二次創作小説(紙ほか)
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- 【銀魂】三回まわってワンと鳴け【原作沿い】
- 日時: 2016/06/04 19:02
- 名前: 春太郎 (ID: D7i.SwLm)
『その犬、凶暴につき触るべからず。』
——真選組最凶にして最悪の“犬”と謳われた二人の隊士の物語。
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
◇注意事項◇
※原作+オリジナル
※主人公はオリキャラ
※キャラ崩壊+捏造は日常茶飯事
※作者に文才はありません
※「はろー、幕府のお犬さま」のリメイク版
※だけど前作の面影はゼロ
- Re: 【銀魂】三回まわってワンと鳴け【原作沿い】 ( No.1 )
- 日時: 2016/06/04 19:18
- 名前: 春太郎 (ID: D7i.SwLm)
晴天の下、一人の男が真選組隊士に囲まれていた。
四方を塞がれ、男——攘夷浪士は短く舌打ちをする。多勢に無勢、まさに万事休す。
それでも何とか命だけは助かりたい。
退路を確保しようと血走った眼を周囲に巡らせた浪士は、隊士の中に長髪の女がいるのを見つけた。
( あの女なら、もしかすると——。 )
意を決し、女の方へ駆ける。
「死ねェェェェェ!!!」
咆哮を響かせながら、浪士は女に勢いよく斬りかかる。
が、剣は女の体ではなく宙を斬った。軌道上に女の姿がないことに浪士は困惑する。
——直後、浪士の眼前で琥珀色の“何か”が揺れた。
それが女の髪だと気付いたときには既に浪士の右腕に鋭い蹴りが入っていた。
バキリと嫌な音を響かせ、腕が有り得ない方向に曲がる。剣士の命である刀は弾みでどこかへ飛んでいった。
呆気に取られる浪士の胸ぐらをひっ掴み、女はにこりと場に似つかわしくない笑みを浮かべた。
得体の知れない笑みに浪士の顔がサッと青ざめたものに変わる。
それに構わず女は攻撃を再開した。
まずは頭突き、続いて腹に重い蹴りを一発。
最後に、浪士の股間に重い重い膝蹴りを叩き込む。
思わず周りの隊士たちが憐れみの視線を送ってしまうほど情け容赦ない仕打ちに、浪士の体が宙を舞った。
地面に叩きつけられた浪士はピクリとも動かない。どうやら気を失ったらしい。
その間、僅か数十秒。
横たわる浪士を一瞥して鼻を鳴らす女——遥に一人の隊士が歩み寄る。
「隊長、無事っすか」
「そう思うんだったらもっと早く来いや」
「いやあ、だってアンタなら大丈夫でしょ」
「か弱いレディーが襲われたんですけど? もうちょっと心配してくれてもよくない?」
「隊長がか弱いとか…ゴリラの間違いじゃないっすか」
「よし、雪路。歯ァ食いしばれコラ」
握り拳を作った遥とは対照的に、雪路と呼ばれた隊士はへらへらと笑っている。
が、遥の蹴りが尻にヒットすると涙眼になりながら呻き声を上げた。
「殴るんじゃねーのかよ!?」
「ハア? 誰もそんなこと言ってないし。てか殴られたかったの? あんたドM?」
「違えーよ!!」
任務の最中だと言うのにぎゃーぎゃーと喚く二人。その背後でゆらりと影が揺れた。
瞬間、影——浪士の肩から血飛沫が上がる。
「…気絶したフリするなんて演技派だねぇ。でも、そんな子供騙しじゃ私たちの首は取れないよ」
にたりと笑う遥の隣には、抜刀した雪路が立っていた。
手にした剣には真っ赤な血が滴り、瞳は獰猛な獣のように爛々と光っている。
「真選組は狂犬を飼っている、って噂聞いたことないかなぁ?」
「なッ…まさか、テメエ、ら……」
「そのまさかだよ」
怯えているのか体を震わせる浪士に、遥が優しげな微笑みを見せる。
「——真選組零番隊隊長、掛井遥」
「——同じく零番隊、小鳥遊雪路」
「「真選組の狂犬コンビですけど何か?」」
- Re: 【銀魂】三回まわってワンと鳴け【原作沿い】 ( No.2 )
- 日時: 2016/06/05 00:19
- 名前: あああ (ID: tzg9ExdF)
どこかでみたことあるかんじ
パクリ?
- Re: 【銀魂】三回まわってワンと鳴け【原作沿い】 ( No.3 )
- 日時: 2016/06/22 18:03
- 名前: 臨雄那 (ID: QWh0.v4B)
上に同じく。
まあ僕もアンタの事言えねぇけど零とか女子とかwwwww
在り来たりなタイプだよな。
Page:1