ダーク・ファンタジー小説

White/Fang(過激グロ注意)
日時: 2019/12/22 11:30
名前: 祝福の仮面屋

代零節「求められる知識」

登場人物『White/Fang編』

一ノ瀬小隊
葛城 静流→雨宮 赤城
生年月日(2106年、12月25日)
身長 162cm
体重 52kg
好きなもの ふわふわした物
嫌いなもの 鴉
所属 対特殊災害隠密局『White/Fang』
コードネーム『クノイチ』
専用装備「粒子加速式忍刀『ムラクモ』」
「式神(レギオン)『双刃』」

一ノ瀬 燈矢(一ノ瀬小隊隊長)
生年月日 (2070年4月1日)
身長 176cm
体重 85kg
好きなもの 筋トレ、部下達
嫌いなもの レイヴン、得体の知れない物
所属 White/Fang
コードネーム 『スサノオ』
専用装備 「7式大型変形斧『オシリス』」
「式神(レギオン)『爆斧』」

鹿島 新(一ノ瀬小隊副隊長)
生年月日 (2092年6月4日)
身長 172cm
体重 63kg
好きなもの 読書、料理
嫌いなもの 特になし
所属 White/Fang
コードネーム 『ホロウ』
専用装備 「粒子圧縮機構搭載型大鎌『セト』」
「式神(レギオン)『大蛇』」

灰崎 佐之助
生年月日 (2106年1月1日)
身長 180cm
体重 75kg
好きなもの 鯛茶漬け、強い奴
嫌いなもの 弱い奴
所属 地下格闘技会『天逆鉾』→White/Fang
コードネーム 『ナックルダスター』
専用装備 「火薬炸裂式加速手甲『レッカ』」
「式神(レギオン)『鉄拳』」

氷室 三葉
生年月日 (2100年3月9日)
身長 158cm
体重 40kg
好きなもの ふかふかベッド
嫌いなもの 硬い物全部(食材は除く)
所属 White/Fang
コードネーム 『ラプンツェル』
専用装備 「狙撃式大型銃剣『アズサ』」
「式神(レギオン)『天弓』」

東 総二郎(White/Fang総司令官)
生年月日 ?
身長 ?
体重 ?
好きなもの ?
嫌いなもの ?
所属 White/Fang

日出 有紗(戦術オペレーター)
生年月日 (2089年11月10日)
身長 160cm
体重 50kg
好きなもの ショッピング、子供達
嫌いなもの 叔父
所属 WF

相葉 相太(メカニック)
生年月日 (2085年8月15日)
身長 173cm
体重 65kg
好きなもの 運動、トレーニング、植物園巡り
嫌いなもの 無し
所属 WF

青原 霞(専属医)
生年月日 (2085年10月9日)
身長 168cm
体重 50kg
好きなもの 特になし
嫌いなもの 特になし
所属WF

二伊小隊
岸利 誠
生年月日 (2106年5月3日)
身長 170cm
体重 55kg
好きなもの ガム、音楽
嫌いなもの 雑音、食べにくいもの
所属 White/Fang
コードネーム『スレイヤー』
武装 「汎用拳銃」

二伊 冷次(二伊小隊隊長)
生年月日 (2070年8月6日)
身長 176cm
体重 83kg
好きなもの 鍛錬、部下達
嫌いなもの レイヴン、ブニョブニョしたもの
所属 White/Fang
コードネーム『イザナギ』
専用装備 「圧縮機構搭載型鉄球『イシス』」
「式神(レギオン)『鉄壁』」

飯島 晴矢(二伊小隊副隊長)
生年月日 (2092年3月17日)
身長 169cm
体重 61kg
好きなもの 野菜、レギオン
嫌いなもの ありふれたもの
所属 White/Fang
コードネーム 『カリム』
専用装備 「遠隔操作式浮遊爆弾『ドラフト』」
「式神(レギオン)『流体』」

麗華 榛名
生年月日 (2100年9月16日)
身長 159cm
体重 43kg
好きなもの 紅茶、モコモコしたもの
嫌いなもの ゴワゴワしたもの
所属 White/Fang
コードネーム 『サギリ』
専用装備 「特殊榴弾砲搭載型拳銃『ラミエル』」


三島小隊
三島 朝霞(三島小隊隊長)
生年月日 (2070年6月8日)
身長 159cm
体重 44kg
好きなもの 自然観察、お寿司
嫌いなもの 人口密集地
所属 White/Fang
コードネーム 『リシュアル』
専用装備 「近接戦特化型振動刀『アクシズ』」
「式神(レギオン)『豪腕』」

不破 大志郎
生年月日 (2103年10月2日)
身長 173cm
体重 55kg
好きなもの ごはんですよ、体に良いもの
嫌いなもの 食品添加物めっちゃ使ってるもの
所属 White/Fang
コードネーム 『ラブヘルム』
専用装備 「特殊支援攻防一体変形盾『イージス』」
「式神(レギオン)『防楯』」

四堂小隊
阿笠 啓示
生年月日 (2090年9月18日)
身長 171cm
体重 59kg
好きなもの 牛乳
嫌いなもの 生モノ全般(当たった事がある)
所属 White/Fang
コードネーム 『スイーパー』
専用装備 「投擲式徹甲榴弾『スマッシャー』」

四堂 叡山(四堂小隊隊長)
生年月日 (2070年5月6日)
身長 cm
体重 kg
好きなもの
嫌いなもの
所属 White/Fang
コードネーム 『』
専用装備 「腕部脱着式防御装甲『アルバ・D・ナウ』」
「式神(レギオン)『剛翼』」

五河小隊
片倉 紳助
生年月日 (2100年12月12日)
身長 174cm
体重 53kg
好きなもの 犬、家族
嫌いなもの 鴉、妖
所属 White/Fang
コードネーム『ソンゴクウ』
専用装備 「特殊連結式鋼鉄棍『アシュラ』」

五河 日鞠(五河小隊隊長)
生年月日 (2099年3月3日)
身長 155cm
体重 39kg
好きなもの 寝る事
嫌いなもの 眠りを妨げられる事
所属 White/Fang
コードネーム 『眠り姫』
専用装備 「重力子加速型狙撃銃『マグナトーチ』」
「式神(レギオン)『餓狼』」





人物及び用語解説
>>1.>>2



代壱章
>>3.>>4.>>5.>>6.>>7>>8>>10>>11
>>12.>>13.>>14.>>15.>>16
>>17.>>18.>>19.>>20.>>21



代弐章
>>23.>>24.>>25

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Re: White/Fang(過激グロ注意) ( No.23 )
日時: 2019/11/26 20:33
名前: 祝福の仮面屋

『Training Protocol、開始します』

女性っぽい合成音の合図と共に数体のホログラムエネミーが現れる、ここは日本の誇る大企業会社【東柄重工】の地下にある特設トレーニングルームだ、ナイフを持ったホログラムのチンピラ達が現れる。
チンピラ達はナイフを持って突っ込んで来た、考え無しに来る単調な攻撃だが油断してはならない。

「よっ!」

少女がバックステップで距離を取る、するとそこには、上から奇襲を仕掛けて来たチンピラがナイフを地面に突き立てて居た。
ホログラム故、チンピラ達が何を考えているかは分からない、もう一人のチンピラがその奇襲に続く様に蹴りを放って来た。

「これでも喰らってろ!」

腰の忍刀を抜き放ちチンピラのナイフをへし折る。
【葛城流忍術 天の型伍式】
《葬撃》
相手に与えた衝撃が逃げ切らない内に、更なる衝撃を与える事で余す事なく全ての衝撃を相手に叩き込む、殺傷力に秀でた技だ。
余す事なく伝わった衝撃により、ホログラムのチンピラが一人消え去る。
そしてもう一人のチンピラは拳銃を持っており少女目掛けて発砲、弾丸が彼女の胸を貫く

「残念でした♪」

筈だった。
【葛城流忍術 海の型弐式】
《空蝉》
いわゆる変わり身の術により、彼女を貫く筈だった銃弾は空を切る、そしてチンピラのつま先を踏んだ少女が拳を鳩尾に打ち込む。

「セイッ!」

【葛城流忍術 天の型拾漆式】
《染頸燐》
寸勁の技術を応用した拳打が、チンピラを地に伏すと同時に、『トレーニング終了、お疲れ様でした』とアナウンスが入る。
少女はトレーニングルームから退室し、ベンチに置いてあるスポーツ飲料を喉に流し込む。

「ん〜!やっぱり運動した後の水分は格別だね!」
「少しハイテンションなところ悪いが、一ノ瀬隊長からお呼び出しだ、行くぞ静流」
「あ、すぐ行きます!」

彼女の名は葛城 静流、今を生きる忍者の末裔であり、國の守護者たる狼《White/Fang》の一員である。



代弐幕 【牙狼決戦編】
代壱節
『どれだけ背丈が変わろうとも』







「えっと隊長、私を呼んだ理由とは?」
「来たね、君を呼んだのは少し用があるからなんだ」
「いや用があるから呼んだんですよね?」

などと他愛無い冗談を言うと隊長…一ノ瀬 燈矢は「確かにね」と、真に受けてしまった。
そう言えばこの人、冗談通じなかったなと改めて思い知る。
すると、ドアがノックされる音と共に女性の声が入って来る。

「三島だ。一ノ瀬、入るぞ?」
「あぁ、構わないよ」
「そうか、では失礼する」

ガチャリ、扉が開く音と共に入って来た女性ははっきり言って美人だった、翡翠色の後ろに結われた長い髪、見る者を畏怖させると同時に見惚れさせる魅力を持った眼光、お姉様系の美女が入って来た。
するとその美女が、こちらを品定めする様に眺めて来た、正直ドギマギする。

「君が、葛城 静流だな?White/Fang三島小隊隊長、三島 朝霞だ。宜しく頼むよ」
「は、はい!White/Fang一ノ瀬小隊所属、葛城 静流であります!」

美女な上に隊長だった為、緊張故に少し硬くなってしまった自分を恥じる、アイツがいたら少しフォロー入れてくれたんだろうな…。
すると朝霞隊長は

「どうした?」

彼女が体調を崩したのでは無いか?と心配した朝霞は、静流の顔に手をやった。
朝霞的には、彼女に熱がないか調べるつもりだったのだろうが、緊張していた静流は無論さらに赤面する。

「だ、大丈夫か!?」
「だ、だいじょぶでふ…」
「大丈夫じゃないだろう!?今すぐ医務室へ行こう!そうすれば少しは…」
「恐らく、君のその容姿に緊張しちゃったんだろうね」
「そ、そうなのか?」
「ひゃい…」

「熱は無かったか、良かった…」と安堵の息を吐く朝霞、静流の燈矢が言うには『武神』と呼ばれる程に冷徹だと聞かされた静流だが、正直疑っている。
そして安堵したせいなのか、それとも静流を嗤うつもりなのか、朝霞は急に笑い出した。

「ッハハハハハ!まさか私の容姿に惚けようとは!物好きもいた者だ!ハハハハハ!」
「その、あの…」
「なに、君を嗤うつもりは毛頭無い、兎にも角にもこれから共に戦うチームだからな、宜しく頼むよ」
「ゑ?」

何か凄い事言って来たよこの人!?チーム?共闘?どう言う事だサッパリ分からない。
「隊長なら何か知ってるのでは無いか?」と、燈矢に助けを求める静流、すると燈矢は

「アイェェェェェェッ!?」
「え、隊長も驚くんですか!?」

何と言う事だ、どうやら燈矢ですら知らなかったらしい、だが朝霞は「何故知らないんだ?」みたいな顔をしている。
少しワザとらしく感じた為ジト目で燈矢を見ると、燈矢は「いや本当に知らなかったよ!?」とでも言わんばかりに首を横に振っていた。
その様なコントをやっている内に、呆れたのか朝霞が口を開いた。

「司令から聞いていなかったか?北方連合及びレイヴンとの戦闘にも備えて、葛城 静流を私達三島小隊と合流させると」
「いや、全く聞いてないよ三島」
「えっと、三島さんの隊に私が合流って…どう言う事ですか?」
「その通りだ、君には私の隊に一時的だが入って貰う」
「さいですか…」

北方連合、ユニオン、SB、ブリタニア、そしてレイヴン、そう言えば現在は世界の覇権を握って第三次世界大戦が起こりかねない状況にあったのだ。
そしてWhite/Fangは北方連合の兵器
Иpina・Aзмов(イリーナ・アシモフ)
の奇襲により全滅、所持していたレギオンと隊員の殆どを喪う大損害を被ったのだが、レギオンの能力により命からがら生き延びたと言う現状だ。
更に向こうには、静流の同僚もいる。大量の犠牲を伴う決死の作戦、それもあるだろう。世界を打倒し鴉を駆逐し、自身の家の真相へ。

その憧憬と屍の先に、何があるのか。

「レイヴンとの戦闘も考慮した実戦訓練をこれから行う、ついてこれるな?」

三島の質問、すると静流の顔付きは変わり目つきも鋭くなる。三島は静流の答えを予想してこの質問をしたのだろう、静流の返答は彼女の意思の表れ、犠牲を払い、屍の山を築き上げてでも復讐を果たす。

「当たり前です」
「良い目だ、一ノ瀬、少し借りてくぞ」
「あぁ」

物語は、再び紡がれる
彼女の素敵で
残酷(すてき)で
魑魅魍魎(すてき)な

英雄譚(ものがたり)








次回代弐節
「懊悩陶酔愉悦御来光」
久しぶり
(つってもあんま時経ってないけど)
の更新じゃーーーい!

次からは三島隊と静流メイン
佐之も早い内に出さなくては

Re: White/Fang(過激グロ注意) ( No.24 )
日時: 2019/12/03 17:16
名前: 祝福の仮面屋

「お前達!彼女は本日付けで我ら三島小隊に特別入隊する事になった、葛城 静流だ!」

三島小隊長、三島 朝霞の一言により周囲の視線が静流に殺到する。そして隊員達は静かに、「あの子が例の…」や「面白そうだ」と言ったざわめきが聞こえて来る。
だが、無論ざわめきの中には歓迎する者だけで無く、「あのガキが…?」「マジかよ…」と言った否定的な者も多かった。そしてそのうちの1人が、「偉そうにすんなよ」と露骨に不快感を表した瞬間ーーー

「喧しいッ!」

怒りを露わにした朝霞の一喝により、周囲のざわめきが消える。
そして彼女は周囲が静まったのを確認すると、静流へ自己紹介する様に促した。

「White/Fang、元一ノ瀬小隊!現三島小隊所属!葛城 静流です!これから数ヶ月、よろしくお願いします!」
「だそうだ、お前ら!全力を以って、全員でしごいてやれ!」
「「「はいっ!」」」

静流の挨拶と朝霞の号令、そして隊員達の活気のある返事、彼女は恐らく隊員達からかなり信頼されているのだろう。故に、少数の否定派も彼女の一喝により消え去った、静流の事を思っての行為だったのか、朝霞は静流に目配せをして来た。
「午後13時から対人訓練開始!解散!」と、朝霞は隊員達に告げ、隊員達はそれぞれの行動に入る。
食堂に行く者、自主鍛錬を開始する者など様々だった。

「葛城、君にも対人訓練に参加して貰う。君の実力を測らせて貰おう」
「分かりました」
「相手はそうだな…不破で良いか」
「不破?」

【不破】…その名には聞き覚えがある、と言うか、思い出したせいで嫌な顔をする。
朝霞が「不破!」と声を掛ける、すると1人の少年が軽快な足取りで駆け寄って来た。
年齢は静流と同じ、笑顔でこそあるが肝心の目は全く笑っておらず、何処と無く大人びた雰囲気と不気味さを感じさせる出で立ちだ。

「やぁ静流、久しぶりだね」
「やっぱアンタか…」

ニコッと微笑み掛ける不破と、はぁ…と大きなため息を吐く静流、その2人を見て朝霞は声を掛ける。

「葛城、君は不破と戦闘を行って貰う。遠慮はするな、常在戦場の意識で挑め」
「「は…はい」」

少しだけ圧を掛けて来る朝霞、彼女の圧に押され少し引き攣った返事をする不破と静流、ちょうど13時の合図が鳴り【White/Fang流】対人訓練が開始される。





代弐節
「懊悩陶酔愉悦御来光」





「ハッ!」
「オラァッ!」

各隊員がそれぞれ得意な兵装を使用し、【鴉】の格好に扮したもう1人の隊員と組手を行なっている、これをトーナメント形式で行いまた別の者とペアを組んで組手を行う。
それが【White/Fang流】の対人訓練だ。



「ハァァァッ!」
「甘い!」

不破の足を刈り取ろうと下段に蹴り込むが、姿勢を低くした不破の右手に弾かれる。
そして数手交えた所で、忍者の末裔である静流は密かに感づく
【この男は体術に精通している】
と。
それも空手や柔道と言ったここ最近の物では無く、どちらかと言えば古来より伝わる【古武術】の動きに近い。空手や柔道と違い、実戦を意識した(正確に言えば実戦しか意識していないが)【古武術】は、相手との苛烈な組合を想定した動きが多い。
故に、相手の隙を突く技も多くーーー

「セイヤッ!」
「がっ!?」

版ッ!と跳ね上げられた腹部に、不破のガチで殺す気の掌底が叩き込まれる。腹部…しかも胃にもろに当たった為、胃を貫く鋭い激痛に顔を歪めるが、こちらとて返し技の位はある。

「調子に………乗んなや!」
「うおっ!?」

掌底を撃ち込み、硬直した不破の腕に即座に脚を絡み付け、不破を押し倒し寝技の態勢に持って行く。【葛城流】とて元を辿れば一つの古武術がルーツであり、同じ古武術の長所や短所くらい学ばされているし、古武術使いとの戦闘も想定した訓練も行なっている。
肘を固められ、苦悶の声を上げる不破。状況の変化に静流はほくそ笑むが、この判断が失敗だったと直後に痛感する。

「ん"ぬ"ぅ"ぅ"ぅ"!」
「ッ!」

腕力で強引に拘束を振りほどいた不破。そして強引に解かれた事で、体勢を崩した静流の顎にゴッ!と不破の放った裏拳が、見事にクリーンヒットする。
轟ッと吹き飛ばされる静流、そして不破はと言うと…何と走りながら追いついて来た、その修羅の如し形相に驚いた静流は体勢を立て直しショルダーチャージの体勢で突っ込んで来た不破の突進力を利用し、彼の腕を掴んで背負い投げを喰らわせる。

「ぐぅっ…!」
「トドメ…!」

仰向けに倒れ込んだ不破にトドメを刺そうと跳躍する静流、腰から刀を抜き不破の首元を刈ろうとした刹那ーーー

「やめ!」

と、介入して来た朝霞に止められ静流は驚愕の表情をする。何故なら全力を込めた渾身の一撃を、指一本で止められたからだ。
目を白黒させる静流を傍目に、朝霞は拍手をして2人を賞賛する。

「見事だ、不破はこれでも体術に秀でてるからな、単騎でここまで行けるのは葛城位だろう!それに不破も不破だ、幕末からある忍の末裔を相手に優勢に立ち回った!」

朝霞に「周りを見てみろ」と促され、されるがままに周囲を見渡す。周囲の隊員達は呆然としており次の瞬間、拍手喝采が地響きの如く鳴り響く。その喝采の中、朝霞は隊員達に
「お前達もこの2人を見習う様に!」
と喝を入れると、各隊員達が一斉に活気溢れる返事を返した。

「さて、私は少し野暮用があるので暫く留守にする。お前達は訓練に励む様に!」

と、喝を入れると朝霞は去って行った。
返事をした各隊員達は、今度は別の隊員とペアを組んで組手を再開する、静流と不破はこのあと滅茶苦茶組手やらされた。













「…そっちはどうだ?」

White/Fang地下研究室に朝霞は来ていた、朝霞がそう問い掛けると暗闇の中から男が1人現れる。男は黒いコートを羽織っており、唇が無く歯が露出していた。

「トリガーの事ですな?順調です」
「そうか、なら良い」

【アサルトトリガー】、レギオン保有者専用の装備として開発されているこれは、レギオンと保有者のDNAを最適化させレギオンとのリンク率を向上、レギオンの活性化を行う。
そしてまだ実験段階だが、現在はフランスの科学者【Abel=Blanc】から頂いた研究資料を元に、レギオンとの融合実験も行なっている。
朝霞は、アサルトトリガーの置かれているガラスケースを見る。

「【Chein Beast】…、君はどんな可能性を示してくれる?葛城…」








次回
代参節
「興味愛想なんての無い脳内」

戦争?勿論やるよ、鴉と狼のな
(世界戦争編は代参幕から)

Re: White/Fang(過激グロ注意) ( No.25 )
日時: 2019/12/22 10:59
名前: 祝福の仮面屋

「うむ……誰を向かわせるべきか…不破…は駄目として、葛城……は名義上私の隊とは言え元々は一ノ瀬のとこのだし………」

三島小隊隊長・三島 朝霞は、今後の作戦について頭を抱えていた。主にWhite/Fang恒例の、【レイヴンへの単独潜入調査】へ行かせる者の選抜に誰を選ぶべきか、部下思いな彼女はそうそう決断にいたれていなかった。

「だとしても下手な者を出す訳にも…」

そして不意に扉がノックされ、「ひゃうっ!?」と少女の様な悲鳴を上げ扉の方に一瞬で振り返る朝霞、「ゴホンッ」と空咳を一つすると彼女は扉へを開ける。
すると中に、振り袖姿の静流が入って来る。
朝霞の不可解なものを見る様な視線を気にしたのか、少し静流が赤面したが朝霞は可愛いと思いながらも、安心するよう促す。正直、和風メイドの様に可憐な姿をした静流に若干見惚れながら、彼女へ座るように促す。

「で…なんで私の所に来たんだ?」
「い、いえ!その…何というかですね…隊長の唸り声が聞こえて来たから?少し気になっちゃって…」

「あー、聞いてたか….」と、少し申し訳なさそうな表情をする朝霞。少しだけ神妙な表情をする静流に「いや、問題ない」と伝え、唸り声を上げていた理由を話す。

「まぁ何だ、その…レイヴンへの単独潜入調査の任務についてだが、誰を選抜しようか迷っていてな…」
「あー、ありますよね。ゲームとかでも」
「いや冗談で言ってるわけじゃないんだがな?」
「分かってますよ隊長」

静流の軽口に苦笑いを浮かべる朝霞と、彼女の反応を見て楽しんでいるのか不明だが、口元を隠しながらコロコロと笑う静流。
そして、数秒程経った後笑い合っていた二人の表情からは笑みは消えており、剣呑とした雰囲気が広がっていた。そしてその空気を破る様に、静流は静かに口を開いた。

「隊長、お願いがあります」
「………何だ」
「レイヴンの単独調査、私にやらせてください」

朝霞は絶句する。
恐らく、White/Fang結成時から見ても自らレイヴンの単独潜入調査を志望する者は、静流が初めてだろう。朝霞は「本当に行くのか?」と、再度静流に質問するが、彼女の答えは変わらなかった。
【何を言っても聞かないだろう】そう察した朝霞は、餞別……または餞と言わんばかりに険しい表情で、静流と自身が挟むテーブルに一つのガジェットを置く。そのガジェットはグリップの様な形状をしており、上部に赤いスイッチが一つ配置されていたシンプルな物だった。

「これは?」
「アサルトトリガー……【東柄重工】謹製のレギオン保有者専用の武装だ。テスト運用時点では副作用の確認はされなかったが、どうなるか分からんぞ。あくまでこれは切り札として捉え、普段使用は極力避けろ」
「……分かりました。では、私はここで…」
「待て」
「………何でしょう」
「これだけは覚えておけ、世界を滅ぼすのはレギオンかもしれない…だが、世界を繋ぐのもまた…レギオンだ」
「……はい」

朝霞の言葉に静かに頷いた静流は、隊長室を後にした。





代参節
「興味愛想なんてのない脳内」





「ここが…会津…」

東京から数10キロ離れた場所に存在する隔離区域・通称【外郭】に存在するそこには、他の街とはまた違った、荒廃した何かが存在した。
【電脳海賊・レイヴン】、妖の出現と共に活動を始めた者達。
否、彼らは前から活動していたのかもしれない。後に勃発する、戦いを暗示しているかの様に。
静流が少し歩いた先にアイズへと続く入口が見える。壁にこそ囲まれているが、外へ続くトンネルなど無く扉の外へ一歩でも出れば、そこから先は【外郭】の荒野が広がる。

「(確か…裏ルートを模索してあるから、そこから中に行けって隊長は言ってたっけ)」

静流は円形に都市(?)を囲んだ壁に沿って歩き、更に少し歩いた所に裏門を見つける。
彼女は門の中に入り、手近な人に話を聞こうとした刹那ーーー

「ッッッ!?!?!?」

彼女は撃たれた。

「がっ………ああああああああ!いってええええええええええ!」

脚を撃たれたのか、脹脛を抑え地面を泣き叫びながら転げ回る静流。そんな彼女を見下ろす人影を、静流は睨み付ける。
静流に睨み付けられた男は、「そんな睨むなよ、怖えじゃねぇか」と、軽口を飛ばして彼女を見据える。

「なぁ嬢ちゃん、さてはここのもんじゃねぇだろ?身包みか金目のもん置いてけよ…それがない場合、どうなるか分かるよな?」
「………ひぐっ、うぅ……」
「お?何だ…っておいおい!この女漏らしてやがるぜ!」
「マジか!まぁ、急に撃たれた挙句こんな恐喝まがいな事されりゃ、誰でもそうなるか!でもやっぱ、黙って貰ってなきゃならねぇからなぁ…」
「ん!んんんんんん!」
「静かにしててくれよ、後で気持ち良くしてやるからさ」

口に猿轡を嵌められ、静流は多数の男達に抱き抱えられながら男達は自身のアジトへと向かって行く。そして静流は、この男達は鴉の構成員でない事にも勘付く、少なくとも鴉はこんな郊外間近な所に来ないだろうし、まず金目の物が欲しいなんて三下臭い事は言わないだろう。
男達に連れられ、静流は脚の痛みに我慢しながら歩く。

「さて着いたな、おい!この嬢ちゃんを立てねぇ様に腕ぇ縛って、そこら辺に座らしとけ」
「はいよ、大人しくしてろよー」
「ん"ん"ん"ん"ん"!」
「何言ってるか分かりませ〜んw」

男達は笑いながら静流の腕を縛り、柱に座らせる。

「まぁ、身包み剥ぐ前に泣き叫ぶ声が聞きてぇからなぁ…猿轡くらいなら取ってやっても良いだろ」
「んんんんん!……っぷは!はぁ…はぁ…!貴方達は誰なんですか…!?それに、何で私を………?………っ!」
「さっきも言ったじゃん、俺らは金目の物が欲しいんだよ。それが駄目なら身包み置いてって貰うし、それも駄目なら強硬手段ってとこか?それに嬢ちゃんは脚怪我してるんだしさ、もう楽になろうぜ?身包みやら金目の物やらは、俺達が有効利用してやるよ」

痛みに呻く静流を他所に、男は笑いながら拳銃に弾丸を込める。

「うぅ……うわぁぁぁぁぁぁぁぁん!痛いよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!何で撃ったの!?私何もしてないじゃん!」
「五月蝿え餓鬼だな………もう良いや、死ね。金目の物やら身包みやらは、お前殺した後でじっくり漁ってやるからよ」

泣き叫ぶ静流を睨みつけながら、男は静流の眉間に銃口を突き付ける。本来、人殺しを初めてしよう者なら手が震えるのだが、男の手は全く震えていなかった事から男はこれまでに何人か殺して来た事が分かる。

「じゃあな」

男は引き金に指をかけ、泣き叫ぶ静流を打ち抜こうとした次の瞬間!

「痛いよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ………っしゃ治ったァ!」
「なに…!ぎゃああああああああ!」

工場内に、静流の叫び声と男の悲鳴が響き渡る。
男の悲鳴を聞いた他の男達は大慌てで工場内に入って来た後、目の前に広がった光景に戦慄した。
彼らの目に移ったもの、それは右腕を抑えながら床を転げ回る男とつい先程まで脹脛を撃たれた満足に歩けなかった少女が、満面の笑みで転げ回る男の頭を左脚で踏み付けていたからだ。
少女・静流は弄ばれた怒り故なのか、公衆の面前で小便を漏らすと言う痴態を見られた恥ずかしさ故なのかは不明だったが、今尚収まらない怒りを男にぶつけガスガスと男を踏み続けていた。

「テメェ!一体どうしてくれんだ!私の痴態をあんな公衆の面前にさらしやがって!この歳で失禁する事が、現役JKにとってどんだけ恥ずかしいか分かっててやらせてんのか××××野郎が!爺にすら見られた事ねぇんだぞ!」
「ギ、もうやべ……」
「あぁ"!?知るかボケが!花のJKに赤っ恥かかせてくれやがって!身包み剥ぐとか言ってたなぁ、何なら剥ぎ取り繋がりでお前の皮がどこまで繋がって剥けるか挑戦するかコラ!」
「死ねぇぇぇぇぇ!」
「テメェが死ね!」
「ぎゃばっ………!」

静流は腰から刀を抜き放ち、殴り掛かって来たもう一人の男の頚動脈を撫で斬りにする。
男の首から、まるで間欠泉の様に噴き出す真っ赤な血液を浴びながら静流は狂気染みた笑みで、刀身に付いた血を舐める。側から見れば、目の前にいるのは猟奇的殺人鬼とその被害者という構図にならなくもないが、今回の被害者は静流である為そう言う事にはならないだろう…多分。
男達は腰を抜かす者もいれば、静かに失禁する者もいた。
もう一人の男は後退りながら逃げようとしたが、運悪く静流に目を付けられ一足飛びで距離を詰めた彼女に床に縫い付けられる。

「ひぃ!い、命だけは助けてくれぇ!」
「じゃあ質問ね?」
「は、はい!」
「レイヴンって知ってるでしょ?私、そこに用があるの。レイヴンのアジトまでの行き方を教えて欲しいかな〜♪あ、比較的安全なルートでね?嘘ついたらどうなるか…分かるでしょ?」
「ひ、ひぃぃぃぃぃ……そ、それは」
「はい時間切れ」

ザクリ、と音を立て男の脚に刀が突き立てられる。
男の野太い悲鳴、その五月蝿さに静流は耳を抑えながら優しく微笑み、男の耳元で囁きかける。

「そっかぁ、じゃあ1000から3ずつ引いてみよっか♪ちゃんと質問答えてね?はい1000ひく3は?」
「き、きゅきゅきゅ…きゅうひゃく…きゅうじゅう…なな。き、きゅうひゃく…きゅうじゅう…よん。きゅうひゃく…きゅうじゅう…」
「はい、答え聞くね?鴉のアジトへの行き方は?」
「きゅうひゃく…はちじゅう…はち。き、きゅうひゃく…はちじゅう…ご!きゅうひゃく…」
「はい時間切れ」
ザクリ
「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああああ!」

静流は溜息をつく。

「これがラストチャンスね?私は何も、呑気に数字だけ数えてろって言ってた訳じゃないの。拷問続けたら、貴方の精神壊れちゃうでしょ?正気を保ってられる様に数えてろって言っただけ。………早く言えよ」
「こ、ここ"から…数キ"ロ歩いた先に"、旧地下鉄の駅がある"。そこを"通って"い行けば、レ、レレレイヴンの、あ、ア"ジトに"、着ぐがら"…」
「そっかぁ、有用な情報ありがとね?」
「い"、いのぢだけは…」

血尿を垂れ流しながら、男は涙でぐちゃぐちゃになった顔で静流に命乞いをする。それを静流はーーー

「無理♪」

妖艶な笑みと共に、斬り捨てた。






「さ〜てと!行きますか」

静流は、私服任務だった為に着てきたお気に入りの振り袖を血に汚しながら、鴉の巣へと向かう。
目指すは鶴ヶ城。
そこに巣食う、彼女の大事な物を根こそぎ奪って行き、玖を奪って壱を与えた憎き鴉達を一羽残さず殺す為に。





次回
代肆節
「No.chance of survoiving」
久方振りの投稿!
この拷問を通して、静流はやっぱ忍の末裔なんだなと感じて頂ければ
そしてレギオン保有者専用装備のアサルトトリガーとは?
因みに、白牙の専用装備は全て東柄重工謹製だったり

Re: White/Fang(過激グロ注意) ( No.26 )
日時: 2020/01/01 23:15
名前: 祝福の仮面屋

White/Fang 正月特別編

静流「祝!白牙閲覧数400突破記念&新年あけましておめでとう!」
一同「「「イェーーーイ!」」」
静流「さて、何やなんやありながらも無事に2019年を過ごせましたね」
新「そうだな、最初はやる気のあった作者もどこぞの北方連合の娘が出た辺りからかなり迷走していったからな」
作者「……申し訳ない」
三葉「まぁ、最近はしっかり投稿しようとしてるし良いんじゃない?」
佐之助「でもまぁ、ウチの作者って能力ものだったり復讐譚だったり色々やってるよな、そんで今んところヒット(?)してんのは白牙だけだが」
燈矢「最近作者は爬虫類にはまっているらしいね、新しく飼い始めたんだっけ?爬虫類」
作者「一応、ヒョウモントカゲモドキなら…」
Ирина「Aвтору нравитcя Леопа?Мне также нраvитcя Леопа♪」
一同「「「何でいんだよ!?」」」
Ирина「Я пришел сюда♪」
佐之助「いや『来ちゃいました♪』じゃねぇだろ!お前、そこは空気読んで北方連合にいろよ!」
新「おい佐之!彼女は一体何を言ってる。通訳しろ通訳」
佐之助「えっと…『作者さんってレオパ好きなんですか?私もレオパ好きですよ♪』と言ってます」
二伊「物理的にも作品的にも2019年は色々あった年だったよな」
三島「更に政治経済でも色々な変化があったからな」
四堂「今年も良いお年を!」
五河「………」
四堂「日鞠、こういう時くらい喋ろうか?」
Aaron「Our success!」
Abel「Attenz-vous a mendire!」
Michera「Well everyone」
静流「あー、と言う訳でして……2020年も何卒よろしくお願いします!」

Re: White/Fang(過激グロ注意) ( No.27 )
日時: 2020/01/10 21:55
名前: 祝福の仮面屋

〜会津エリア・鶴ヶ城付近〜

「さてと、侵入ルートも確保出来た事だし!ちょっくらこの街の探索とでも行こうかな」

静流はそう呟くと、鼻歌混じりにルンルンと歩きながら会津の街並みをグルリと見渡して行く。文書とかニュースでもこっ酷い惨状だと聞いてきた為、正直来る前までは街並みとかめちゃくちゃボロいんだろうなと思っていたが、全くそんな事は無く街並みはサイバーパンクを思わせる近代的でありながら、衰退しつつある良い塩梅を醸し出していた。

「こう言うの好きなんだよね〜……っとアレはまさか!?」

なにかを見つけた静流は、何かに向かって真っ先に走って行く。
そこはちょっとした露店らしく、そこに建っていたのはーーー

「へいらっしゃい!」
「おっちゃん!タコ焼き一つ!」

タコ焼きの店だった。
何気に、こんな廃れた場所にタコ焼きの店がある時点である種の感動が込み上げてきたが、そんな事は御構い無しに静流はタコ焼きを一つ購入する。

「今食べて良い!?」
「おう!かまぁねぇよ!バクッといっちまいな!」
「そんじゃ、いただきまーす!」

そして、静流はタコ焼きを一つ頬張る。
次の瞬間、静流は目を見開きーーー

「ーーーーー〜〜〜〜〜〜♪♪♪」

あまりの美味さに震えた。

「美味い!」
「おっ!そいつぁ嬉しいねぇ!」
「いやマジで!冗談抜きで!」

カリッカリの表面を噛み砕いた刹那、フワッと香りが口の中で広がりトロットロの中身が少し熱いが、プリップリのタコと良い感じに混ざり合うのだ。生地とタコがそれぞれ主張しながら互いの邪魔をしない、東京エリアでも食べた事の無い未知なるタコ焼きに静流は感動した。
ものの数分でタコ焼きを食べ終えた静流は、少し罪悪感を感じながらもタコ焼き屋の店主にとある事を訪ねた。

「ねぇおっちゃん」
「ん?」
「レイヴンって昔はどんな組織だったの?」

店主は少し表情を曇らせる。
地雷でも踏んだか?と静流は考え、無理に話さなくても良いと店主に言ったが、店主は口を重く開いた。

「嬢ちゃん、悪い事は言わねぇ。カンヘルには気を付けろ」
「カンヘル?」
「レイヴンのリーダーの名前だ。そいつがリーダーになった事で、確かに会津は豊かになったが……何かが変わっちまった。それに…」
「ありがとうおじさん。私、もう行くね」

静流は謝罪も含めて礼を言うと、店主は「気を付けてな!」と先ほどと同様の明るい笑顔で見送ってくれた。
そして鶴ヶ城へ向かう途中、静流はとある疑問に頭を捻っていた。

「(カンヘルがリーダーになってから何かが変わった…じゃあ、カンヘルの前のリーダーは誰だったの?いや、そもそもソイツは人間なの?)」

静流は考え、彼女の人生を喰い荒らした鴉の巣へと向かって行く。
これから起こる、悲劇を暗示するように……




次回
代肆節
「No.chance of survoiving

これからは前編後編構成で投稿!以上!

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