二次創作小説(紙ほか)

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SIREN 〜サイレン〜 
日時: 2013/09/15 19:17
名前: 名無し ◆3xC21ApAi2 (ID: 10Uu3dBQ)

この小説は、ホラーゲーム「SIREN」の公式小説「羽生蛇村異聞」を基にして作ったものです。


異聞ではゲーム中に出てくる重要人物(先代の神代美耶子や、志村貴文)が主人公でしたが、この小説ではゲーム中に操作出来る主人公たちの視点で書いていきます。

※一部フィクションがあったりするので御了承下さい

Re: SIREN 〜サイレン〜  ( No.4 )
日時: 2013/09/15 19:16
名前: 名無し ◆3xC21ApAi2 (ID: 10Uu3dBQ)

堕辰子/天武十二年/11時59分55秒



—何かが空から降ってきた。それは得体の知れない、大きな生物であった……

遥か昔の天武十二年、羽生蛇村に酷い飢えが襲った。村人達は餓死寸前であり、今にも力尽きてしまいそうな状態であった。
するとそこに、空から謎の生物が降ってきた。村人達はあまりの苦しさにその生物に疑問を抱かず、その生物の肉をそのまま口にしてしまう。
必死に肉を食べ続ける村人達。すると突然その謎の生物が叫ぶように鳴き声を出した。そしてその瞬間、耳を劈くようなサイレンのような音が村中に鳴り響いた。
サイレンに耳を塞ぐ村人達、なおも鳴き声をあげ続ける謎の生物。

             —そして村は永遠に呪われる—

Re: SIREN 〜サイレン〜  ( No.5 )
日時: 2013/09/15 19:35
名前: 名無し ◆3xC21ApAi2 (ID: 10Uu3dBQ)

竹内多聞/1976年/23時59分54秒


「……三隅一帯は、局地的な豪雨に見舞われております。只今、気象台から入った情報で、大雨注意報は、大雨洪水警報に切り替わりました……」

—普段は家族皆寝静まっている深夜に、事件は起こった。
テレビから聴こえるニュースアナウンサーの声。竹内家では多聞、好子、臣人の三人が心配そうにニュースアナウンサーの声を聴いていた。外は大雨。三人は恐怖の色が隠せない。


—すると突然、大きな地震が村を襲った。好子と臣人はせめて子供だけでも守ろうと、多聞をかばった。




—翌朝、多聞は地震と土砂崩れで全壊してしまった村を一人彷徨い歩いていた。


「おかあさん……おかあさん……!」

Re: SIREN 〜サイレン〜  ( No.6 )
日時: 2013/09/15 19:38
名前: 名無し ◆3xC21ApAi2 (ID: 10Uu3dBQ)

ちなみに好子よしこ臣人おみとは多聞の親です。

(好子が母、臣人が父。)

Re: SIREN 〜サイレン〜  ( No.7 )
日時: 2013/09/15 19:55
名前: 名無し ◆3xC21ApAi2 (ID: 10Uu3dBQ)

数日前/不入谷教会/16時45分21秒



外から聴こえる鳥の鳴き声。八尾比沙子と牧野慶は、不入谷教会で仕事をしていた。すると、一人の男が尋ねて来た。

二人はその声に気づき入り口を開けてみたが、逆光のせいで男の顔がよく見えない。


「宮田です。神代の使いで来ました。」

牧野は宮田と名乗る男から神代家からの手紙を受け取る。

宮田に返事を返す牧野。

「…確かに。」


「二十七年振りですね。御成功御祈り申上げます。…では。」

そう言って男は帰っていった。


「……怖い…不安なんです…」
儀式への不安を八尾に話し、縋り付く牧野。

それに対し、まるで母親の様に牧野を優しく受け入れる八尾。
「大丈夫、今度こそ。ずっと、見てたんだから。今までずっと、ずっと……」




Re: SIREN 〜サイレン〜  ( No.8 )
日時: 2013/09/16 20:47
名前: 名無し ◆3xC21ApAi2 (ID: 10Uu3dBQ)

この下がりっぷりは酷い


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