ダーク・ファンタジー小説

スキルワールド
日時: 2018/03/08 22:07
名前: マシュ&マロ


 どうも、マシュ&マロです

 この小説は『スキル』と呼ばれる能力を持つ者が存在する世界を題材にしたファンタジー作品です。
{自分の文才はかなり低いですが、諦めずに書こうと思っています}



※注意書き※

・オリキャラの募集はリクエスト掲示板でやっています。

・小説への意見や指摘は、リクエスト掲示板にあるスレットへお願いします

・作者は投稿が遅かったりしますので、ご了承下さい

・スキルワールドの説明などはリクエスト掲示板にありますので興味のある方はお読み下さい


それでは小説スタートッ!!

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Re: スキルワールド ( No.38 )
日時: 2018/06/11 18:04
名前: マシュ&マロ


ここは昼間の人通りの多い通り、そこでは龍紀・灯利・零の歩く姿が見られたが友間の姿だけが見えなかった


 「あ..、あの龍紀さん....」

 「さん付けじゃなくて『龍紀』で良いよ♪、その方が灯利のこと呼びやすいし」

 「そ、そうですか....分かりました....、と、ところで友間さんは何処へ行ってしまったのでしょうか?」

 まだ少し龍紀に慣れていないのか言葉に多少かかり気味に聞いてみる灯利、すると少し考えてから龍紀はその問いに答えた

 「まあ、友間は友間なりの考えや行動があるんだよ...。それに僕達が考えてても何にもならないしね」

 「まーそうだな龍紀、それに友間には何か凄ぇのも眠ってそうだしな」

 「へぇ〜君が人を高く評価するなんて珍しいね。ところで友間に眠ってそうなのって?」

 「勘だよ勘、ただそんだけだ」

 そんな感じで会話をしている三人。その三人の背後には何かが近づいて来ていた

 「んっ!、・・・・・僕達に何か用ですか....」



 [〜 場所は変わって 〜]



 「んー・・・、ここなら大丈夫かな?」

 辺りを見回しながら言う友間、そんな風にしている友間がいるのは廃墟となった雑居ビルの中だった


 「フーーー・・・・、よしっ! やるか!、性質<コンクリート>」


 すると体がコンクリートとなり友間はビルの壁へと手を触れてから目を瞑る、そして片手と壁とを融合させて廃墟ビルの全体に意識を張り巡らせてみる

 「・・・・・。」

 全てへ張り巡らせた時、融合した片手からビルに念じた

 「(.....、壊れろッ!!)」

 すると所々から物音が消えて天井の一部が次々と落ちてくる、次に崩壊を止めると別のことを念じた

 「(巨大な手になれ!!)」

 今度もまた先程と同じように少しの間の後に友間からして右手側に巨大なコンクリート製の片腕が出現する....が、力尽きたのか融合していた方の片手が壁から離れて友間は床へと倒れ込んだ


 「ハァ ハァ ハァ やっぱり建物の全域に意識を張り巡らせるのは疲れるなぁ〜」


 かなり疲れたのように荒く息をする友間、だが何かを確信したかのように微笑むと立ち上がった

 「え〜と次は、性質<炎>ッ!!」

 次に炎へと変身すると腰を少し屈めて拳を構える、そして今度は思いっきり壁を殴ると壁が軽く壊れた

 「・・・やっぱり当たってた」

 壁を殴った拳を見つめる友間、そして全てを確信したかの様に一言呟いた


 「これなら、救えるかも....。」


Re: スキルワールド ( No.39 )
日時: 2018/06/13 21:42
名前: マシュ&マロ



 友間は寝ていた、疲れてしまったのか廃墟ビルの廊下で夢を見ながら眠っていた



 「んー・・・・、前もこんな展開だったっけ?」

 そう言いながら寒くて何も見えない空間を上下左右に浮遊している感覚があった

 「・・・・・でっ、俺に何の用?」

 あまりの目の前の眩しさに目を細める友間、そんな友間の目の前には一度だけ見たことがある結晶らしき物体があった

 (「あっ、スミマセン呼び出してしまって。ですが一つだけ伝えたい事がありまして....。」)

 「え〜と....、まぁまず話を聞かせて下さい」

 (「実は私は、こんな姿なのですがアナタ様のスキルの化身でございます.....」)

 「 ・ ・ ・ えッ!?、俺のスキル? スキルの化身??」

 (「えーとあの、話の続きをよろしいでしょうか?」)

 「え、あっスミマセン、続きをお願いします」

 (「先程に話した通り、私はアナタ様のスキルの化身のような存在であり、もう一人のアナタ様のような立場です」)

 「よく意味が分からないのですがぁ.....。」

 (「そうですか.....なら、この姿はどうでしょうか、性質<炎>」)


 すると結晶は燃え上がり徐々に形が変化していく、そして最終的には炎に包まれた少女の姿へと変化していた


 「も、もしかして俺が吸収した炎なの?」

 (「はい!、面と向かって会うのは初めてでしたね。」)

 そして炎の顔が揺らぎ少女が微笑んだのが直感的に分かった、次に友間の思考に疑問が浮かんできた

 「聞きたいんだけど君が炎の化身って言うならさ、他の性質の化身とかもいるの?」

 (「はい、おられますよ。....ですが、今は眠っておられます.....。」)

 「?、じゃあ君は何で起きてるの?」

 (「それは、その....。アナタ様が...いえ、友間様がお頭を破損された時に炎の性質を使ってなされたのが原因かと思われます。」)

 そう丁寧に答えてくれた少女、すると友間はもう一つ疑問が浮かんできた

 「それとさ、俺って頭を粉砕されたのに何で生きてたの?」

 (「簡単に説明させて頂くと、炎というのは叩かれようが斬られようが炎なので何度でも同じ姿に戻ることができ、炎の源である薪...つまり友間様が生きている限りで何度でも再生いたします」)

 「えーと、つまり俺はスキルを使ってる最中は死なないって事?」

 (「はい、つまり何らかの性質に変化している時だけは体の全てが消滅しない限りで元に戻ることが可能です」)

 「ん〜・・・あっ、じゃあ石とか木とかに変化してても再生するの?」

 (「はい、そうなりますね」)

 少女から話を聞いていて友間の心境は色々と混乱していたが、体が後ろに引っ張られるような感覚で我へと返った


 (「時間がないようですね...。では最後に私から渡したいモノがあります」
)


 そう言うと少女の燃え盛っている手が友間の手に触れて友間の体が一気に燃え出した、けど熱くはなく温かった

 (「では、さようなら。友間様」)

 どんどんと視界が炎で覆われていく、しかし友間は視界に入ってくる炎を払うように頭を振ると少女に聞いた

 「聞き忘れてたけど!、君の名前は何て言うの!?」

 だが意外にも燃えている少女の顔から現れたのは驚きの表情だった

 (「あっ!失礼しました、私には名前などないので答えように困りまして....。」)

 「なら俺が名前を付けるよ、えーとちょっと待ってね・・・・・。」

 そんな友間を焦らすかの如く友間の体は下半身から段々と燃え消えいく、すると思い付いたのように友間は声を挙げた

 「炎(えん)!、君の名前は炎!。あっ、でも女の子に対して失礼かもしれ・・・・」

 (「私.....いえ、エンは名前を頂き嬉しいです♪」

 「それなら良かっ・・・・・。」


 ホッとしたのも束の間、友間の体は一気に灰と化してエンの前から姿を消してしまった


 (「・・・・・・。頑張って下さいね、友間様」)

Re: スキルワールド ( No.40 )
日時: 2018/06/15 23:59
名前: マシュ&マロ


 友間は目が覚めた、そして自身の体を見てみると炎が赤々と燃えていた


 「?、......あれは夢?、それとも現実?」

 考えてても仕方ないのでスキルを解除する、そして立ち上がろうと床から腰を持ち上げた時だった


 グラッ  ダンッ!


 「・・・・、やっぱり疲れてるな。よこしょッと」

 立ち上がるとまずは辺りを見回してみる、だが何処を見ても来た時と同じで乱雑な風景だった。そこで部屋にある窓から外を覗いてみたところ何と月が高々と昇った真夜中だった

 「ヤッベッ!、早く帰んないと皆に怒られるかも!」

 そう言って忙しげにその場を去っていく友間。だが、そんな友間とは別の意味で慌てている場所があった



 [〜 場所は変わって 〜]



 「.....ん、・・・・ここって...?」

 今ちょうど起きたらしき人物はシセラだった、するとシセラの耳に男性の声が聞こえてきた

 「ハ!ハ!ハ!ハ!ハァー!!、お目覚めかな? お嬢さァーん」

 「・・・・・・、??」


 いちょう説明しておくが起きたシセラがいたのは場所が分からない真夜中の倉庫の中、そしてそんなシセラは椅子に座っており目の前には変人の如く変人なピエロ風の男がいた


 「・・・・・・、??」

 「・・・・・・、あっ、あの〜」

 「・・・・・え〜と....、はい」

 「意見というかぁ、俺の衣装に対してノーリアクションかい?」

 「あっ...。私...周りと比べて....反応が鈍い.....そうです...。」

 「あ、あ〜とそうなの・・・・・。」

 「はい、・・・・・。」


 変な空気と一緒に少しの間の沈黙タイムが開始された、だが沈黙タイムに耐えられなかったのか謎の男がシセラに話しかけた

 「あのォ〜、僕の素性に対してもノーコメント?」

 「え、え〜と.....誰、...ですか?」

 「あ、その俺は、君を拐った奴の親玉やってるんだけどぉー・・・・・。」


 シセラの静かというか消極的な対応に困惑してるのか頭を掻いた、そして決心を決めたのか変なピエロ衣装を無理矢理に破り脱ぐと堂々と宣言した

 「俺の名前はお前らがお探しの土神、そう土神 新次(どがみ しんじ)だ!。あっ、それと28歳独身で本業で不動産やってて副業で闇商売やってまぁーす」

 「・・・・・そうですか....。」

 「(ちょい待ち、こんな感じの子供に対してどう対応すれば良いのやら)」

 かなり困惑している様子の土神、すると初めてシセラから話しかけてきた

 「えーと....、あの...土神..さん...。」

 「おっ!、何々!?」

 「服...。寒く....ない..ですか..?」

 「へっ ・ ・ ・ ・ 。」

 土神は自分の体の様子を見るために下を見てみた、そして自身が着ていたのが変なピエロみたい衣装だけだったのを思い出した

 「えーと、まず一言謝罪をさせて頂きます。ホンマ失礼しましたッ!!」


 かなり威厳も何も無い土神。本当に悪の組織の親玉なのか?、そして友間たちの結末はどうなってしまうのでしょうかね?

Re: スキルワールド ( No.41 )
日時: 2018/06/17 09:26
名前: マシュ&マロ




 「最近さぁ、何でか社員の反応が冷たくてねぇ〜。しかも今日に限って何故か全員一日休暇をとっちゃってるしさぁ〜」

 「・・・・・色々と....苦労...してます..ね....。」

 「えっ!、分かってくれる!その気持ち!」


 色々と流れが掴みにくいと思うので説明させて頂くが、何でか土神の相談相手にシセラがさせられているという状況である


 「しかもさぁ、裏の方の仕事がとぉーても難しいし何か嫌になっちゃうんだよねぇ〜」

 「土神さんは....裏では...何をして...いるんです....か..」

 「んっ、あぁちょっと待ってて。どっこらせ」

 「・・・・・?」

 急に立ち上がり倉庫の中から何かを取り出そうとする土神、その様子をシセラは疑問に思いながら見ていると...。

 「おっ!、あった♪あった♪」


 そう言って土神が手に持っているのは青色をした液体の入った注射器だった、するとシセラの胃がキリキリと痛みだしシセラの脳に危険信号を送っていた

 「そ...、ソレ...何で.....すか...?」

 「んっ、コレかい?。コレは『トリガー』って呼ばれるいるモノだよ、いわゆるスキル専用のドーピング剤だね」


 この土神の一言により更に胃の痛みが増して注射器の中の液体が危険だと告げていた

 「この液体はスキル持つ者、つまり俺や君といった“アビリティア”だけに過剰なまでの増強反応を起こして強くする、だから裏の世界にある闘技場では『トリガー』を摂取させた状態で戦わせたり、自分のスキル強化のための“お薬”として使われたりしてる」

 ここで一旦話を止める土神、そしてシセラを一瞬だけ見ると再び話を始めたのだった


 「まあ、だがこの薬にも欠点が一つだけあってね。それはつまり『効能時間の短さ』なんだ、普通ならドーピング一回で一週間ぐらいは楽に持つはずだけどトリガーの場合は効き目がせいぜい10分程度なのが悲しいところだね」

 「ど、どうして....そんなの..を...、売ってるの....?..」

 「どうしてかって? そりゃあ決まってるよ、売れるからさ。力や娯楽を求める輩は腐るほどにいるからね、そして俺もこの薬で一時の力を得ることができるんだ」


 すると前置きも何もなしに腕に注射器を突き刺した土神、すると笑い声を挙げだし段々と姿が豹変していく

 「あっ そうだぁ、トリガー摂取してると思考能力が低下するから気をつけてね、シ・セ・ラ・ちゃん♪」


 シセラは背筋に激しい悪寒が走った、そして大きな影がシセラの体を覆うように現れたのであった・・・・。

Re: スキルワールド ( No.42 )
日時: 2018/06/21 23:17
名前: マシュ&マロ




「ハァ ハァ ハァ ハァ ハァ ハァ ハァ・・・・。」


 規則性のある呼吸が聞こえてくると一人の少女が通りすぎた、続いて大きな影が後ろから追いかけてくる


 「ハァ ハァ ハァ ハァ ・・・・・ウッ!、ゲホ!ゲホ!ゴポッ!!」

 疾走してる最中に口から血を吐いてしまった、しかし少女は止まる事なく走り続けていた



 「ブゥオォオオオオオーーーーッ!!!」

 耳が痺れる程の雄叫びが聞こえてきて思わず耳を押さえる、そして後ろから何かが飛んできた


 ガッシャーンッ!!


 飛んできたのは小型の船だった、そう今いる場所は人のいない夜の港だったのだ。そして少女ことシセラはギリギリで飛んできた船を避けると近くの建物の中へと逃げ込んだ

 「ハア ハァ ハア ハァ ハア ハァ こっちに来ないで...。」

 震えた声で祈るシセラの体は震えていた、だが願いは届かなかったようだ

 「ブゥゥオォオオオオーーーーッ!!! ((ガシャンッ!!」

 「キャッ!、こ...怖いよ.....お姉ちゃん」



 すると急に音が止まった、疑問に思い辺りを見回してみると自分の隠れて所だけ暗いのが分かった。震えながら上を見てみると・・・・・。


 「ブゥオォオオオオーーーーッ!!!」


 ドッシャーーーンッ!!


 巨大な塊のような拳がシセラへと迫りきて周りに破壊音と砂煙を舞い上がらせた・・・・・。


 [〜 場所は変わって 〜]


 「ガバッ!)) シセラッ!!・・・・、ハァ ハァ ハァ 」

 「ん〜、どうしたんだジャッキー? 今って夜中の3時だぜ」

 「聞いて京八!、シセラが! シセラが危ないのッ!!」

 慌てたように起きたばかりの京八の肩を揺するジャッキー、かなり取り乱している様子だ

 「落ち着け!?、一旦落ち着こうぜ!!?」

 「何言ってんのッ!?、シセラが危け....きけ....ん・・・・・。((バタッ」

 「え、お〜いジャッキー?、大丈夫か〜」

 「心配するな京八、ただ眠らせただけだ」

 「そ、そうですか美香さん、ところでジャッキーが言ってたシセラの危険って何ですかね?」

 「まっ、そこん所は分からないけど。シセラが不在の影響でホームシックならぬ“シスターシック”に陥っちゃてるわね〜」

 「し、シスターシックですか?」

 「まっ、今日のところは寝ちゃいましょう」

 「そっ、そっすね」

 そう言ってまた眠り直すことにした美香と京八。それとシセラは生きているのか、はたまた......いえ、やめておきましょう・・・・・。

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