二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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梅の花 【BLEACH】
日時: 2009/12/23 16:54
名前: 凛 ◆KM/REaTgCs (ID: APpkXS4D)

hello☆ 凛と申します
消えましたよ……最悪。二度目です

*注意*

+荒らし・中傷・悪口・チェンメ厳禁
+更新激遅です
+有り得ない事ありまくりです。後、意味不です
+何かと似てたらすみません
+続きからです。オリキャラ出ます

前々スレ↓
http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=14490

前スレ↓
http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=14646

*prologue*

散りゆく花弁が頬を撫でる

  曖昧な、そして風に舞う花弁を追う

確かな望みを花弁に託し

    私は願う


  この平穏が長く、続くように——

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Re: 梅の花 【BLEACH】 ( No.7 )
日時: 2009/12/24 18:21
名前: 凛 ◆KM/REaTgCs (ID: APpkXS4D)

秋空

また消えちゃったのよ;
霊術院時代ねー
それはいつか番外編で書くからね

Re: 梅の花 【BLEACH】 ( No.8 )
日時: 2009/12/25 16:16
名前: 凛 ◆KM/REaTgCs (ID: APpkXS4D)

16話

戦いは続いていた

相変わらずお祭り騒ぎだったけど

「フレーフレー緋鞠!」

「朽木も緋鞠を応援しなさい!」

「は、はぁ」

緋鞠を応援する藍とルキアちゃんにも応援を頼む乱菊さんが見える

……寒いなぁ

そうだっ!

「破道の三十一 赤火砲」

小さな声で呟く

ポワァと拳1つぶんの丸い玉が出て身体が温まる

「あ、緋音ちゃん頭いいね」

雛森も早速やっている

私、鬼道得意なんだよね

「雛森副隊長はどちらが勝つと思いますか?」

「うーん……日番谷君にも負けてほしくないけど……緋鞠ちゃんも負けてほしくないなぁ」

クスッと笑って言う

「私と、全く同じですね」

そう?と微笑みながら雛森も返事をする

「そーね、確かに似てるわよね〜雰囲気とか性格が!」

乱菊が首を突っ込む

「そーそー、雛森狙いの隊士達も多いけど、雛森が無理だから緋音狙いってのも多いのよォ」

「そ、そうなんですか?」

「そんなに似てますか?」

そっくりよ、と乱菊が言う


「光輪剣」

光の剣が輪になり日番谷に降り注ぐ

すかさず氷輪丸で向かいうつ

「破道の六十三、雷吼炮!」

「……卍解」

パキパキと氷の割れる音がする

「大紅蓮氷輪丸!」

「おおー!」

歓声が上がる

「本気を出しましたわね」

フッと微笑む緋鞠

「……今まで見せた事はなかったのですが」

「……何だ?」

「私も、卍解をいたしましょうか」

「何ッ!?」

日番谷が驚く

「えー!? 初耳よぉ」

乱菊も驚く

「卍解、じゃと」

総隊長が目を見開く

「卍解」

緋鞠を光が包む

「光輪光桜千剣」

眩い光が緋鞠を包み、周りには幾つもの光の剣があった

「……それがてめぇの卍解か」

「ええ、その通りですわ」

緋鞠は、不敵に笑っていた

Re: 梅の花 【BLEACH】 ( No.9 )
日時: 2009/12/25 17:05
名前: 凛 ◆KM/REaTgCs (ID: APpkXS4D)

17話

緋鞠ちゃんの卍解を見たのは、何時振りだったろう

最初に見たのはあの日だったなぁ

最後に見たのは?

……そうだ、あの時だ

『緋音さんッ!』

雨が降る音とビシャビシャと走る彼女の足音

それだけしか聞こえない

視界は赤に染まりつつある

嗚呼、その日が最後だったっけなぁ

「私が今まで卍解を見せなかった理由、分かります?」

「理由……」

「私は、変わりたくなかった。今のままがよかった」

藤紫の瞳が、哀しみを帯びた気がしたのは私だけだろうか

「卍解を知られれば皆は変えるでしょう。私への態度を。貴族であるに加え卍解を使える。それが、嫌だったのです」

静かに言った

「ですが、もう、どうだっていいですわ」

前を見据え、瞳に何時もの気品と凛々しさが戻った

「今の私は、それを恐れません」

光桜を掲げ、緋鞠は言った

「光桜千輪剣」

千本……それ以上の光の剣がガシャンと輪のように回り始めた

「日番谷隊長、御気をつけください。私も、余り使わないので、力の加減が……」

「問題ねぇ、こい」

「では」

回るスピードがアップする

「お行きなさい、刀達!」

刀が、放たれた

「千年氷……何だ?」

ズンと霊圧を感じた

「何事じゃ」

隊長達、総隊長が立ち上がる

「はっ、虚です! 数が多くて対処しきれません!」

隊員が報告する

……情報はやいなぁ

「うわぁぁ!」

そのうち、隊士の中の1人が悲鳴を上げた

「中級大虚もいるようです!」

……え?

「騒ぐでない! 隊士達、及び隊長格に告ぐ。虚を斬れ」

「ハッ」

一瞬にして飛び散る

「行くぞ松本」

「はいっ」

いつの間にか戦いを止めていた冬獅郎が指揮をとる

「唸れ「灰猫」!」

灰が虚を斬ってゆく

「染まれ「紅梅」!」

紅色の梅の花弁が舞う

そして花弁が虚を斬った

「滴れ「水月」」

雨が、降ってきた

Re: 梅の花 【BLEACH】 ( No.10 )
日時: 2009/12/25 20:22
名前: 凛 ◆KM/REaTgCs (ID: APpkXS4D)

18話

彼方此方で戦いが繰り広げられる

「吹け! 「沙風」!」

ヒュウッと風が吹く

「あーもう限がねぇ!!」

チッと舌打ちをすると、燕は刀を振るった

「輪紅華剣!」

片っ端から虚を一掃する

「戦い放題だなぁ!」

「そうだね一角」

11番隊のコンビも虚を攻撃する

「散れ「千本桜」」

サーッと桜の花弁が舞う

「舞え「袖白雪」」

ルキアも解号を唱える

「初の舞、月白」

天と地が凍り、虚は消えていった

残りが半分くらいになった頃、中級大虚が緋音の後ろに現れた

しまった!

刀を構える間もなく、虚の攻撃が当たる

「ッ!」

ドンッと緋音は吹っ飛んだ

「緋音!」

悲鳴のような声を藍が上げた

……嗚呼、あの日と同じだ

後ろを取られたのも同じ、雨も降っていたのも同じ

最悪な日ね

「光桜千輪剣」

鈴のような声なのに凛とした声が聞こえる

「お行きなさい、刀達」

ガシャンと刀が回り、中級大虚に向かって飛んでいった

そして消えた

「緋音さんッ!」

バシャバシャと足音が聞こえる

……これも、全く同じ

「確りしてください、緋音さん!」

「緋、鞠ちゃ、ん……」

ぼんやりとした視界の中、紅いものが見える

嗚呼、私の血か

こんな所まで同じだなんて。笑っちゃうよ

「分かりますかッ?」

「うん……また、助けられちゃ、った、ね」

「無理なさらないでください。傷口に障ります」

刹那、虚の気配がした

「ッ!?」

「緋音! 緋鞠!」

乱菊さんの声が聞こえる

いつも、私は守られてばかり

皆を……守りたい

「……卍、解」

Re: 梅の花 【BLEACH】 ( No.11 )
日時: 2009/12/25 21:08
名前: 梨凛 ◆t5rSTnKmCc (ID: 0T2ECwzo)

やあゝ
何かすごい面白いよーー>д<
緋音んんん!!
頑張ってくれえ〜!


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