ダーク・ファンタジー小説

機械帝国ガイアロイド
日時: 2017/05/04 15:17
名前: クーゲルシュライバー
参照: http://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no=11731

──時は今から200年後。
世界、いや地球は、技術が爆発的に発達していて、もはや機械無しでは生きられない時代になっていた。機械が無くて、とある過激派組織が大規模なテロを起こしたり、技術の取り合いの為に、戦争をすることもあった。
そんな、人が機械に自惚れた、全てが汚れた惑星だったのだ。
これは、とある機械帝国『ガイアロイド』のとある戦士達の冒険記───。

《注意》必ずお読み下さい。
・この物語は、グロテスクなシーンがあります。苦手な人はブラウザバックを推奨します。
・荒らし?放っておきますよ。んなことでギャーワー騒いでても仕方ないですし、荒らし側がエスカレートするだけですし。



【INDEX】
1.機械学院パルスポート
>>1-8
2.逃走した生徒達
>>9-
3.汚染の行く道の末路
>>
4.
>>
5.
>>
6.
>>

Page:1 2 3



2.逃走した生徒達 ( No.10 )
日時: 2017/04/25 18:23
名前: クーゲルシュライバー

「ここだと人には見つからないとは思うが、ここで石像になっても仕方ない。さっさとガイアロイドを抜け出すぞ」
ガブリエルが周りを見回して吐き捨てる。
ガイアロイドの隣国はエジルグァム。地球で唯一、機械を扱わない独立国だ。そこに行けば、パルスポート学院から逃げ切る事が出来るかもしれない…。
ただ、一つ危ない点、言わば注意点がある。
警備の強化だ。
おそらく、今日か明日にはルークらが学院の生徒達や先生を殺した事が報道される可能性がある。もしも報道されたら、ガイアロイドの住民全てが敵になり、さらには警備も強化されて、ここから抜け出す事は難しくなってしまう。
「とりあえず、まずはこれをどうかしないとね」
アノイルが制服を指差す。パルスポート学院の制服だ。
ルークとガブリエルはうなずくと、近くのファッションショップに向かった。

ルークは黒いパーカーにジーンズ、ガブリエルは半袖シャツの上からミリタリージャケット、そして半ズボン。アノイルは青いワンピースと、黄緑色のサンダル。意外とおしゃれに細かい。(ただし、ルークについてはノーコメントだ)
「これでバレないかな?」
自分の衣装を二人に見せるルーク。
ガブリエルとアノイルは完全無視して、先に行っていく。
「ちょっ…。待ってよぉ〜!!」
ルークは気をとりなおし、二人の後を追う。

その時、ガブリエルとアノイルは、自分の身分証明書と銃を忘れていると知らない。

2.逃走した生徒達 ( No.11 )
日時: 2017/04/24 16:10
名前: クーゲルシュライバー

ルーク達が機械帝国ガイアロイドからの脱出を試みる一方、機械学院パルスポートでは───。



「くそっ!ルークらが逃走したか!」
院長のアイロスが机をドンと叩く。その声と目は、ほぼ怒りで満タンになっている。
「一体、誰の支えで今日まで生きてこられたか分かっているのか!?あのくそガキどもがぁぁあ!!!!」
物凄いおぞましい大声に、集まっていた生き残りの警備員の顔が青くなる。
「キサマら!」
アイロスが警備員に怒鳴りつける。その声に、警備員の一部はヒッと声を出す。
「明日からクソガキ達がしでかしたことをガイアロイド中に公開しろ!そして、ルークらを取っ捕まえてその場で血みどろにするのだ!!」
一瞬、沈黙が院長室内を駆け抜けたが、一斉に警備員は
「はっ!!」
と従うしかなかった。
一流の警備員、ネクスタを除いては...。

ここで、アイロスとネクスタについて説明しておこう。
アイロスはパルスポートの威厳ある院長。若くて美少年と言っても過言ではないくらい、美形を兼ね備える者だ。しかし、そのような見た目とは裏腹に、相手を瞬殺することが出来るほどの戦闘力と残忍な性格も持っている。
ネクスタはパルスポートの警備員の一人で、銃より相手をしとめやすいボウガンを使う事から、『神速の使い手』とも言われている。
その一方で、何かに縛られるのを嫌い、アイロスを心底で軽蔑している。

「おのれ...馬鹿な行動をとったことを永遠に後悔するがいい...」
アイロスは悪魔のようにニヤリと笑った。

Re: 機械帝国ガイアロイド ( No.12 )
日時: 2017/04/22 14:17
名前: アンクルデス ◆40kNVwyVY6

お疲れ様です!

自分もこんなSF小説大好きですよ!

2.逃走した生徒達 ( No.13 )
日時: 2017/04/24 17:19
名前: クーゲルシュライバー

>>12
ありがとうございます!SF小説は面白いですよね!

2.逃走した生徒達 ( No.14 )
日時: 2017/04/30 19:40
名前: クーゲルシュライバー

ルークらがパルスポート学院から逃走して、二十四時間が経過した。しかし、相変わらず暗き漆黒に包まれている。
「さてと...。どうするんだ?ここでとどまってんのか?」
ガブリエルがルークに視線を向ける。ルークはそうだった、というような顔立ちになる。
どうやら、脱出した後のことを考えていなかったらしい。
ガブリエルが頭を抱えていると、
「そうそう」
突然、アノイルが手をポン、と叩いた。
「なんか思いついたのか?」と、二人がアノイルに聞く。
「ガイアロイドの外れに、私の旧友がいるの。そこに行けば、友達も協力してくれるかもしれないわ!」
そう言うアノイルの目は、キラキラ輝いている。
「そうだな。行こう!」
アノイルの考えに賛同するルーク、ガブリエル。
そして、そくささとアノイルの旧友の家に向かおうとしたが。
『速報です』
ビルに設置されていた巨大TVから、大きな声が響いた。
『昨日、パルスポート学院にて約百名の生徒、警備員などが殺傷し、大混乱となりました』
そう言うと、画面が切り替わり、何と、ルーク、ガブリエル、アノイルの証明写真が映し出された。
『犯罪者はルーク、ガブリエル、アノイルの三人の生徒です。一人でも見つけたら即座にパルスポート学院へ連絡するうえ、捕まえてその場に応じた対応をしろ、とのことです。パルスポート学院への電話番号は×××-×××です。警戒をお願いします』
周りの目が一斉にこちらに向けられる。
ルークらは一瞬、立ち止まったが、
「逃げるぞ!」
ガブリエルの声で我にかえり、走り出した。

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