二次創作小説(紙ほか)

Re: °・。*禁断の恋心*。・°【魔天使マテリアル】 ( No.19 )
日時: 2014/03/21 22:55
名前: 莉乃 (ID: sp6Br4Ue)

「……ん…」

喋り声や食器を洗っている音等いろいろな音が聴こえてくる。

紀菜は音のマテリアルということもあり耳が良い。

「あ……! 大丈夫ですか?」

体を起こすと紀菜が起きたのに気付いた少女が心配そうに聞く。

紀菜と同じくらいだろうか。

「は、はい」

何故か緊張してしまっている。

するとガチャっとドアが開いた。

「目が覚めたんですね」

と言って入ってきたのは30代前半くらいの若い男性だった。

紀菜を見て安心したように微笑んだ。

「あの……此処は何処ですか? 何故、私は此処に……」

興奮してしまっている紀菜に「まあまあ、落ち着いて」と男性が宥める。

「あ、すみません」

すぐに興奮してしまうのが紀菜の悪い癖で反省する。

「まずは自己紹介をしようか。
私は雫沢圭吾。小学校の教師をやっているんだ」

にっこり微笑む圭吾。

続いて少女が自己紹介する。

「日守紗綾です」

「わ、私は桜音紀菜ですっ。
え、えーと……最近この町に引っ越してきまし……ってあ!? お母さんに連絡してない……」

(お母さん絶対心配してるよね……)

どうしよう、と頭を悩ませていると圭吾が紀菜を安心させるようにいった。

「大丈夫ですよ。ちゃんと連絡しておきましたから。
紀菜ちゃんには悪いですけど、携帯からお母さんへ連絡しておきましたからね」

「いえ、全然いいですよ! ありがとうございます」

「お腹が空いているでしょう。下へ行きましょう」

そういうと部屋を出ていった。

「行きましょう?」

紗綾__サーヤは座っている紀菜に向かっていった。

「あ、はい!」

(お礼をしないと……って言うかここどこだっけ?)




*僕、すっかり場所とかのこと忘れてました(((
ちょっと文が可笑しい……汗