二次創作小説(紙ほか)

艶恋短編集 「艶がーる」
日時: 2019/07/30 21:33
名前: 徒花桜

はじめまして徒花桜といいます。小説は別のサイトをおかりして書かせていただいています。
ここでは幕末の時代に基づいた話を短く区切らせて書いていきます。
話の元になるのは艶がーるという話です。
簡単に艶がーるというものの説明をしていきます。

幕末を舞台にした女性向けのゲームでカメラで写した瞬間幕末にタイムスリップしてしまいそこで様々な幕末の志士たちと出会い恋をするというものです。

ここではタイムスリップしてしまうと言う話はなしにしてただ一人の少女の恋の話を書かせていただきます。物語の主人公はお団子屋の娘になります。

その恋の相手は幕末の志士。古高俊太郎と言う人になります。
ちなみにあくまでも作者の創作になりますので細かい間違いなどあったとしてもスルーをしてください。

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Re: 艶恋短編集 「艶がーる」 ( No.81 )
日時: 2019/12/11 13:15
名前: 徒花桜

「実は秋斉さんの背中見たことがあって」

えっ?いつの間にそう言う関係になったの私は雪花ちゃんをみた。楓ちゃんたちも同じだったみたい

「あ。ちがっ。そう言う意味じゃなくて偶然みてしまったのよ」

慌てて言い訳をしていた。雪花は羞恥真っ赤になっていた。

その時のことを詳しく話してくれた。でも楼主の部屋に入ることは許されているのね。

声をかけても返事がなくてだから心配で襖を開けてしまった。

どうやら着替えの途中だったらしい。背中が視界にうつり動くことができなかった。じとりと睨まれる。

「のぞきの趣味があったんか」

痛烈な皮肉を言われた。慌てて襖を閉めてその場を去っていった。

「見た目は細いのに腕や背中はしっかりしていたような」

「そこが不思議だね」

楓は思案に暮れる時片方の目を閉じる。

「刀をふるう必要があるのかね」

その体つきは武士のようだ。もしや彼らもまた偽りの姿を演じているのではないか。

「ということは枡屋さんもなのね」

楓の鋭い目つきは私に突き刺さる。ねぇ。どこまで見抜いているの。彼のこと。聞きたくても怖くて聞けない。

「彼はただの商人ではない」

その声は確信だった。私はもう、なんとなく気が付いていた。だけどそれをいうことが怖い。

あの人は命をかけてこの時を駆け抜けていた。そんな志士の一人だった。

Re: 艶恋短編集 「艶がーる」 ( No.82 )
日時: 2019/12/19 18:59
名前: 徒花桜


楓はうっとりと語る。大久保の着替えをみたことがある。

「それにしてもいい体だった」

肉体美というものだ。皆気が付き始めている。ただものではないと。自分たちと同じように嘘をついていると確信した。

「そういえば佐伯さんも武士だよね」

「うん。間違いないと思う」

彼らにもやらなくてはならないことがある。

「私はね。これからも助けを求めている人がいれば助ける」

楓が言うと皆も同じ意見だとこくり頷く。

「私も。秋斉さんが何者だろうとかまわないの。慶喜さんのことで助けられることあれば助けたいの」

「そうよ。私も同じ・・枡屋さんが何者だろうとかまわないの」

改めてここに誓う。討幕、幕府、そんなこと関係ないのだ。楓たちは強い眼をしていた。

舞華としては枡屋とその仲間を見殺しにはできないただそれだけだった。

しかし楓たちはその上を考えているように見える。運命が少しづつ別れ始めていた。





Re: 艶恋短編集 「艶がーる」 ( No.83 )
日時: 2019/12/20 13:46
名前: 徒花桜

皆が話が終わった頃一橋がやってきた。静かに部屋の中に入ってきた。すいっと開けて閉める。

楓は目の前に座る一橋の様子を探る。

何が言いたいのかとその頭の中はせわしなく働く。

「それは無理です」

舞華は楓と一橋のやりとりを見ていた。雪花は一橋の言いたいこともわかる。

「どうしてもかな」

常に笑みを絶やさない人だった。それとねといいながらも一橋は素性を明かす。

「俺の名前はね。徳川なんだ」

名乗りをあげた男は笑みを消し去り威圧感をもって皆を見回す。

「私も名前をつげなくてはなりませんね」

楓も居住まいを正して苗字を告げる。紫衣も楓の後ろに隠れていたが横にずれると別人のように名前を告げる。

にんとしていた口元を引き締める。凍えた眼差しを向けた。

「ようやく話をするきになったか?」

声すら低めていた。いつもの陽気で明るい男はどこにもいない。

「私は藍沢雪花と申します」

「私は橘舞華です」

「ということは皆武士の家柄なのか」

「私と紫衣はそうなります」

舞華の家はない。雪花は貴族の家だったと伝えた。




Re: 艶恋短編集 「艶がーる」 ( No.84 )
日時: 2020/01/10 16:57
名前: 徒花桜

「待ってくれ。聞いたことがないが」

慶喜は首を傾げている。

「もう一つの名前があるのですよ」

雪花は切ない顔をしていた。一度目を閉じてそういう。

「もう一つの名前は花園というのです。でも、その名前はついではいません」

慶喜はほんの僅か目を泳がせる。動揺したかのように。まさか兄と同じなのかと。しかし全てをさらすわけにいかないと口をつぐむ。

「聞いても」

「なに?」

「藍屋さんはただの楼主ではないですよね」

楓が言うと慶喜はまとう雰囲気を変化させた。

舞華は外の異変に気が付いた。声をかけると皆が私を振り返る。

そっと外にと視線を向けた。

「まずいみたい」

楓が片方の目を閉じてそういう。すぐさま荷物をまとめ始めている。

蝋燭の火を吹き消す。するとあたりは暗闇とかす。

「武器はもっていますか」

「一応はね」

慶喜は脇差を取り出して雪花にいう。

楓は思案に暮れている。どうやってこの場を切り抜けるか。


Re: 艶恋短編集 「艶がーる」 ( No.85 )
日時: 2020/01/13 13:37
名前: 徒花桜


「慶喜さんはご自分を守ってください」

「楓たちはどうするつもり」

楓は覚悟をしていた。ここに残り時間をかせぐつもりだった。

「駄目よ」

紫衣は楓を引き止めている。何かないかと舞華は雪花は一つ思い出す。とある人物がよくしていたこと。

「ここから外には出られないかな」

そこからというのは二階の窓のことだ。

「本気で言っているの」

確認をしたのは舞華だった。どこをどうしたらその考えにいたるのか。

「とある人物を思いだすのだが」

慶喜が言う。赤い着流し姿で島原を駆け回る男。その名は高杉晋作という。

かけになる。皆がそこから脱出したのだ。舞華と雪花が先に楓と慶喜が後に紫衣は粉を手にしていた。

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