二次創作小説(紙ほか)

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

オリジナル王様ゲーム
日時: 2020/07/03 22:14
名前: デルタ (ID: yLYdLExj)

はいどうも、いつもは二次創作総合板で逃走中等を執筆しているデルタです!
今回は王様ゲームという小説にハマっており俺自身の王様ゲームを書いてみたいと思いました!
グロ描写がありますので、苦手な方はブラウザバックを。
あと俺はこういう系の小説の執筆は初めてなので温かい目で見ていただけると幸いです。

ルール
1.これはあなたのクラス全員で行ってもらう王様ゲームです。
2.王様から届いたメールに24時間以内に絶対に従ってください。
3.命令に従わなかった場合は罰を受けてもらいます。
4.王様ゲームを途中でやめる事はできません。

第1章 >>1-

Re: オリジナル王様ゲーム ( No.26 )
日時: 2021/01/22 18:12
名前: デルタ (ID: T0iqmCpC)

5月28日午後10時30分

あの後、俺は凛を家まで送り自分の家に帰って来た。
晩ご飯と風呂を済ませ、自分の部屋にいる。
この命令が終わるまであと1時間半だ。
そんな事を思っていると、和樹から電話が来た。

「和樹、どうした?」
「政志、助けてくれ!」
「何があったんだ!?」
「詳しい事は後で話す!それより今お前の家の近くにいるんだ!」
「わかった、すぐ向かう!」

俺は急いで支度し、台所から包丁を持って行った。
その様子を母さんが見てこう行った。

「政志、そんなに急いでどうしたの?」
「ごめん母さん、急用なんだ!」
「急用って・・・それに包丁を持ってるじゃない!」
「俺、今はやらないといけない事があるんだ・・・」
「やらないといけない事?」
「実は和樹から電話が来て助けてほしいって事なんだよ。」
「そう・・・わかったわ。気をつけてね。」
「うん、行ってくるよ。」

そう言って、俺は家を出た。

Re: オリジナル王様ゲーム ( No.27 )
日時: 2021/02/03 22:00
名前: デルタ (ID: N/abeNf9)

5月28日午後10時40分

俺は和樹を探した。
俺の家から少し離れたところに和樹はいた。

「和樹、大丈夫か!?」
「政志か。来てくれたんだな・・・」
「一体何があったんだ?詳しく聞かせてくれ。」
「実は、俺は昼に路地裏で大輝を殺したんだ・・・」
「そうなのか!?」
「ああ。だけど俺が最初に大輝を見た時あいつは金属バットで圭輔を殴って殺していたんだ・・・」
「それで見つかって殺したって事か・・・」
「そうだな。じゃあ、本題に入るぞ・・・」
「わかった。」
「今、俺は藤堂さんに追われているんだ・・・」
「確か、藤堂さんも今回の命令の対象だよな?」
「そうだ。それで同じ命令の対象という理由で俺が狙われているんだ。」
「事情はわかったが、これからどうするんだ?」
「とりあえず、どこかに隠れるのが良いと思うな・・・」

俺と和樹が話している時、人影が現れた。その人影は藤堂さんだった。

「やっと見つけた・・・」

藤堂さんは手に包丁を持っており狂気に満ちた顔をしていた。

「どっちでもいいから死んで!」

藤堂さんは俺達に襲いかかった。
その時、和樹がスプレーらしきものを出して藤堂さんの顔にかけた。

「きゃあ!何するの!」
「政志、今のうちに逃げるぞ!」
「お、おう!」

俺は和樹と一緒に逃げた。

「実は俺、ゴミ捨て場で催涙スプレーを拾ったんだ。ほんの少ししか入ってなかったけど。」
「よく見つけられたな・・・」
「それより、近くに廃墟があるはずだ。」
「そうだな。あそこなら見つかりにくいはずだ!」

俺達はその廃墟に向かうべく急いだ。

Re: オリジナル王様ゲーム ( No.28 )
日時: 2021/02/03 23:52
名前: デルタ (ID: N/abeNf9)

5月28日午後11時55分

今日の命令が終わるまで残り5分。俺と和樹は廃墟に身を潜めていた。
いざという時のために、俺達は手に刃物を持っている。
まだ命令は終わらないのか?
そう思っていると、突然窓を強く叩かれる音がした。見るとそこには藤堂さんがいた。いつもの雰囲気とは異なり、血走った目で俺達を見ていた。
彼女は何か叫んでいた。
次の瞬間、窓ガラスが割れる音がした。大きな石を使って割ったのだ。

「あんた達・・・私のために死んで!」

藤堂さんは必死の形相で叫んだ。
そして、彼女は俺の方に近づく。俺はナイフを構える。
だが、この廃墟はそこまで広くなく俺は端っこに追い詰められた。

「私は・・・私は生き残るん・・・だ・・・」

藤堂さんが包丁を上げた瞬間、彼女の首に赤い線ができた。

「え・・・あ・・・」

彼女は自分の首を触り、手についた赤い何かを見て驚愕の表情になる。

「あぁ・・・黒崎、君・・・助け・・・」

そこまで言って、彼女の首が落ちて血が噴水の如く噴射した。

「うぐっ・・・!」

俺は吐き気を催しすぐさまその場を離れた。

「お、おい、政志!」

和樹の声にも気づかずに、俺は無我夢中で自分の家へと帰った。

死者5人 残り18人

Re: オリジナル王様ゲーム ( No.29 )
日時: 2021/02/12 23:04
名前: デルタ (ID: TcaCog6k)

5月29日午前0時20分

あの出来事の後、俺は家に戻り自分の部屋に入った。
また衝撃的な瞬間を目撃してしまった。
そう思いながらも、俺はスマホを確認した。そこには通知が2件入っていた。

【これはあなたのクラス全員で行ってもらう王様ゲームです。24時間以内に従ってください。※途中棄権は認められません。命令9:クラス全員、不要な事を犯すな。】

「不要な事・・・?」

俺は疑問に思った。不要な事とは何だ?あまりにもざっくりとし過ぎじゃないか?
そう疑問に思いつつも、俺はもう1つの通知を見た。

【王様の命令に服従しなかったため、窒息死の罰を与える。出席番号21番新田梓】

・・・何だって?新田さんが王様の命令に従わなかったため窒息死!?
もしかして、新田さんは不要な事を犯したのか?俺はそう思ったが、その不要な事が何かがわからなかった。
そして、また通知が来た。

【王様の命令に服従しなかったため、火炙りの罰を与える。出席番号15番妹尾夏海】

「次は妹尾さんが・・・」

俺は半ばパニックになっていた。日付が変わってから30分も経っていないのに、罰を受けるクラスメイトが2人も出て来た。

「一体どうなってるんだ・・・」

その時、再び通知が来た。
そこにはやはり、誰かが罰を受けるという通知だった。

Re: オリジナル王様ゲーム ( No.30 )
日時: 2021/02/12 23:24
名前: デルタ (ID: TcaCog6k)

5月29日午前0時30分

【王様の命令に服従しなかったため、首切りの罰を与える。出席番号13番佐藤豊】

まずい。このままじゃ犠牲者が増える一方だ。そう思い、俺は豊に電話した。

「豊!」
「政志・・・俺、このままじゃ死んじまうよ・・・」
「一体何をしたんだ!?」
「何って・・・別に何も・・・」

そこまで話した後で、床に何かが落ちて転がる音が聞こえ、その後に液体が噴射する音が聞こえた。
結局、豊からは何もヒントは得られなかった。
そして数分後、また携帯の通知が来た。

【王様の命令に服従しなかったため、血抜きの罰を与える。出席番号29番村田海斗】

「海斗まで・・・」

俺はそう呟いて海斗に電話をかけようとしたが、既に電話が来ていた。電話の主は三浦さんからだった。

「三浦さん、どうした?」
「村田君が・・・村田君の様子がおかしくなって・・・」
「もしかして、海斗と一緒にいたのか?」
「うん。昨日の命令の時に偶然出会って出席番号が16番から20番の人から逃げてたんだ・・・」
「今日に入ってから海斗は何をしたんだ!?」
「わからない・・・ただ道路を歩いてただけで・・・そうしたら急に村田君が苦しみ始めた・・・」

歩いたら罰?だとしたら、俺も三浦さんも罰を受けているはずだ。

「それ以外には何をやってたんだ?」
「多分何もやっていないと思う・・・」
「そうか・・・一旦切るぞ。」
「うん、わかった・・・」

そう言って、俺は電話を切った。

「クソッ、不要な事についての手がかりすらわからねえ!」

俺はイラついた。不要な事が何かわからない。手がかり1つすら見つからない。
とりあえず、昨日の命令の事もあるし一旦寝るか・・・
そのまま、俺は眠りについた。


Page:1 2 3 4 5 6



小説をトップへ上げる
題名 *必須


名前 *必須


作家プロフィールURL (登録はこちら


パスワード *必須
(記事編集時に使用)

本文(最大 7000 文字まで)*必須

現在、0文字入力(半角/全角/スペースも1文字にカウントします)


名前とパスワードを記憶する
※記憶したものと異なるPCを使用した際には、名前とパスワードは呼び出しされません。