二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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陽光と月光の魔法学校
日時: 2012/02/05 15:34
名前: minmin(仮) ◆LRy3QOb4sU (ID: 6B38yoz9)



前の小説の書き直しです。

更新も鈍く、いろいろとおかしいところもあると思います。

おかしいところがあれば、素直に指摘してください。
もしかしたら少し直すかもしれません。
馬鹿なのでできる限り具体的に指摘していただけると有り難いです。

やらないとは思いますが、一応書いておきます。
荒らしはやめてください。

自分の妄想したものを書き込むだけの
自己満足のためにたてたスレッドですが、
読んでいる皆様にも楽しんでいただければ幸いです。

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Re: 陽光と月光の魔法学校 ( No.3 )
日時: 2012/02/07 19:36
名前: minmin(仮) ◆LRy3QOb4sU (ID: iZt7ppNj)

第一話〜魔界に迷い込んで〜


「ただいまー」

私は、いつものように学校から帰ると、
倉庫へ本を読みに向かった。

倉庫の中にはいろいろな本があり、
毎日夜遅くまで本を読んでいて怒られることもしょっちゅうだったが
不思議なことに、最近は寝落ちしてしまうことも多くなったうえ、学校でも睡魔に襲われるようになってきた。
つい最近まで毎日ぴったり5時に起きていたのに、今となっては7時半過ぎに起きて慌てて学校にいくのがほとんどだ。

そしておもしろいことに、寝落ちをするようになってからは、
同じような夢を見ることが多くなった。

具体的にどんな夢かというと、
小さな部屋の中で、私と誰かが何かを話している夢。
部屋の中は暖かく、外では雪が降っている
ということはわかるのだが、私と話をしている人物が誰なのかは未だに分かっていない。

あれは一体誰なのだろうか…。

そんなことを考えながら読む本を探していると、
一冊の古びた本のところで目が止まった。

私は無意識のうちにその本を手にとり、開いていた。

その本を見てみると、書いてあったのはどの国でも使われている文字ではなく、かといって古代文字でもなかった。

頭の中は沢山の「?」でいっぱいだったが、
今の段階で確実に分かっていることは、
私はその本に興味をもち、解読をしてみたいと思っていたことだけだった。


とりあえず私は自身のカンを頼りに、適当な資料を集めてみた。
きっと今夜も夜遅くまで夢中になって寝落ちをしてしまうことになるだろう。
そう思いながらも、私はその本の解読を始めた。







私は目を覚ました。
予想どうり、寝落ちをしてしまったようだ。
そう思いながら、時計を見た。

7時55分…走っていけばまだ間にあうだろう。
こんなことは、今に始まったことでもないため、
私は慌てることもなく身支度をした。
ついでに、鞄の中にあの古びた本も入れた。


しかし、あれ程時間がかかったのに、解読できたのはたった5行だけだったと思うと、自分が情けなく思えてくる。
しかし、その5行に書いてある内容の質によっては収穫は大きいかもしれない。

一度、訳したものを読んでみた。


「”ゆめまくらのまじない”

まじない 寝る デート (相手の名前)

相手と仲良くなれるまじない

ラピスラズリをベッドの周りに置く
夜に変身し、呪文を唱えベッドに横になる
5日間続けることで、効果を発揮する」


私の記憶が正しければ、「夢枕」とは、死んだ人が夢に出てくることを指すはずだ。
それなのに、誰かと仲良くなるまじないとは、一体どういうことなのだろうか。
なぜ、周りに置くものがラピスラズリなのだろうか。
変身とは一体どういうものなのだろうか。

とりあえず、かえったらまずラピスラズリと夢枕について調べてみよう。

そんなことを考えるうちに、いつの間にか下校時刻になっていたため、私は慌てて家へ帰った。


そして、その日の夜は早めに寝ることにした。
理由は、最初に解読した5行、ゆめまくらのまじないをやってみたかったからだ。

「まじない 寝る デート カエデ」

私は呪文を唱え、ラピスラズリを置き、ベッドに横になった。
するとすぐに眠気が来て、私は眠りについた。









気がつけば、私は小さな部屋の中に入っていた。

暖炉の火とロウソクの火が電気の代わりに薄暗い部屋を灯火していた。
小窓を見ると、外では雪が降っていた。

私は寒さでかじかんだ手をぎゅっと握りしめた。

間違いない。
きっと、ここは夢の中。
ここ最近、ずっと見ていたあの夢の中。
ということは、ここにはもう一人誰かがいて、私はその人と話をする事になるだろう。

そう思いあたりを見回すと、そこには誰かが座っていた。
その人を一言で言うと「太陽」。
まるで宇宙のように心が広そうで、全てを優しく包み込んでくれるような気さえした。
なぜだかわからないが、その人は悪い人に見えなかった。

「ようこそ。選ばれし魔法使い。
君は、魔法使いになるためにここにきたんだね?」

魔法使い…それになってみれば、何かが掴めるのかもしれない。
そう思って、私は「はい」とだけ答えた。

すると、その人は私に鍵を渡し、左手にある扉の向こう側へ行くよう指示した。





私は目を覚ました。
見回してみると、そこはいつもと変わりの無い、自室だった。

それにしても、なぜあのようなところで目が覚めてしまったのだろう。
もう少しで何かが掴めたかもしれなかったのに…。
そう思いながら、私は手をぎゅっと握りしめた。

そのとき、違和感を感じた。
手の中に何かが入っているような感じだった。
恐る恐る手を広げてみると、「何か」とは、鍵だったことがわかった。
それも、ただの鍵ではなく、夢のなかであの人に渡された鍵だった。

そして、振り返ると何かのスイッチみたいな物も有った。
そのスイッチを押したとたん、とても大きな音がした。
気が付くと、目の前には不思議な扉があった。

その扉は、夢のなかで出てきた扉と同じ形をしていた。
口では上手く説明できないような、とても不思議な扉だった。

そして私は言われたとおり、その扉を開けようとした。
しかし、扉はびくともしなかった。
もしかしたら、ここで鍵を使うのではないのだろうか。
そう思い、使ってみたら案の定。扉が開いた。

しかし、扉の先は、見たことがないところだった。
少なくとも、室内であることは確かだった。

正面を見ると、そこには変な顔をした人が立っていた。
その顔はまるで…

「ほ、干し柿のおばけえぇぇぇぇ!!!?」

思わず、叫びたくなったその言葉を、私は飲み込んだ。
もし、言っていたら
「誰が干し柿のお化けだ!!!!」
と、怒られてしまうところだっただろう。
初対面の相手に対して、これはいくらなんでも失礼だ。
叫ばなくてよかったと、私は胸を撫で下ろした。

「俺はこの寮の管理人のテツだ」

どうやら、ここはどこかの寮だったらしい。
そしてこの干し柿…ではなく、テツさんという人は、ここの管理人…。


「初めまして、テツさん。
ところで、単刀直入に聞きますが、ここはどこですか?」

そう尋ねたら、テツさんは呆れた顔をして、こう返した。

「そんなことも知らずに来たのか…
ここはお前らで言う、魔界だ。
その中の、ムーンライト魔法国って国の首都、クレセントタウン。
この寮はムーンライト魔法学校の学生寮だ」

Re: 陽光と月光の魔法学校 ( No.4 )
日時: 2012/02/07 19:45
名前: ショート ◆XjkrQ1YXPY (ID: Uo8bNy4h)
参照: http://ameblo.jp/short-scuall13/

minminお久ぁーっ((
覚えてるかな、微妙にこの前ツイッターで(ry

また続きやるのか、頑張って!
ていうか頑張ってるのに頑張れって失礼ですよねホントすいません((

のん達の話……だよね?
今回もキャラは同じなのかな?

とりあえず私は更新を待ってm((帰れ

Re: 陽光と月光の魔法学校 ( No.5 )
日時: 2012/02/08 07:55
名前: minmin(仮) ◆LRy3QOb4sU (ID: iZt7ppNj)

>>4

お久しぶりー。コメントありがとう。
確かについったでリプ送ったのも、それに返事をしてもらったのも覚えてるよ。

応援ありがとね。
別に失礼じゃないよー。実際それほど頑張ってないし。
応援してもらえてるってわかるだけでやる気は出てくるし。

のんが出てくるのはどうぶつの森の話で、これとは別なんだよな。
でも気がむいたらそっちも書きなおしてみようかなとか考えてる。

Re: 陽光と月光の魔法学校 ( No.6 )
日時: 2012/02/26 18:23
名前: minmin(仮) ◆LRy3QOb4sU (ID: iZt7ppNj)

第二話〜新たな生活〜

「本来であればこの寮の中を案内するべきだろうが
俺は用事があるから案内はできない。
というわけで俺が戻ってくる間自分で寮の中を見て回ってくれ。
ちなみにお前の部屋は3号室。緑の扉が目印だからな」

と、テツさんは私に告げ、どこかへ行ってしまった。

さて、これからどうしようか…。
やはり自分の部屋を探すべきだろうか。

しかし、ここは学生寮というにはあまりにも広すぎた。
本当にここは学生寮なのだろうか。
私はテツさんのことを信用していいのだろうか。
そもそも、どうしてこんな所へきてしまったのだろうか。

考えていても謎は深まるばかりだった。
もう考えるのは止めよう。
頭が疲れるだけだ。

そう考え、私は気持ちを落ち着かせるため、深呼吸をした。


「なんだと!?お前なんか脳みそまで筋肉になってるくせに!
ユニコーンに串刺しにでもされて死んどけこの脳みそド腐れゲロビッチが!!」

とたんに、誰かさんの吐いた悪態が
寮全体に響き渡った。

何事かと思い、私は声のした方へ向かっていった。

声からすると、正体は男。
齢は12〜15くらいだろうか。
声を荒げていたことから、
きっと誰かと口喧嘩か何かをしていたのであろう。

「その言葉、そっくりそのままお返しするわ!
あんたこそ串刺しにされて死ぬべきよバカイト!!」

喧嘩の相手であろう人物の声が、
先程の悪態に負けない程の音量で寮に響き渡る。

その人はきっと女。
齢は同じく12〜15程。

という予想を立て、私は二人の顔を見てみた。

予想は当たっていた、が
顔を見てみると先程までの好奇心も失せ
「なんだ、ただの痴話喧嘩か」
で済まして早く自分の部屋に引き篭ってしまいたい気分になった。

しかし、彼女らは私の部屋の真ん前で喧嘩をしていたため、
それは無理そうだった。

喧嘩が終わるのを待つのも何だし、
喧嘩に第三者が割って入ってくるのも
なんだか自分が空気が読めない人間であるようで気が進まない。

どうしようかと悩んでいると、
タイミングの良いことにテツさんが私を名を呼んできた。

何の用かと聞くと、テツさんは私に
学生証、制服、鞄、教科書、ノートを渡してきた。
これはきっと学校にいけということだろう。

そのあと、テツさんは痴話喧嘩をしていた二人を見事に取り押さえた。
名前を呼ばれるだけで大人しくなることを考えると、
普段も二人は喧嘩をしていて、
そのたびにテツさんに怒鳴られる姿が目に浮かんだ。

「あれ、あんただれ?もしかして転校生?」

先程喧嘩をしていた片割れが、ようやく私の存在に気がついたようだ。
私は、変な人だと思われないか内心怯えながら答えた。

「いえ、私は編入生らしいです。
私、こことは違う世界からきたみたいなんです」

そういうと、驚いたことに彼女らも私と同じで
魔法のない世界からあの不思議な扉を使ってこの世界にきたらしい。

女の方がのえるで、男の方がカイトというそうだ。
二人共案外優しい人だった。

なんだかんだで学校まで案内してくれるらしい。
この人達と同じクラスになれたらどんなにいいだろう。
そう思いながら、私は二人と一緒に寮を出た。

そのときは、二人の優しさでおなかが一杯になり、
始めての授業のことなど、頭の中に入っていなかった…。

Re: 陽光と月光の魔法学校 ( No.7 )
日時: 2012/03/25 17:45
名前: minmin(仮) ◆LRy3QOb4sU (ID: iZt7ppNj)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel7/index.cgi?mode=view&no=22445


 〜重要なお知らせ〜

今更ですが、二次創作の小説が
「紙」と「映像」に分かれていたことに先程気がついたため、
移転することになりました。

新しいスレッドには上のURLからどうぞ。


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