二次創作小説(紙ほか)
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- 魔法少女リリカルなのはINNOCENT フェイトの方々が娯楽
- 日時: 2017/11/19 19:26
- 名前: ワクワクさん (ID: 80kMZFUh)
***プロローグ***
──────────────────────── 西暦20XX 年季節は夏、混迷するゲーム業界に一筋の光明ともいえるゲームシステムが誕生する プレイヤー自身が身体を動かし3D立体映像のキャラクターを操作する体感シミュレーションゲームその名も『BRAVE DUEL』 ────────────────────────ボビーショップT&H PM 15:19
『昨夜、海鳴市研究施設で5度目の何者かによる巨大な爆発が起こりました、警察は未だ犯人の特徴を掴んでおらず周辺の市民に警戒を呼びかけており、尚この事故での死人はでておらず警察 は反政府組織「ACE 」によるものと見て捜査を続けていく方針とのことです────』
「うーん困ったわ」
ボビーショップT&Hの店長プレシア・テスタロッサは困っていた、それはここ最近海鳴市周辺で起きている連続爆発事件による客の激減、周辺の巨大ショップには客足が減り金銭的に危うい状況なのだ、それはここT&Hもで今は開店当時から来てくれている方とフェイトの友達しか客はおらず残り2ヶ月続けて行けるかどうかも分からず、早急な事件解決を願うしかなかった
「お母さん、ただいまなのは達来てるよ」
「「「お邪魔します」」」
「あら、いらっしゃいフェイトもただいまレヴィちゃんやシュテルちゃん達は上に居るわよ」
「「「ありがとうございます」」」
「なのは達先上がっといて、後で来るから」
「うんフェイトちゃん早くね」
そう言い3人はエレベーターで最上階へ上がって行く、それを確認しフェイトはプレシアはの方を向き心配そうに言う
「お母さん、大丈夫?ここ最近眠たそうにしてるし暇あるとずっと計算ばっかりしてるし」
「えっ?そ、そう?大丈夫よお母さん元気よこの通り!ね?」
フェイトはしばし疑いの眼差しをこちらに向けた後無理矢理納得したのかコクと頷き
「うん分かった、お母さんちゃんと睡眠取ってね?それじゃ、上行ってくるね」
「ええ」
フェイトが上へ上がった後控え室でしばらく仮眠を取るプレシアだが数分後同店長のリンディ・ハラオウンにより強制的に品出しをする事となる ──────────────────────── 「チン」という音と共にエレベーターの扉が静かに開く、何故かこの頃遊びに来る人が日に日に減っている気がし対戦する相手もフェイトちゃんやシュテル、レヴィ王様アリサちゃんすずかちゃんと、顔見知りの人達としか戦っていない
「王様達は対戦中だねぇ、あっアリシアちゃーん」
「みんなないらっしゃい、あれフェイトは?」
「後で来るって」
「そっかぁパパっと店の掃除手伝ってほしいのになぁ」
確かにアリシアちゃんの格好はいつもの私立海聖小学校の制服では無く動きやすいスポーツウェアにバケツとモップ重曹といういかにも大掃除という格好だった
「あれ、ここって掃除するほど汚い?」
するとアリシアちゃんは首を横に降り
「今日、大事なお客様が来るんだってそれで電話口で『我は王だ民衆どもに興味など無いがそこで行われている遊戯に興味がわいた我が直々にそこへ向かう時は明日の16時とでも言っておこう。もし我が満足出来なかったら店もろとも潰してやろう』だってそれでみんなで掃除しているの」
それを聞いてその場の全員が引いた
「うわぁ、何て自己中」
だから掃除してるのね」
「アリシアちゃん私達も手伝うよ」
するとアリシアは目を輝かせ
「いいの!?みんな」
「いいってことよ!」
「うん、ここにはいつもお世話になってるし」
「ありがとう、助かる!実は16時までに終わる気配無かったんだよ」
アリシアは倉庫へ物凄いスピードで走ってゆき倉庫用具を持って来る
「3人にも床のモップ掛け頼みたいんだぁ」
「はぁい」
アリシアはパパっと倉庫用具を3人に渡して掃除を再開する
「ん、じゃあパパっと終わらせますか」
「「おおー」」
三十分後、元々綺麗で途中から上がって来たフェイトちゃんと対戦の終わった王様達が手伝ってくれたおかげでそこまで時間はかからず終わった
「ありがとう、みんな」
「「いいよ、いいよ」」
「そうだな我らはただただ普通の事をしたまでよ」
「何かあったら声かけてよ、手伝うから」
「うんありがとう」
「掃除用具片付けようか」
みんなで使った掃除用具を分担して片付ける、ホールを見渡し「こんな短時間でも綺麗になるものなんだなぁ」と一人思うなのはで時計を見ると、4時になろうとしていた
「そろそろだなぁ」
そして、しばらくエレベーターの方を見ていると「チン」となりエレベーターの扉が静かに開く
「故に言峰、ここがあの遊戯を楽しむ場所か?」
「ああ、そうだお前の為に貸し切りにしたんだ楽しんでもらわなきゃ困る」
その数秒後、隣のエレベーターの扉が開く
「シロウ、コレが噂の『BRAVE DUEL 』ですか?確かに少し興味が湧きます」
「凄いなぁ世界初の体感シミュレーションゲームらしい」
「ちょっと衛宮君さっさと降りなさいよ」
「リンよ、あまりエレベーター内ではしゃがないでくれ」
「うっさいわよ東京からここまで何時間掛かったと思ってるの!」
「十分と覚えている」
「あの〜君たちも早くでて欲しいのだが…」
凛とアーチャーの後ろでその場に座り込んでいる侍の格好をし長刀を抱える男が申し訳なさそうに言う
「アサシン!?何でここに」
「あの山から出れない筈じゃないのか」
「いやーキャスターに頼まれてなっ、この護符を付けていれば山の外にでれる」
「なる程」
そしてまた数秒後もう一つのエレベーターが到着し扉が開く
「ねぇランサー冬木市から離れてこんなホビーショップ何の用があるの?」
「へへ、ここにはあんたも気付いての通りサーヴァントとそのマスターがたまっている!行くしか無いだろ!」
「あら、ランサー昨日新聞で載ってたこの体感シミュレーションゲームに凄い勢いで食いついていたのは誰?」
「あ、バゼットさんもこのゲームをやりに来たんですか?」
「ええランサーが、桜さんもですか?」
「あ、はい私の我がままで」
「コレが『BRAVE DUEL 』私の騎乗スキルを試すには少しばかり小さい気もしますが…」
その人達がホールに入るとその異様な空気がホールをつつみ彼らを包んでいるオーラが目に見えるようだった
「ねぇねぇ、アリシアちゃんあれがアリシアちゃんの言ってたお客さん?」
そっと隣にいるアリシアちゃんに聞くと「コク」と頷き
「たぶん…あれが自称英雄王ギルガメッシュさんそれとぉ後は聞いてないな」
「うう〜ん何か思ってた以上…」
「そうだねぇ本物って感じがする」
「まっさか〜ちらほら異様な格好してるの居るけどそれ以外普通じゃん」
「あれ?フェイトちゃんとか王様達は?」
聞くとアリサちゃんはホールの中心に指をクイクイとする、その方を見ると王様達はカプセルに浮かんでいた
「止めさせなくていいの?絶対あのギルガメッシュさん怒るよ」
「あれは、単にゲームのメンテナンス、ほら上のモニターにメンテナンス中って」
「あ、本当だ良かった〜いくらああいう人でもメンテナンスで怒らないよね?」
アリサちゃんの方を向くと歯をガチガチさせ
「そうでも…無いみたいだよ?」
「「えっ?」」
見ると其処には怒りのオーラで包まれたギルガメッシュさんがおり、持っていたのであろう缶を握りつぶしており、何故だかしらないがギルガメッシュさんの後ろが所々歪んで見える すると何故だか、周りの人達が慌て始め必死で止めようしている。そんなに怒らしたら危ないのだろうか…
そしてギルガメッシュがある言葉を口にする
「ゲートオブバビロン」
瞬間、周りの人が青ざめる
****プロローグ終わり***
- Re: 魔法少女リリカルなのはINNOCENT フェイトの方々が娯楽 ( No.8 )
- 日時: 2017/06/19 23:59
- 名前: ワクワクさん (ID: 80kMZFUh)
***第6話なのはとセイバー***
アヴェンジャー達がbravedhueruを楽しんでいる頃、一階の飲食店が立ち並ぶフロアではT&Hエレメンツのメンバーチーム八神堂のヴィータ、シグナム、ダークマテリアルズのメンバーそしてさっき表を買い物の帰りで通っていた衛宮士郎とセイバーが昨日の対戦について話合っていた
「この先日に行った対戦の映像を見て私達が教える前に何故負けたのか、わかっていますか?」
セイバーがテレビに映る対戦動画を止め机を挟んで向かい側に座っている少女達に冷たい声で問う
「私にはあまり、このbravedhueruというモノは分からないが…見た感じ″戦う″という事に関してはぎこちない感じもしたが武の心得も無い者の戦いとしてはいい感じだったと思うぞ?」
そう言うシグナムに対しセイバーは「コクリ」と頷いて動画を士郎に再生させる、再生させた場面は丁度アーチャーとなのはが戦っている所だった、なのはが誘導弾を撃ちアーチャーにやられる所をずっとループ再生させながらセイバーは喋り出す
「シグナムさんの言った通り武の心得も無いのに良くここまで戦えましたね、そこには私も感激しました。ですが先日剣を交える前にあなた方が戦っている所を拝見したのですがどうも一人一人が団体戦に頼った戦いをしていると私は見ましたなので1対1になった時なのはさん、頼れる味方が居なかったので武装の性能に頼りそこまで回避行動に専念しませんでしたね?」
「は…はい、いつもならアリサちゃんやすずかちゃんが色々とサポートしてくれてるから安心して戦えるけど今回アーチャーさんと戦った時は防御の取り方や作戦とか色々と一人で瞬時に考えないといけなかったからセイクリッドの性能に頼り過ぎてた所がありました…」
「やはり……そう思い先程アミタさんとキリエさんに予定を聞き色々とあなた方が個人でも強くなれるように私や、ランサー、アーチャー、キリエさんにアミタさん、今回は武の心得もある佐々木小次郎も講師につき一人一人戦えるようにしていきたいと思います、まぁ私達はこのゲーム初心者なのでそんな者に習いたくないといっしゃるのならいいのですが」
ティーカップに入った紅茶を一口飲みセイバーはbravedhueruのあるフロアにいるのがギルガメッシュとランサーだというのが分かると手に力が入った
(ランサーとギルガメッシュ…首を狙うチャンスですが、二人共此処で戦いを始める訳ではありませんよね)
「あの、セイバーさんが良いのなら私一人でも戦えるようになりたいです!!」
それに乗っかる様にアリサやすずか、「アリサがやるなら」とヴィータそしてランサーに負けっぱなしは嫌だとレヴィ
「では私達には時間がありませんしさっさと始めましょう、シロウあなたにも手伝ってもらいますよ」
セイバーは席を外しエレベーターの方に向かう、それと同時になのは達もエレベーターの方に向かう
(あんな…楽しそうなセイバーいつぶりかな?この頃聖杯戦争が激しくなってから険しい顔しか見れてなかったからな…)
そう思いながら志郎は隣でエレベーターを待つセイバーの頭を二回程優しく叩いた
───────────────────────────
アーチャーは悩んでいた、理由はこの頃サーヴァント達の魔力が先日娯楽として楽しんだ店に集中しているのだしかもあのギルガメッシュでさえ
(今朝、セイバーから例の店で前回戦った少女達を時の許す限り育てたいと言われたが、あのセイバーでさえも夢中にさせる物があのゲームにあるのかと言われたらそこまでだし参加するとは言ったが私的に主である凛の納得の行く様に行けばいい……だから今回はこの機会利用させて貰うぞセイバー、そろそろバーサーカー達がこの有り得ない状況に目を着けてる頃だろうそれに、あんな所で戦闘が始まっては大惨事を招かねない)
眉間にシワを寄せながらアーチャーは炎天下の街を凛と二人何か喋る訳でも無くボビーショップT&H に足を進めていく
───────────────────────────
「はぁ…はぁ無理だ…」
ランサーはデバイスを放り投げギルガメッシュが撃とうとしている「ゲートオブバビロン」を避ける体勢すらとらずに手をヒラヒラと降る、それに対しギルガメッシュはメニュー欄を開き「ゲーム中断」という枠を押す
「戦意の無くした奴とは戦った所でそれが遊戯であれ意味をなくす」
そういいギルガメッシュはフィールドから姿を消す
「……………」
ランサーはビルの屋上に転がっているデバイスを拾い上げしばし見つめてフィールドから姿を消す
─────────────────────────
「うめぇぇぇ!!このモンブランもそうだがおはぎって奴もうめぇぇぇ」
「せやろ〜?おはぎは私の自信作なんや」
はやては自分の作ったモンブランとおはぎに食いつくアヴェンジャーを微笑みながら眺める、先程まで山盛りに積まれていたおはぎはもう残り何個になりモンブランに限ってはもう無い
「英勇王が欲しがんのもわかるわ」
「誉めても何もでーへんよ〜」
「いやマジだって、なぁはやてコレ持ち帰ってもいいか?」
「ええけど?どうするんそれ」
「ああ、食わせたい奴がいんだよ」
「待っといて、詰めて来る」
そう言いはやては、厨房の奥に走って行く
(そういや、生きてた時にもああやって優しく笑って旨いもん食わしてくれる奴居たなぁ…誰だっけ)
思い出そうとしても思い出せなかったのでアヴェンジャーは諦めた
***第6話終わり***
はい、どうもです。ワクワクさんです
何時も通りに中途半端で読みにくい小説が出来上がってしまいました。すいません<(_ _)>ですがどうか皆さん完結するまで暖かい目でお守り下さい
- Re: 魔法少女リリカルなのはINNOCENT フェイトの方々が娯楽 ( No.10 )
- 日時: 2017/06/21 21:32
- 名前: ワクワクさん (ID: 80kMZFUh)
あはは、北大路さくらさん…小説投稿するページ間違ってますよ?
ごめんなさい。今回は個人の内容投稿とさせてもらってます
引き続きRe:魔法少女リリカルなのはINNOCENT フェイトの方々の娯楽宜しくお願いします
- Re: 魔法少女リリカルなのはINNOCENT フェイトの方々が娯楽 ( No.11 )
- 日時: 2017/07/06 23:04
- 名前: ワクワクさん (ID: 80kMZFUh)
夏風邪で暁にとらうち。死す
先週からてんかん用にと飲んでいた薬が効いておらず何回も倒れてしまい、倒れるのは慣れているのですがその後の頭痛が酷く吐き気もするので……すいません。
来週辺りから小説の方をお届けいたしますので後少し待っていてくださいお願いします………何かこういった事って人気作家がやりますよね?普通、すいません、気取って
暗殺教室 神威の赴任は今のペースで投稿いたしますので宜しくお願いします、楽しみにして下さっている読者の皆様ご迷惑をおかけして誠にすいませんでした。
とらうち。
- Re: 魔法少女リリカルなのはINNOCENT フェイトの方々が娯楽 ( No.12 )
- 日時: 2017/07/16 00:45
- 名前: ワクワクさん (ID: 80kMZFUh)
***第7話***
「ボーッとしない!!相手に攻撃を防がれたなら相手が攻撃を防いでる間に次の攻撃を仕掛けて下さい、5人相手でこれではランサーにもアーチャーにも勝てませんよ!」
「「は、はい!!」」
先程から始まったセイバーによるT&Ηエレメンツ戦闘
技術向上指導、なのはやすずか、フェイトにアリサそしてレヴィ含む5人を二時間ぶっ通しで相手している、やはり英霊であるセイバーの指導のたわものなのかこの二時間で5人は見て分かる程に動きが良くなっているがしかしセイバーは満足してないらしく避ける事しかしていない彼女達相手に武器を使うのはまだ早いのだろう
「無造作に誘導弾を撃っても意味はありません!あなた方は今チームとして戦っている訳ではない1人で戦っているということを忘れているのですか?」
「アクセル……シュート!」「フレイムウィップ!」「サイズスラッシュ!」
なのは、アリサにフェイトの放った攻撃ほがセイバーを包む
「さぁ、どうよ」
「はぁ…はぁ‥」
しかし簡単に倒れる程弱くないのは指導してもらっている本人達が分かっている
「…まぁ倒れる訳……ないよね」
「ええ」
攻撃により生じた煙が引き無傷のセイバーが姿を現す
「さぁ、次!もたもたしていると殺られますよ」
「次はボクだぁぁぁ」
そう発しながらレヴィがセイバーへ突っ込んで行く
「うおりゃっ!」
「鎌を振るのが遅過ぎですレヴィ」
その通り、セイバーに対しレヴィがいくら鎌を振るってもセイバーに当たることは無い慣れない空中というのにセイバーは何食わぬ顔でスイスイとレヴィの一般的に言ったら速い部類に入る斬撃を紙一重で避けてすきが出来るとレヴィの背を「チョン」と押す
「何で……はぁはぁ‥当たんないの?」
「レヴィ、あなたは攻撃の方法が無意識か分からないですが一つに絞られているそれでは当たる物も当たらないし相手にすぐ後ろを取られてしまう」
「うぅ」
「はい、次!」
『……───…─ワーフルチャージ、ディバインバスターフルバースト撃てます』
その電子音声の直後空を覆う程大きいピンク色をした魔法陣が風に吹かれているなのはを中心に一回りずつ広がっていく
「なるほど‥先程から魔力消費の少ない技ばかりで何か企んでいると思いましたが防御力の高いセイグリッドを生かし相手が魔力を消費するまで時間を稼ぎ、最後に懇親の一発を放つ‥いい考えです 撃った後も動けるように上限まで魔力を貯めましたね?なのは!」
「はいっ!」
セイバーの腕と足にバインドがかかり完全に身動きが取れない状態とかす、しかしセイバーはこの特訓の間で初めて見せる満面の笑みだ
「すいませんセイバーさん、セイグリッドの性能に頼らないように戦おうと思ったんですけど…‥‥このセイグリッドは私の力なんです!」
「撃って下さい」
「ディバインバスターーーーーー」
──────────────────────────────────
「お疲れ様セイバー」
「士郎」
「どう?三時間近く相手して」
「未熟者の私が言うのもあれですが伸びしろはありますよ。ダメ出しをするとすれば一つだけ…」
「うん?」
隣に座っているセイバーの話を聞きながら缶コーヒーをビデオカメラで録画してカラカラの喉に勢い良く流す
「やはり技術が足りない」
「……あああ」
それはレンズ越しで見ていた士郎も気づいていた、このゲームは殆どが魔力による技で成り立つしかしテレビゲームやゲームセンターのゲームでもそうだが幾ら強いキャラで強力な技がチート級に使えるとしてもそこまでの流れを作るプレイヤースキルが必要で、それが無ければどんな強いキャラも唯の雑魚でしかない
「シグナムも仰っていた通り確かに武の心得も無くあそこまで戦えるのは正直驚いています、しかし士郎もたぶんお分かり頂いてるでしょうがそこに武の心得を教えれば今日あそこまで戦えたのです私など抜かれるでしょう」
「ならさシグナムさんと協力してあの娘達にプレイヤースキルを身に付けさせようよ」
「…………………」
セイバーは士郎の考えに対し深く考え込む、それもそうだ自分達には聖杯を手にするという使命があり本当なら今ここで少女らにゲームで強くなれるように指導するための時間などどこにも無い
「このことは後で考えましょう今は冬木に戻り聖杯戦争での作戦を練りましょう」
「そうだよな」
「それもそうか…」と士郎は立ち上がりエレベーターの方に体を向け
「聖杯戦争が終わってもしセイバー達が何らかのイレギュラーで今の世界に残ったなら次は何も考えずこういった娯楽を楽しみたいな」
「はい」
イスに座っていたセイバーも立ち上がり士郎に肩を並べて歩き始める
「士郎、今日の晩ご飯は何ですか?」
「ううーん………カレー?」
「凛に難癖付けられそうですね」
「はは、なら食わさん」
***第7話終わり***
はい、ワクワクさん兼とらうち。です──……───‥復活!!はい!復活しました。いやー薬の量一錠間違えてました(笑)読者の皆様ご迷惑おかけしてすいませんでした、今回の回はメガネ付けてないので誤字脱字が有ったかもしれませんご了承下さい、毎回の事ながらキャラの口調が変わっていたりキャラ崩壊がある可能性が………←なら直せよ!
えーっと、出して欲しいキャラや要望など有りましたらコメント宜しくお願いします!!それと今更なのですが目次の出し方知ってるお方いらっしゃたら教えて下さいお願いします。
これからも『Re:魔法少女リリカルなのはINNOCENT』と『Re:暗殺教室 -銀魂の神威の赴任-』宜しくお願いします!
- Re: 魔法少女リリカルなのはINNOCENT フェイトの方々が娯楽 ( No.13 )
- 日時: 2017/11/02 01:49
- 名前: ワクワクさん (ID: 80kMZFUh)
***第8話***
それはある天気の良い昼下がり、その一日は冬木市のカフェにサーヴァント2人を連れる主の何気ない一言により始まった
「やはり世界は金ですね」
そう言いシスターの風貌をした少女、カレンは持っていたティーカップをテーブルに置き懐から一千万程の札束を出した
「なーんか、この展開あっちの方で覚えがないか?」
「気のせいじゃないですか?それはそうとマスターどうしたんですか?唐突に」
子ギルのその問いかけに「フッ」と鼻で笑い
「先日バイトをしまして、その日貰った金をある家に持って行き見せびらかすと内乱が起きました」
「へーこんな小金で歪むんですね」
「あんたら金銭感覚可笑しすぎだろ」
カレンは札束を懐にしまいランサー、ギルガメッシュ(子)に向かって
「この頃『BUREIBUDHUERU』なるモノが流行ってるらしいのですが2人は何かご存知ですか?」
「ああ〜アレ?楽しかったぞ、運動した感覚はそこまでだが空を飛べたのは新鮮だったな」
「僕は特に何にも」
「そうですか、ランサー(駄犬)の言うことはあまり頼りになりませんし自分体験する他無さそうですね」
「人に聞いといてそれかよ…」
札束の件から何か始まる訳でもなくやはりBUREIBUDHUERUに話題が行くのであった
──────────────────
ボビーショップT&H
「ここですか」
「へー思ったより大きい所ですね」
「2.3日前に来たばかりなのに久しく感じるな」
此処に着きランサーは自分が今凄い程に手に無意識下で力が入ってるのに気づく
「どうしたんです?ランサー自分の右手を見つめて、もしかしてランサーそういう系なのですか?」
「そうなんですか」
「ちがうわ!とりあえず入ろうぜ、店前で騒いだら迷惑だろ」
「ランサーに正論を言われるとこれ程までに腹が立つんですね」
「同感です」
「あんたらは俺を何だと思ってんだよ!」
「さぁ?私は駄犬としか」
「僕は特に……」
「酷いなあんたら…」
カレン等の答えに心に少しのダメージを負ったがランサーは先に歩いてゆく2人を見失わない内に店内に入る
「へぇ〜でかいですね」
ギルガメッシュ(子)が店内を見渡していると、店の奥から「ダダダダダーーッ!!」という効果音と共に二十代前半くらいの女性が猛スピードで走ってきてギルガメッシュ(子)の前で止まるとにこやかな笑顔で
「いらっしゃいませーー!今日はどういったご用件でしょうか?洋服でしたら二階、玩具売り場は三階、そして当店の目玉!BUREIBUDHUERUなら四階です!」
「は、はぁ…ありがとうございます」
「では、ごゆっくりどうぞ〜」
そう言い残しスタッフなのであろうその女性はまた猛スピードで店の奥に消えていった
「四階らしいですよ、それでは行きましょう」
「すんごい定員だったな」
「忙しいんですよ、行きますよ?マスター」
「ええ」
ランサーはエレベーターのボダンを押し数秒後下りて来たエレベーターに乗り全員が乗ったことを確認すると四階のボダンを押す、五秒もしない内にエレベーターは四階につきエレベーターの扉が開いた途端眩い色鮮やかなライトの光と共に爆音が力の入っていた手により一層力を入れさせる、この感覚を味わなければ此処に来た気にすらならない。しかし初体験の人にとっては心臓に悪いランサーは隣のカレンとギルガメッシュ(子)に目を向ける、すると
「なっ!あんたら何しようとしてんだよ!」
「「え?少していうか凄いレベルで五月蠅いので破壊しようと……」」
そう言う2人の手にはそれぞれ武器を構えていた、ギルガメッシュ(子)に至っては鎖まで出している
「五月蠅いのは分かるがこのゲームは仕方ないんだ、そういうものだから」
はたしてどういうものなのか
「まぁ遊んでみましょう、壊すか壊さないかその後で決めましょう」
「ですね」
『主旨変わりすぎんだろ』
ランサーは頭をかきながらまた先に行った2人を追いかけてゲームをするための列に並ぶのだった
***第8話終わり***
──────────────────
読者の皆様お久しぶりです。今回の8話はカレン等がBUREIBUDHUERUで遊ぶ。という話を進める為の余興です「何故前回までバゼットがランサーの主なのに8話になっていきなりカレンが登場してんの?ランサーの主になってんの?てか8話短かっ!」と思った読者様もいると思います。何故そういった事になったと言いますと簡単にまとめると自分がカーニバルファンタズムが好きで普通のフェイトも大好きで普通のフェイトのようなストーリーも好きだけどカーニバルファンタズムのような皆でわいわいガヤガヤやってるのも大好きだからです(*⌒▽⌒*)あと8話短かいのは先ほども申した通り話を進める為なので9話から何時も通りになると思います(笑)
長文失礼致しました、これからも引き続き宜しくお願いします
とらうち。兼ワクワクさんより