シリアス・ダーク小説

不死身の、独り言
日時: 2020/01/19 17:08
名前: 妖精

初投稿です。おねがいします。                     …           朝から、教会が鐘を鳴らしている。どうせ、またダンジョンにつっかかっていったバカな冒険者だ。たいてい、ここは子供を4人とか、5人産むから、次の跡取りになろうと必死なのだ。そしてそういうバカは大抵貴族だ。普通気が付くと思うけど。自分程度じゃあどうにもならないって…       私は、泣きはらす親を鼻で笑う。私は、他よりずっと長い時を生きているから、たかだか100年の生命を、もてあそび、狂わせている。それが、唯一の暇潰しだった。15で、今みたいにこういう考え方をしない、仲間がいる時ならば違った未来だったと思うけどね。さてと、今日もダンジョンで金稼ぎますか。私、いつ死ぬのかなぁ…。

目次
一章「ダンジョンの中の出会い」>>1
二章「神の名の元に」 >>9
三章「ユグドラジルと異端審問官」>>27

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Re: 不死身の、独り言 ( No.40 )
日時: 2020/05/02 11:25
名前: 妖精

「はい。なんか、情報収集しようと思ったら見つけて」
「妹を、止めて欲しくて」
シェイドは真剣な顔つきで言った。
「操られているだけなんです、妹は。本当に悪いのは異端審問官と隣の国アースガルド」
解説すると。
異端審問官は、アースガルドの物である。
だが、友好関係を築いていたリンガイアにも派遣していた。
しかし、今はそれを利用してリンガイアを乗っ取ろうとしているらしい。
「シェイドは、幽体離脱したわけね。」
「はい。こういうとき頼れるのは冒険者ですし」
というわけで
11人(人じゃないのも居るが)で出発した。
***
「おにーさん達、もしかして城へ行くの? 」
「そうだけど、君は?」
「僕は、アルト。お母さんが捕まったから助けに行きたいんだ。」

Re: 不死身の、独り言 ( No.41 )
日時: 2020/05/02 11:52
名前: 妖精

(本当は、嘘だけどな)
アルトは呆れていた。こうも簡単に自分の話を信じるとは。
彼の母親はもう死んでいるし、今はもう助けに行こうなんて思わない。
***
「取りあえず最後尾を歩いて貰おうか。」
ログの意見に全員が賛成した。
実はこの時点で全員がアルトがスパイだと知っていた。
アルトからしたら気づかれず襲えて願ってもない話、だが,,,
普通に考えたら、一番若い彼を襲われて気付きにくい最後尾に置くだろうか。
しかし、スパイならば話は別だ。
襲われてもやり返せるし、そもそも襲われない。
だからログはアルトのすぐ前を歩いた。
***
(この女、魔法使いか。戦力を削るには十分だ。)
彼への命令は、戦力を削ること。
魔法使いは珍しいパーティーメンバーだから、居なくなれば十分な被害を与えることができる。
アルトは、ログに隠し持っていたナイフを突き立てた。

Re: 不死身の、独り言 ( No.42 )
日時: 2020/05/05 17:45
名前: 妖精

その直後。
アルトは動けなくなった。
「影縛りの罠だ。仕掛けて置いて正解だった」
アルトは青ざめ、ナイフを取り落とした。
「ふー、いたた。」
一度は倒れたログも再び立ち上がる。
「じゃ、道案内ヨロシク」
アナが話しかけるが、
「は?やだよ、ババア」
「え?、今なんと」
唖然とするメンバーの中、ハナが進み出る。
「人に話し掛ける時、ちゃんとしないとだめです」
「お前に俺の何が」
「わからないですよ、でも、貴方の心を癒すことはできる。」
ハナ以外の全員が気付いていたが、ハナは癒すどころかアルトの心をノックアウトしていた。

Re: 不死身の、独り言 ( No.43 )
日時: 2020/05/22 18:19
名前: 妖精

ガタッ!
「お邪魔しまーす」
「だれ?」
「通りすがりの冒険者ですが」
ログ達は超あっさり最奧に乗り込めたのだ。
***
「そんなことが」
アンナは真実を知ると頭を下げた。
「ごめんなさい、知らなかったとはいえこんなことっ」
「いいよべつに」
「では」
アンナは顔を上げた。
「私のワガママ、聞いて下さいますか?」

Re: 不死身の、独り言 ( No.44 )
日時: 2020/05/29 15:52
名前: 妖精

「今すぐ門を開けて投降なさいっ! 」
アンナは隣の国アースガルドの正門の前で叫んでいた。
「アンナ,,,様。出てきませんよ、そんなことじゃ。俺の祖国ですしハッキリ言いますけど」
アルトの言葉をハクが遮った。
「この国の国王は異端審問官アグリネスの弟で、逆戻りの時計教の妄信的な信者。」
「俺の台詞をとるなっ」
「まぁ悪気がある訳じゃ無いので許してあげてくれる? 」
「うん」
「ハナに甘すぎじゃないの」
逆戻りの時計教とは、いつか来る災厄の時に信者だけは助かるというありがちな宗教である。
「じゃあアルトとハナで行ってきてよ」
別にハナだけでも良いけどどうせ付いて行くんだろ。
「行ってきまーすっ! 」
聖女と駒使いっぽい少年じゃ怪しまれないだろうし。
***
「ネリオス様、教会の聖女と手伝いの少年が、教会に進展があったので話に来たと」
王の側近、レイリアが告げた。
「通せ、恐らくあちら側の遣いだろう」
それにしても何が。ネリオスは考え始めた。

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