二次創作小説(紙ほか)
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- どうぶつの森 ホヒンダ村だより さよりんが人工人間だったら
- 日時: 2015/04/07 09:33
- 名前: ほたるん (ID: fPGGnj/v)
- プロフ: https://www.youtube.com/watch?v=V8ek-tMHivY
はい、ほたるんです!
今回はもしもさよりんが人の手で作られた人間だったら…というのです。
よろしくお願いします(・ω・)
<お知らせ>
You Tubeにうごメモを出しています。
ボカロ曲で「この歌でうごメモを描いてほしい」というのを受け付けています。
何でもいいですよ(^v^)
【注意】
リクされた音楽で描いて出して、もしその音楽が著作権にひっかかってしまったものは削除します。
描いてほしい曲で他の人がうごメモ出していたら多分OKです。
今のところ出しているのは
・弧ギツネの乱
・Fire◎Flower
・透明エレジー
・モザイクロール
です。それ以外をお願いします。
では本題に入りまーす。【オリキャラ募集中】
- どうぶつの森 ホヒンダ村だより さよりんが人工人間だったら ( No.2 )
- 日時: 2015/04/07 10:38
- 名前: ほたるん (ID: fPGGnj/v)
- プロフ: https://www.youtube.com/watch?v=V8ek-tMHivY
一 さよりんという名の少女
今日も朝が来た。
うちは父さんが海外の仕事で家を出て2か月。あっ、家出じゃないよ。
母さんもよくわかんないけど色々忙しくて帰ってくるのは2週間に1度くらい。
たいてい1人だ。
朝ご飯食べて用意して顔洗って…よし。
電気を消しドアを開けて鍵をしめた。行ってきます。
シゲとの待ち合わせに行って、シゲと歩き出した。
色々部活とか勉強の事を話していた。
うちのクラスの担任は春本先生で、文芸部の時よく指導してくる。
別にうるさい先生でもないし、女の先生で、母さんによく似ている。
結構生徒から人気の先生。
男子生徒にはおませで、恋の応援とかしてるけど、それはどうでもいい。
でも、そんな先生から今日の文芸部で呼ばれるとは思わなかった。
部活が始まってシゲと別れた後すぐ春本先生に「ちょっと後で生徒指導室来て」と言われた。
なんだ、急に、説教か?でも変なことした覚えはないし…。
というわけでおそるおそる生徒指導室に入った。
「あのー…」
「あ、コタロウくんどうぞ座って」
春本先生は生徒指導室のソファに座っていた。
おれも指さされたソファに座った。
へー、ここにソファなんてあったんだ。他の学校にもあるのかな。
でもそんなことよりも気になることがあった。
「あの、この人は…」
そうだ。向かいのソファに見たこともない華やかな少女が座っていた。
目を閉じてて…眠っているのか?
「この子、コタロウくんの彼女にと思ってさ」
「!!!??」
思わず飛び上がってしまった。
「冗談冗談。それより、この子見て」
春本先生は顔がいまだに真っ赤なおれを見て笑った。
それで目の前に座っている少女を見ると…、
「…!」
少女はゆっくりと目を開けた。そして、口を開いた。
「はじめ…まして…、え…っと…コタロウ…さん。ですよね…?」
と言ったのだった。
その少女は微笑んでいる。すごく、かわいい。
だってこの少女の華やかさがすごい。どこかのお嬢様なのか?
「ほら、自己紹介して」と春本先生が小声で言ってくる。
「あ、はい。コタロウ…です。は、はじめまして」
「よろしく、おねがい します」
少女はまた微笑んだ。
「わたしの なまえは さよりんです。コタロウさん よろしくおねがいします。」
「さよりん…さん…?あ、よろしくお願いします」
うわ。女の子を『さん』づけとか初めてだ。どうしても敬語になる。
「オッケー。よくできたわね、さよりん、コタロウくん」
「先生、それでおれはどうすれば…」
「じゃあコタロウくんに重大発表するわね」
重大発表?な、何…?
「この子、私が作った人工人間なの」
- どうぶつの森 ホヒンダ村だより さよりんが人工人間だったら ( No.3 )
- 日時: 2015/04/07 15:06
- 名前: ほたるん (ID: fPGGnj/v)
二 人工人間だったのか
「じっ…人工人間っ!!?」
「しーっ!声が大きい!」
「コタロウ さん だいじょうぶ ですか ?」
「す、すみません」
おれがソファにちゃんと座ると、春本先生が続きを話した。
「このさよりんっていう子はね、本当に私が作った子で、目も見えているし耳も聞こえている。それにこの子の身体の中の臓器も私が作ったんだけど心臓はちゃんと血液を送り出すし、肺で呼吸もできる。そのほか筋肉もあるから運動もできるし、日本語を覚えさせて常識の言葉は理解できている。さっき大丈夫ですか?と君に言ったけど、人工人間という言葉は知っていないからただ『コタロウさんが いじょうはっせい している』というのを読み込んで大丈夫ですか?と言ったの。これはさよりんが自動的に言っていて、私は操作類なんてしていない。平仮名と片仮名は意味が分からなくても読める。ただ漢字は漢数字しか教えてない。一から十までね。だからさよりんにこれから色々教えてあげてほしい」
「は、はあ…」
「さよりんはまだ未完成よ。漢字とか分からないからね。だからコタロウくんの協力でさよりんを完成させてほしい。そうしたら、さよりんと同じ人工人間を作って商品化するから」
「お、おれはただこのさよりんって子に色々教えるだけでいいんですか?」
それなら春本先生にもできるんじゃないかな。
「ええ、先生実はこれからアメリカ行くの。2週間だけ。だから早速今日から色々教えてあげてね」
あ、あ、2週間後に期待しないでくれ〜〜。
「今日からって?」
「早速、今からよ。よろしくね。自分の家に連れて帰っていいから」
そう言うと、春本先生は部屋を出て行った。
10秒くらいすると、また来た。
「そうそう!さよりんが人工人間なのは絶対秘密ね!他の先生には転校生って言ってるから!あとの設定は君が決めていいよ!」
へいへい。
また春本先生が出ていくとおれはその子を見た。
…何から教えていけばいいんだろう。
「ねえ、今の春本先生の話、聞いてた?」
「え? あ、きいてました ぜんぶ」
おれが少し安心すると、また口を開いた。
「あ、おれと君はどういう関係にする?同い年だから兄弟ではないよね」
「関係 ってなんですか? 兄弟 ってなんですか?」
え。
おれは辞書を引きたくなった。
「え…っと、関係は、今の場で言うと親とか親戚とか兄弟とか」
「そうなんですね」
「その中の兄弟は…」
おい。兄弟ってどうやって説明すればいいんだ?
母親から先に生まれたのが男だったら兄、女だったら姉で後に生まれたのが男だったら弟、女だったら妹ってことか。それでその関係を兄弟か姉妹って言うんだよ。
…と言うのを口にそのまま出した。
これでわかってくれるかな…
「そういう ことですか!ありがとう ございます。じゃあおないどしだったら『兄弟』じゃないんですね」
………。
すげぇ————っ!
こんな簡単な言葉で気持ちよく分かってくれるなんて。
ふむ、こんな感じでいいんだな。
- どうぶつの森 ホヒンダ村だより さよりんが人工人間だったら ( No.4 )
- 日時: 2015/04/13 20:31
- 名前: ほたるん (ID: fPGGnj/v)
三 結局家に入られた
『ごめんシゲ、おれ用事思い出したから先帰るね』
そうメールしておくと、再び歩き始めた。
「いま なに したん ですか?」
「え?ああ、スマホでシゲにメールした」
「めーる、メールは知ってます」
あ、そうなのね。
「でさ、どーする?おれらの関係」
「ともだちでおねがいします。わたしはもともとアメリカにいたとして…」
「生まれは日本で育ちがアメリカだから、あんまり日本語うまくないようにする?」
「わたしのりょうしんはアメリカがだいすきで、えいごしかわたしにおしえてくれなかったかんじで」
結構頭回るんだな。漢字は全然だけど。
「さよりんさんが日本に行きたいって言って、だけど両親はアメリカに残って1人で来たみたいな」
「このちゅうがくにてんこうしてきて、コタロウさんのいえにおじゃまさせてもらってるというような」
やっぱり、おれの家か……。
「せいふくはおかあさんにもらったのですが、スクールかんけいいがいのふくはもらってません」
「ちょっと、お母さんって誰?」
「おかあさん というのはじぶんをうんでくれたひとなのではるもとせんせいです」
あ、そうですか。そういうことですか。
「てか、友達ってことだから敬語じゃなくていいよね、お互い」
「そうですか、じゃあよびすてですか?」
「まあね、じゃあ普通の友達ってことで。あと君の正体はみんなに秘密ね」
「はい…じゃなくて、うん…ですか?あ、うん…なの?」
「そうだね。おれのことはコタロウって呼んで。君はさよりんね」
「うん!」
長めの会話が終わり、家に着いた。
「じゃあ制服から室内着か何かに着替えて」
「しつないぎ…?」
あ、そうか、スクール関係以外の服は持ってないのか。
「うーん、おれのだけど、サイズ大体同じだから着る?」
おれが出したちょっと汚い服を出した。
「!! いいの!?ありがとー!!わーい!早速着る!」
「うん、あっ、着替え見ないから」
そう言うと、おれも別の部屋で着替えた。
汚い服1つであんなに喜ばれるとなんだか嬉しい。人工人間だけどね。
しばらくして。
「着替え終わったー?」
「うん!」
ドアを開けると、男装したようなさよりんがいた。
「よかったよかった、サイズ合ってるね」
「うん、うん、でさ、つぎなにする?」
「夕飯の準備するかな。買い物付き合ってくれる?」
そう言うと、さよりんは一瞬で目を輝かせた。本当にこの子人工人間か?
「いくいく!!」
さよりんは部屋を飛び出してドアを開けて、「はやくはやく」とせかした。
- Re: どうぶつの森 ( No.5 )
- 日時: 2015/04/11 23:11
- 名前: 黒蟻定食 (ID: iv9jnC9n)
あ、じゃあエンをたのみます。設定は花咲く学校と同じで。
よろしくお願いします・・・。
- どうぶつの森 ホヒンダ村だより さよりんが人工人間だったら ( No.6 )
- 日時: 2015/04/13 20:30
- 名前: ほたるん (ID: fPGGnj/v)
>>5 了解。
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