二次創作小説(紙ほか)
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- パラジクロロベンゼン -逃亡編-
- 日時: 2013/04/05 17:51
- 名前: 亜美、 (ID: SsbgW4eU)
- プロフ: http://www.youtube.com/watch?v=BMXKjqVIeGs
薬や殺人は当たり前。そんな組織、『Darkness』の存在を知らない者はいないと言う。
Darknessの者達のコードネームはすべて化学物質名。これもDarknessの存在を知らない者がいない理由のひとつだ。
Darknessのトップに立つ男。コードネーム"ロフラゼプ"。——ロフラゼプの隣に立つ少年、
コードネーム"パラジクロロベンゼン"——。
この物語はパラジクロロベンゼンの逃亡から始まる。
【パラジクロロベンゼン -逃亡編-】
—————————————————————
※これは、作詞・作曲:オワタP 様
PV:三重の人 様が手掛けた「パラジクロロベンゼン」(唄:鏡音レン コーラス:鏡音リン)の二次創作です。(上記URL)
※自己解釈です。
4/4〜
- Re: パラジクロロベンゼン -逃亡編- ( No.8 )
- 日時: 2013/04/06 22:31
- 名前: 亜美、 (ID: SsbgW4eU)
- プロフ: http://www.youtube.com/watch?v
琥珀(元.瞬) ◆N1hqVyuUx.様
コメントありがとうございます!
はじめまして。
奥深いですかね? 一応、謎多き小説にしたいと思っております。
文才があるかよくわからないのですか、そう言っていただけると嬉しいです!!
はい、頑張ります。応援ありがとうございます。
時間があるときにじっくり読ませていただきます^^
- Re: パラジクロロベンゼン -逃亡編- ( No.9 )
- 日時: 2013/04/07 17:40
- 名前: 亜美、 (ID: SsbgW4eU)
- プロフ: http://www.youtube.com/watch?v
——怪しい、とか展開が早すぎる、とか思ったがまぁここは甘えておこう。
少年はそう呟いて先に歩いたテノ(以下略)を追いかけた。
——後悔するのはもっと、もっと先の話——。
[アザミ]
連れてこられたのはとても大きい建物。
その中にテ(以下略)はずんずんと入って行く。
『……この中に入るのか?』
「あ、うん。ここが俺達の家。"アザミ"の倉庫だよ」
"アザミ"と聞いて少年は首を傾げた。
- Re: パラジクロロベンゼン -逃亡編- ( No.10 )
- 日時: 2013/04/07 17:51
- 名前: 亜美、 (ID: SsbgW4eU)
- プロフ: http://www.chem-db.com/aiueo2.html
『……アザミ?』
「えっ!? 君アザミ知らないの!?」
俺達もまだまだだな……と切なげに呟いたテ(以下略)は綺麗な顔してた。
「入って入って。まだ仲間には伝えてないんだけどね」
『いいのか? それ』
「いーよいーよ。駄目とか言いやがったら握り潰す」
何を、とは訊かないでおいた。
- Re: パラジクロロベンゼン -逃亡編- ( No.11 )
- 日時: 2013/04/08 13:12
- 名前: 亜美、 (ID: SsbgW4eU)
「たのもー」
『……』
……これが外の世界の挨拶なのか?
にこにこしながらテ(以下略)が言うから少年もたのもー、と言っておいた。
- Re: パラジクロロベンゼン -逃亡編- ( No.12 )
- 日時: 2013/04/12 16:13
- 名前: 亜美、 (ID: SsbgW4eU)
「ああっ! リョウさん! お久しぶりです!」
「あー。君この前入ってきた子ですよね? ヒイラギくんでしたっけ」
「名前、覚えててくれたんすか?!」
「ヒイラギ。リョウさん独り占めすんなっ!」
——なんだなんだ。なんだここの男達は。
テノールボイスの持ち主——もといラョウの周りに男達が集まる。
まるで飼い主に従う犬だ。尻尾が見える。