〜不安の理由〜 Ⅵ 1—1 ——うすうす聞こえてました・・・立花さんの声が。どこからかはわからない。昨夜はそのことを確認する余裕もなかった。でも、もし志穂がリーザの言葉を耳にしていたら・・・。紗(わたしとレイヤくんは悪魔の子——)それは、忌み子という事。・・・紗「わたしのこと、嫌いになる・・・よね」