シリアス・ダーク小説

チェイサー 上下田編 第一話 完結済み
日時: 2020/05/22 09:24
名前: 追佐 龍灯

第一話

「うっひょうすげーーっ!」
俺の胸の鼓動は高らかに響いた。眼前に何があったかというとかつて日本最大のテーマパークと呼ばれた(元)夢の国である。
なぜ(元)といういいまわしをするのかというとここはもうお姫様の城だけ残った駐在所だからである。
「すみません」
長く太い声が頭の上から聞こえた。
「なんだとおらぁ!」
俺は後ろに向けて怒鳴った。が、見えたのは大きな腰だけだった。
身長178cm山梨で一番デカかった俺の、二倍近くはある。  身長...
...........................................................................................................................................化け物んん!!!!!!!
「あ、あのだいじょうぶですか?」
「ち、近寄んなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」  「こらーーーー」
なんだ今の声。  女?
「警官が市民をいじめてどうするんですか!」
「私がいじめたんじゃありません。あっちがかってに...泣き始めて。」
お前何言ってんだ!  事実だけど...
「うそをいいなさい!」
「だから違うんですよー泉 由香さん。」
「警官なのに嘘つくんじゃありません!」
「信じてくださいよーー。」
「...あら、やる気?」
「あなたが消えれば上官の席が一つ空くでしょう?」
俺のいないところで話を進めるな!
長身の警官は手に書かれたカエルの絵をみせ、こういった
「カルマズドラゴン vor竜」
警官の手から竜が飛び出し女の口許まで行った
あれ、だいじょうぶなの?俺、助けたほうがいいんじゃね?この場にいるのは、警官 女 俺 と、遠くのほうに子供がいる  うん助けられるのは俺しかいない
「あぶなーーーーーーi」
どっかーん
女は渾身のけりを見せた  レベルがチゲーーっ よし、決めた俺実家に帰ろう。両親はこの場所に来ること反対してたしな。実家近くのコンビニでバイトしよう。コツコツお金たーめよっ。ここ上下田に来たことなんて忘れよう。
世界最大級の埋め立て地上下田。東京湾を塗りつぶすように作られたそこは、作られた当時こそいろいろな希望をのせていたが、現在は...悪徳政治家 暴力団 日本マフィアetc...が立ち並ぶクズのたまり場だった。
そんなところに俺は行こうとしていた。大学に入学させてもらったまではいいものの、勉強についていけず中退。地元のいかんせんなやつらと タバコ 酒 の毎日。結局そいつらは俺の知らないところでドラッグやってつかまって。ここ...上下田なら本当の悪があると思って来た矢先警官と女の小競り合いを見て自分のだらしなさに気づく...     さぁ、これからまじめに生きていこう!

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「行きましたかね?」 由香さんは口を開いた。
「最近はやっと少なくなってきましたね。上下田に来る人。」長身の警官とよばれた本田三良は(やれやれ)といった素振りでズボンについた土を払った。
ここは上下田北口駐在所。上下田北口に設置された東京県警の駐在所である。
上下田ができたことにより東京の治安は一気に悪くなった最終的な国会の判断は警視庁の看板を東京ではなく埼玉に背負わせるということになった。故に東京県警、東京都という名も今や衰退しかけている。
泉由香  公安警察の下っ端警官である。
本田三良 東京県警巡査部長。

「二人とも、何やってんだか?」
ずっと黙っていた子供は、やっと口を開いた。彼の名前は玉城紀征。上下田に入る前の人に保険料を払ってもらい、万が一、お金を払った人物が危険な状態に晒されたときに、彼の裏の人物が、助けてくれるというものである。
「まだこんなことやってるの?」
由香はあきれたような表情で紀征に言った。
「そういえば泉さん。今日上下田北口に来た理由は何なんですか?あの青年を追い払う...ってわけでもありませんよね。......また例の組織でですか」
由香はあ、今まで忘れてたとでもいうような表情をした。見良はほんとになんで僕は昇格できないんだろう、と思った。
「地下組織『TORANP』。最近日本での活動が多くなっている謎の組織。大国アルリルカでもその存在が発見されていない組織。...やっと尻尾をつかめたわ。」
由香は重たそうな口を懸命に開き、言葉を終えた。
「そんなことを一警官である私に話していいんでしょうか?」三良は言った。
「あっ!!.........まぁそんなこと言っても、あの人たちは知ってるんでしょうけど。」
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がっさがっさと、ポケモンが出てくるような音を立てながら、井切絵見元は部屋に入ってきた。
「みなさん!夜勤明けご苦労様です。...そんなことよりっ!」
そんなことより!?
「なっちゃいましたよ!川柳王!」
井切は雑誌の俳句募集のコーナーを開き高々に見せびらかし、満面の笑みを見せた。
「井切さーん。」もわ〜っとした空気とともに木野田理恵は口を開いた。
「川柳王になる前に、仕事王になってくださ〜い。」
「( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \ハハハハハ」結構小さめの笑いが聞こえてきた。和泉京介(女)だ。間違えてこの名前になったらしい。しらんが。
「フッなれたらいいね〜。し.ご.と.お.う!ギャハハハハハハハハハハハハハハハハハハ」
「きょっ京介さ〜ン。わ、笑いすぎですよ〜〜き、聞こえちゃいます〜〜〜。」
「だ れ に 聞こえるんだろうな?」ヌッとチェイサー本部長である高橋景臨が現れた。
「セ、先生!」ちなみにここの人たちはみんな景臨のことを先生と呼んでいる。...一人を除いて。
ここは、チェイサー本部。(本部しかないけど本部。)非政府政府組織。創立に当たる経緯は、また今度話そうか。簡単に説明すると、警察じゃない警察といったところである。(余計わからんわっ)
「仕事しろーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!!!!!!!!!!!!」
景臨は絵美元の雑誌を破り捨て、銀河のかなたまで吹き飛ばした。
「そっそんなぁぁぁぁ薄給でわざわざ買ったのに〜〜〜。」
「薄給でっ  」

「へっ??」絵見 逃亡。

  失敗。   捕獲。

「わるかったなぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
本部から一人人が消えた。
「おい木野田〜絵見元がいつ帰ってくるか賭けようぜ〜。」
「ちょっと京介さんっ!」
「俺はそれ乗った。」景臨はにぃと笑いながら言った。
    なんでーーー?」
『先生っ
    いくらかける?」     ドッチモはてなだな。へっ 皮肉?
京介はさっきまでの愉快な表情と一変して真剣な表情で笑った(結局笑うのかっ!)
「そういえば『ジャガー』の件はどうなったんだ?」
「あぁそれなら.........三人に行かせてある。」
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ビュオーーッ 風がすごいのを三人は肌で感じている。止まったら...薄給が減給になると知って。
 ぞくっ
               約30分後(ずっと走ってた。)
二人は直立に見上げた。地面に大きな影がある。でかいビルだ、約300メートル。
「でかいですね。」「え?それ今ナレーションさんが言ったよ。」「ナレーションさんなんてただの現実逃避作者でしょう?ほっといたらいいんですよ。」     ザクッ いたっ。
「ハァはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁ」
後ろのほうから声が聞こえてくる。
(うるさいなぁ)(うるさいですね)
(無視しようぜ)(そうしましょうか)
「はぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁ」「...............」
「はぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁ」「...............」
「お前らなんかしゃべれよ!文野ぉぉ、公次郎ぉぉ」
さっきからうるさい彼の名前は、長宮小松。
「だって長身なのに足が遅いとか、完全にマイナスですやん。」 「ほっとけ!!」
敬語なのに、毒舌でしゃべる彼の名前は、山本公次郎。
「まぁまぁッ、二人とも落ち着いて。」
さっき無視しようといい始めたくせに、話をまとめようとする都合のいいこいつの名前は安土文野。ちなみに主人公だ。(誰も気にしてない。)
 ジッジッジーーーー  二人がケンカする後ろで監視カメラが人知れずズームした。
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              同時刻 ビル内 モニタールーム
「旦那ぁ変な輩が紛れ込んでいやがる。どうしますかぁ」
「ふっタカがハエだ...つぶせ」←地下組織「TORANP」クローバーのJ ボルミト
「へっわかりやした。 やるぞお前らぁぁぁぁぁぁぁぁ」
ウぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ いくつもの声がビル内でこだました。
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                   ビル外
「俺は蕎麦屋を探していたんだが...」
「所長...残念ですが、上下だに蕎麦屋はありませんヨ」
所長...こと竹本探偵所 所長竹本陸海(リッカイ)は不機嫌そうな顔をした。
「それにしてもでかいなこのビル...ここ埋め立て地だぞ、なぁネギマ。」
これまたネギマと呼ばれた鴨福犠 勝(カモネギ マサル)は不機嫌そうな顔をした。
「ここだけ地盤が固く補強されているんでしょうか?」
「上下田のなかで、ここだけ?そりゃおかしいだろう」
「まぁそうですよね。」
ネギマは右のほうがうるさいなぁと思って右を見た。そこには思いもよらない人物がいた。
文野は左のほうに誰かいる気がするなぁと思って左を見た。そこには思いもよらない人物がいた。
    なにしてんだこの似非警官!」
「お前...
    そっちこそ何してんだ探偵さ〜ん!」
二人の話し込んでいるとなりから大量の人間がズドドドドドッと来ていることは、二人はもうすぐ知ることになる。
                  第一話 終

ここからは本編とは関係ございませんのでご了承下さい。_(._.)_

                  あとがき
こんにちは!追佐龍灯です。今回作品を書かせてもらいました。ちなみに6部作の内の1部作目の第一話です。長い目で見ていて下されば結構です。途中で蒸発するかもしれませんし(笑)
今回初めて文章を書かせていただきました。コメディありきのファンタジーという何とも難しい感じなのですが、最初から読まなくて、途中から読んでも話の流れがわかるようにしたいです。(何せ長いので)途中途中で更新を挟みつつ、五日ほどかかりました。意外と難しいですね。この作品は私の書いている漫画のノベライズになるので、オリジナルです。文章の流れとかが、分かりにくかったらごめんなさい。_(._.)_
第二話は2020年5月いっぱいには書きたいです。
次は一話完結作品を書きたいと思っています。そちらもよろしくお願いします。
                      2020年5月11日 追佐龍灯

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作者からのお知らせ! ( No.1 )
日時: 2020/06/28 09:15
名前: 追佐龍灯
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel2a/index.cgi?mode=view&no=5672

第二話更新したよー。
見ってねー!
更新終了は七月初めになると思います。宜しくお願いします。

Re: チェイサー 上下田編 第一話 完結済み ( No.2 )
日時: 2020/07/08 13:40
名前: 追佐龍灯

第二話

「お前〜〜っ!」
互いは互いに距離を取り合った。後ろに一歩ずつ。
「お前・・・親父さんは・・・」
先に口を開いたのは安土 文乃だった。
「よそ見している暇はないぞ。」
鴨福犠はいち早くこの状況を理解した。
「俺に命令するなよっ。」
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
  東歴1082年
「俺は・・・病気なのか?」
「あぁ。そうだなぁ世界は生きているゾ。」
「クッ。」
鴨副犠 劉(カモネギ リュウ)は安土 文也(アヅチフミヤ)と病室のカーテンに囲まれた空間で話し込んでいた。劉は不治の病にかかっていた。その病の名はVAVE(ベイブ)と呼ばれていた。
ドアがバンッと大きな音を立てて開いた。
「父さんっ。」
鴨福犠勝は息を切らしている。
「よう優っ!」
「父さん。」
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
「あほかお前は。」
「あぁそうだなぁ、俺はあほだ。。」
文也は憤慨した表情で手を腰に当てて話を進めている。
「自分の息子に強がってどうするんだ。このあほ。」
彼らは小学校からの仲だった。しかし最初のほうは犬猿の仲と言うべきだった。
しかし災い転じて福となすという言葉があるように、彼等のきずなは今現在強固なものとなっていた。
   作成中

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