二次創作小説(紙ほか)
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- とある魔術の禁書目録 当麻と美琴とインデックスと in_ A
- 日時: 2013/01/24 22:20
- 名前: はかせ (ID: uFFylp.1)
「とうまっ!とうまっ!みてっ!カップがぐるんぐるんしてるんだよ」
「へいへい」
「とうま?さっきから余り楽しんでるようには見えないんだけど?」
「生憎俺にはビリビリに関節技かけられて、楽しく遊園地なんて愉快な趣味は持ち合わせて無いからな」
「だっ、だってアンタにはウチの電撃は効かないし……それにこうしてると一緒に見て回れるし…」
幸い美琴の呟きは上条には聞こえなかったようだ。
そんなやり取りをしている私こと上条当麻は、今インデックスとビリビリこと御坂美琴と遊園地に来ているのだった。
「はぁ…不幸だ」
思わずため息が出てしまう。
なぜこうなったのか、上条は二日前の記憶を思い起こすのだった。
- Re: とある魔術の禁書目録 当麻と美琴とインデックスと in_ A ( No.5 )
- 日時: 2013/01/25 14:18
- 名前: はかせ (ID: uFFylp.1)
こんにちはの人も
こんばんはの人も
はじめまして、はかせです。
今作が初めてなんで見苦しい点だらけだと思いますが楽しんでいただけると幸いです。
今作にはオリキャラを出すつもりはありません。
時間軸は左方のテッラ戦の前辺りのつもりで書いてます
↓↓↓本編↓↓↓
意識は再び遊園地の方に向く。
上条はインデックスに無理やり引っ張られて、とあるジェットコースターに並んでいた。
隣にはやけにそわそわする美琴とイライラしてるインデックス。
そして、美琴の腕はしっかりと上条の腕をホールドしてるのであった。
なんだかんだありながら並んでいると聞き覚えがある声が聞こえた。
「あら、姉さんとミサカは挨拶をしてみ———」
「よう、ミサカ妹」
「ミサカはなぜあなたが姉さんと一緒に遊園地にいるのかと聞いてみます」
「ま、なんと言うか罰ゲームだ」
だが、そんな上条の返答などすでに聞いておらずミサカ妹は、
「やはり姉さん(オリジナル)のほうが有利ですか。だがしかし今日は偶然と言っても条件 は同じ。だからミサカにも十分な勝ち目があると心に思います」
「どうした?ミサカ妹」
「いえ、何でもありませんとミサカは平然な顔で答えます。ところでミサカもあなた方と見て回りたいのですけどいいですかとミサカは心の底から懇願します」
すると、インデックスと美琴はわなわなと震えだした。
「ああ、俺で良ければ」
と上条
「敵が増えたじゃない!何でじゃまするのよ」
と美琴
「短髪にそっくり」
とインデックス
上条当麻は知らなかった。
この後の不幸な結末を。
- Re: とある魔術の禁書目録 当麻と美琴とインデックスと in_ A ( No.8 )
- 日時: 2013/04/02 13:29
- 名前: http:// (ID: REqfEapt)
「何でこのジェットコースターはこんなに並んでんだ」
と上条が退屈そうに言う。
それもそのはずだ。
一時間ほど並んだのに順番はまだまわって来ないのだから。
「ミサカはこのジェットコースターは学園都市最新の技術を駆使して生身で350キロオーバーを体験出来るそうです。と、ミサカネットワークを介して得た情報を自慢気に言います」
ミサカネットワークで情報を入手出来たのは良いが、ネットワーク内では
(抜け駆けはずるいのですと、ミサカは憎しみのこもった感情を出します)
とか
(学園都市にいるミサカは上条当麻に手をだすのはやめるべきですと、ミサカは自らの感情を出します)
など遊園地に居るミサカに向けてのありとあらゆる非難 意見が飛び交っていた。
「へー。なるほど。そういえばミサカ妹ってあの罰ゲームの時の妹か?」
「はい。と、ミサカはそこにいる姉さん(オリジナル)に見せつけるように証拠品を取り出します」
と言うと、ミサカ妹はハートの形のペンダントを取り出した。
それを見た美琴は反射的に上条の腕の関節を捻る。
「あああああっ!俺の腕が変な方向に!?」
「とうま。これはどーゆーことなんだよ?わたしもペンダントは貰って無いんだけど!」
ギラリと覗く白い歯。
「待って!? インデックス? お前ペンダント欲しいのか?」
上条は不思議そうな声を出す。
「はぁ〜。もう何言っても通じない気がするんだよ」
「それだけはアンタと同意見だわ、銀髪」
インデックスと美琴は二 人揃って諦めたようにため息をはいた。
そして空気を読まずミサカ妹が
「これはミサカの一歩リードですとミサカは見下す様な声を出します」
この言葉を境に激痛とともに上条の意識がなくなった。
15分後
上条は意識を取り戻した。
まだじんじんと痛む腕を確認しながら、
「順番は?」
と、聞く。
「あ、意識戻ったのね。そろそろだと思うわよ」
「とうま、大丈夫?」
「ああ、すこし痛むがこれくらい平気だ」
その言葉を聞いた美琴は恥ずかしそうに俯いた。
暫くすると、係員の人が
「何名様ですか?」
と、聞いてきた。
上条が答えると、係員は申し訳無さそうに
「すいません。このジェットコースターは一列が三名までで、一人余るのですがよろしいですか ?」
と聞いてきた。
隣の美琴たちは誰が一人になるか喧嘩に発展しそうだったので、上条は
「じゃあ俺後ろでお願いします」
と答えた。
係員が去った後、美琴たちにそれを伝えると
「何やってるのよ、あの馬鹿」
「とうまは自己犠牲過ぎるんだよ」
「本当に鈍い方なのですねと、ミサカは心の底からため息をつきます」
十人十色な罵倒コメントになって帰って来た。
- Re: とある魔術の禁書目録 当麻と美琴とインデックスと in_ A ( No.9 )
- 日時: 2013/01/26 19:59
- 名前: はかせ (ID: ???)
さっきのは名前間違えました
- Re: とある魔術の禁書目録 当麻と美琴とインデックスと in_ A ( No.10 )
- 日時: 2013/04/06 20:43
- 名前: はかせ ◆pl0M2m.x.U (ID: aQG7fWp7)
「ぎゃあああああああっ」
上条は今、ジェットコースターに乗っていた。
最後に乗ったのは学園都市に来るまえだった、上条はジェットコースターの速度を侮っていたのだ。
それはもう、えげつない角度と速度で落ちていく。
もう上条の頭の中は恐怖と風圧で真っ白だった。だから自分が情けない声を出している事も気付いてはいない。
「きゃあああああああっ」
一方、こちらは女子側の悲鳴だ。
女子の方は手を離したりと、上条とは違い、楽しんでいるようだ。
「ミサカはきゃあと可愛い悲鳴を出してみます」
「イギリスにはこんなに速いジェットコースターなんてないんだよ」
「大したこと無いわね」
物凄い速さで落下するジェットコースターの中で平気で会話するこの子達は怖いものなんて無いのだろうか?
「……もう、あんな……のには……絶対乗ら……無い」
上条は心底疲れきった表情で言った。心底疲れきった表情で無い場合は、前振りの可能性もある。
「ホンット、情けないわね」
そんな上条を見て心底呆れたように言う美琴だが、実はそこまで呆れた訳ではなく、買って来た水を渡すタイミングをうかがっていただけなのだ。
「……み、水買っ……」
「当麻さん、水を買って来ましたと、ミサカはそこでもじもじしているお姉さんより先にきりだします」
そんな美琴を見下すように、ミサカ妹は、上条に水を差し出す。
「おおっ、サンキューな、ミサカ妹」
何にも考えて居なさそうな上条相手に、ポイント稼ぎなんて、実質無意味だと思うのだが、美琴達の中では明らかに優劣が付いていた。
因みに、インデックスは上条の側で看病らしき事をしていたので、この際のポイントは、インデックスが一番上だろう。
なんだ、ミサカ妹じゃないのか。
そんなこんなで復活を果たした、上条を連れて向かったのはメリーゴーランドである。
この歳になって、メリーゴーランドに乗りたい奴なんているのか?と思う上条だったが、案外楽しそうな三人を見て、ぐだぐだ考えるのをやめた。
だが、上条にはこれから降りかかる謎の災難には気付いていなかった。
「お三方、上条さんはここで待ってるから楽しんで来なさい」
上条は、自分が居るから乗らないのだと思い、三人をメリーゴーランドに乗るように促す。
……が、美琴は
「え?アンタが、乗りなさいよ」
と、当然のように上条に返す。後ろの二人が、目を輝かせ頷いていたのは気のせいだろう。
……そうであって欲しい。
「ミサカは、ミサカネットワーク内でも、全員の同意が得られましたと、当然の結果のように言います」
「いや、でもなあ、上条さんは……」
「私は、とーまに乗って欲しいから、メリーゴーランドに来たんだよ?」
「……現役バリバリの男子高校生であって……」
「もう、口答えせずに乗りなさいよ」
「……はい……」
上条は、半ば強引に押しきられるような形で、“白い”馬に乗らされた。何故、白い馬だって?……それは考えればわかるでしょう?
上条は『きゃー』と言いながら、一心不乱に写真を撮る、インデックス達を見て、ただ頭の上に疑問符を浮かべるだけだった。
- Re: とある魔術の禁書目録 当麻と美琴とインデックスと in_ A ( No.11 )
- 日時: 2013/04/06 20:50
- 名前: 赤獅子エンザ (ID: pmOIN4oE)
こんにちは
私も禁書目録や超電磁砲の小説を書いてきているので見に来てください!
とある魔術と科学の禁書目録と超電磁砲と超幻銃
待っています!
Page:1 2