくて暑い。所詮、ホールみたいな形をしていても言ってしまえば少し広くて少し小さいステージがあるだけなのだ。よくもまあ、こんな場所に集まる。
そんなことを考えていたら、ステージが明るくなり一人の男がマイクを持ち、前へ出る。ピエロみたいな仮面をつけていて素顔はみえない、着ているスーツがまるで仮面とあっておらず少し不気味にも見える。

(趣味悪い…。)

そして、仮面男は明るい口調で饒舌に話し始めた。

「レディース&ジェントルメーン!ようこそ、人間オークションへ。わたくしは司会を務めさせていただきます、ピエレッタと申します。以後、お見知りおきを。早速ですが、今宵の目玉をお披露目いたしましょう。カモンレディー。」


そう声をかけると、首に鎖が付いた首輪をつけた少女がステージの奥から出てきた。少しだけ汚れているワンピースを着ていて、靴を履いていない。オドオドした様子はなく、ただ自分を見ている人たちを鋭く睨みつけていた。その眼はまるで、先が鋭く研がれた刃の様だ。オークションに来た人達を恨んでいるのだろうか。仮面の男がオークションの説明をしていたがいつの間にか終わって、少女の説明を軽くしていた。

「さて、最後にこの子のプロフィールをお教えしましょう。この子の名前は、影絵 虚。可愛らしいお人形のようでしょう?この子は見た目だけでなく、声も可愛らしく美しいのです。例えるなら、鈴のように心地が良いものですね。聞きたいでしょう、そうでしょう。ですが、それは入札されたお客様のみに許されることでしょう。皆様、奮ってご参加ください。では、これより人間オークションを開幕いたします。ではまずは初めてのお客様にも優しい10万円から!」

それを合図に、客達から次々と大きい金額の声が聞こえてきた。


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