社会問題小説・評論板
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- 黒い狂気
- 日時: 2010/11/03 17:04
- 名前: 真猫 ◆QmOd43yggw (ID: OROHjpgn)
- プロフ: れすしてーーー
初めまして
以前は他の掲示板でも書いてましたが
ここでも書こうと思います!
ホラー系を書こうと思いますが
そう言うのは初めてなのでアドバイスなどもどしどし募集します!
オリキャラも募集しています
>>7
目次
登場人物>>2
プロローグ>>1
第一章
>>3-5
- Re: 黒い狂気 ( No.1 )
- 日時: 2010/11/03 16:58
- 名前: 真猫 ◆QmOd43yggw (ID: OROHjpgn)
- プロフ: れすしてーーー
プロローグ
今日は作文の提出日
今回は私生活についての作文の宿題だ
学校に登校すると私は作文を先生に1番で列に並んで見せに行った
きっと褒められるだろう、私はそんな思いを空中に浮かべた
そして先生が作文を確認してる最中でも早く感想を、と催促した
しばらくして先生は感想を言い始めた
「これは・・・」
「これは!?」
私は賛成の言葉を繰り返し期待を高めた
「すごくいい作文ですね、今の生活がすごく幸せだという気持ちが表れていますね、特にお兄さんが大好きという気持ちがすごくいいと思いましたこれからもがんばってくださいね」
結果はいいものだったが私は顔を真っ赤にして照れた
なぜなら「お兄さんが大好きな気持ち」と言うことがすごく恥ずかしくなってしまったからだ
そう私は今の生活がすごく幸せ、だから今の生活がいつまでも続いて欲しい
そう思った
しかしその後この生活が覆るような悲劇が起こるなんて思いもしなかった
- Re: 黒い狂気 ( No.2 )
- 日時: 2010/11/03 16:59
- 名前: 真猫 ◆QmOd43yggw (ID: OROHjpgn)
- プロフ: れすしてーーー
登場人物
美月 12歳 ♀
この小説の主人公
見た目は小柄な女の子
でもすごく活発的でよく走り回る
友実 12歳 ♀
美月の友達
結構消極的でいつも机でうずくまっている
亜津月 15歳 ♂
美月の兄
結構頭がよくて今は受験勉強
三沙 38歳 ♀
美月の母
面倒みや
- Re: 黒い狂気 ( No.3 )
- 日時: 2010/11/03 17:00
- 名前: 真猫 ◆QmOd43yggw (ID: OROHjpgn)
- プロフ: れすしてーーー
第一章
それはある秋の事だった
今日は学校が文化の日で休みでいつものようにダラダラしていた
そして出かけたお兄ちゃんの帰りを待つ
なにも無い時間、ざわめきが一つもない空間
そう今日は私一人、お母さんも美容院に行っている
友達にも片っ端に電話もかけてみたがいなかった
友実ちゃんさえいなかった
ああ暇だなあ、と言う気持ちが心に残る
暇すぎて声も出なかった
誰かに見捨てられてるような気がしてならなかった
こう言うのがいやな予感と言うのだろうか
冷たい北風がその気持ちを深めるように私を包む
不安になって急に学校にいたようなざわめきがある空間にいたくなりテレビをつける
リモコンのボタンを押し続けたが良い番組はやっていないようだ
次にポケットに手を突っ込み何かないかな、と暇を潰せるようなものを探した
あったのは携帯電話
メールでも良いから何とか誰かと話を出来ないかと私は返信をほっといた相手にメールをしようと考えた
でも雑談的なことでメールしてきた人は一人もいなくてメールすることを諦めた
まるで悪夢でも見ているようだった
こんなに暇なのは初めてだった
テレビは面白い番組ひとつやっていなくて、遊ぶ相手もいなくて、メール相手もいなくて、電話に出る人も一人もいなくて、しまいには家にも誰もいない
すごく孤独で怖かった
誰にも相手にされなくなったようで・・・
遠くで楽器の音が聞こえた
近くの高校(いや少し遠いかな)の吹奏楽部の合奏練習の音のようだ
この音のお陰で少し不安がまぎれる
でもすぐこの音はやんだ
それでまた不安がよみがえる
そんなネガティブな気持ちを消そうと押し入れから布団を取り出し、寝ることにした
そして毛布の中に体を包みこんな気持ち思い込みだ、と心に問いかけながら目を閉じた
- Re: 黒い狂気 ( No.4 )
- 日時: 2010/11/03 17:00
- 名前: 真猫 ◆QmOd43yggw (ID: OROHjpgn)
- プロフ: れすしてーーー
次に起きた時は翌日の朝だった
今ではキッチンの方で料理する音が聞こえる
その方ではお兄ちゃんの「飯まだ〜?」という声も聞こえた
そう普段の普通の生活がそこにはあった
しばらくたって起き上がろうとすると頭に軽い痛みが走った
気付くと額に冷えピタが貼ってあった
後からお母さんに聞いて分かったけど夜に発熱していろいろと大変だったそうだ
今思うと昨日は本当に変な一日だった
病気してしまうくらい気持ちが残ったのだろう
前に保健の授業でやったけど気分が体の調子に影響するっていうのはこう言うことなのかな
それからお母さんが部屋に入ってきてもう少し休んでいた方がいいと私を寝かしつけた
それからの生活は普段の幸せな生活に戻っていた
丸であの変な日がただの夢だったように
- Re: 黒い狂気 ( No.5 )
- 日時: 2010/11/03 17:01
- 名前: 真猫 ◆QmOd43yggw (ID: OROHjpgn)
- プロフ: れすしてーーー
—2ヶ月後—
冬、私はお母さんに起こされ目を覚ました
「寒っ!」
私はもう一度毛布に潜りこむ、しかしそうするとお母さんがうるさいからしょうがなく起きることにした
そう今日は学校の登校日、学校は基本的に嫌いだから足取りが重い
寝癖を付けたままリビングに顔を出すとお兄ちゃんに「ちゃんと直してこいよ、みっともない」と言われ洗便所へ向かう
ごく普通の日常だ
朝ごはんを済ますとジャンバーをはおりランドセルを背負い学校に向かう
でも今日はすごく学校に行きたくないわけでもなかった
なぜなら今日は席替えの日だったからだ
私はいつも一緒に登校している友実ちゃんと合流して雑談をする、話題はやっぱり席替えの事だった
実は今までに友実ちゃんと一緒に班になれたことがなかった
いつもくじ引きで席を決めるから一緒に班になかなかなれなかったのだ
でも今回は違くてまず女子三人、男子三人でグループを作ってそのどこかがくっつくというお見合いみたいのものだ
もちろん友実ちゃんとなるつもりだ
学校も嫌なことだらけではないということだ
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