ダーク・ファンタジー小説

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

並行戦国時代
日時: 2018/11/05 18:35
名前: 月海 (ID: s00TEuml)

並行世界の日本は戦国の世の中だ。

煌国、その城の中で唯一女で出歩くことを許された少女がいた。
咲丘椿さきおかつばきである…。

Re: 並行戦国時代 ( No.1 )
日時: 2018/11/05 21:17
名前: 月海 (ID: s00TEuml)

お前さん知らないのか?咲丘椿様といえばこの煌国の大名、迦具将成かぐまさなり様に
代々使えていた咲丘家のお嬢様なんだぞ!

****

クシュン!!小さなくしゃみが聞こえる。今の女としては短い黒髪の少女が息を吐いた。
その少女こそ咲丘椿という。

迦具「噂話のネタにされてるな」
椿「将成さん…」
迦具「そうだ、椿お前にも来てもらうからな」

椿の有無を聞かず彼は勝手に他組織との会談に椿を参加させた。下の階に降りた椿は
何かが床に叩きつけられる音に驚き階段を一段踏み外す。腰を摩りながら音がした
部屋を覗くとスラッとした長身の青年とその青年よりもがっしりした青年が
寝転がっていた。長身の青年が椿に気が付く。

???「椿さん!」

歌里慎二、寝転がっているのは霧島斬一だ。

椿「えっと…どういう状況ですか?」
慎二「斬一と手合わせして俺が圧勝した」
椿「普通逆だと思うんですけど…」
慎二「剣術なら、な。あ、出かけんだろ?俺も行くことになったから」




Re: 並行戦国時代 ( No.2 )
日時: 2018/11/05 21:37
名前: 月海 (ID: s00TEuml)

この時代は基本、馬で移動。

城下町から少し遠ざかった木々に囲まれている里。
11歳で里、蒼玉衆の長・御子柴玲奈の周りには二人の幹部らしき青年が立っていた。

玲奈「ほぉその女が咲丘のお嬢様だな?白銀しろがね、彼らに茶を」
白銀と呼ばれたペイントをした青年が席を立つ。
玲奈「そなた、名は?」
椿「咲丘椿です」
玲奈「年齢は」
椿「18です」
玲奈「趣味は」
椿「絵描きです」
玲奈「戦闘手段は」
椿「そもそも戦ったことなどありません」

そこで質問攻めが終わる。椿は小さく息を吐く。千影という青年が口を開く。

千影「なんでこんな戦いもロクにできねえ女なんて…」
慎二「咲丘家は特殊なんだ。どんな攻撃も避けられる目の良さ、観察力を持つ。彼女は
体力も無いし本来、ここまで高い階級の子じゃないけど民たちに慕われている。彼女は
優しいからこそ戦えない」


Page:1



小説をトップへ上げる
題名 *必須


名前 *必須


作家プロフィールURL (登録はこちら


パスワード *必須
(記事編集時に使用)

本文(最大 7000 文字まで)*必須

現在、0文字入力(半角/全角/スペースも1文字にカウントします)


名前とパスワードを記憶する
※記憶したものと異なるPCを使用した際には、名前とパスワードは呼び出しされません。