二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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真選組恋物語++銀魂
日時: 2009/12/23 14:12
名前: 渚 (ID: B/p47WjD)

http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=12254

↑ので書いてたのですが、エラーが発生したため、
書き込めなくなってしまったのです…orz

なので、新しいのを作りました。
最初から書きます←

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Re: 真選組恋物語++銀魂 ( No.61 )
日時: 2010/01/01 01:51
名前: 渚 (ID: B/p47WjD)

月芽麻様>

初めまして^^
やっぱりトシですよねェbb
本家の新選組の歳三も好きなんですけどね((ふふ。

あまり更新できませんが、気長にお待ちください(笑゛

Re: 真選組恋物語++銀魂 ( No.62 )
日時: 2010/01/17 19:20
名前: 渚 (ID: B/p47WjD)

第四十訓


「誕生日会…ですか?」

 屯所に帰った後、菜摘は山崎に奏子の誕生日会をしようと持ちかけた。

「そう。かなのね。明日、誕生日なんだけどさ、こっちに来て初めての誕生日」

「こっち?」

「えっ、いや…なんでもない。それより!!!!!しようよ、誕生日会」

「そうですねぇ。いいじゃないですか。明日の夜に行いますか?」

「うん。そうしよっか」

「じゃ、俺、他の隊士のみんなに言ってきます」

「よろしく〜」

 タタタッと走っていく山崎を見届け、菜摘は部屋に戻った。

「あ、なつ。どこ行ってたの?色々、整理を手伝ってもらおうと思ったのに…」

 奏子はすでに買った物を片付けていた。一人で片付けたとは思えないくらい綺麗に片付いていた。

「かな…凄いね……。あ、それと。明日、かなは厨房に入っちゃ駄目だよ?ずーっと部屋で赤ん坊のお世話しててね?厨房に入ったらしばく(殺ス)から」

 笑っているけども、恐ろしいことを言ってる菜摘を前に、奏子はうなずくしかなかった。

Re: 真選組恋物語++銀魂 ( No.63 )
日時: 2010/01/17 21:53
名前: 渚 (ID: B/p47WjD)

第四十一訓


「あぁ。暇だねぇ」

 1時間ほど前から、奏子は赤ん坊と話している。赤ん坊が答える訳ないのだが。

「なんなんだろうね、なつ。うちを監禁する気?」

 その時

「よお」

 部屋に土方が入ってきた。

「あり、トシ。どした?」

「いや、お前が暇だろうと思ってな……」

「何か知ってるの、トシ?」

「あ?えっ、いや…。何にも?」

 そう言って、土方は奏子の横に座って、赤ん坊を見つめた。

「いつかこいつにも親が来んのか…」

「そうだね。いつかは来るだろうね」

「お前、寂しくねェのか?」

「全然。トシがいるし」

 奏子に笑いかけられた土方は顔を真っ赤にした。

「あらら〜?土方君〜?何でここにいるのかな〜?」

「なっ、万事屋!?」

 銀時と遥歌と…女が入ってきた。

Re: 真選組恋物語++銀魂 ( No.64 )
日時: 2010/01/17 22:22
名前: 渚 (ID: B/p47WjD)

第四十二訓



「銀さん!?とはる?どうしたの?」

「ちょっと、この方が、ね……」

 女が前に出てきた。

「安田愛子(やすだ あいこ)と申します」

「?」
 
 状況が飲み込めない奏子に銀時が言った。

「ソイツの母親だ」

「えっ……?」

「長い間、その子を預かっていただき、有難うございました。これは、ほんの少しですが……」

 愛子と名乗った女は奏子に茶封筒を差し出した。

「えっ、いやっ……。結構です。私は好んでこの子の世話をしたので…」

「でも…」

「本当に結構です!さあ、この子を家に連れ帰ってあげてください!」

 愛子は赤ん坊を抱くと、出て行った。

「さーてと、かな。そろそろ準備が整ったみたいよ」

「どーだ、奏子。泣いてなんかいられねェぞ」

「誕生日パーチーだ」

 強制連行。奏子は大広間に連れて行かれた。

Re: 真選組恋物語++銀魂 ( No.65 )
日時: 2010/01/24 20:15
名前: 渚 (ID: B/p47WjD)

第四十三訓


—スッ…—

 奏子は襖を開いた。

「お誕生日おめでとうございます!」

 ステッカーが奏子向けて放たれた。

「うぉっ!?」

「お奏殿!俺のプレゼント貰ってください!」

「おい!山崎だけずるいぞ!」

「俺のも貰ってください!」

 わーっと群がる男の集団。

「ちょ、ちょっと…」

 奏子が埋まっていると

「おい!お奏が困ってるだろう!ちなみに、俺はバナナを持ってきたぞ!」

 近藤が入ってきた。

「局長は入ってくんなァァァァァ!」

 次は近藤が埋もれていった。

「えっと、近藤ゴリラ…?」

「奏子。近藤さんはいい。こっち来い」

 土方が奏子を呼んだ。土方が座っているところには、菜摘と沖田がいた。

「ちょ、なつ!?どしたんコレ?」

「え?あぁ。隊士のみんなに、かなの誕生日ってちょこっと教えただけだよ?」

「……はぁ…。ま、いーや」

 奏子は菜摘の前に座って言った。

「ありがとう」


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