ダーク・ファンタジー小説

ノードゥス・ゲーム
日時: 2019/02/21 17:30
名前: sol
参照: http://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?mode=view&no=11928

こんにちは!本作はデスゲーム系小説になっております。結構死ぬのでご注意を
登場済みキャラクター一覧
鷹城準也(たかしろ じゅんや)age18 主人公 登場>>1
山中雪(やまなか せつ)age16 登場>>2
鈴堂光一(りんどう こういち)age18 登場>>8
矢沢勘助(やざわ かんすけ)age19 登場>>8

では!よろしくお願いします!

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Re: ノードゥス・ゲーム ( No.6 )
日時: 2018/05/15 07:38
名前: sol
参照: http://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?mode=view&no=11928

お知らせ
どうでもいいですがツイッター始めました。
詳しくは参照の作者プロフィールからお願いします。

Re: ノードゥス・ゲーム ( No.7 )
日時: 2018/05/15 07:40
名前: sol
参照: http://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?mode=view&no=11928

6話
「全員!一旦逃げて体制を整えよう!そこの茂みに行くんだ!」
その時とれる最善手を誰かが叫んだ。たしかに迎撃手段があるといえ数が多すぎる。ここは逃げて各個撃破がいい。
俺たちは広い茂みに各々飛び込んでいった。が、走って逃げているうち気付いた。
「雪!?もうちょっと早く走んないと...」
明らかに雪が遅れてる。ほぼ最後尾にも近い位置だ。
「うるさい。そんなに騒がないで」
なるほど作戦か。悪いことしたな。
「走るの苦手なの」
「ちょっ...ええ!?」
苦手はわかったけど!こんな時そんなこと言ってる場合じゃ...
俺自身特別運動が得意な訳ではないから雪を助けに行ったらほぼ間違いなく死ぬ。でもほっといても雪が追いつかれて死ぬ。
詰んだ。あんだけ二人で大口叩いておいて。
一か八か助けに行くか?まだそっちの方がいい。そう思い後ろを振り返る。
「雪!後ろ!」
幽霊が迫っている。もう避けようにないうえ、ここからは助けにも行けない。
俺はすでに諦めモードに入っていた。
「そおおおおい!っと!」
横から誰かが雪を抱き抱えて幽霊から避けた。そのまま横っ飛びになり、見事な着地。
一瞬のタイムラグもなくこちらへ走ってくる。
よく見るとその人は雪以外にもう一人肩に抱えていた。年齢は大体俺と同じ感じの高校生ぐらいだ。二人共。
「そこの人!なに見てんの?」
言われて気付いた。あまりのことに馬鹿みたいに呆けて走るスピードが急激に減速していた。
改めて加速してほぼ全力で走っていた。すると後ろから余裕の面持ちでさっきの人が隣に並んできた。
「そこの人、この子のペアでしょ?」
左肩にだれかもう一人担いで右腕に雪を抱えるその人はまるで友達同士の雑談のように話しかけてきた。
「はい...えっと、あなたどういう...」
今までずっと培ってきたどんな時でも対処するというバイトスキルをフル活用して返事を返す。心の中は混乱でいっぱいだったが
「んー...また後で!逃げ切ってからな!」
「ああ、は、はい」
走り続けるといつしか周りには人が激減していた。すでに茂みに隠れている人もいる一方、後ろの方にいた人はもう幽霊に殺された人もいるだろう。確認している暇はないが。
「あそこだ。五秒以内にあの茂みへ隠れれば逃げ切れる。奴らが通り過ぎるまで息を殺すのを忘れるな」
不意に肩に担がれている人が言い出した。
「ってさ!行くぜ!」
そう言うと雪を抱えつつ器用に俺の腕を掴み茂みへ走り出した。
「五秒以内だぞ」
「三秒で十分!二、一、ゼロ!」
猛加速して茂みに飛び込んだ。今までの倍近いスピードを余裕で出されて少し悔しかったがそんなことを考える前にまず言われた通り息を殺し奴らが通り過ぎるのを待った。

Re: ノードゥス・ゲーム ( No.8 )
日時: 2018/12/08 15:57
名前: sol

7話
「行った...な」
奴らが過ぎ去ってある程度経ってから呟いた。
「そんじゃ!隠れながら自己紹介といきますか!俺、鈴堂光一!18歳!よろしくな!」
この人は一息にこう言って満面の笑みを浮かべた。
「えっと...鷹城凖也、同じく18です」
溢れ出る明るいオーラに少し圧倒されつつ言う。
「なんだ!同い年じゃん!んな敬語とかいいのに。気にしないしむしろやだ」
少し拗ねたように言われた。
「じゃ...まあそう言うことなら...よろしく。えっと...光一」
「おう!よろしく!で、そこの子は?」
「山中雪、16歳」
めんどくさいという気持ちを隠そうともせずに言っているのが丸わかりだった。
「矢沢勘助。19。鈴堂のペアだ。敬語はいい」
最後の担がれてた人が眼鏡をかけ直しつつ言い終わる。
「で...光一は雪を助けてくれたんだよな?」
「そおだよ!それ以外何があんだよ!たっしー!」
明るくハイテンションに言う。が。
「たっしー!?」
「そ!鷹城じゃん?だから!別のがいい?もっと候補はあるけど...」
「いやいい、それでいいよ」
おそらく俺のあだ名候補であろうものを指折り数えながら言っていたがどう考えてもこれが一番マシだった。
「助けてくれたこと自体は感謝してる。ありがとう。でもわたしは貴方達を信用はできない。何が目的でわたしを助けたの?鷹城、あなたはなんでそんな馴れ合ってるの?敵か味方かもわからないのに」
雪が口を開く。一息にそう言い切った。でも俺としては別に光一達を疑うなんて考えは一切なかった。
「目的も何もない。こいつひとりの気まぐれだ」
「信じられない」
勘助はそう言うが、間髪入れず雪は信じないという。
「じゃあさ!協力しよおぜ!四人全員で生き残るんだよ!」
光一はまるで代替え案を出すように言うがまったく代替え案になってないし名案出したぜ!って顔して雪と勘助に白い目で見られるのに一瞬と時間はいらなかった。
「お前は一旦黙っていろ。なんの解決にもならない。まあ...」
こっちを見て勘助は続ける。
「...お前達がそれでいいなら俺は構わない」
雪は相変わらず淡々と
「わたしは貴方達を信じる気にはなれない。でもその提案を一蹴するのは少し考えもの。だから鷹城。貴方に任せる」
雪がすぐに断らなかったことに少し驚きつつ、俺は別に断る気もしないし断ろうとも思わない。
「じゃあ...協力するってことで...よろしく、光一、勘助」
「よろしくな!たっしー!」
「...やっぱりね」
協力戦線をひくことに決まった。
どうやって戦うかはこれからだが。

Re: ノードゥス・ゲーム ( No.9 )
日時: 2019/02/21 17:27
名前: sol

8話
「とにかく、どうやって生き残るか何だけど私はほかのひとたちと合流した方がいいと思う。その方が戦術の幅も広まる」
意外にも雪が初めに口を出す。しかしその裏側から一刻も早く同盟関係を解除したいという感情がにじみ出るどころか溢れ出していた。
「成る程、一理あるな。ならどうやって合流するのか、具体的な案を教えてもらおうか」
「他人と連絡が取れるならそれがいいと思ったけどどうも自分のペアか、直接会って話した人同士じゃないとチップからの連絡は取れないみたい。その証拠に、私の連絡欄からはあなたたち三人しか入ってないわ。もともと少なかったけど。だから、移動して片っ端から探すしかないと思う」
確かめてみると確かに、そこそこ遠くにいる人でもチップ番号が表示され、それを押せば交信できる連絡欄に、登録していればどこにいても連絡できる登録欄もある、チップの標準アプリ[連絡]の中には、登録は全部消え、代わりに登録した覚えのない雪や光一、勘助らが入っていた。そして、連絡欄には一人もいない。
「もっと遠くにいるだけかも知んないしさ!それレーダーにして探すってのは!?」
「ほかの、つまりペアか直接会って話した人以外連絡欄にも登録欄にも入らないのはもっと人でいっぱいの時に確認済み」
「そっかあ......」
光一はしょぼんとした顔を見せる。感情表現豊かだなー
「ちびっこの割に結構調べているんだな」
「サイズの件か年齢の件かわからないけど、私は子供でもちびっこではないと思ってる。あとこういうのは私の得意分野だから」
「そうか。なら頼りにする。ちなみに両方の件についてだ」
「失礼ね。殴るわよ」
「上等だ。こい」
このやり取りを互いに目も合わせず、お互いの作業に没頭しながら無表情に淡々としていたのには少し戦慄する。
「なーたっしー、こいつら恐えよー頭良すぎてー」
「俺はお前の百面相が恐いよ光一」
正しくは運動神経もだが。
「決まり。とにかくどこかに移動して、別の生き残りの人を探す」
「いや、愚策だな。そんなことをしたら全滅がオチだ。この近くにネクロマンサーが来るのを待ち伏せる」
向こうでは何か戦略相談をしている。あいも変わらずお互いの作業に没頭しながら無表情に淡々としていた。怖い。
「じゃあさあ、俺が探してくる!」
光一がまたもや名案!という顔をして提案する。
「何を言っているんだ、お前が死んだら俺も死ぬ。そんなリスク負えるわけがない」
「大丈夫!俺は死なねえから!」
勘助はごもっともな事を言うが、満面の笑みで大丈夫を言い放つ。
「根拠は?そう簡単に死なないとか言うからには、それなりのものを用意しているんだろうな」
「いや?でも俺強いし!速いし!振り切れるし!」
まあ......あれを見た後では根拠にならなくもないが......
「......わかった。不安な事この上ないが、ひとまずは任せよう」
勘助はため息をつき、諦めたように言う。
「やりい!じゃあ、行ってくるわ!」
「待て!近くに奴らがいないのを確認して、帰ってくる時も見つからないように来い!人を見つけたら会話して連絡欄に入れて来い。それからそいつらにいつでも連絡出来るように指示して、何かあったら報告するように言って顔写真を撮って来い。連絡と報告の件を拒否したやつは撮ってこなくていい。わかったな?」
「おん!わかったわかった!行ってくる!」
相当傲慢な指示を出したが、こんな条件に同意する人いるのか?光一は光一でとてつもないスピードでどこか行くし。
「さて......ひとまずは待ちの時間だな」
勘助が眼鏡を外しつつ言う。ようやく息つく間ができたと言わんばかりにリラックスし始める。
「お前たちも、そんなに根を詰めて緊張してると、いざという時に最高のパフォーマンスを発揮できないぞ」
目を閉じたままこちらに声をかけてくる
「そう言ってるあなたこそ、眼鏡外しちゃいざという時の奇襲に対応できないんじゃないの?」
「それもそうだな。たしかに俺は目が相当悪い、だから外すとほとんど見えない。だがな、だから眼鏡の度を相当きつくしてある。よって目が疲れるんだ。休める時に休めないとそれこそいざという時の奇襲に対応できない。」
......この二人は意地でも目を合わせたくないようだ。というより顔すら合わせようとしない。
それと、眼鏡の度がきついと聞けば試したくなるのが人の性だ。
「度がきついってどれぐらい?ちょっとため......いやきっつ!?」
びっくりした......視界が無事に死亡した......今もまだちょっとくらくらする......
「貴様、人の眼鏡を勝手にかけるとはいい度胸だ。覚悟はできているんだろうな?」
「えっ......えっ?あっ......すいません......」
すごい怒られた。そこまで怒ることは無いと思うんだけどな......
「とにかく......返してもらおうか」
「はいこれ」
わざわざ困らせるつもりはないのですぐに渡す。
「お前......そんな鷲掴みにするな......」
めっちゃ狼狽えてる。何故だ。
「あー、えっと、何か悪いことした?ごめん」
眼鏡をかけてこっちを見て微妙に恨みのこもった目を向けて来た。怖い。
「......もうレンズには触るなよ。常識だろまったく」
そんなこと言われたって......今時眼鏡とかほとんど見ないし......
「......というよりなんで眼鏡なんだろ......」
「視力を治してもどうせまた落ちるからだ」
やばい、心の声が出た。
「あ......はい......」
まあ納得だ。視力治したからってもう落ちない訳じゃないし。
「完全にリラックスしてるわね。二人とも」
ちょっと呆れたように雪が口を挟む。
「......まあ、ずっとピリピリしてるよりましかもしれないけれど」
ホログラムをいじるのをやめ、こちらを見て言う。
......なぜか見つめ合う形になった。
特に変な考えもわかず、思ったことといえば黒髪ロングがさらさらしてて綺麗だなーということとやっぱ小さいなーってことぐらいだった。
「......なによ」
「あっ、いや、別になんでもない」
「そう」
やっぱぶっきらぼうだな。俺嫌われてんのかな。普通に雪の性格だといいな。
数時間の間、話しつつ、警戒しつつ、無言時間がありつつ、光一を待った。
そして、遂に待ち望んだ連絡がきた。

Re: ノードゥス・ゲーム ( No.10 )
日時: 2019/03/10 21:55
名前: まりねこ

デスゲーム系の小説ですか!始めて読みました!

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